お話探しさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

我れ暁に死す(1939年製作の映画)

3.0

無実の罪・刑務所・男の友情・自由への渇望。
パッケージ裏のあらすじから好物のニオイがして鑑賞。
「ショーシャンクの空に」系譜のような1本でした。

昔の役者にあまり詳しくないのですが、主演二人の魅力が
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HUNT/餌 ハント・エサ(2016年製作の映画)

3.0

40点くらいを期待して観たら70点の結構な満足感!
ただし最初から70点を期待して観てしまうと、40点くらいのややがっかりな印象に終わるかも…
自分はアニマルパニックものは好物なので、このくらいなら全
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サバイバル・ランド(2014年製作の映画)

2.5

…うん、まぁ、決して「映画ファンなら必見!」とかではなく。
「そんなに映画興味ないけど、カワイイ子役やワンちゃんが好きな、家族とまったり見れる1本」…てトコでしょうか。w

妹と弟それぞれの“結構デカ
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ホテル・エルロワイヤル(2018年製作の映画)

3.5

初期のタランティーノ作品を思わせる展開。最近観た「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」とも共通点があってニヤリ。

「前半ワクワク、後半ちょい失速」…という主旨の感想が多いのかな?

自分は
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ひろしま(1953年製作の映画)

-

町の光景をまったく様変わりさせてしまった、熱線の一瞬の「信じ難さ」
そして、その後の火災や放射線の急性障害により、即死を免れた人達がじわじわと追い詰められていく様子の(再現とはいえ)生々しく、惨たらし
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クール・ワールド(1992年製作の映画)

2.5

アンチ・ディズニーとでも言おうか、背景やモブキャラの悪意ある猥雑なアニメ表現、そして明らかに気合いの入ったホリーのセクシー描写…は、見ていて楽しかったです。

多くの方が指摘されている通り、やはり難は
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ミネソタ大強盗団(1972年製作の映画)

2.5

美術には色々と目を引くところがありましたが、ドラマの方は…

後半、計画失敗の原因を巡って(本作では明らかにジェシーのせいですが)コールとジェシーの決定的な対立…をがっつり描くわけでもなく。

序盤か
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ボクサー(1970年製作の映画)

5.0

“権力からの抑圧”との戦いを通じて、気高さ・美しさ・愚かさ・醜さ…といった人間性が浮き彫りにされる、タフで繊細なヒューマンドラマ。
メインで扱われている問題は“人種差別”ですが、根底には「この世で自分
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馬上の二人(1961年製作の映画)

2.5

危険地帯から大事なものを奪還する「活劇」を期待してしまい、なかなか出発しない前半や中盤の取り引きのあっさり感は、正直肩透かしに感じました。

ただ後半、連れ戻した“その後”の展開には「えっ!? これそ
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ゴールド・ディガース(1933年製作の映画)

3.0

スクリーンでなく自宅TVで鑑賞した為か、ミュージカルシーンよりも
したたかなショーガール達のハイテンポな会話劇が一番印象に残りました。

前半、金も仕事もなくて「今日ど〜する〜?」と、アパートでダベっ
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新婚道中記(1936年製作の映画)

3.0

頭に浮かんだのは
「てめぇの事は棚に上げて…」と、
「もうお前ら二人で勝手に爆死してろ」の二言。

最初のうちこそ「可愛らしい二人に、可愛らしい話だなー」と楽しく観れたのですが、“当て馬”扱いされる脇
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リンゴ・キッド(1966年製作の映画)

2.0

黒ずくめの衣装に黄金銃を携え、金以外に興味を示さず、ニヒルな一匹狼の凄腕賞金稼ぎ…主人公ジョニーは確かにカッチョイイです。
旧知の仲らしき堅物保安官との、全く違う人生を歩んでいる今でも揺るぎない信頼が
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非情の標的(1972年製作の映画)

3.5

チャラい二枚目囚人と、堅物愛妻看守。止むを得ぬ事情で刑務所から脱獄させ、行動を共にするうちに奇妙な絆が芽生え…

大まかなあらすじ・キャラクターの取り合わせは大変好みのラインでした。序盤、堅物看守が事
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ハーケンクロイツ/ネオナチの刻印(1993年製作の映画)

3.5

ネオナチについての話…というより「古典的なヤンキー・青春もの」という印象でした。
軽んじられてる最年少君がいたり、就職(入隊)してチームから出て行く奴がいたり、ダチと女の間で板挟みがあったり…
(父殺
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死体を売る男(1945年製作の映画)

2.5

ボリス・カーロフ演じる運び屋グレイの、前面に出ている「存在自体の不気味さ」は、なかなかだった。2カ所ある殺害場面での「歌声が止まる」「歌詞の内容を聞かせる」演出はどちらも印象的だ。

一方、グレイの影
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浪人街(1957年製作の映画)

3.0

人間の弱さとエゴが入り交じる、(主に)ダメ男たちの群像劇…

ただその“ダメっぷり”が、「どこか憎めない」というより、今基準で観ちゃうと結構「死ねば良いのに…」というレベルでして…人によってはかなりの
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ダウンタウン(1989年製作の映画)

3.0

ベタでもツボをおさえたバディものは大好物なもので。

・コネあるクズい大物保護する為に、バカ真面目な主人公が異動させられる「起」

・戦場で認めてもらえる条件はフレンドリーな態度などでなく、機転利かせ
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キーピング・ルーム(2014年製作の映画)

