カトキチさんの映画レビュー・感想・評価

カトキチ

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ひゃくえむ。(2025年製作の映画)

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基本的には『ピンポン』や『ルックバック』に近い作品。「なぜ山登りするんですか?」という質問に対して「そこに山があるから」を丁寧に説明してくれる。

正直、子供の頃からなんでみんなスポーツを部活にするの
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GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊 4Kリマスター版(1995年製作の映画)

5.0

サイバーパンクの扱いだが、押井本人はそのことを否定し『ニューロマンサー』も読んでないとハッキリ公言している。そのかわりSF自体は大好きでアーサー・C・クラークなどを読んでいて、フィリップ・K・ディック>>続きを読む

サムライ(1967年製作の映画)

5.0

いわゆる『燃えよドラゴン』や『悪魔のいけにえ』や『ゴジラ』や『ブレードランナー』と同じくゼロイチ映画の1本だと思う。話としては孤独な殺し屋が些細なミスをしてしまい、それによって組織が用意した殺し屋と警>>続きを読む

ザ・キラー(2023年製作の映画)

5.0

監督フィンチャー、脚本ウォーカーという『セブン』のコンビがフランスのコミックを実写化。企画は2007年から温めてたというが流れ流れて2021年にNetflixに持っていったところ、1年弱の撮影で完成し>>続きを読む

プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

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ざっくりした感想だけで言うと何故か『プリティ・ウーマン』を彷彿させた(実際アマプラのおすすめにプリティ・ウーマンが出てきたくらい)。

これ例えていうなら、黒澤明の下とか、スタジオジブリで働くことにな
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Mank/マンク(2020年製作の映画)

5.0

デヴィッド・ フィンチャーに関しては『セブン』や『ファイト・クラブ』が有名だけど、個人的に『ゾディアック』と『ソーシャル・ネットワーク』が好きなので、それを足して2で割ったような今作は最高のご馳走だっ>>続きを読む

見える子ちゃん(2025年製作の映画)

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もう27年前の作品なのでクラシックといってもいいんだろうが、誰がどう見ても『シックス・センス』のたたき上げで、ここまで同じにすると「観客をどうやって欺くのか?」の一点張りになってくるんだけど見事にヤラ>>続きを読む

ミッドサマー(2019年製作の映画)

5.0

大先輩の『ウィッカーマン』や先輩風吹かせる『マーサ、あるいはマーシー・メイ』などジャンルとしてあるはあるけれど、それとはまったく違うプロダクションデザイン。

はじまった瞬間から終わりまでずーっと緊張
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名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

5.0

『第三の男(もしくはそれを下敷きにしたアルトマンの『ロング・グッドバイ』)』に近いフィルム・ノワールだし、なんならピカチュウのセリフがフィリップ・マーロウ的だし、自分の記憶が書き換えられてるかもしれな>>続きを読む

劇映画 孤独のグルメ(2025年製作の映画)

5.0

最初のほうで「型があるから型破りっていうけど、それにしてもやりすぎじゃね?」と思ったが、後半で「コロナ禍と材料費の高騰でダメになってしまったラーメン屋を立て直すにはどうしたらいいか?」という令和版『タ>>続きを読む

ラストマイル(2024年製作の映画)

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伊丹十三のHow toモノに寄せつつ、セットアップが早くて、これ観たらAmazonで「今すぐ買う」をすぐには押せないと思う。野木亜紀子はホントに良い意味で社会の嫌なところを突いてくる。

『アンナチュ
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ヘルドッグス(2022年製作の映画)

5.0

潜入捜査モノだが、基本はヤクザ映画に近い。深町秋生の世界観なのでスーパーナンペイ事件を下敷きに『仁義なき戦い』『インファナル・アフェア』『友は風の彼方に』『レザボア・ドッグス』を煮込んで純化させたよう>>続きを読む

リボルバー・リリー(2023年製作の映画)

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鈴木清順で一番好きなのは『ピストルオペラ』なんだけど、そこに『グロリア』と『ワイルドバンチ』が乗っかってる感じ。

キャラクターの行動原理についていけないとかノイズは多々あるし、初期の北野武とか鈴木清
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ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年製作の映画)

5.0

ジョージ・ミラーは『マッドマックス2』を作ったとき「1は予告編だった」と言い切ったが、それと同じことが起きた。

ルックもダイアローグもアクションもドラマもブラッシュアップされ、前作になかったエモーシ
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べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

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『ポストマン・ブルース』という作品で殺し屋を演じる大杉漣が「いま日本に殺し屋はどれくらいいると思う?800人だよ。だから大変なんだよ、仕事なくてみんなバイトとかしてるよ。常に練習もしなきゃだし」という>>続きを読む

新幹線大爆破(2025年製作の映画)

5.0

リブート扱いだが、オリジナルから50年経って作られた続編みたいな感じで、基本的には『シン・ゴジラ』のJR東日本版。

『シン・ゴジラ』は「ゴジラが原発に向かって歩いてる!止めろ!」と覚えきれないくらい
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ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ(2016年製作の映画)

5.0

YouTubeで岡田斗司夫が紹介していて興味あって観たんだけど大傑作だった。

シンプルにファストフード版の「ソーシャル・ネットワーク」であり、マクドナルドがどんどんアメリカ全土に進出していくところは
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ビーキーパー(2024年製作の映画)

5.0

監督のデヴィッド・エアーは脚本を書いた『トレーニング・デイ』やエルロイ(『L.A.コンフィデンシャル』の原作者)が脚本に参加し、エアーが監督した『フェイク・シティ』など、上級国民と言われる輩が法で裁け>>続きを読む

