勝五郎さんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

勝五郎

勝五郎

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あなたの旅立ち、綴ります(2016年製作の映画)

5.0

いゃあ…よござんした。

もともとシャーリー・マクレーンが大好きなので、その分贔屓目もそりゃあるとは言えない本当にいい映画です。

自分自身定年を迎え、現在次の仕事を探している最中な事もあるかもしれな
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悪魔の手毬唄(1977年製作の映画)

4.5

なんとも言えないおどろおどろしさが良いです。

岸恵子…いいですね。
若山富三郎、こちらもいい味です。で、ちょっぴり切ない。
石坂浩二…やはり金田一耕助と言えばこの人だなぁ。古谷一行の印象も深いですが
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トロイ(2004年製作の映画)

4.5

ブリティッシュ・ロックの雄、レッド・ツェッペリンの「プレゼンス」に収録されゼップのスタヂオ録音曲中最長と言われる10分超えの「アキレス最後の戦い」を思い出してしまった…(タイトルだけネ 笑)

映画は
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連合艦隊(1981年製作の映画)

4.5

豪華な上にも豪華なキャスト陣です。

私が小学生の時にはまだ日本の戦闘機や軍艦、戦車などがヒーローとして残っていたんですよね…少なくとも私はそうでした。
だから子供なりに太平洋戦争について知りたいと思
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後妻業の女(2016年製作の映画)

3.0

こういう稼業があるんですなぁ…

大竹しのぶが兎に角迫力満点でした。
他の役者さん達も猛者揃いネ!

耳を腐らせるほどの愛(2018年製作の映画)

3.0

残念ながらいまひとつ何が面白いのかがわからなかったなぁ。
ところどころにクスッと来るシーンはあったにしても喜劇映画を観た感覚がなかったのだよなぁ。

でもこれが現代の喜劇なのかもしれない…私の頭がカタ
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沈丁花(1966年製作の映画)

5.0

菊子・梅子・さくら・あやめ…ホントに綺麗に咲いた四姉妹である。
私のレヴューをご覧になった事のある方なら私が長女と三女にメロメロである事はご存じであろう…そんな事はどうでもよろしい(笑)
この四姉妹「
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大魔神(1966年製作の映画)

5.0

良いです!大魔神。

時代劇でこうした怪奇モノ?はいわゆる怪談映画が思い出されるけれど、この作品や妖怪百物語、妖怪大戦争などの大映作品はとても良く出来ているなぁ…
あの子供が森を彷徨うシーンのお化け感
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スター・トレック(2009年製作の映画)

4.0

宇宙大作戦…でしたね、子供の頃たまに見ていたSFドラマ。
当時からSFや怪奇モノは大好きだった私ですが、なんとなく宇宙大作戦は地味な気がしてそれほどハマりませんでした。

やがてスタートレックとして認
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の・ようなもの(1981年製作の映画)

4.0

小5の時にテレビで出会った六代目三遊亭圓生師匠に衝撃を受け、以降大の落語好きである私が、なんだかそれ故にあえて観てこなかった映画である。

「落語とは人間の業の肯定」…家元立川談志の言葉であるが、まさ
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マーシャル 法廷を変えた男(2017年製作の映画)

4.5

黒人男性が白人女性をレ○プする事件。
これは以前からよくある映画のストーリーですね。

この作品もそうした事件を解明していく法廷ものです。
黒人被告人側の弁護団(?)も黒人とユダヤ人…
当時のアメリカ
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ロールスロイスに銀の銃(1970年製作の映画)

5.0

「ブラックスプロイテーション」なるジャンルの元祖的作品との事。

面白いです、ホント洒落た映画ね。

ラップミュージックを聴く様になって四十年くらいになるのだけれど、何故黒人たちが怒っているのか?自分
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エイリアンVS. プレデター(2004年製作の映画)

3.5

よく考えたなぁ…といったところです。

エイリアンの歴史って一体どうなっているのだろうなぁ…なんて考えました。

よく知ってるキャラクターの出てくるなんとなく胡散臭いB級巨編という感じでしょうか?
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約束(1972年製作の映画)

5.0

R.I.P木暮修…てわけでもないですが若き日の萩原健一、それも映画初出演作という事で。

正直な事を言えばショーケンの芝居は得意な方ではないのだけれど「傷だらけの天使」「前略おふくろ様」がとても好きだ
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地下室のメロディー(1963年製作の映画)

5.0

カッコいいねェ…音楽と端々印象的な映像となんたってジャン・ギャバンそしてアラン・ドロン!

まぁしゃれた映画であります。
ラストなんてもう!

いやホント、今頃初見ですみませんでした。

三人の女性への招待状(1966年製作の映画)

4.5

どんでん返しの国からどんでん返しを広めに来た様な映画でした。

なるほど実は主人公は…って感じですね。
面白かったな。
深夜観た時は不覚にもちょいと寝ちゃったので昼間あらためて鑑賞しました。

マギー
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血斗水滸伝 怒涛の対決(1959年製作の映画)

4.7

豪華と言ってこれを超える豪華があるだろうか?…ってくらい豪華キャストである。
やはり史実とは異なれど、浪曲をベースにした「天保水滸伝」は面白いのだ。

笹川繁蔵と飯岡助五郎。
かつては仲の良かった双方
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番場の忠太郎(1955年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

森繁久彌はさすがですなぁ…と思わざるを得ない存在感。

ご存知「瞼の母」であります、天保水滸伝スピンオフ的な…
若山富三郎の忠太郎は少し観ていくと慣れてきますが、私は最初少しだけ違和感があったかなぁ?
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いつかギラギラする日(1992年製作の映画)

4.3

深作欣二…なのだ。

ショーケンなのである。
ショーケンは不死身なのだ。
多岐川裕美は美しく、荻野目慶子(中学の後輩…らしい)はキレッキレである…嫌いじゃない、いやむしろ素敵だ。

千葉真一のかっこよ
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生きるべきか死ぬべきか(1942年製作の映画)

4.9

ルビッチ作品、久しぶりに観たけれどやっぱり面白かった!

