勝五郎さんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

勝五郎

勝五郎

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蛇姫道中(1949年製作の映画)

4.5

いただいた沢山のビデオテープの中にあったものの、今日までノーチェックでした。

いや面白いです、ホント。
大河内傳次郎と言うと、子供の頃にテレビで声帯模写の印象…あの喋り方…木久扇師匠もよくやってまし
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春だドリフだ 全員集合!!(1971年製作の映画)

5.0

なまず家源五郎(笑)

いかり亭長楽(笑)

三遊亭圓生・柳家小さん・桂伸治(文治)・入船亭扇橋、そして橘つや…

他の方のレヴューにもあるように落語好きにはたまらないシーンが
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黒蜥蜴(1962年製作の映画)

4.5

京マチ子映画祭にて。

洒落たミュージカルのようなもの。
まるで舞台を観ているみたいです。
やはり京マチ子はたまらなく妖艶で美しく、叶順子のなんと昭和な魅力、可愛いです。

ツッコミどころ満載の娯楽作
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女の勲章(1961年製作の映画)

4.5

田宮二郎になりたい…(笑)

順番もあの通りで良い(笑)

京マチ子はやはり素敵であり、若尾文子は実にセクシーである。
叶順子は可愛く、中村玉緒はあっけらかんとしてる。

山崎豊子の原作という事で見応
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大統領の執事の涙(2013年製作の映画)

5.0

フォレスト・ウィテカーが好きなので観たかった映画です。

日本テレビで放送したので喜び勇んで観ました。
まぁ私の場合すぐ感動しちゃう薄っぺらなレヴューなので満点はちょいちょい出ます(笑)。

ラップを
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メリー・ポピンズ リターンズ(2018年製作の映画)

5.0

映画ってのはこういうのがいいね。

CGだの特撮だのだって何も毎度毎度大爆発したり腕がもげたり頭が吹き飛んだりしないで、この映画みたいなもので充分に楽しめる。第一夢があるよね。

あちらこちらで瞼が熱
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ファースト・マン(2018年製作の映画)

4.5

根多バレになるので詳しくは書きませんが…

面白かったなぁ。
ドキュメンタリーの様な…
家族のお話の様な…
なんだろ?この監督さんは過去の作品を観ても音の使い方が独特のというか、上手いというか。

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ロイドの要心無用(1923年製作の映画)

4.0

お馴染み活弁士の坂本頼光さんのライヴにて、坂本頼光さんの説明と古川もとあきさんのギター演奏で鑑賞。

実に楽しい頼光さんの説明にその映像が素晴らしくフィットして楽しいのなんの…

さて映画は楽しくて可
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モダン怪談100,000,000円(1929年製作の映画)

5.0

坂本頼光独演会で鑑賞、もちろん説明は坂本頼光さん、バイオリンにかしましずかさんと言うステキな方たちだった事も作品の素晴らしさを倍加しておりました。

まあお話は奇想天外(笑)、国定忠治まで現れてのドタ
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子宝騒動(1935年製作の映画)

5.0

坂本頼光さんの独演会で観ました。
無声映画はやはり活弁士の方の説明にもその魅力の多くを委ねている事もありますが、兎に角映像が破茶滅茶のドタバタで楽しいのなんの!(笑)

斎藤虎之助監督作品をもっといろ
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ダーティハリー2(1973年製作の映画)

4.1

昔観た。
勿論好きな映画です。
今回は実家のCSで鑑賞…久しぶりだなぁ。
吹き替え版でしたが、確かに山田康雄さんのクリント・イーストウッドははまり役です。

昔テレビで観た映画については、案外そんな吹
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ソナチネ(1993年製作の映画)

4.5

北野武監督作はいろいろ観てきたのだけど何故だかいまごろの「ソナチネ」であります。

いい顔してます。(笑)

