低予算のポストアポカリプスものだけど、最後まで楽しめた。イオを演じたマーガレット・クアリーを愛でる映画でもある。
ギリシャ神話のイーオー(イオ)は、ローマの詩人オウィディウスによる『変身物語』の第1>>続きを読む
言いたいことはわかるよね。ゴジラとハルオのシンクロ、それから最後は自らを焼き尽くす炎のなかに飛ぶ込む姿は、もうそれしかないという脚本だろうけど、ちょっと感動しちまった。酔ってたからかな。
そうなんだ>>続きを読む
正月2本目。積読ブルーレイから、ずっと見逃してきた作品にようやくキャッチアップ。公開当時から、スチル写真は散々見てきたのだけれど、地方の2番館にまで回ってこなかったのか、あっという間に上映が終わってし>>続きを読む
2019年元旦。今年の映画はじめ。積読状態のブルーレイから気分で選択。
備忘のために:
原題の Walkabout は、原作となった小説(James Vance Marshall, "Walkab>>続きを読む
眠気と戦いながら見た。こういう絵が撮りたいというのはあったのだろう。そこはよくわかる。リアルとヴァーチャルのやりとりと、思わせぶりな間のとりかたは押井節だけど、睡魔のほうが勝っちまった。酒を飲んで見た>>続きを読む
娘がブルーレイを借りてきたので一緒に鑑賞。見始めてすぐ、高畑勲のこの作品を、ぼくは見ていなかったと気づく。ワンシーン、ワンシーンに引き込まれる。なるほど、これは評判になるはず。手法としては、プレスコ(>>続きを読む
デンマーク映画。原題は Dannys dommedag 。英語だと Danny's Doomsday 。Doomesday は「判決 doom 」の日ということ。それはキリスト教的には「最後の審判」だ>>続きを読む
家族四人で観にゆく。ふたりは感動したけど、ふたりは少しばかり首を傾げた。劇場から出るところで、パンフレット買ってないとママさん。買わなくてもいいやと首傾げ組。でも、普段あまり映画みないママさんが感動し>>続きを読む
目の見えない世界を映像にするという逆説的な試みはいろいろある。
たとえば、イタリア映画の『ミルコの光』(2006)がかなり成功していたと思う。事故で視力を失ったミルコの話で、もう学校に行くのだけれど>>続きを読む
口直し。ぜんぜん楽しい。南アフリカ映画は元気。こっちのほうが低予算。アイデア勝負。ロケ地に雰囲気あり。特撮も悪くない。ボンドガールのベレニス・マーロウがフォトジェニク。ちょっとボーとしたボー役のリー・>>続きを読む
どうしてこうなった?
アニメでええやん
なんで実写にするん...
ナギちゃんのリクエスト。iTunes レンタル。
サンドラ・ブロックがオーシャン役ね。クルーニーの妹ってことなんでクールに決めてるな。ぼくにはいつまでたっても『スピード』(1994)のアニーであり、>>続きを読む
ついにキャッチアップ。なるほどディズニー・ピクサーによる初めてのモフモフ・萌え萌え作品ってことね。
エンターテイメントの筋はダイヴァーシティで一本通すところは、ユナイテッド・ステイツ・オブ・アメリカ>>続きを読む
娘たちが借りてきたので一緒に見せてもらう。『レディ・プレイヤー・ワン』に続いて、キャラクターのクロスオーバーものとなる。こっちのほうが先だけど、新作ではもっと盛大にやってくれてるのだろうな。
近>>続きを読む
こりゃたしかに少年漫画だわ。
リアルとヴァーチャルの組み合わせは、細田さんの『サマーウォーズ』や、押井守のいくつかの作品に繰り返されるように、日本のサブカル(すでにメインストリーム?)のお家芸みたい>>続きを読む
さっき書いたの消えた。書き直す。
ここには『エリジウム』(2013)のゲーテッドソサイエティもなければ、『第九地区』(2010) のアパルトヘイト的なゲットーもなく、どこかパゾリーに的なボルガータの>>続きを読む
『レディ・バード』を観たばかりだから、どうしてもカリフォルニア州サクラメントという地名が気になってしまう。なんでも、1808年に、スペインの冒険家ガブリエル・モラハ(Gabriel Moraga)が発>>続きを読む
終わっていない仕事があったのだけれど、配信されたときいて居ても立ってもいられずクリック、まいりました、脱帽です。
すでに冒頭から、床のタイルの固定ショットが、静かに雄弁な音のざわめきで少しずつ空間の>>続きを読む
なるほど、グレタ・ガーウィグの監督デビューにして自伝なんだね。でも自伝だからというだけで、誰もが懐かしさを感じる作品になるとはかぎらない。例えば、フェリーニの『アマルコルド』もまたある意味で自伝なの>>続きを読む
