しゃおりんさんの映画レビュー・感想・評価 - 14ページ目

言の葉の庭(2013年製作の映画)

3.0

やっっっっと見た。
先輩が言の葉の庭の背景について論文を書いてたから私も観なきゃってことで観た。
新宿御苑とてもきれい…、というか新海誠の作品の背景ってやっぱり本物以上にきれい…。嫌いな雨がこの映画を
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ブライダル・ウォーズ(2009年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

憧れの結婚式場でジューンブライドが夢だった2人の女の子が成長して同時期にプロポーズされてコーディネーターの手違いで日時が被ってしまってどっちかが憧れの結婚プランを諦めなきゃいけない…、という話。
結末
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8月の家族たち(2013年製作の映画)

4.7

何となく自分の親の老後が視野に入りつつある時期にこの作品を観れて良かったと思う。あと、自分の祖父がヴァイオレットと同じく認知症なので、食卓で急に怒りだして演説始めちゃったり話の展開がいきなり変わっちゃ>>続きを読む

ミスト(2007年製作の映画)

4.2

こりゃあ最悪だああああーーー!!!!!と最後に叫んでしまった。
これはひどい!最悪!だけどエンターテイメントとしては良いパニック映画でした。
虫がキモすぎ!クモが強すぎ!あの糸には笑ってしまった。
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スーパーサイズ・ミー(2004年製作の映画)

4.5

健康な男性が30日間三食マック漬けになったらどうなるか、という実験的ドキュメンタリー。
自分がファストフード大好きだし、安くてお腹いっぱいになるから金銭的な面からもお世話になることが多かったけど、こう
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奇人たちの晩餐会(1998年製作の映画)

3.2

毎週水曜にバカを招く晩餐会。
バカを招いてバカにしようとしたらそのバカのバカさ加減に足元を掬われて自分の隠し事がどんどんバレて逆に自分がどんどん惨めになる話。
バカを招く晩餐会っていうのがまず鼻持ちな
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レオン 完全版(1994年製作の映画)

4.7

とうとう観た。
キッチンでブタを飼っているんだ のあたりですでにレオンかわいっ、ってなった。
チョーカーと観葉植物と牛乳とサングラス。
レオンのあの巨体で素早い動きで着々とターゲット殺していくとことマ
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ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

2.7

恐ろしく長いいいいいいいいい
お金とか株とか全然分からないから途中から何でもいいよ、という気になってしまったので私には向いていない映画だったのでしょう…。
どんどんお金持って薬と女と酒に溺れていって最
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ノルウェイの森(2010年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

今ならなんとなく分かる。
直子さんも緑ちゃんもハツミさんも。
キズキと直子と僕と緑がどんどん数珠繋ぎになっていってるなあ・・・。
悲しみは精一杯悲しんで何かを得たところで次にやって来る悲しみを防ぐこと
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ライトアップ! イルミネーション大戦争(2006年製作の映画)

4.6

最初から最後まで飽きずにずっと楽しかった!
まず、グーグルアース的な世界を一望できるサイトから自分の家が見えないのが悔しくて宇宙からでも見えるようにするってところから壮大なイルミネーション戦争が始まっ
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ティファニーで朝食を(1961年製作の映画)

5.0

大好きな映画。
結構昔に観て、ラストシーンとMoon River以外ほとんど記憶になかったんだけど、すごく大好きな映画ということだけは覚えてて、もう一度観たらやっぱり大好きだった。
最初の、まだ街も眠
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マイ・ブルーベリー・ナイツ(2007年製作の映画)

2.3

ノラちゃん見たさに。
う〜ん、特におもしろくも感じなく。ときめきも感じず。だら〜っと観てた。
ただ、ギャンブルお姉さんと別れた時のノラちゃんのセリフの中に「他人の中に自分を見る」「相手を鏡のように見る
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時をかける少女(2006年製作の映画)

4.2

社会に出る前のモラトリアム期に観て死んだ。
もう一回夏に観よう。
名作オブ名作の所以がわかったよ〜おもしろかった。
スタスタ歩み寄ってからの「未来で待ってる」からの「すぐ行く、走っていく」ね。
ああ〜
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逆噴射家族(1984年製作の映画)

3.7

寝起きの一本目で観るにはパンチ効きすぎた(笑)
家族ゲームで見たような清々しいまでの字義通りな意味での家庭崩壊をここでまた見た。好きだなあ〜だんだん狂気に染まっていく感じ。
最後のお父さんは採掘機?穴
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レプリカ(2012年製作の映画)

3.3

In their skinというタイトルになるほど、という感じ。
すごくコンセプトはいいんだけど、なんかいろいろキャラが暴走しすぎた感じかなあ。登場人物の色は濃いのに結局説明されないままぼんやりして終
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ラン・ローラ・ラン(1998年製作の映画)

3.4

彼氏の尻拭いのためにローラが走って走って走り回る話!!!
イカしたアニメーションの使い方や疾走感のある音楽が爽快だった。あと、個人的に好きだったのはチョイ役で出てくる人たちのバックグラウンド紹介。
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君の名は。(2016年製作の映画)

4.5

きゃーっ観ちゃった!
先輩が新海誠の作品を題材に卒論を書くとのことで、ゼミの中で空前の君の名はブームとなり、遅ればせながら私も視聴です。
正直、ただの流行りだろうとかなり期待値低かったのだけれど、なん
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ロッタちゃんと赤いじてんしゃ(1992年製作の映画)

4.7

ロッタちゃんシリーズ二作目。
前作からロッタちゃんのかわいさに魅了されっぱなし!私的に赤い自転車の方がクスッとくる要素あって好きかも。
内容は、
・風邪っぴきロッタちゃん
・ピクニックロッタちゃん
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クルーレス(1995年製作の映画)

