ユナイテッド・シネマとしまえん、IMAX にて鑑賞。
画面は大きい。デジタル上映だから、グリッドが見えてしまうのは仕方ないのかな。でも音はよかった。静音から爆音まで幅の広さ。音圧とスピード感。あれ>>続きを読む
メキシカンホラー。原題は Los Parecidos (似た者たち)。英語は The Similars ってことだけど、なるほどこの題名ではほとんどネタバレに近い。
このホラーの怖さは、ある種の気持>>続きを読む
大森立嗣の映画って『ぼっちゃん』と『まほろ駅前多田便利軒』ぐらいしか見てないと思うのだけど、題名だけだと『ゲルマニウムの夜』とか『さよなら渓谷』なんかがずっと気になりながら、この映画は試写の案内もらっ>>続きを読む
似たような雰囲気の映画にザック・スナイダーの『エンジェル・ウォーズ』(2011)やジョン・カーペンターの『ザ・ウォード/監禁病棟』なんかがあるから、少し見劣りしてしまうけど、雰囲気はある。
調べてみ>>続きを読む
背のひょろりと高いニコラス・ホルトは身長190cm。それだけじゃない。『M.M. 怒りのデスロード』のウォーボーイズたちのひとりニュークスを見事に演じて印象に残ったけど、一見弱々しいけど内に秘めたもの>>続きを読む
GK大学の講師控え室で回ってきた。いやはや、いろいろ考えさせてくれるし、じつに面白かった。
映画教室のアイデア自体は、じつはイタリアのファシズム時代には、教区教会の娯楽施設として教会併設の映画館や、>>続きを読む
字幕なしでYTにアップされていたものを鑑賞。
この10月6日に亡くなったスコット・ウィルソン(1942 - 2018)追悼。この映画は初見だけど、知恵の遅れのギャング、スリム・グリッソムを演じた>>続きを読む
たまにはこういう変な映画もいいな。オリジナルタイトルの「The last heist 」は「最後の銀行破り」だけど、いやはや文字通りの「最後の銀行破り」。
それにしても、神に仕えるシリアルキラーとは>>続きを読む
続々と続編が続く、その最初の続編だけど、やっぱり続編だなという、そんな続編。それにしても、腹食い破って出てくる奴って、やっぱり小さくなっちまうものなのかね。
ネバダ砂漠といえば、アメリカが行った核実験のほとんどが行われた場所。Wikipedia.jp をのぞいて見ると「1951年から1992年にかけて、928回の核実験が行われたことが公表されて」おり「うち>>続きを読む
門脇麦を初めて知ったのは、朝ドラの『まれ』だった。この朝ドラで、存在感を見せつけてくれたのは、まずは田中泯。それから門脇麦、その次に 土屋太鳳なのだけど、奇しくもこの3人は3人とも踊りに縁がある人たち>>続きを読む
アレくんの熱い推薦のことばがなかったら見てなかったかも。ありがと。持つべきものは友だちだ!
導入からグンと引き込まれるつくり。差し障りのない会話がテンポよく進んでゆくのだけど、同時にどことなく危うさ>>続きを読む
コンパクトで実に楽しいあっという間の1時間44分。細かいことは言いっこなし。歌と映像を楽しみながら、暗いところから外に連れ出され、これが自分だって胸を張れる喜びに共感すりゃ胸も震えるぜ。人類学的にみり>>続きを読む
子役がよい映画にはずれなし。芸達者なラッセル・クロウとライアン・ゴズリングのおふたりさん、ホリーちゃんを演じたアンガーリー・ライスにすっかり助けてもらってる。それにしてもちょっと驚いたのはキム・ベイ>>続きを読む
帰宅してBSつけたらちょうど始まった。そのまま最後まで。アン・ハサウェイは無条件で好きだから、いつまでも見ていられる。でも、自分から好んでコメディは見ないから、こういう偶然は歓迎。というか、映画を見る>>続きを読む
話題になっていた本作にようやくキャッチアップ。
ジャクソン・ポロックのドリッピングによる絵画は、たしかに「意図的ではなく(not deliberate)」、あるいは「偶然でもない(not rand>>続きを読む
クローバーフィールド風のテイスト、光を見るとやられるという設定は映画的でスリリング。基本的な視点はマンションの20階の一室。けれど、その窓からの俯瞰と、狭い部屋や廊下や駐車場のような閉鎖空間との対比が>>続きを読む
空き時間に飛び込みで観る映画見なんて久しぶりで、しかもめちゃ面白かったぜ、というのも、子役がなかなかで、犬が犬らしく走り回り、アホな大人たちと意識高すぎる美女が恋愛感情抜きで絡みながら、プレデターとい>>続きを読む
95分というスペックで、話のテンポもちょどよく、おきまりのアクションシーンを重ねてゆく展開で、退屈しない。
ともかくもフレンチと呼ばれるイギリス人の格闘家を演じたスコット・アドキンスの名前は覚えてお>>続きを読む
少女ギャング団はよかったな。ジャパニーズ・ガールは決して死ぬことなく、カスみないな男連中をボコボコにしてまわり、ついに捕まることがない。よく見ると、あの姦しい一団には、おばあちゃんとか混ざってるんだよ>>続きを読む
ずっと見る気にならなかったのだけど、古典だからねと娘にうながされて(!!)、キャッチアップ。
なんだかしっかりした絵作りをしてるなと思ったら、撮影監督がビル・バトラーだった。コッポラの『カンバセーシ>>続きを読む
追悼レイノルズ、その3。
『ロンゲスト・ヤード』が、押し付けられた秩序から逸脱してゆくチーム「ミーン・マシーン(みすぼらしい機械)」を描いたとすれば、「シャーキーズ・マシーン」は、アトランタ市警風紀>>続きを読む
バート・レイノルズ追悼、その2。
なるほどね。ペキンパーが契約を守ろうとするところから生まれる暴力を描くのだとすれば(@蓮實重彦 by 篠崎誠)、アルドリッチは社会的・因習的な契約なんてクソ食らえと>>続きを読む
追悼バート・レイノルズ(1936-2018)...
