やかじょさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

やかじょ

やかじょ

映画(599)
ドラマ(0)
アニメ(0)

プレステージ(2006年製作の映画)

3.7

テネット3回目を観て、その後鑑賞。
かなり鍛えられたせいか、そうきたかー、と素直にオチを味わえた。
面白い、クリストファー・ノーラン天才。

若い頃のクリスチャン・ベイルとヒュー・ジャックマンちょっと
>>続きを読む

ぼくの伯父さん(1958年製作の映画)

3.4

大学の授業で観てから気になってはいたけど、DVDが見当たらない状態でずるずるときてやっと渋谷TSUTAYAで目にしたので借りてきた。
すごくセリフが少なくてフランス語の勉強に良さそうだったけど、フラン
>>続きを読む

薄氷の殺人(2014年製作の映画)

2.5

中国映画に進出していたグイ・ルンメイちゃん。台湾映画以外では初めて観た、相変わらず、にこりともしない役を演じている。
容疑者の女に惹かれながら真相を探る元刑事。グイ・ルンメイが魔性というかそこらへんの
>>続きを読む

フェアウェル(2019年製作の映画)

3.0

西洋において命は個人のものだが、東洋においての命は家族や全体のもの、どちらが良いとか悪いとかいう問題じゃなく文化が違う場合にどういう風に寄り添っていくかという問題提起が明確なのに、結果が今ひとつ雑な気>>続きを読む

TENET テネット(2020年製作の映画)

4.5

TENET面白すぎて、感想書けないパターンのやつ…
1回目は何が分かんないかも分かんなくて、でも面白いことは分かる…
2回目は何が分かんないか説明できるようになる…
そして興奮しすぎて、観賞後の日常が
>>続きを読む

LEGO(R) ムービー(2014年製作の映画)

2.3

甥っ子に見せて、LEGOたくさんほしい!って騒がせて妹を困らせたい。
まぁ、甥も姪もいませんけど。
子供向けギャグと大人向けギャグと混じっていてこれを子供が見ても大人が見ても楽しいと言うか、どちらが見
>>続きを読む

窮鼠はチーズの夢を見る(2020年製作の映画)

2.9

なぜ今ひとつだったか、ということは明白で、今ヶ瀬も先輩も苦手なタイプだから。断れない、を言い訳にふわふわと人の間を渡り歩く先輩もどこまで行っても不安で相手のスマホをチェックして益々不安に陥る今ヶ瀬もど>>続きを読む

IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

3.7

ずっと気になってたけど、ホラーが駄目なので人と観る機会を狙っていた。
結果的にそこまで怖くなかった。
あまりにもアメリカ的で自分の生活の恐怖と直結しなかったからかな。
そしてあまりにも怖い思いするのは
>>続きを読む

チャーリーズ・エンジェル(2019年製作の映画)

3.2

前作を把握してないと最初から飛ばし気味で置いてきぼりになる感じ。
なんとなく追いつけたのは最後の方。
いい感じに騙されました。

ナオミ・スコット見たさに観たけど、コミカルクールなクリスティン良かった
>>続きを読む

きっと、またあえる(2019年製作の映画)

3.9

「きっと、また会える」「ダンガルーきっと、つよくなるー」など日本のインド映画担当は「きっと、うまくいく」のタイトルに寄せすぎだと思う。
そこに苛立ちを覚えつつも、「きっと、うまくいく」が好きな人ならき
>>続きを読む

センター・オブ・ジ・アース(2008年製作の映画)

2.9

本当にディズニーか?と思うほど、シンプルな作品だった。でもよく考えたら元々のディズニーはシンプルだったな。
パイレーツを考えてしまうとアレンジを効かせた作品をイメージしてしまう。
すごくポジティブな意
>>続きを読む

盲目のメロディ~インド式殺人狂騒曲~(2018年製作の映画)

