「007映画を越えた007映画」としての傑作スカイフォールを受けての続編。
結果は、凡庸な007映画です。
お馴染みのアヴァンタイトルのアクションシーンはメキシコシティの死者の日のエキゾチックの雰囲>>続きを読む
イーライ・ロス、最高傑作更新!
ソーシャルジャスティスや延いては西洋化社会全般の「思い上がり」を撃ち抜く批評性を忍び込ませるオトナぶりじゃないですかっ!
もちろん、そんな批評性は忘れて、相変わらず>>続きを読む
新宿武蔵野館さんの「食人フェスティバル2015」にて、鑑賞。
高橋ヨシキさん、平山夢明先生のトークショー込み、で堪能しました。
最高の企画でした!ありがとうございました!
肝心の作品ですが、所謂「ゲ>>続きを読む
気合の入ったアクションやセット、演出、撮影に関しては、
その過剰さも、ツッコミ所を含めて楽しんで、評価もしておりましたドラマ版「MOZU」。
しかし、「劇場版」となると、なんと凡庸で稚拙に感じてしま>>続きを読む
うしろ姿のビジュアルポスターという時点で、いわゆる凡百の「アイドル」とは一線を画したアーティスト、パフォーマーであるという事を、改めて主張しているようですが、
そんな事はファンならば、言わずもがなでし>>続きを読む
名物企画「オトカリテ」にて再見。
やっぱ、大きなスクリーンとスピーカーで観ると味わいが、増す。
もはや、怒デスで天下を獲った感のあるトム・ハーディですから、今観るなら、トムの八面六臂の大活躍を堪能す>>続きを読む
ヤッツィィィーー!!
コェェよ、ババァwww
シャマラン復活か!?
久し振りの快作じゃないですか?
「シックスセンス」のせいで、どうも「ツイスト」の部分ばかりが期待されてしまい、
「ヴィレッジ」「レ>>続きを読む
期待、故の厳しめ評価、で。
みんな大好き「ナメてた相手が、実は殺人マシーンでした」ムービーの新たなスマッシュヒットと言うことで、日本公開を楽しみにしていたのですが、待たされて、上がってしまったハード>>続きを読む
つまらないです。しかも、これより悪い映画を観たことを思い出す事が難しい程に、ここ近年の映画体験では最低の部類のつまらなさ、です。
前編の良かった所(気持ち悪さがケッサク過ぎのザコ巨人と、阿鼻叫喚地獄>>続きを読む
タイトルロールの美しくも不気味な空撮ショットから、クロージングのキレ味まで、本当に素晴らしい。
韓国ノワールの傑作「殺人の追憶」を引き合いに出されるのも、さもありなん。
しかし、陰鬱とした物語の中に>>続きを読む
予想外に面白かった。
と言ったら何ですが、そもそもアニメ、マンガ原作映画で良かったモノってどれだけあります?
ほとんどのマンガ原作映画が、マンガのビジュアルやルックを忠実にトレースする事に躍起で、「>>続きを読む
2015年アナケン祭り第6弾にて、オオトリ!
アメリカでの大ヒットや、「CUPS」の世界的ブームを尻目に、1作目が一向に公開されないという苦渋を舐めてきた日本のアナケンファンは、先ずは今作を劇場で無>>続きを読む
公開前から良くない噂を沢山見たり、聞いたりしていたので覚悟してましたが、予想通りの不出来ww
残念無念。
傑作「クロニクル」に通じる様な、「痛みを伴う若者達の儚い友情物語」という体裁はいい雰囲気はあ>>続きを読む
キネ旬シアターにて鑑賞。
悪夢的傑作ドキュメンタリー「アクト・オブ・キリング」のB面と言うべき姉妹編。当然、観るでしょ。
インドネシアの暗部に迫る骨太ドキュメントでありながら、「演じる」「物語る」と>>続きを読む
なかなかの珍味です。自分は嫌いじゃないです。
サトラピ監督らしいポップさ、ユーモアに包まれたサイコスリラー。
もちろん、描かれるのは非日常的な血みどろ絵巻なんですが、人間誰しも持ってる二面性や葛藤を>>続きを読む
2015年アナケン祭り第2弾。
1組のカップルの5年間を、男側は出会いから、女側は別れから遡る形でそれぞれ描く事によって、男女の恋愛感や視点の違いをミュージカル仕立てで語る、意欲的な構成。
同時期>>続きを読む
2015年アナケン祭り第1弾として、春先に公開(嘘)
オールスターキャストによる人気ミュージカルの映画化という、レミゼ2匹目ドジョウの域をでない凡作という記憶しかなく、レビューが遅れました〜
昨今>>続きを読む
先ずはじめに断っておきますが、恐ろしく観る人を選ぶ映画です。
「こんなんクソだっ」という方もいらっしゃる事でしょう。ええ、ええ、貴方の意見もごもっとも。
しかし、もし貴方が、80年代の洋画を観て幼少>>続きを読む
「バイオレンスのピカソ」サム・ペキンパー。
あんな映画撮ってるのに意外にねぇ、
なんて事は無く、出てくるエピソードの破天荒さにことごとく、ペキンパーっぺぇ〜な感じに苦笑しながらも、
「生まれてくる時>>続きを読む
号泣メ〜ン!
