msさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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リベンジ・スワップ(2022年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

スクールカースト転げ落ちたクイーンビーがレズビアンの転校生と手を組み交換復讐する話。

湿っぽくないカラッとした雰囲気でテンポ良く進むので、意外と120分もある尺を気にせずあっという間に観られた。パス
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アダムス・ファミリー2 アメリカ横断旅行!(2021年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

この話は果たしてアダムスファミリーでやる必要があったのか?
ファミリームービーだからかもしれないけど、あまりに毒気がないというか、当たり障りないというか、腰がひけてるというか…

先読みできる展開の
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ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード(2021年製作の映画)

3.6

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ライアン・レイノルズってかっこいいんだな…と、彼の出演作を見るたびに新鮮に驚いちゃう。青い細身のスーツがめちゃくちゃ似合う。
前作の内容をぼんやりとしか覚えてなかったけど全然楽しめた。

強いて言えば
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パリ、テキサス(1984年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

砂漠の只中で倒れていたのを迎えに来てくれた弟との帰路、幼い息子と一緒に母を探す道中、トラヴィスを中心に描かれる2つのロードトリップ。

トラヴィスは仕事も愛も捨てて逃げ出した男なのに、なぜか彼のことを
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

想像の数億倍めっちゃ気の利いたアクションエンタメ映画だった。

カリカチュアされた「世界の見たいニッポン」感が嫌いじゃない。きゃりーぱみゅぱみゅ的なキッチュでポップでケバケバしいJAPANイメージが今
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テッド・バンディ(2019年製作の映画)

3.5

もっと過激なサイコパス殺人鬼モノかと思っていたけど、かなり抑えられた演出でテッドの恋人リズの視点から物語に没入することができる良作スリラーだった。
ザック・エフロンの軽いハンサムぶりが遺憾なく発揮され
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セシル・B/ザ・シネマ・ウォーズ(2000年製作の映画)

3.5

アングラ映画狂集団がハリウッド女優を誘拐しインディーズ映画製作に乗り出し拝金主義的ファミリームービーを量産するハリウッドに中指立てる話。

いわゆる“ハリウッド大作”も普通に好きな私としては彼らの意見
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真夜中のパリでヒャッハー!(2014年製作の映画)

3.8

フィリップ・ラショーのセンスの良さ。
この人ほんとすごいな。
遊園地のシーンがとてもよかった。

羅生門(1950年製作の映画)

4.3

びっくりするくらい面白かった。黒澤明ってやっぱ面白いんだな。

羅生門っていうんだから「この髪を抜いてな、この髪を抜いてな、鬘にしようと思うたのじゃ」の話かと思ったらそうじゃなかったというのがまず驚き
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グレイマン(2022年製作の映画)

4.2

ゴズリングがかっこよすぎて特に言うことがない。こういう映画が観たかった。ほんと…なにこれ? めっちゃかっこいいな。すごいな。

ハードなアクション映画で話は至ってシンプルなのにまったく飽きないし、釣瓶
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セリーヌとジュリーは舟でゆく(1974年製作の映画)

3.9

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公園のベンチで魔術書を読んでいたジュリーの目の前を、ポロポロ物を落としながら走っていくセリーヌ。 フランス映画らしい味付けで不思議の国のアリスを換骨奪胎したキッチュでチャーミングで可愛すぎるトリップ・>>続きを読む

エルヴィス(2022年製作の映画)

4.0

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ゴージャスでド派手で孤独なエルヴィスの煌びやかで悲しい物語だった。スターダムに押し上げられ求められるがままにショーをこなし、あれよあれよという間に豪華なホテルの最上階に閉じ込められていくエルヴィス。表>>続きを読む

FRANK ーフランクー(2014年製作の映画)

3.5

奇妙な映画だった。ジャケの印象からもっとポップな音楽映画をイメージしてたけど、思いのほか静か。
ドーナル・グリーソンのナヨナヨした感じがとてもいい。

リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

3.8

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妙に早熟な15歳の少年ゲイリーと大人になりきれない25歳のアラナが繰り広げるすったもんだがとってもキュート。
ラブストーリーの王道を走っているかと思いきやあちこち寄り道するせいで1分先が読めない展開は
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オールド(2021年製作の映画)

3.6

すっきり系のシャマラン。面白かった。
ガエル・ガルシア・ベルナルを見ることができて満足。

ディナー・イン・アメリカ(2020年製作の映画)

4.8

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パンクでアナーキーで超チャーミングな最狂の愛を食らってしまった。こんなに突き抜けたロックなラブストーリー大好きに決まってる。

「最悪の俺に、とびっきりの天使がやってきた」っていうバッファロー66のキ
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

5.0

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面白すぎて映画館で死ぬかと思った。
タイトルバックからDanger Zoneが流れて戦闘機が空母から離陸するオープニングシーケンス、前作をなぞった演出がもう胸が熱くて、冒頭ですでに泣いた。人間ってカッ
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シニアイヤー(2022年製作の映画)

3.6

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良くも悪くも無難にソツなくまとまった学園コメディ。という印象。
でもレベル・ウィルソンがいつも通り潔く品がなくて1秒もウジウジしない鋼のメンタルなので観ていて爽快だった。もうちょっと悩んだり戸惑ったり
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ガンズ・アキンボ(2019年製作の映画)