ちょっとした台詞がクスッときます。
でもやはりこれも字幕だけじゃなくてそのまま言語としてバッチリ理解できたら面白さ倍増なんだろうなぁ…

邦題
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アラジン(1992年製作の映画)

4.5

実写版の「アラジン」を観たので、テレビでやってたこちらを今頃鑑賞しました。

楽しい映画ですねぇ…
ディズニーでは「ピノキオ」と「白雪姫」かなぁ?

ともあれ、こちらもとても面白かったですよ。
娘がい
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私は貝になりたい(1959年製作の映画)

5.0

戦争は理不尽で、結局勝者にも敗者にも幸せなんてもたらさないのではないか。
「ビーチレッド戦記」を観た直後なので尚更そんな感覚が頭を巡った。

フランキー堺と新珠三千代の夫婦がいい。
でも兎に角フランキ
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牝犬(1951年製作の映画)

5.0

ラストシーンの京マチ子さんの儚くも健気で途轍もなく綺麗なこと!

真面目にコツコツと生きてきた志村喬の一生を、家庭を木っ端微塵に吹き飛ばしてしまったエミの魅力たるやキョーレツであります。

志村喬は熱
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ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019年製作の映画)

4.9

このレビューはネタバレを含みます

ゴジラが、怪獣が大好きな人間が作ったゴジラ映画なんだろうなぁ…と思った。
だから散りばめられたオマージュの様なシーンや設定や音楽など、端々で涙がジワッとね。

モスラの曲も効果的。
ただ最初の幼虫の段
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チャイナタウン(1974年製作の映画)

5.0

ハード・ボイルドだど!

内藤陳センセイは置いといて…(笑)

面白いです。
ジャック・ニコルソンはやっぱりいいです。
好きな役者、バート・ヤング。
裏がありそうで謎めいたフェイ・ダナウェイ最高。
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アラジン(2019年製作の映画)

4.8

字幕版で鑑賞。
アニメーションは観たことがないのだけれど、劇団四季の公演は観たことがあったので、なるほど舞台とCG全開の本作と比べてみてとても良くできているなぁ…と。
どちらもね。

ウィル・スミスの
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帝銀事件 死刑囚(1964年製作の映画)

4.7

帝銀事件…兎に角謎の事件である。
中学生くらいの頃興味を持って、と言っても今のように簡単にその概要が調べられるわけでもなかったが凄くその闇に興味をそそられた。
それから本を読んだり、この映画も確かテレ
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ゴジラ(1984年製作の映画)

3.6

「ゴジラは原子炉では無く生き物だ」
…的な夏木陽介の台詞がいいね。

シン・ゴジラもとても面白かったけれど、生き物ゴジラ→ぬいぐるみゴジラはやっぱりいいなぁ。
そうです、1984年のこのゴジラを今回初
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ビーチレッド戦記(1967年製作の映画)

5.0

面白かった…小並感(笑)。

町山氏もおっしゃっていたし、わたしどころじゃなくて皆さんもよくよくご存知なのだろうけれど、これはある時期からの戦争映画のベースなのかもしれない。

戦争…「いいもんとわる
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オペラ座の怪人(1925年製作の映画)

5.0

坂本頼光独演会「活動弁士四○歳」にて坂本頼光さんの説明と斎藤直樹さんのコントラバス伴奏で鑑賞。

どうしてもあの顔を見ると怪奇屋のオヤジの被っている(被っているのか、まんまなのかわからないけど…)を思
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血煙高田馬場(1928年製作の映画)

5.0

坂本頼光さんの説明と伊藤ケイスケさんの津軽三味線の伴奏で。

1928年作とは思えないスピード感!
かっこいいのだ。
大河内傳次郎のあの顔もたまらない。

神社で安兵衛がする襷を探すお嬢さんの着物着て
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ブラックパンサー(2018年製作の映画)

3.2

初っ端のバスケのシーンで先ず初っ端がToo $hotである。

カッコいい!

そしてケンドリック・ラマーなのだ。


さて、映画はなんといえば良いのか…ちょいと複雑な映画と言えば複雑な映画。
mar
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ヒドゥン(1987年製作の映画)

4.0

CGはたしかに何でも出来るし、そのクオリティは年々高まっており凄いとは思います。

でも、何度も同じような事を書いちゃって申し訳ないけど、行き過ぎてないか?
まぁ好き好きだし、CG万歳派の方の方が圧倒
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ペット・セメタリー(1989年製作の映画)

3.8

やはり死んでしまったら受け入れなければならないのだ。

とは言え、愛するものがもし死んでしまったら…もしよみがえるなら…と考えてしまうと言うのもまた人情であろう。

ジェドを演ずるフレッド・グウィンは
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次郎長三国志 甲州路殴り込み(1965年製作の映画)

4.7

満点つけたいのはやまやまなれど、関東綱五郎、増川仙右衛門そして投げ節お仲がこの完結編ではキャストが変わってしまっています。
うーん残念。

とは言え、物語はクライマックスへ。
遠藤辰雄かぁ…保下田の久
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次郎長三国志 第三部(1964年製作の映画)

4.8

前作で小川武一を演じた近衛十四郎と言えばテレビシリーズの素浪人月影兵庫、そして素浪人花山大吉…そのシリーズで焼津の半次を演じていたのが品川隆二!

私ゃこの品川隆二の焼津の半次が大好きだったんですよ、
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