2.0

原題そのままだけど、タイトルがまずかったんじゃないかなぁ…
シチュエーションスリラーを期待してしまうと、やや肩透かしでした。

当初の印象では「呑む・犯す・殺す」しか考えてなさそうな兵士二人組は、主人
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長く熱い夜(1958年製作の映画)

2.5

原作未読。観終わって思ったのは、「ラストは美談ムードな和解に着地するより、崩壊・破滅で終わった方が絶対似合う話なのではないか…?」といったトコ。それまで「象徴」的な描かれ方だった主人公ベンが、終盤の火>>続きを読む

男の闘い(1969年製作の映画)

4.0

ラピュタ好きとしては「炭坑で働く男達」の画を眺めているだけで幸せモノなのですが…w

(まだ数本しか観れてないのですが)この監督の作品に頻繁に見られる、「損得で測れない、人間の尊厳をめぐるドラマ」が大
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魔女(1922年製作の映画)

3.5

資料画像と解説により、文字通り「講義」として進む第一部にはちょい面喰らったけど、第二部以降「サイレント映画」の体を成し始めてからは(再現映像、と呼ぶ方が適切かもしれないけれど)、視覚的な不気味さに引き>>続きを読む

ホームズマン/ミッション・ワイルド(2014年製作の映画)

2.5

トミー・リー・ジョーンズの過去の監督作については全く知らず、
「危険地帯でなにか重要なものを運ぶミッション」というあらすじと
ジャケのコピーに惹かれて観たら、ちょい騙されたカタチに…

しかし、アクシ
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江戸の悪太郎(1959年製作の映画)

2.5

いわゆる「貧乏長屋の人情話」ですね。

(単に好みの問題ですが)話も主人公もキレイ過ぎて、そこまでのめり込めませんでした。
強いてお気に入りの場面をあげるなら、金貸しのばーさんが葬式で弥一を慰めようと
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黄金の棺(1966年製作の映画)

2.0

映画の楽しみ方の幅がまだまだ狭いせいかもしれませんが、結論から言うと自分にはイマイチでした。

「主人公達、大した連中ではないな…」「多分計画上手くいかないんだろうなー…」という予感が序盤の登場人物た
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最後の人(1924年製作の映画)

4.0

こんな100年近く昔の作品に、“リストラを家族に報告できず、公園のベンチで時間をつぶす父の悲哀”…と通じる(?)テーマが既に描かれていたとは…!

左遷の通告に腰骨までやられたようなショックの受け方や
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十月(1928年製作の映画)

-

軽く年表勉強したおかげで、前半の「二月革命」「レーニン帰国」「七月蜂起」…までは把握できたけれど、後半は兵士の“制服の区別”もキチンと覚えておくべきだったかも。

中盤のケレンスキー首相と合わせて映る
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アイザック 繋がれし少年(1977年製作の映画)

2.0

少年も、黒人も、特に繋がれてはおりません…

バディムービー要素よりもどちらかといえば、両親をアウトロー集団にレイプ・殺害された少年トムの“復讐”要素の方が強めでした。

変に小難しい展開もなく、感情
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ザ・サムライ/荒野の珍道中(1974年製作の映画)

3.0

観る前は「トンデモな珍作か…?」と構えてしまいましたが、思いの外キチンとエンタメ出来てる作品でした。

真面目に突っ込んだら負け、な日本…というか侍・サクラの描写に最初は「アホの子…というか…足りない
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ザ・バニシング-消失-(1988年製作の映画)

4.0

旅行先、それも“外国”で連れが行方不明になってしまった恐怖は古今東西、万国共通ですね。追い討ちをかけるかのような車上荒らしの被害がまた“あり得そう”で嫌だ…!

そしてやはりこの作品、特筆すべきは誘拐
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この首一万石(1963年製作の映画)

4.0

90分弱と短い尺だけど、事件が起きて話が本格的に動き出すまで
ちょっと長かった。

ただ終盤の“理不尽に対する怒り爆発”のカタルシスは凄まじかった!

お偉いさんのクソの役にも立たない“意地の張り合い
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ザ・サンド(2015年製作の映画)

3.0

結構辛口のレビューが多いようですが…そんなには悪くなかった…
……かな?(まぁ、貶す人がいても全然おかしくはないかw)

「なんか場面場面、間延びしてない?」
「とりあえず手元にどんなアイテムあるか確
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運命の銃爪(ひきがね)/運命の引き金(1991年製作の映画)

3.5

田舎で燻っていた警官が、偶然転がり込んできた凶悪事件に
すっかり舞い上がって張り切るが…というプロットに、
ちょっとばかり「グライド・イン・ブルー」を想起しました。

夢見ていた“甘い”未来は笑われて
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夕陽の群盗(1972年製作の映画)

4.5

こういう“型”の物語に滅法弱いです…

徴兵逃れのため家を出て、不良グループに身を寄せる事となった主人公ドリュー。いいとこ育ちである彼の成長譚であると同時に、正反対なタイプの不良グループリーダー・ジェ
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大アマゾンの半魚人(1954年製作の映画)

3.5

怪獣側の意思・パーソナリティを描いた怪獣映画だが、その描かれ方が「コミュ力低い非モテの童貞」に、見ようによっては見えてくる…(親近感)

縄張りに侵入する男は暴力で排除するが、女の子に対してはバレない
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路(みち)(1982年製作の映画)

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仮出所の場面から始まるけれど、作中「解放感」「風通しの良さ」「自由な気風」といったものがまったく感じられない。刑務所の外に出ても「因習」「圧政」といった、正に“檻”の中といった印象。

雄大な自然と、
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