シリアスなやくざ映画にぽつりぽつりと投げ込まれる笑いが緩急自在な北野作品に引き込まれました
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麗しのサブリナ(1954年製作の映画)

4.5

ビリー・ワイルダーが好きだと言ってる癖にこの作品は初見であります…ホントに好きなのか?(苦笑)

とは言えやっぱり面白かった…
洒落てます、何もかもね。
実を言えばオードリー・ヘプバーンが比較的苦手?
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.3

中学三年の頃、私は専らブリティッシュハードロック…それもディープパープルのみに傾倒しておりました。
その組には青木という全校でもトップクラスのかわい子ちゃんと、千田さんという実に愛嬌のあるぽっちゃりさ
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喜劇 冠婚葬祭入門(1970年製作の映画)

5.0

定年を間近に控えたうだつの上がらない係長おじさんの物語…てあたりが今の自分の境遇と被っていてグッときた。

まぁ三木のり平らしいのではあるけれど、そんなサラリーマンの悲哀にも共感。
やはり昭和の映画は
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雲の上団五郎一座(1962年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

2024/04/10・17日本映画専門チャンネルで放映決定!!

2023/12/08ラピュタ阿佐ヶ谷でまた観てきました。
いゃあ…やっぱり面白いなぁ😆

観たかった玄冶店。
八波むと志と大好きな三木
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喜劇 とんかつ一代(1963年製作の映画)

5.0

文句なしです、面白い!

森繁久彌のオトボケ、飄々としたフランキー堺、加東大介の頑固っぷり、団令子、水谷良重がバカに色っぽいし…山茶花究・益田喜頓・岡田眞澄・都家かつ江・横山道代…あぁきりがない…
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泥棒貴族(1966年製作の映画)

4.5

洒落た映画です、こういうの大好きです。
ハラハラさせるシーンも勿論ありますが、観終わってみると本当にほんわりと安心しちゃう…そんな映画。

シャーリー・マクレーンは観すすめるうちにみるみるその魅力を発
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ちゃっきり金太(1958年製作の映画)

4.0

面白い!…けど…尻切れとんぼな印象が少々残るのよねぇ(苦笑)。

三木のり平と有島一郎のコンビはもう絶品か?!
この時分のこの手の時代劇、ドタバタ喜劇はやはり文句なしに面白い。
時代コメディミュージカ
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太鼓たゝいて笛吹いて(1958年製作の映画)

5.0

満点!
泣いてしまいました…

いやもう昭和の素晴らしい喜劇役者の皆さんの本当に楽しい映画でした。
旅まわりの市川団九郎一座の物語(笑)。

改めて大好きな三木のり平の素晴らしさを痛感し、有島一郎のお
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ハムナプトラ2 黄金のピラミッド(2001年製作の映画)

3.2

前作に続いてこちらも鑑賞。
好きなジャンルですからとても面白く観た。

パトリシア・ヴェラスケスがたくさん出てくるから、より嬉しいのだけれど…やっぱりCG駆使しすぎ。あ、あくまでもオールドスクーラーの
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ハムナプトラ 失われた砂漠の都(1999年製作の映画)

3.2

エジプトものは好きであります。
昔、子供の頃に見たテレビドラマ?だったのか?ミイラの作り方みたいのがあって、金棒みたいなもので鼻から脳みそだのを掻き出して、身体中のワタを取り除いて作る…なんてのを見た
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アナベル 死霊館の人形(2014年製作の映画)

3.0

そもそもホラー映画はわざわざ進んで見ることはありません。
怖いの嫌いだからネ。
でも、心理的なやつとか悪魔崇拝的なものとかはわりと見たくなります。
ただしスプラッターは駄目です。
視覚的に痛いヤツとか
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海賊とよばれた男(2016年製作の映画)

3.5

実話に基づく立身出世・波乱万丈一代記…的な物語。

敵対していたライバル的な登場人物の
「あの野郎、やりゃがったな!」
と、どこかに相手にエールを送るかの如きニヤリとした微笑みなど端々にグッとくる部分
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女は二度生まれる(1961年製作の映画)

