ムック829さんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

ムック829

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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

4.2

スティーブン・スピルバーグの自伝的映画。

面白かった!いや、これがスピルバーグの自伝的映画だと認識しているからこそ面白く感じた、が正解かな。
スピルバーグが凄い監督なのは知っていても、彼の身長や生い
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大逆転(1983年製作の映画)

3.8

大企業に勤める男とホームレスの男。金持ちの道楽で立場が入れ替わるハメに。

「es」みたいな立場が変われば人も変わるか?を実験したような映画。コメディでなければとても許されない話ですね。
でも面白かっ
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ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ(1998年製作の映画)

4.0

カードゲームに敗れ莫大な借金を背負ってしまった青年たちが、一発逆転の危ない賭けに出る。

手持ちの名作DVDを見直そうのコーナー。ガイ・リッチーと言えばこれ。
ドタバタ群像劇のクライムアクション&コメ
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ライリー・ノース 復讐の女神(2018年製作の映画)

3.5

マフィアに夫と娘を殺された女がひたすら復讐に燃える話。

ジェニファー・ガーナーが無双しまくりの映画。どこにも女神要素はなく、どっちかというと悪魔だった。
女一人であそこまでやるとかどんだけー。いくら
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道化死てるぜ!(2012年製作の映画)

3.5

クソガキたちのいたずらが原因でピエロが死んだ。6年後、なぜか復活したピエロが復讐にやってきた。

ブラマヨに訴えられても仕方がなさそうな、キャッチーでふざけたパッケージに惹かれて鑑賞。
ファイナルデス
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別れる決心(2022年製作の映画)

3.6

容疑者の中国女と警察の韓国男が禁断の恋に落ちるが…。

韓国で大ヒットしているらしいこの映画。興味津々で観たけど、思ったのとはだいぶ違って。
みなさん言っているように、火曜サスペンス感溢れるかなり大人
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ラスト・ムービースター(2017年製作の映画)

4.0

往年の映画スターの元に映画祭の招待状が届くも、それは素人の映画ファンが作った映画祭であった。

良かった。なんだかんだ人生っていいなと思える映画。
ロードムービーにもなっていて決してテンポがいいわけじ
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神は見返りを求める(2022年製作の映画)

3.9

売れないYouTuberゆりちゃんを無償で手伝っていたおっさんの田母神だったが、売れた途端に捨てられてしまい…。

なかなか胸糞だけど面白かった。いるんですよね、自分の置かれる立場が変化すると態度が横
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ザ・コール [緊急通報指令室](2013年製作の映画)

3.9

誘拐された少女を通話だけで救えるか?

アマプラで滑り込み視聴。通報者と緊急通報指令室、通話が頼りの救出劇はかなり面白かった。
緊迫感スピード感があり、第一の事件発生からすぐに引き込まれてしまった。
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エンター・ザ・ボイド(2009年製作の映画)

4.2

ドラッグの売人がトリップ中に事故死するも、残された妹のことが心配すぎて魂で旅を始める。

お?おおおおお!?これは凄い!映像表現が予想の遥か上を行っていて度肝を抜かれました。
トリップ状態の表現は万華
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.5

世界一のジャズプレーヤーを目指す男が東京でバンドを組んだ話。

ちょっとこれは最高すぎた!原作もジャズも知らないけれど、ジャズ最高!と思うほどには最高だった。(語彙力)
話は王道ストレートでお約束な展
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ブルークリスマス(1978年製作の映画)

3.5

血の青い人間の存在が明らかになり、人々は恐怖を覚えていく。

岡本喜八監督ということでかなり期待したんですが、前半と後半の毛色が違いすぎて参った。
なぜ血が青くなるのか、目的は何なのか?仲代達矢が謎に
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スケッチ・オブ・ミャーク(2011年製作の映画)

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宮古島に残る、知られざる歴史や唄を後世に残すために記録したドキュメンタリー。

人権を無視した人頭税なるものが存在したこと、そして口伝されてきた数々の唄や神事。
およそ日本語とは思えない民謡のような唄
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アンビリーバブル・トゥルース(1989年製作の映画)

4.0

刑務所帰りのジョシュと夢みがちな少女オードリー、素直になれない二人がすったもんだする話。

これは新感覚!残念ながら吸ったり揉んだりはしないけど、雰囲気が最高で引き込まれましたね。
アメリカ映画なのに
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マッド・ダディ(2017年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

「親が子供を守るのではなく、殺す」という概念に洗脳された大人たちが暴走する話。

不謹慎だけど面白かった!下手なホラー映画よりよっぽどホラーでしたね。
こういう尖ってる作品は好きなんです。あまりにもぶ
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すれ違いのダイアリーズ(2014年製作の映画)

4.2

ダメ教師の青年ソーンは田舎の水上学校に左遷されてしまう。そこで前任の女性教師エーンの日記を発見。
日記や生徒たちの言動を介して、徐々にエーンへの想いを募らせていくのだった。

すごく良かった!タイの自
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おばあちゃんの家(2002年製作の映画)

3.7

耳が聞こえず話すことも出来ない祖母の家に突如預けられることになった子供の話。

クソガキがクソガキすぎてかなり腹が立ち、早く痛い目に合わないかなと思って観ていた私。
だって靴は隠すわ暴言吐くわ、人にも
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

3.8

生まれつき耳が聞こえないケイコがボクシングに打ち込む話。

聾唖関係の映画はいい映画が多い。「Coda」や「サウンドオブメタル」など。
でもそれらは結構劇的な展開が待ち受けているのに対し、コチラは劇的
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ウルフズ・コール(2019年製作の映画)

3.5

フランスの潜水艦映画。「黄金の耳」を持つソナー手は国を救えるか?