ミッシング・チャイルド・ビデオテープ(2025年製作の映画)

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90年代Jホラーの復権(VHSやカセットテープの使い方)やジャンプスケアを使わずにジトーっとした気味の悪さで引っ張る怖さ、何が起きてるのかよく分からないが観終わったあとに「ああ、こういうことなんじゃな>>続きを読む

リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

5.0

嘘偽りなく温泉宿でゆったり過ごすスローライフ系と思って見始めたら度肝抜かれた。

『時かけ』を2分に圧縮。登場人物全員タイムリープを繰り返すので様々なトラブルが襲いかかり、それをひとつひとつ解決してい
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Broken Rage(2024年製作の映画)

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とりあえず配信ということもあって3回観た。当時『TAKESHIS'』のプロモーションで『SmaSTATION!!』に出演した北野武が香取慎吾との対談で「自分で撮った作品で好きなものはなんですか?」と質>>続きを読む

劇場版 殺意の道程(2021年製作の映画)

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『佐久間宣行のNOBROCK TV』でバカリズムが「ネタを作るときに既存のフォーマットを借りるのがイヤで出来ればゼロイチのものを作りたいと思っている」みたいなことを言ってたが、ドラマの脚本に関していう>>続きを読む

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

※ネタバレにチェック入ってますが、映画ではなくドラマの『カルテット』のネタバレになってます。このあとドラマを観ようとしてる方は、このまま前に戻ることをおすすめします。




坂元裕二脚本の連続ドラマ
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怪物(2023年製作の映画)

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元々の発想は脚本家の坂元裕二が車に乗っていて、信号が青なのになかなか前の車が動かないので「なんだよ」と左の車線から追い越そうとしたら車椅子の方が横断歩道から出てきて「オレはなんてことをしようとしたんだ>>続きを読む

蛇の道(2024年製作の映画)

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哀川翔から柴咲コウに変えたことでフィルム・ノワールとして生まれ変わった感じあるし、何ひとつ説明が無いまま話は進んでいくが、グイグイ引き込まれるし、何よりもフランスで撮ってもちゃんと黒沢清になるあたりも>>続きを読む

スパイの妻(2020年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

開始5分で傑作を確信。なぜなら蒼井優が原節子の演技メソッドを完璧に会得してたからで、蒼井優の演技は黒沢清がディレクションしたのか、それとも本人がこれで行こうと思ったのか気になる(なんなら小津安二郎風の>>続きを読む

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章(2024年製作の映画)

5.0

前半は3.11と9.11を軸に『第9地区』『AKIRA』『ドラえもん』そして『サザエさん』に出てくるようなキャラクターなど、怒涛のサンプリングに甘酢要素が入り込んでくるという好きな展開で基本的には緊張>>続きを読む

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

5.0

『JFK』を彷彿とさせる超パワフル編集でオリバー・ストーンにオファーがいったというのも納得。主観と客観を織り交ぜつつ、量子力学の妄想を『2001年宇宙の旅』のような見せ方にするなど、圧倒的なスピードで>>続きを読む

ルックバック(2024年製作の映画)

5.0

3.11の時、スタジオジブリはいつものように仕事をしようとしていたが、とりあえず休みにしますか?みたいな空気が漂った。そこに宮崎駿が現れて「こういう時だからこそ仕事をしなければいけないんですよ!」とス>>続きを読む

Cloud クラウド(2024年製作の映画)

5.0

多分『シン・ゴジラ』以来、2日続けて2回観た。黒沢清の大ファンで信頼してる人がXで「ヘタしたら黒沢清の最高傑作かもしれない」とポストしてたが、確かに黒沢清のベストテンを作りなおさないといけないくらいの>>続きを読む

ザ・ドライバー 4K レストア版(1978年製作の映画)

5.0

劇場ではないが4Kリストア版で作品自体2度目の鑑賞。もちろん映像が鮮明になり細かなところまで見えるようになったが、ぼくが今回観て驚いたのは特典映像のウォルター・ヒルのインタビュー。

まったく存じ上げ
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ダイ・ハード2(1990年製作の映画)

5.0

『ダイ・ハード』の真の魅力は脚本をリライトしたスティーヴン・E・デ・スーザの小粋なセリフだと思っている。

彼は『48時間』のエディー・マーフィーのセリフを書き、アーノルド・シュワルツェネッガーの『コ
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エクスペンダブルズ ニューブラッド(2023年製作の映画)

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(オレの知らない間にお騒がせ女優になってた)ミーガン・フォックスに『マッハ!』のトニー・ジャーと『ザ・レイド』のイコ・ウワイスが同時に観れるというファンはたまらないキャストだったが、やはりアントニオ・>>続きを読む

イノセンツ(2021年製作の映画)

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2012年アメリカで大友克洋の出世作と言える漫画「童夢」に影響を受けたような「クロニクル」という作品が公開された。

「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」の撮影方法で「童夢」をやるという衝撃があってこれ
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

5.0

基本は「ザ・ドライバー」が元なんだろうけど(てか、みんな「ザ・ドライバー」好きすぎるだろ。いやオレも好きだけどさ)、正直驚かされた。何に驚かされたかというと、映画というものを映画で批評してるように思え>>続きを読む

ノック・ノック(2015年製作の映画)

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リメイクでオリジナルは観てないんだけど、基本的には「小さな悪の華」の派生で、家族が出かけて夜ひとりきりになったキアヌの家に女の子が2人やってきて…という話。

イーライ・ロスは「ノック・ノック」ではF
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