いわゆる朝鮮戦争は1950年6月25日に始まり、戦乱は、1953年7月27日に北緯38度線を軍事境界線とする休戦協定が結ばれ、朝鮮半島が南北二国>>続きを読む
デヴィッド・リンチの『マルホランド・ドライブ』や『インランド・エンパイア』が好きなら観てはならない、と言われると観たくなるだろうから、ぼくの言うことは無視してかまわない。
ヒッチコックが好きな人も見>>続きを読む
デヴィッド・ボウイで始まり、リアーナの七変化で楽しんで、しめはその歌声。その他は、あいかわらず『フィフス・エレメント』風のリュックベッソン節。
クライヴ・オーウェンの悪役は、歴史修正主義者ってことで>>続きを読む
備忘のために
○ 引き込まれた。ただし、酔っ払って観はじめたので、途中で力尽きて寝込んでしまう。翌日すごく早く目覚めて、北海道の地震の映像に驚いた。なんだか今日は、ずっと夢の中にいるみたいだったのだ>>続きを読む
まあNetflix提供の「テラフォーマー」の亜種って感じかな。『アバター』のサム・ワーシントンが好きなら見てられるのかもね。興味深いのは、生理的な嫌悪感にふれながら、そいつを越える可能性を語ろうとする>>続きを読む
2013年のショートフィルムのプロットは同じだけど、芸達者のマーティン・フリーマンの演じる父親のキャラクターで105分を引っ張ろうという魂胆。もちろん、それだじゃたりないから、アボリジニの少女とその文>>続きを読む
「神がいない事実を受け入れたら、
人はなんでもやれるのさ」
There is nothing a man cannot do
once he accepts the fact that the>>続きを読む
気骨を感じた。95年前の明日に起きた関東大震災を、ぼくらはほんの7年前に経験した。そんなぼくらの時代のなかで、こんな映画を劇場でみることができたことを、ぼくは胸を震わせながら言祝ぎたいと思う。
たし>>続きを読む
ようやくキャッチアップできた。あの事件の話だという情報だけで見た。
冒頭からアナーキーで精密な音に圧倒される。どんなジャズなのかと思いながら、エンドタイトルに大友良英の名前を見て納得。この音楽が映像>>続きを読む
夏の終わりにぴったりの映画。ちゃんと出発点に帰って、クローンのアイデンティティをテーマに取り戻したね。最後のもうひとつステップアップするところはもちろん予想がついたけど、そこがまた良いところだよね。や>>続きを読む
スプマンテ飲んで、鶏肉のカシューナッツ食べて、腹ごなしに見るには十分すぎる配役。ジェシカ・チャスティンはお気に入りだし、エミリー・ブラントはぼくのなかでは株がどんどん上がってるし、シャリーズ・セロンは>>続きを読む
ディストピアものを装いながら、そのじつはロード・ムーヴィ。そう思って見ると悪くない。
なにしろ、旅に出るのはアフリカ系の義理の父トム(フォレスト・ウィテカー)と白人の娘婿ウィル(テオ・ジェームズ)の>>続きを読む
『HK』はけっこうよかったから、もしやと思ってクリック。そうか、どこかクレージー・キャッツを連想させ、どこまでもアラレちゃんへのリスペクトね。パンチラインをばしばし決めて攻めてくる手法はテレビの枠をき>>続きを読む