湯浅政明の作品を最初に見たのは『四畳半神話大系』(2010)。それから『DEVILMAN crybaby』(2018)でぶっ飛ばされた。これは3本目ということなるけど、ちょっと泣けちまったぜ。
もち>>続きを読む
これまで何回も反復されてきたゾンビ映画は、もはやひとつのジャンルになってずいぶんになるけれど、反復がとまらないジャンルとしてはかなり強烈だし、例えばこの映画が描くように、妻と夫、同僚と同僚、母と娘、そ>>続きを読む
前に見たはずなんだよね。でも、今宵、見直して、すっかり忘れていた面白さを思い出しました。しかも、めちゃおもしろい。
映画を作ってる本人たちも、きっと作るのが楽しかっただろう特殊メイークの数々には拍手>>続きを読む
何も考えずに見られる映画。良い気晴らしになる。それって、とても大事。
ジェラルド・バトラーといえば、『300』に『英雄の証明』は最高だったし、『エンド・オブ・ホワイトハウス』もけっこう楽しめた。彼が>>続きを読む
1966年公開ということはオリンピックの2年後。ネオンのきらびやかささをスタイルとしてまといながら、竹越ひろ子がソウルフルに歌い上げた「東京流れ者」のヒットから生まれたという軽やかさこそが、この映画の>>続きを読む
WOWOW録画。
原題の Blow out はタイヤのパンクの意だが、明らかにミケランジェロ・アントニオーニの Blow up (1967)〔邦題は『欲望』〕を連想させる。なにしろプロットもそっく>>続きを読む
BS録画。
テリー・ガー最高。
フレデリック・フォレストの歌う "You are my sunshine" に泣き、ナスターシャ・キンスキーのサーカス・ガールに胸キュン。故リー・ディーン・スタント>>続きを読む
不気味な旋律と機械音、黒を背景にした白抜きのクレジット。そんなオープニング明けのワンカットシークエンスがすごい。こんな感じ...
ゆっくりと浮かび上がる天井の2つのライトのもと、見上げる鉄製の渡り廊>>続きを読む
押井守のアニメ版を見たのはいつだったかな。あれはそれなりに印象がよかったのだけど、この実写版は途中でなんども、おいおい、ちょっと待てよを連発してしまった。ひとりでみたら絶対早送りしてたけど、ナギと一緒>>続きを読む
話の途中で終わると聞いて行く気がなくなっていたけど、今宵、ナギちゃんの解説を聞きながら鑑賞。大好きな『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のメンバーもいい役で登場したし、カンバーバッチのドクター・スト>>続きを読む
ジェーン・ドゥ、あるいはジョン・ドゥはイタリア語では N.N. と略される。ラテン語の Nomen nescio (「我名前を知らず」の意)に由来し、現代のイタリア語でも Non Nominato (>>続きを読む
事前情報なし。最初「あいつら」はてっきりゾンビかと思ったけど、カニバリズムの話だった。たしかに人間にとっては人間が一番怖い存在。彩度をぐっと落としたモノクロームな映像がよい。色はかすかについているのだ>>続きを読む
iTunes でレンタルして、スプマンテでいい気分のときに見たら、タコの化け物みたいなのが登場する前あたりで寝落ち。今日ふたたびそのあたりから見直して、ようやくストーリーを把握。べつに出来が悪かったわ>>続きを読む
いいな若いって。吃音のジェイデン・リーバハーくんもよかった。瞳はグリーンかな。赤毛でそばかすのソフィア・リリスもいい表情してる。透き通った青い瞳に、ひきこまれそうになる。
子供たちの透明な若さは、よ>>続きを読む
早めの夕食はスプマンテ開けて、アヒージョ、チーズ春巻き、レンコン、ピーマンの炒め煮。それから2本連続して鑑賞。娘がみたいのはこっちだったのよね。一本めはおつきあいしてもらった形。ありがとさん。
で、>>続きを読む
今のところ「ジェシー・アイゼンバーグ出演作品にまちがいなし」の法則は破れていない。 ウディ・ハレルソンとの組み合わせもばっちり。『ゾンビランド』(2009)も楽しかったけど、こういう個性と個性のぶつか>>続きを読む
ペテン師のことを "con artist" というけど、con は confidence 「信頼」から来ている。まずは信じてもらえなければ騙せないからね。
そんな「ペテン師」たちの物語を初めて見たの>>続きを読む