cuummaさんの映画レビュー・感想・評価 - 28ページ目

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シンデレラマン(2005年製作の映画)

3.8

世界恐慌という貧しさのなかでも、愛する家族と同胞の仲間に、勝利という明るい希望を共有したかったボクサー:ジム。その不屈で強靭な精神に、心を揺さぶられました。

タイトルとタートル(亀)の両方を手にした
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椿三十郎(1962年製作の映画)

4.0

9人の若侍を画面のなかに、顔が被らないように計算して配置されており、画面構成が美。モノクロだけれど、椿の赤と白がとてもきれい。椿三十郎…粋な名前ですね。

押し入れに隠れる人とか、母娘の場違いなほどの
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怒り(2016年製作の映画)

4.0

重たい。
呼吸困難に陥るほど、圧迫された。

トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

3.6

自分の生活が放送されて、視聴されている…恐ろしい設定です。

視聴率もよくて、大人気番組だったのは、トゥルーマン(ジム・キャリー)の底抜けの明るさ故だと思います。

いぬ(1963年製作の映画)

4.8

初っ端からモノクロで光と影のコントラストの強い映像で、パンチを喰らいました。カッコ良すぎる!!

男たちの友情、復讐、罠。女たちの渦巻く情念。これもカッコよく描かれてます。

「サムライ」もそうでした
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危険がいっぱい(1964年製作の映画)

4.0

アラン・ドロンと美女2人、ビジュアル的に美しい。

訳あり未亡人に雇われたマルク(アラン・ドロン)が泥沼にハマって行く。
過去に罪を犯したマルク…ラストは因果応報。アラン語ドロンのアップが美。

ザ・ビートルズ EIGHT DAYS A WEEK‐The Touring Years(2016年製作の映画)

4.9

偉大なるBEATLES!!

革新的、独創的、スタイリッシュ…世界を牽引しただけある、改めて称賛を送りたい。
過去のものではない、永遠不滅のBEATLES!!

ブルックリン(2015年製作の映画)

4.5

アイルランドから米国に単身渡ったエイリシュが、紆余曲折しながらも独り立ちしていく姿を描く。
エイリシュを演じるシアーシャ・ローナンのキュと結んだ口元が、意志の強さを感じさせ、敵役です。
清々しい映画で
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レディ・バード(2017年製作の映画)

3.8

多感なセブンティーン。自らをレディ・バードと名乗り、タバコを初めて味わい、恋を覚え、親に反発し、ニューヨークという都会に出たい一心で高校生活を送る。
そして、その娘を押さえつけようとする母親がいる。母
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敬愛なるベートーヴェン(2006年製作の映画)

2.5

アンナという架空の人物を登場させて、新たなベートーヴェン像を浮き彫りにすることを期待して観ていたけれど、違いました。不完全燃焼…

モンパルナスの灯(1958年製作の映画)

3.8

画家:モディリアーニのお話。ゴッホを連想させるかのような不遇の画家人生。
酒に溺れ、病に倒れ、絵も売れず…不幸が畳みかける。それと対照的に描かれる妻:ジャンヌの献身的な姿が涙ぐましい。

マイ・バッハ 不屈のピアニスト(2017年製作の映画)

4.5

実在の音楽家:ジョアン・カルロスの生涯を綴る。

天使の仕業か、悪魔の仕業か…紙一重のジョアンがピアノに向かう姿は凄まじい。気迫を感じる。
事故や事件に巻き込まれて右手が不自由になり、次に左手が麻痺し
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朝が来る(2020年製作の映画)

4.2

不本意にも子供を産むことになった少女:ひかりと子供が授からない栗原夫婦…幼い命を軸に物語が進行する。
ひかりと栗原夫婦の経緯が同時進行のように描かれていて、両者の心のうちが理解できるから、観ていて苦し
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LIFE!(2013年製作の映画)

3.8

大人の大冒険!!
探し物を見つけ出すために、アイルランド、グリーンランド、ヒマラヤと舞台を移す。ヘリからの大ジャンプやスケボーで滑走するシーンはスカッとして爽快。
ラストはうるっときます。

みかんの丘(2013年製作の映画)

4.2

戦争の愚かさを静かに描く、素晴らしい映画です。

敵も味方も関係なく、1人の人間として他者を受け入れるイヴォの姿が感動的。
ラストの墓のシーンはうるっときます。

田舎の風景と、質素で倹しい室内が美し
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ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)

4.0

過度の肥満の母と知的障害の弟を抱え、家族のために尽くすあまり自らの道を歩めないギルパート(ジョニー・デップ)のストーリー。

閉塞感が強い進行ですが、思い出としがらみをすべて、焼き尽くしてしまうラスト
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アイリッシュマン(2019年製作の映画)

4.0

イタリア系マフィア好きの私としては、たまらないキャスト。
巨匠:デ・ニーロ、アル・パチーノ、ジョー・ペシ…歳とっても変わらない迫力ですねー。

万引き家族(2018年製作の映画)

4.0

衝撃的な映画です。
これを家族というのか⁇家庭というのか⁇不謹慎だらけだけど、体当たりしている、本気で他者を気遣っている。
感動しました。

安藤サクラの涙が凄い!!