3.3

かわいかった!
最初ミーンガールズのプラスティックガールズの話かと思ったけど、主人公のシェールは自分の正義を貫き通せるイカしたガールだった。それが例え必ずしも人のためになってなくても、そこまで人のため
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震える舌(1980年製作の映画)

4.0

痛いよ〜〜〜、舌と歯とお腹と心臓を痛めながら観ました。まーちゃんよく頑張ったねえ、本当に・・・!!!
お母さんとお父さんのやつれていく姿もまーちゃんの弱っていく姿やボロボロになっていく肌とかたぶん穴だ
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ニンフォマニアック Vol.2(2013年製作の映画)

3.8

グッサリ。最後でバリーンとハートが砕け散りました。
ジョーにとってセックスは孤独を埋めるためのものだったけど、不感症になって孤独が埋まらなくなったときにもがいていろんなこと試行錯誤して、自分で自分の首
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ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える(2011年製作の映画)

3.6

なんでだろう、1から舞台が変わっただけなのにこっちのが好きだった!!
チャウとテディは無事なのか、また過剰に心配してしまったけど全部丸く収まってよかったよかった。タイは情緒ある素敵な国だね〜!すごく行
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さよなら、さよならハリウッド(2002年製作の映画)

3.4

ヴァルが盲目の状態で作った映画が実際どんなものだったのかがすごく気になった。アメリカではゴミ扱いされてフランスでは天才だ!って大ヒットする映画・・・笑
ヴァルの偏屈ジジイっぷりが憎めない愛しさだった。
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タクシードライバー(1976年製作の映画)

4.0

トラヴィスの気持ち悪さ!
トラヴィスだけじゃなくて、全体的にみんな噛み合わない。会話してるはずなのに手で空を掴むような感じで気味が悪い。
その気味悪さっていうのはトラヴィスがデートするときの自分の価値
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ぼくの伯父さん(1958年製作の映画)

5.0

数日前に映画館でおじさんを観ましたが、今日はべつのおじさんを観ました。

もおおおおおすーーーんごいよかった!!
とりあえず興奮覚めやらないうちに好きだったところ箇条書きします。ネタバレになってしまう
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カラスの飼育(1975年製作の映画)

3.1

(暗くて見えづらいシーンが多々あるので光の加減にご注意)
まず、観終わって思ったのがこのカラスの飼育っていうタイトルの意味。べつにカラスは出てこないし主人公のアナが誰かに飼育されてるような感じでもない
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ぼくのおじさん(2016年製作の映画)

3.5

緩急のないゆんるい映画。
観終わったあともずっとあの音楽が頭から離れなくてぽやぽやした気分(笑)
おじさんがかわいい。
大学院志望のヒモ彼氏の一言、「居候って手もあるのかぁ」。
ないです。

ロッタちゃん はじめてのおつかい(1993年製作の映画)

3.8

妹に勧められて視聴。
ロッタちゃんかわいい〜!
すぐしかめっ面になっちゃうとことか、小さい子って感じ。すぐ怒ってすぐ笑う。
お兄ちゃんお姉ちゃんみたいに早くなりたいのに体が小さいからスラロームもうまく
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ニンフォマニアック Vol.1(2013年製作の映画)

3.0

色狂いの女の人の語り。
ホォォ〜!これが噂の!!とワクワクして見始めたはいいものの、性について赤裸々に語られるので、官能的であるのだけれど、それでいて想像以上にとても重い。
「愛とは嫉妬の要素を付け加
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悪魔のいけにえ(1974年製作の映画)

4.0

ハロウィンも近いということで。
タイトルがもう、シビれるよね。The Texas Chain Saw Massacre。
観終わった後もあの家族は一体何だったのかとか、友達はどうなったのかとかいろいろ
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ビッグ・フィッシュ(2003年製作の映画)

4.5

あったかい作品で胸が熱くなった。
父親の語りによって育って、それを疎みながらも父親の死に際に今度は自分の口から物語を語って看取る。飽きるほど聞いたものは体に染み込んでて、それを還元して自分の語りとして
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マシニスト(2004年製作の映画)

3.0

寝不足で頭がヘンになる話かと思ったら、まあ寝不足になっちゃうような理由がちゃんとあるはずで、っていう話だった。
最後まで観たときなるほどそういうことかと思ったけど結局黒人の男が何者なのか黙して語らず仕
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フェリスはある朝突然に(1986年製作の映画)

4.5

おもしろかったー!
これもまた学校サボって親に内緒で好き放題する系。フェラーリ南無三ー!!!
個人的に、一騒ぎ終えて病み気味だった友達がこれをきっかけに一皮剥けたのがとてもすっきり!一瞬の隙に死にそう
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退学処分(2014年製作の映画)

3.0

最初から漂うチープ感と何番煎じ感にめっっっちゃ観るの後悔して話の展開に半分キレてたのだけれど、そして観るに耐えず途中で放置して何日か開いたのだけれど、やっぱり最後まで観なくてはと謎の使命感を発揮して3>>続きを読む

東京難民(2013年製作の映画)

2.5

しんどかったです。
自分がいろんなことにずさんだから尚のこと他人事じゃなかった・・・。何かあった時のために、貯金しよ。というか働けるチャンスがあるならちゃんと働こ。自分の居場所があるって幸せなことだな
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舟を編む(2013年製作の映画)

5.0

とても良かった。本当にとても良かった。
言葉って本当に素敵。言葉で言い表せないことって生きている中でたくさんあると思うのだけれど、辞書作りって、いかにその言葉以上の余剰を追求するかっていうとてもロマン
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