3.2

若尾文子はやはり素敵な女優である。
山茶花究…大好きです。
山村聰が紳士…なんだけどだんだん正体が(笑)。
藤巻潤は私にゃやっぱりザ・ガードマンなんだよなぁ。
フランキー堺、真面目な芝居です。
やっぱ
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ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

4.5

すみません…トム・クルーズの印象って何だかヘラヘラした弱っちい役者と言う思い込みがありまして…今迄ちゃんと向き合っておりませんでした。

さてスパイ大作戦…もといミッション・インポッシブル -フォール
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喜劇 駅前温泉(1962年製作の映画)

4.0

もうこれだけのメンバーを集めたら面白くない訳がないですね。

喜劇だからもちろんその「面白い」は笑える部分多数ではあるのだけど、皆さんがおっしゃっている通りその映像の佇まい…風景や建物や橋、床間の鎧兜
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いつも2人で(1967年製作の映画)

3.2

夫婦…かぁ。

夫婦?…ねぇ。

夫婦とはエゴイズムのバランス…とおっしゃっていたのは談志師匠だけど、本当に微妙なバランスだよなぁ。
奇しくもおしどり夫婦と言われた朝丘雪路さんと津川雅彦さん夫婦の津川
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薮の中の黒猫(1968年製作の映画)

4.5

日本映画の魅力はやっぱり時代劇…そして私的にはとりわけ怪異ものがたまらない。

そして特にあの高貴な女性の化粧法の一つ「眉作り」がとても魅力的。
本来の眉を剃りおでこに眉作りをしていると、天然の眉より
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ちょっとご主人貸して(1964年製作の映画)

4.8

復刻シネマライブラリーなるシリーズのおかげで久々に、本当に久々に観る事ができた作品。

楽しい作品です、ジャック・レモンは本当に素敵である!あの表情、あの動き、あのダンス!!
そしてロミー・シュナイダ
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デトロイト(2017年製作の映画)

4.7

観て良かった。

そして…既視感。

凄く見入ってしまったのだけれど、何故だか端々に押し寄せるデジャヴュ。

そうなんですね、時代が変わり様々な映画や音楽や諸々が生まれてくるのだけれど結局のところこう
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月曜日のユカ(1964年製作の映画)

3.5

加賀まりこの可愛さが兎に角印象的であります。

昭和のあの頃の横浜の…刺激的で今思えばかっこいい時代、みんながみんなじゃないけれどそんな時代の洒落た若者達が生きています。

なんだろ?どんなに悲しい役
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ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018年製作の映画)

4.0

面白かったです。
ある刹那、ハリソン・フォードっぽく見えたりね!

俳優の皆さん丁度良い感じ。

そしてまだまだ続くのよ〜と言った余韻を残しております。
「宇宙はつらいよ エンドア慕情」みたいな感じで
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私はあなたのニグロではない(2016年製作の映画)

5.0

前売り券購入していたのに、ようやく鑑賞です。
キョーレツなドキュメンタリーです。

ジェームス・ボールドウィンの迫力‼️

公民権運動に命をかけ暗殺された3人…メドガー・エヴァース、マルコムX、キング
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イングリッシュマンinニューヨーク(1988年製作の映画)

3.8

ドタバタコメディー。

ニューヨークと南部とそして英国人。
あれやこれやのエピソードが続々と展開されるのね、で、案外それぞれのエピソードは投げっぱなし(笑)な感も…

結構好きなタイプの映画です。
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ストレート・タイム(1978年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

キャスティングが良いです。
決して派手なものではないけれど、登場する人びとと配役が好き。

まぁこんな事は普通に…もしかしたら今でもあるのかもなぁ…と。
更生しようと頑張り始めるも、犯罪者を半ばイジメ
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