岩手の気仙弁と震災の話。“言葉は文化”と言及されていた通り、同じ詩でも方言によって違った印象を受ける。均一化された標準語に対して、方言は内から湧き出てくるより人間味のある言葉に感じる。親しみやすさが…
>>続きを読む「友だぢがおらよりえらぐ見(め)える日ァ花っこ買って来てががぁとはなしっこ」
詩人の新井高子さんは東日本大震災の後、被災地・大船渡を幾度も訪れて石川啄木の短歌を現地の仮設住宅などに暮らす老婆達と地…
「けせん語」で読まれる歌がなぜこんなにもよいのでしょうか。訳すおんばたちの声の質、発声の仕方、読まれる歌のチョイス、また「けせん語」になったときの親しみやすさ、原文とのその落差、そのどれか、あるいは…
>>続きを読む