潜水艦ものには外れがないと言いますが、これはやや外れ…気味?
昔の映画ならいざ知らず、海の様子もCGもかなりあっさりで物足りない。何
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ボルケーノ・パーク(2019年製作の映画)

3.2

火山版ジュラシックパーク。始まってすぐ中国製作とわかりどうしようか迷ったが、結局そのまま鑑賞。
うん、止めとけば良かった。突っ込み所が多すぎて、ある意味面白かったけども。

とにかく頑丈すぎる乗り物と
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博士と狂人(2018年製作の映画)

3.6

世界最大の英語辞典作りには、孤高の学者と呪われた殺人犯の隠された逸話があった。

辞書作りの話。友情やら恋愛やらと贖罪が同時進行するので、メッセージがとっ散らかってしまった感がある。
そしてとにかくシ
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善き人のためのソナタ(2006年製作の映画)

4.3

東ドイツの真実を暴露しようとする人物に盗聴が仕掛けられるが…。

地味にお世話になっていたGyaO!がサービス終了ということで、何かないかなと探していたらこの名作を発見。
いやー良かった、やはり良かっ
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箪笥<たんす>(2003年製作の映画)

3.8

終始不穏で淀んだ空気が流れている、ホラーというよりサスペンス寄りの映画。
そして「えええええ!そういうことだったの?」とかなり驚いた映画。

それくらいミスリードが上手かった。というか継母役ヨム・ジョ
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FALL/フォール(2022年製作の映画)

3.7

バズるために地上600mの電波塔に登った女子2人。ハシゴが取れて降りれなくなってしまう。

いやーずっと胸が締め付けられる感じでしんどかった。無意識に緊張していたのかもしれない。手汗ビッシリだったし。
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ニノチカ(1939年製作の映画)

4.0

裁判で争うはずのロシア女ニノチカとフランス男レオンが恋に落ちた。

フォロワーさんからのオススメで鑑賞。いやー面白かった!
上質な大人の恋愛ものでウィットに富んだ台詞の応酬がとても楽しかった。
やはり
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マッドゴッド(2021年製作の映画)

3.8

ジュラシックパークやスター・ウォーズなどの特殊効果を担当した男が30年かけて作ったストップモーションアニメ。

世界観がぶっ飛びすぎいいいいい!もうまごうことなきマッドで見たことのない世界に魅了されて
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フットルース(1984年製作の映画)

4.0

ある理由によりロックとダンスが禁止された町で、それを取り戻そうと奮闘する転校生の話。

観ているこちらも踊り出したくなるような(というか勝手に脚が動いちゃう)ご機嫌な青春映画。
80年代の香りがプンプ
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私の殺した男(1932年製作の映画)

4.2

戦争に駆り出されてドイツ兵のウォルターを殺してしまったフランス兵のポール。
罪の意識に苛まれ、ウォルターの両親とその婚約者エルザに謝罪しようとドイツを訪れるも、友人だと勘違いされ歓迎されてしまう。
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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

4.0

職場の同僚に「パルプフィクションを観たけど、何が面白いのか分からなかった」と言われまして。
私は「時系列を弄っているのが斬新だったんじゃない?」としか答えられず。
ストーリーをほとんど忘れていたことも
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事故物件 恐い間取り(2020年製作の映画)

3.0

ジャパニーズホラーらしい気持ち悪さはあったけど、最後にやりすぎて台無しでしたね。
実際に事故物件に住んでいる芸人がいるのは知らなかったので驚き。しかも現在10件目!
あとはヒロインの奈緒さんが良かった
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パーフェクト・トラップ(2012年製作の映画)

3.5

秘密のクラブへ出掛けたら、そこは大量殺人が行われる罠だった。

冒頭の大量殺人が気持ちいい!いや不謹慎なのはわかってますけどね。
回転しながら迫りくる刃、迫ってくる天井、スタイリッシュな映像に期待は高
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WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

3.7

歯車が狂ってしまった家族の再生の物語。

想像していた青春ものとは全く違い、重苦しくて仕方がなかった。でも後味は悪くない、じっと心に響く映画。
一番印象的だったのは、兄タイラーのことを「悪魔だ」と言う
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その日の雰囲気(2015年製作の映画)

3.8

軽くてヤリチンの男とお堅くて彼氏もいる女が恋に落ちた。

面白かった。切なくてキュンキュンして、素直になれない二人を応援してしまった。
「今日、君と寝ようと思ってる」とかあり得ないナンパのされ方に嫌悪
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カット/オフ(2018年製作の映画)

3.7

拐われた娘へ辿り着く鍵は遺体の中にある…遺体を巡る解剖ミステリー。

ストーリー的にそこまで面白いわけではないけど、謎が気になるから観てしまう感じですね。
ミスリードが嫌らしいのはちょっと腹が立つ。特
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ライト/オフ(2016年製作の映画)

3.7

暗闇になると奴が現れる。

ジャンプスケアを多用した映画。くるぞくるぞ、とわかっていてもビクッとしてしまう演出は素晴らしい。
ベッドの下に引き摺り込まれる所は思わず鳥肌が立っちゃいましたね。

でもホ
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ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

3.8

バイト先の先輩がカフェの店員に惚れていた。さらに同じ店員をストーカーしている謎の男がいた。

いやー最後まで観たからなんとか平穏な気持ちで終われたけど、途中ホントに嫌な気持ちにさせられましたね。
森田
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