オペラハット(1936年製作の映画)

4.0

田舎者だけれど実直で誠実なジィーズが、都会に出て歪んだ人間関係で傷つく。でも持ち前の善い行いでハッピーエンド。

「スミス都に行く」とよく似たストーリーで、心温まる映画です。

ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

4.8

5つの短編小説、同時刻の世界の各地で、夜のタクシーでの出来事を綴る。

偶然乗り合わせた乗客とドライバーの知らないもの同士が、何を話すか?行動するか?私は、いつもタクシー使うと、この微妙な時空間が居心
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冒険者たち(1967年製作の映画)

4.2

イケおじ2人と女性1人の三角関係を、切なく美しく描いた大人の青春映画。

後半、海を舞台にしたところが特にいい。夢を求めて漂っている3人の心を表すかのようで…。アラン・ドロンは海が似合います!!

(1960年製作の映画)

4.2

ただただ穴を掘る。でも5人の囚人たちの個性が描き分けられていて飽きない。
最後の展開は唖然でした。

重労働している割に服装が小綺麗なのが、気になりました。

ブリッジ・オブ・スパイ(2015年製作の映画)

4.0

米国にいるソ連のスパイ(ルドルフ)とソ連に捕まったアメリカ兵を交換するため、民間人弁護士ジェームスが活躍するお話。

こういう凄技で誠実な弁護士をやらせたら、トム・ハンクス適役ですね。存在感が圧倒的。
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プレーム兄貴、王になる/プレーム兄貴、お城へ行く(2015年製作の映画)

3.8

インド版「プリンス」ディズニー映画みたい。
不仲の兄妹王家一家に入り込んだ、庶民のプレームが、笑いあり、涙ありで物語を牽引し皆の幸せを導き出す。誰もが楽しめる映画です。

インドの女性は華やかで美しい
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用心棒(1961年製作の映画)

4.8

初時代劇、三船敏郎かっこいいです。

三十郎:計算高くて取引上手、どっちに寝返るのか思いましたが、情に優しい平和主義者なんですね。勧善懲悪…爽快でした。

キレのある演技と、メリハリのある展開、効果音
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バジュランギおじさんと、小さな迷子(2015年製作の映画)

4.5

このおじさんに頼りたいと思う迷子のシャヒーダーと、この娘を助けたいと思うパジュランギおじさんの愛の物語。

国の境は人間が勝手に線を引いたに過ぎない。国の違いがなんだ!宗教の違いがなんだ!人との繋がり
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街の灯(1931年製作の映画)

4.8

チャップリンのロマンティックラブコメディー。

自身もお金がなくて困っているのに、目の不自由な花売りの女性に恋をして、なんとか助けてあげようとするおはなし。
サイレント映画なのですが、演技と少しの字幕
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スウィング・キッズ(2018年製作の映画)

4.0

勢いがよく観衆をぐいぐい引っ張っていくストーリー。タップダンスの軽快なリズムが心臓の鼓動のよう。

南北に引き裂かれた朝鮮とアメリカの関係、東洋人と西洋人、白人と黒人…シニカルに描かれていて、考えさせ
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サムライ(1967年製作の映画)

5.0

ミーハーですが、ただただアラン・ドロンがカッコいい!!襟をたてたトレンチコートと中折れ帽…なんという美しさ。
カラー映画なのに色彩のないグレーイッシュなトーンで仕上げ、パリの街並みと調和を奏でている。
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死刑台のエレベーター(1958年製作の映画)

3.8

殺人事件の犯人は誰か⁇一転二転して…どうなるんだろうと思い観てました。
愛が強すぎたのね…ラストを見てそう思いました。

マイルス・デイヴィス良き。

ファミリー・ゲーム/双子の天使(1998年製作の映画)

3.8

ディズニーらしい話の展開。
双子のアニーとハニーが可愛らしい。顔に似合わずイタズラ好きで喧嘩っ早いところがまたいい。ほっこり出来ました。

勝手にしやがれ(1960年製作の映画)

4.5

おフランスがいっぱい詰め込まれたオシャレ映画。
ぐだぐだの男とそれについて行く女。破天荒なふたりだけれど、憎めない。映像も型破りで、この映画とよくマッチしている。

ベリーショートのジーン・セバーグが
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悲しみより、もっと悲しい物語(2018年製作の映画)

4.0

リメイク版から先に鑑賞。

大泣きです。でもそんなに相手を想っているなら早く伝えてーと思いながらまた泣いてました。
愛とは、幸せにも不幸にもなる。

mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

4.0

13才の多感なスティーヴィー、いろんな出来事あったけれど、本物の友情と家族の絆を得たんだ。

病院でお兄ちゃんがポケットからジュース出すシーン、好きです。