劇場公開を待ちわびた映画ファンで満員のシネマカリテにて鑑賞。
シネマカリテさん、本当にありがとうございます!大画面で、この傑作を観る機会を与えてくれて!「オト カリテ」最高の企画です。長>>続きを読む
黒いチャドルをまとった美少女吸血鬼。
荒涼とした風景を、美しく縁取るモノトーンの画面。
静謐な物語を彩るウェスタン風味の劇伴とポップミュージック。
イラン出身の女性監督が、カルフォルニアで撮影とのこ>>続きを読む
おおっ、アイアンマンをはじめて観た時と同じワクワク感。
個人的にはMCU作品の中ではGOTGの次にお気に入りになりました。
「インナースペース」や「ミクロキッズ」を想起させる、高さ1.5センチから見>>続きを読む
なぜ、歩くのか?
それは、なぜ生きるのか?と同義なんだな。
シェリルの歩む道程は、そのまま一人の女性の人生と重なり、観てる僕ら観客の人生とも重なっていく。
「オトナになれないオトコ」を書き続けて、>>続きを読む
アヴァンタイトルでのトム様 入魂の飛行機スタントをはじめ、荒唐無稽な王道スパイアクションのつるべ打ちに、お腹一杯です。
暗殺回避シーンに、MI名物「絶対不可能な場所に潜入」シーンに、所謂スパイ物の>>続きを読む
今年のカリコレにて鑑賞。ちょいとレヴュー遅れました。失礼。^_^
昨今、ハヤリの変化球ゾンビ映画で、「またか、、」という気もしますが、
映画好きなら気になる男優デイン・デハーン、
そして、(一部のw>>続きを読む
何だか、安易な言葉で語る事が憚れる映画でした。
決して、もう二度と観なくない映画。
でも、観て良かったとも思える映画。
そして、出来るだけ多くの人に観て欲しい映画です。
こんな事、もう二度と繰り返>>続きを読む
ビル・マーレイという食材の味わいを引き出した至高の逸品。
ウェス・アンダーソン作品を中心に見られるビル・マーレイ独特の風味がお好きな方は、美味しく頂ける事かと。
偏屈ジジイと少年による、歳の差を越>>続きを読む
最高ですね。
「こんなんだったら、面白くね?」という中坊的イマジネーションをこれだけ盛り込んで、具現化出来たら、ボンクラ冥利につきますよね。
「こんなんだったら、面白くね?」を遠慮なく過剰にぶち込>>続きを読む
うーん、詰め込み過ぎかなぁ、、。
予告編のイメージ通りに進む前半パートの王道アニメ感と、
監督の作家性が滲んでくる後半パートへの移行が、あんまりスムーズではないですよね。
クマテツとキュータのツン>>続きを読む
おぞましき傑作。
情報至上主義社会が産んだ「怪物」ルーのキャラクター造詣が抜きん出て秀逸。
「タクシードライバー」のトラビスに準えて語る趣旨が多い様ですが、さもありなん。
道徳的にも、心情的にも、>>続きを読む
狂気の天才ブライアン・ウィルソンの伝記。
ポール・ダノとジョン・キューザックを同一人物として観るのは本当に難しいw
二つの時代を並列に進める構成も効果的だったのかは不明ですが、似ていない2人の演技を>>続きを読む
完全にナメてました。申し訳ございませんm(_ _)m
人間の脳内感情を擬人化したコメディというアイデアの既視感や、直近のピクサー作品の低調振りもあり、若干ハードル下げて観に行ったのですが、、、
や>>続きを読む
キネ旬シアターにて。
グザヴィエ・ドランが紛う事無き天才である、と確信した作品。
「わたしはロランス」の後に、この作品をこんなカタチで撮れるのが、逆に凄い。
元は戯曲との事ですが、「映像と音楽の>>続きを読む
キネ旬シアターにて。初見。
いやぁ、面白いですねぇ。
そして、面白い恋愛映画にはつきものですが、まるで自分の恥部を晒け出されるみたいで、居ても立ってもいられないですよねぇw
しかし、その居心地の悪さ>>続きを読む
いやぁ、ナイーブナイーブ♪。
いい意味でも悪い意味でも、MVを数珠繋ぎにした様な映画で、
60、70年代の映画、ファッションにオマージュを捧げた映像や、ベルセバの音楽も素敵です。
のっけから、ニック>>続きを読む
いろいろ笑わせておいて、その実、深〜いテーマをいつも忍び込ませてくるケビン・スミスの事だから、何かあるに違いない!!
、、、と観てましたが、、そんなんありませんでしたねww
まぁ、スミスらしい因果応報>>続きを読む