とっっっても楽しみにしていた2作目！初日にIMAX鑑賞してきました〜！
全く長さを感じさせない圧巻の作品でした！
【映像美】
砂漠の美しさ・過酷さが前作よりも際立っていた。楽しみにしていたサンドワームに乗るシーンの迫力たるや。椅子の振動に声をあげそうになるくらい、IMAXならではの映画体験に終始興奮しっぱなしだった。
そして、今作ではハルコンネン家の惑星ジェディ・プライムも前作より描かれるが、白黒にした演出が効果的だった。フェイド=ラウサの決闘シーンの熱気が画面から溢れるようで、大変印象的なシーンだった。
【音】
前作と同様の音を再び聴けて嬉しかった。ハンス・ジマーの曲、砂漠やサンドワームの音を、IMAXにより全身で浴びれて大興奮。これは劇場で体感すべき経験だった。
【ストーリー】
監督は2作目単独でも楽しめると言っているものの、1作目でのポールの予知夢と被るシーンが多く、見ていた方がさらに楽しめるとは思った。
今作のストーリーそのものが現実世界と重なる部分が多く、原作者の手腕に驚くと同時に、今に繋がる宗教・民族・資源・核の物語を追っていく見応えもあった。
特に考えさせられるのは「救世主という信仰」のあり方。宗教は大きな集団を統一するには効果的だけど、ベネ・ゲセリットのやり方、「救世主」を盲信するフレメンたちの姿を見て、チャニの言葉と合わせて考えさせられる。監督は次回作では、救世主信仰に対する警鐘を描きたいそうなので、楽しみな点。
【キャスト】
レベッカ姉さんがベネ・ゲセリットとして暗躍したり、チャニの様々な表情が見られたり、前作からのキャストも相変わらず良かった。ティモシー、一段とかっこ良くなった！今作からのキャストで楽しみにしていた女性陣は、少ない出番ながらガッツリ印象的で、レア・セドゥ様の色っ気たら…。
海外のプレミアで出演が明らかになった、大好きなアニャちゃんの役柄を楽しみにしていたが、なんと、その役なのね！！
【最後に】
原作との細かい改変はあるけど、壮大な物語を壮大な映像と音響で魅せてくれる、大興奮の作品でした。ポールとチャニの未来、救世主のあり方を考えると、3作目もぜひ作ってほしいけど、うーん、どう終わらせるんだろう。
