気になる監督の作品ということで、現在加入中のU-NEXTにあったので鑑賞!
オチを読めたものの、やはり翻弄されてしまった…
密室サスペンスなのかな〜、とワクワクして見始めたが、何やら主人公には隠したい過去があるようで…。この監督の作品では、何がヒントになるか分からないので、次々と出てくる登場人物たちやセリフに気をつけながら見た。
他作品のように、語り部が「本当のことを言っているのか」がキーだったように思う。終盤で、弁護士の女性が主人公の話を紐解いていくが、そこで二転三転し、新事実に衝撃が止まらなかった。
中盤あたりでオチに気づいてしまったが、散りばめられた謎や伏線、作品のスピード感に、最後まで夢中になった。
物語の内容自体は悲しく、やるせないものだけど、あのラストで持ちこたえた。
やはり、この監督の作品にハズレなし…!