3.2

なんかポスターの感じと「見えすぎちゃってスイマセン」のキャッチコピーから想像してた話と違った!
ぐいぐいと思ってたのと違う方向に話が進んでって、そんなでもって最後のシーン!
最初よく分からなくて、ん?
>>続きを読む

サマーフィーリング(2016年製作の映画)

2.9

人生を楽しむのが仕事だ、という名言。
恋人を亡くした夏、1年後の夏、2年後の夏。
もしも恋人をなくしたらどうやって生きていくのだろうか。
私は一緒に暮らしているわけでも相手の家族と会ったことがあるわけ
>>続きを読む

スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

3.2

これでしたっけ?ソニーとディズニーの対立がトムホランドが立ち回って作品制作に漕ぎ着けたの?
そりゃ、トムホランドがプリーズプリーズって困った顔でお願いして回ったら周りの大人たちは笑顔を見たいがために頑
>>続きを読む

アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

4.0

この映画が話題になって初めてマーベル映画に興味持ったので、これを観るために今まで頑張ってきたと言える。
思えば最初の頃のキャラ紹介映画は挫折しそうになったけど、あれもこれもどれも全部観てきたからこの感
>>続きを読む

ブーリン家の姉妹(2008年製作の映画)

3.1

小説の上巻を読み、世界史の用語集でヘンリー8世〜エリザベス1世の頃の用語を調べて鑑賞。
映画の方がまろやかかな、母親を筆頭に。
自殺したくなるレベルで親族が親族(という体裁で自分)の出世しか考えてない
>>続きを読む

ドロステのはてで僕ら(2019年製作の映画)

3.6

森見登美彦氏が紹介していて、気になったので見てみた。

内容は違うけど、カメ止めを彷彿とさせる低予算でもアイディア次第で面白い映画が作れる!とワクワクさせられる映画だった。もっと話題になって売れていい
>>続きを読む

ラスト・クリスマス(2019年製作の映画)

2.8

また意図せずクレイジーリッチ君の出演作を観てしまった。しかし彼の方でも着々と出演作を増やしているようで。
イケメンとも言いがたい気がするけど、あの出てきたときから主役級のポジション張ってるのはなんなん
>>続きを読む

ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋(2019年製作の映画)

3.6

コロナ期間中Podcastでロングショット良かったよね!良かったよね!って称賛されていたので観られて良かった。
シャーリーズ・セロンもセス・ローゲンもほとんど出演作観たことなかったけど、それぞれ異分野
>>続きを読む

晩春(1949年製作の映画)

3.4

借りるときにあらすじ読んであまりに麥秋に似ていたので、本当に見ていないか確認してしまった。
小津作品の題名って何基準でつけられてるんですかね。

今回は北鎌倉駅・鎌倉駅が映っていましたね。それと電車が
>>続きを読む

オーシャンズ8(2017年製作の映画)

3.0

えぇ、お兄ちゃんなんで死んだんだっけ?
13観てないんだっけ?みたいなところからのスタート。
サンドラ・ブロックって髪型とかでかなり印象違うな。
最初の物盗りのテク、これはみんなに教えちゃ絶対ダメじゃ
>>続きを読む

レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

3.6

この3ヶ月、『君の名前で僕を呼んで』『ストーリー・オブ・マイ・ライフ』『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』を観て、完全にティモシー・シャラメから目が離せない…と思ってFilmarksのファンに登録しち>>続きを読む

はちどり(2018年製作の映画)

3.3

※ほとんど映画とは関係のない感想です。

観始めて最初の方、ウニの反応の乏しさからもったりした印象で観終えた後もそんなに褒めたたえたい気持ちではなかったんだけど、じわじわと昔のことを思い出してた。
>>続きを読む

母なる証明(2009年製作の映画)

3.6

今年は(自分の中で)韓国映画の幕開けだねぇ。
やっぱり面白かったポン・ジュノ作品。
予想通りの展開、とはならない。まぁ、もしかしたらたくさん観ていくとポン・ジュノ慣れしてきて展開が読めちゃうのかもしれ
>>続きを読む

タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

3.5

『パラサイト』以来初めてのソン・ガンホ。いいおじさんっぷり!
そして今回は善良な市民の演技が光りますね。
この善良というのは国民として、ということ。
中東に出稼ぎに行っていた経験から自国が良い国だと本
>>続きを読む

アントマン&ワスプ(2018年製作の映画)

2.7

アントマンが出てくる作品だけ追えば、最短でエンドゲームまでたどり着ける、何かわからないことがあってもそれはスコットも分かってないから大丈夫、って話があったけど逆に1個1個着実に観てったらスコットのこと>>続きを読む

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

3.1

3ヶ月半ぶりの映画館鑑賞。
思ったよりハマらなかったな。
子供の頃、若草物語を読んで、こんな友達がほしい!4人姉妹になりたい!という本心の読書感想文を書いた記憶があるのだけれど、残念ながらあまり内容を
>>続きを読む

サーミの血(2016年製作の映画)

3.0

何年か前に東京国際映画祭で賞を取っていたのは知っている。

サーミというのは北欧の北部でトナカイを飼い暮らす原住民のこと。
現代は事情も改善されているようだが、かつては劣ったマイノリティとして差別され
>>続きを読む

すべての政府は嘘をつく(2016年製作の映画)

3.2

製作がカナダというのがちょっと興味深い。
自由でリテラシーの高そうなイメージのアメリカでもジャーナリズムが機能しているのは言い難いのかな。
でも日本の場合主要メディアが事実を伝えていないのだとすると、
>>続きを読む

女神は二度微笑む(2012年製作の映画)

2.8

観ながら題名が既にネタバレじゃね?と思ったけど、改めて題名観たらそんなことなかった。

なんでだろう、なんとなく結末が見えてしまったので、純粋に楽しめなかった。
何かの作品に似ている?
ラナ、の名前の
>>続きを読む

はじまりのうた(2013年製作の映画)

3.4

あまりに評判が良いので期待し過ぎたかもしれない。
音楽で言えば、「シング・ストリート」の方が印象に残った。
最初のシーンのちょっと今ひとつだなって感じたそのままになってしまった。
ただアレンジで音楽っ
>>続きを読む

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.7

久しぶりに良い恋愛映画を観た。
幸か不幸か一夏限りの恋をしたことがない。
でもこの映画を観て、ティーンエイジャーのみずみずしさでそれを経験してしまった。
最初に観て1週間が経つけれど、今週私の心は完全
>>続きを読む

ピッチ・パーフェクト(2012年製作の映画)

3.3

伝統と革新というのはすごく難しいテーマだよね、といつも思っている。
守ることに価値ある伝統とそうでない伝統の違いは何?

終始ボーイズグループのパフォーマンスに心奪われた。特に中盤の準々決勝くらいのは
>>続きを読む

二重生活(2012年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

これはあらすじも読まないで観た方が楽しめるな。

めっちゃゲスの極み乙女。やん...
と思ったけど、人間的なクズさと同時に国が推し進めた政策の悲劇でもあるのだろうと思う。
2つの所帯を持ち、それでも満
>>続きを読む

聖なる呼吸:ヨガのルーツに出会う旅(2011年製作の映画)

3.6

最近ドキュメンタリーが気になるものの、映画館で観るとかなりの確率で眠くなってしまうので、お家でゆっくり観るのが向いているかも。

現代ヨガのルーツを探しにインドへ行く旅。
まず私のイメージするヨガとだ
>>続きを読む

トム・アット・ザ・ファーム(2013年製作の映画)

3.1

息の詰まるような愛のサイコサスペンスとはなるほどね。

DVとはこうやって関係性を強めてくるのだなと思った。
何もかも暴力で支配してこようとする一方で、優しく包み込むように接し相手を必要とする。
そん
>>続きを読む