3.5

勢いがよくて好き。ゲーム感覚で人が死んでいって、特に深みがないのが美点というタイプのバイオレンス映画。ダニエル・ラドクリフって普通にハンサムだよなと思う。

サマラ・ウィービングはもうこういうB級バイ
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この世に私の居場所なんてない(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

こわばりがちな人物の表情とか画面の彩度の低さとかがもう不穏な雰囲気ビンビンで、これはイロモノ系ホラーかなと思ったら、全然真っ当なサスペンスで逆にびっくりした。ぜったいイライジャ・ウッドがサイコパスな殺>>続きを読む

ローマの休日(1953年製作の映画)

4.5

オードリー・ヘップバーン好きだった父がレンタルビデオ屋で借りてきたVHSをテレビで一緒に観たことがある。当時わたしは小学生だったけど、幼心にジョー・ブラッドレイの隙のないハンサムぶりにぶっ飛んだのを思>>続きを読む

ピカソ-天才の秘密/ミステリアス・ピカソ(1956年製作の映画)

3.8

まず動いて喋るピカソを初めて見た。かっこいいじいさんだなと単純に思う。

作品の製作過程を音楽とともに映していくだけのかなり淡々としたドキュメンタリーだけど、いつの間にかピカソの筆運びに引き込まれて、
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猿の惑星(1968年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

名作と語り継がれるのも納得の超面白いSF大作だった。
野生と化し知性を失った人類と、それに成り代わり地球を征服した猿。かなりのトンデモ設定だけど、大勢のエキストラで実際の自然を使って撮影し、精巧なメイ
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幸せのレシピ(2007年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

アーロン・エッカートってダークナイトでしか知らなかったが、ラブロマンス映画で見るとぜんぜん雰囲気が違うので驚いた。仕事の腕が良くてユーモアあって明るくてオシャレなアパートに住むニック、かなり魅力的。で>>続きを読む

パパVS新しいパパ 2(2017年製作の映画)

3.5

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メル・ギブソン濃くていい男だなあという以外は1とだいたい同じ感想であった。

息子がボーリングのピン1本倒して狂喜する場面は、ザック・スナイダーの300でレオニダスが最後の最後にクセルクセス王の頬に擦
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アネット(2021年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ロック・オペラというかミュージカルというか、そういうジャンル分けが不可能というか、下世話な愛憎劇にも見えるが神話のような風格もあり、突拍子もない展開のないコメディのようでもある、すさまじい作品であった>>続きを読む

ファイナル・ガールズ 惨劇のシナリオ(2015年製作の映画)

3.6

ホラー映画クリシェに全力投球しているコメディ。コンパクトでテンポ良くて楽しい。
結局私はこういう映画が好きなんだなと思う。
アダム・ディヴァインが出てるとそれだけで安心感がひとつ上乗せされる感がある。

カモン カモン(2021年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

なんでもない会話、なんでもない日常を見つめる視線が穏やかでエモーショナルで、ドキュメンタリーを観ているような気持ちになる映画だった。演者たちの大袈裟じゃない自然体なお芝居が心地いい。白黒であることがこ>>続きを読む

僕の中のあいつ(2018年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

定番の入れ替わり系。安定してちゃんと面白くてよかった。

ただ入れ替わったあとのヤクザ(中身はヘタレ男子高校生)がずっと病院で昏睡状態なので、そちら側のすったもんだが描かれないのがもったいない気がす
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ヒーズ・オール・ザット(2021年製作の映画)

3.5

軽いノリの学園ラブコメ。
なんならリメイク前のより好きだったかもしれん。が、やはりキャメロンもともと細マッチョなイケメンやんけ!とは思ってしまう。
前作でヒロインやってた子が今作の主人公のママ役だった
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目指せメタルロード(2022年製作の映画)

3.8

高校時代に友達と3Pバンド組んで駅近の貸しスタジオで練習してた昔を瑞々しく思い出すなどした。

スリップノットやマンソンにハマったあの頃、有刺鉄線のチョーカーやスタッズのついたバングルやドラムのツイン
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ボー・バーナムの明けても暮れても巣ごもり(2021年製作の映画)

5.0

ロックダウン中に自宅でひとり孤独にこの映像作品を作り上げたボー・バーナム、「エンターテイナー」ってのはこういう人のことを言うんだなと思った。最近観た音楽映画のなかで一番好きだった。これかアメリカン・ユ>>続きを読む

ザ・スイッチ(2020年製作の映画)

3.8

ほどよいゴア描写の良作スラッシャー・コメディ。ホラー好きのツボを抑えつつコメディとして純粋に楽しい。グロ描写もそこまで激しくないのでこの手のジャンル映画入門にぴったりの一本。

内股で走って好きな男子
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任侠学園(2019年製作の映画)

3.6

どこが良かったかと聞かれるとあまり具体的には出てこないけど、普通に面白かった。テレビドラマでよかったんじゃって気もするけども。

無線でどうぞどうぞ言い合ってるところは声出して笑った。西島秀俊はシリア
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ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

暗黒版・大人のための飛び出す絵本。

作品としてはシェイプ・オブ・ウォーターのほうが好きだったけど、デル・トロらしいディテールに凝りまくった舞台セットや小物や衣装に魅了される。グロテスクでアングラな見
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

最初から最後まで暗くて陰々としていて悲愴感漂うダウナーなヒーロー映画だった。DCだから、というか、バットマンだから許されるこの暗さ。ニルヴァーナが最高に似合う。

昼は陽キャな金持ち、夜は悪をしばいて
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