低予算ホラー映画の重要な役割に若手映画作家たちの登竜門としての側面があります。
本作では監督として8名、脚本は10名がクレジットされております。
製作にはアメリカの人気ホラー系Webサイト「Blood>>続きを読む
80年代辺りから世界を席巻したアメリカ映画を見て育った世代が各国でクリエイターとして台頭してきたおかげでアメリカ以外からも世界標準のエンターティメント作が次々と出てきているのが現状でしょうか。
本作は>>続きを読む
アメリカの娯楽映画ともなれば基本的には「何でもあり」が大前提だった筈。
しかしどうもかつての様な覇気が感じられない気がします。
もちろん膨大な予算をつぎ込んだ超大作は相変わらずアメリカ映画の十八番でし>>続きを読む
インディーズ系の小品ながら中々にかわいい作品。
シアトルの出版社でインターン中のダリウス(Aubrey Plaza)は幼い頃から周囲からはちょっと浮いた女の子。
成人した今も「居場所」を求めて鬱々と>>続きを読む
よくわからない邦題ですが原題はSinisterで「邪悪な、よこしまな」と言ったニュアンス。
ある調査で「一番コワいホラー映画」に選出された作品だそうです。
エリソン・オズワルド(E・ホーク)は凶悪犯>>続きを読む
監督のギレム・モラーレスはスペイン、バルセロナ出身で本作が長編2作目。
ご覧になった方ならお分かりでしょうが、過去のジャンル・ムービーへの敬愛がストレートに伝わってくる内容になっております。
「暗くな>>続きを読む
2000年代を代表する「ホラー映画」の一本だと思います。
デタラメな内容ですが、現代のホラー映画のあり方を真面目に捉えた意欲作だと思います。
あまり予備知識を持たずに見た方が楽しめる作品ですので、ネ>>続きを読む
未公開作おすすめの一本。
よく意味の分からない邦題ですが、原題は”Enter Nowhere”で「何処でもないどこかにさまよいこむ」と言ったニュアンスでしょうか。
製作費50万ドルの超低予算映画です。>>続きを読む
ちょっと苦い男子目線の異色ラブファンタジー。
主人公、カルビン(ポール・ダノ)は高校をドロップアウトした後に書いた小説が一大ベストセラーとなってセレブの仲間入り。
しかし月日は流れ、20代も半ばを過>>続きを読む
見かけはホラーですが 実は一筋縄でいかない「社会派ミステリ」
本作の監督(脚本)のパスカル・ロジェと言えばフレンチホラーの珍品「マーターズ」で一躍脚光を浴びた方。
主演はジェシカ・ビールということで>>続きを読む
70年代アメリカ映画へのラブレター。
特定の映画ファンならオープニングでニヤリとさせられること請け合い。
ワーナーブラザーズスタジオ、あの70年代の名作ロゴ(ソール・バスのデザイン!)が復活
この冒>>続きを読む
ノルウェー版「華麗なる賭け:血みどろ純情編」(笑)
近頃活発な北欧エンタティメント界発のスタイリッシュなサスペンス映画。
とは言え全体的なトーンはアメリカ映画のそれに近く、テンポも良くスルスルと物語>>続きを読む
未公開SFイチオシ!アイルランド版「トレマーズ」(第一作目ね)といった印象も。
アイルランドの小さな島の海岸線、ある夜、空から落ちてきた隕石にのって恐るべき「異星生物」が降臨。
静かな小島の小さな町>>続きを読む
本作が公開されたのは1993年。
時のビル・クリントン大統領のお墨付きをもらった「(ポリティカル)ヒューマン・コメディ」。
もうすぐ30年か…。
なんとなく地味な印象の作品ではありますがとにかく配役>>続きを読む
本作は2011年公開のイギリス製のB級SF映画。
公開時にはアメリカ製の大作「スーパー8」と比較されることが多かった気がします。
舞台はそれぞれ80sのアメリカの田舎と現代の南ロンドン郊外と異なっては>>続きを読む
こういう作品にこそアメリカ映画の力を感じるのです。
充実した配役陣で固めた楽しめる”リーガルスリラー”
ロサンゼルス。弁護士、ミック・ハラー(M・マコナヒー)はヤクの売人や暴走族たちの弁護でせこく稼>>続きを読む
低予算ホラー映画は昔から若手映画人の登竜門とも言うべきジャンルで、本作も監督&脚本のニコラス・マッカーシーが自身製作の短編を元に長編デビューを果たしたB級ホラー映画です。
メジャー系列のホラー映画がパ>>続きを読む
久々に毒気があって「ヤラレた感」の強い作品です。
賛否分かれる作品ですが「はまれば」最高にクールな作品。
主人公はパートタイムのカースタントマン、昼間はガレージにて車両整備、その裏の顔は凄腕のゲッタ>>続きを読む
1997年の「タイタニック」で興行面だけでなく監督としての評価も極めてしまったJ・キャメロンが3D+CGという技術革新を得て描き出したSF大作。
2009年公開でしたから既に10年以上の月日が経ってい>>続きを読む
2011年後半、ホラーファンの間で話題になっていた作品。
アメリカでもリリースは限定的でVOD公開がメインだったようですが、評判は上々。
コメディとホラーのハイブリッド作品としては「クラシック」となり>>続きを読む
よく考えたら酷い邦題だ。
原題は”Crazy, Stupid, Love”ですから「愚かでイカレた愛」ってとこでしょうか。
アメリカ本国では押しも押されぬ大スター、主演のスティーブ・カレルの確かな選>>続きを読む
何となくアメリカ製の地味な娯楽映画の印象ですが、意外にも中々に洗練されたスタイリッシュなアクションと兄弟仁義的メンタリティが共存する「拾いモノ」。
ただ、その洗練の度合いとスタイル優先のアクション描写>>続きを読む
本作がある種のタイムトラベルテーマの物語である点は予告や解説からも明らかでしょう。
「デ・ジャヴ:06年」+「恋はデ・ジャヴ:93年」+「×××:90年」これらの過去のヒット作の要素をうまくハイブリッ>>続きを読む
「ファイナル・デッドブリッジ」…。
タイトル付けるのも大変だわ。原題はもちろんFinal Destination 5です。
ジャンル系の作品としてはSawと並ぶ人気(?)シリーズの第5作。
2000>>続きを読む
本作をミステリー/ホラーとしてご覧になる方は少ないでしょうが見てる間はヒタヒタと冷気が忍び寄ってくるようで背中の辺りガチガチになってしまいました。
ただ、アカデミー賞にもノミネートされた作品という事で>>続きを読む
1996年に公開された第一作目から15年。
第3作目から約10年ぶりに復活したシリーズ第4弾。
この間にも何度も続編制作の噂が浮かんだり消えたりが続いておりました。
正直言えば、少々間に時間が経ち過>>続きを読む
本作の成功の鍵はメリッサ嬢ですが、彼女に食われることも辞さずに本作に挑んだブロック嬢もエラいですね。
サンドラ・ブロック嬢といえば2000年の「デンジャラス・ビューティ―」でコメディ演技を披露し人>>続きを読む
キャッチコピー:「母の愛は永遠不滅」
全米No.1となったホラー映画でしたが日本公開は至って地味でしたね。
製作にはギレルモ・デル・トロ氏が当たっており、主演は若手演技派の筆頭、ジェシカ・チャステ>>続きを読む
桑港、中華街の地下深く魔界に息づく生ける悪霊ロー・パンに攫われた碧眼の美女を救い出せ!
タフなトラックドライバー、ジャック・バートン(K・ラッセル)はチャイナタウンで人智を超えた大騒動に巻き込まれるの>>続きを読む
震えて眠れ...東欧の森の霊気に打ち震える、本格ゴースト・ストーリー
ストリーミングメディアの時代になってすっかりメジャーなジャンルとなった「ホラー映画」ですが何となく拡大解釈されているような気が>>続きを読む
監督(一部脚本も)のWilliam Eubankは元々はカメラマンとしてキャリアをスタートしたそうですが一時はパナソニックに勤めていた経験もあるそう。
製作費は400万ドル(約4.5億円)でアメリカ>>続きを読む
2011年の「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」を見た時に感じたのは「映像進化はスゴイ。でもSFらしさが希薄で物足りない...」ということ。
オリジナルの「猿の惑星」シリーズはSF2大テーマ:タイムパラ>>続きを読む
イーサン・ホーク主演のヴァイオレンス・スリラー。
いかにも低予算のB級スリラーで事前の下馬評も高くなかった本作は公開時にランキングのトップとなり注目を集めました。
2022年(!)のアメリカでは年に>>続きを読む
珍しや、ノルウェー産のアドベンチャー映画であります。
考古学者シガードは妻を亡くし、幼い二人の子供を抱えたシングル・ファーザー。
仕事も私生活も行き詰った彼に北欧神話ラグナロクの謎を解くヒントとなる石>>続きを読む
「マトリックス」の登場以降、アクション映画のデジタル化は「進化」が進む一方で、アメコミ映画を中心に今や完全にその手法はスタンダード化してしまいましたね。
本作はそんなデジタル要素をこれでもかっとばかり>>続きを読む
いい加減終わりそうで中々終わらないゾンビのブーム。
そんな中、負けてなるものか…(笑)と登場したウェアウルフジャンルの一本。
かなり荒っぽい作品ではありますが、過去の作品の焼き直しでは終わっておらず>>続きを読む