はるさんの映画レビュー・感想・評価 - 14ページ目

はる

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アムステルダム(2022年製作の映画)

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豪華キャストなのに眠くなる稀有な作品。
クリスチャン・ベイルの声が心地よくて意識が飛んでしまった。体感ではほんの数分だけど、将軍・ロバート・デ・ニーロ登場まで正直しんどかった。
元ネタの事件についても
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LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.8

「羊のホラーってどんなだろう?」と興味津々で鑑賞しました。
セリフがほとんどなくて、羊の世話をする夫婦の生活音だけが心地よく聞こえてくるんだけど、ホラー映画と思い込んでいたから、いつどんな惨状が起きる
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斬る(1962年製作の映画)

3.6

市川雷蔵の気迫に圧倒されました。腕に覚えのある者でも、たじたじになってる。
戦う前から勝ちが見えていました。

4Kデジタル修復版ということで、古い映像なのに色鮮やかで見やすかった。
思うように生きら
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3人のゴースト(1988年製作の映画)

3.0

クリスマスに起こった奇跡でワンマン社長がすっかり改心するという良いお話しなんだけど、ノリについていけなかった。
それでも頑張って最後まで観たら、思った以上に単純なハッピーエンドだった。
もうちょっと感
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地獄の黙示録 ファイナル・カット(2019年製作の映画)

3.8

なかなか正体を見せないマーロン・ブランド演じるカーツ大佐の存在感がどんどん大きくなる。興味をひかれて見ていると、戦場での狂気を見せつけられて、最後は哲学の迷宮に迷い込んでしまった。
私には難解で今ひと
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プラトーン(1986年製作の映画)

4.0

遠い国の出来事のように観ていた昔と違って、成人の息子がいる今は他人事のように思えなかった。あの臨場感が怖すぎました。
志願して入隊したクリスでもギリギリの精神状態なんだから、むりやり招集されたにわか兵
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オクラホマ・キッド(1938年製作の映画)

3.5

これを見れば、西部劇はもっと面白くなるかも。
白人たちが何もない土地から町を築き上げる様子が興味深かったです。

号砲とともにいっせいに乗り込んで、早いもの勝ちで好きな土地を手に入れていました。
でも
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華麗なる週末(1969年製作の映画)

4.3

前に見たのは私がまだ独身の頃で、男の子の成長物語を見ても深く感動はしなかったけど、今回は違ったな。
出来れば息子たちが小学生くらいの時にも見ておきたかった。

いいとこのお坊ちゃんのルーシャス少年が、
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動乱(1980年製作の映画)

3.5

フィクションではありますが、高倉健と吉永小百合という豪華共演のおかげで、重苦しい二・二六事件を興味を持って学びなおす機会が持てました。

寡黙な青年将校の健さんと貧しさから女郎屋に売られる吉永小百合さ
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3時10分、決断のとき(2007年製作の映画)

3.6

それぞれの立場で信念を貫こうとするいい男たちを堪能しました。

強盗団のボス、ラッセル・クロウが悪役だけどめちゃくちゃ強くてカッコいい。
そしてクリスチャン・ベイル演じるお父さん。妻や息子に誇れる男に
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.3

「現実はやり直せない、しかしUならやり直せる」って言うけど、アカウントは1つしか作れないんだよね。
容姿や立場を隠してるから何でも出来るって事なのかしら?

Uの仮想世界が何のためにあるのか、そもそも
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コードネーム:プリンス(2014年製作の映画)

3.0

単純な勧善懲悪ではないところが面白いのかな。どちらも命を狙われる理由がありました。
それにしても娘、何であんなに薬に溺れてしまったんだろうか。

ブルース・ウィリスはちょっとしか出番なかったし、言うほ
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大人は判ってくれない(1959年製作の映画)

4.0

すぐにバレる嘘をつく所をみると、同級生より子供っぽいところがあったのかしら。もう少し要領良くやっていれば両親も先生も態度は違っていたかも。
だけど、出来ないんだよね。
盗んだものをバカ正直に返しに行っ
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名付けようのない踊り(2022年製作の映画)

4.2

これも劇場公開を見逃した作品。コロナの波が大きかった頃だったよね。
だけどこれ、自宅で観て良かったかも。だって踊りたくなったもん。泯さんを真似て両腕を高く伸ばしたら気持ち良かった。
タイトル通り、名付
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メゾン・ド・ヒミコ(2005年製作の映画)

4.2

お目当ては田中泯さんです。
泯さんの立ち居振る舞いにはいつも魅了されますが、今回は末期のがん患者ということで、動きは最小限でした。
ほとんどがベッドに横たわった姿でしたが、指の先までしっかり全身で演技
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ザ・フライ(1986年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

なにこれ、めっちゃ面白い!
若い頃に観たっきりで、グロい印象しか残っていなかったんだけど、改めて観ると一瞬も目が離せなかった。
(爪が剥がれるシーンは目をそむけたけれど)

人間とハエの融合。ウソ臭い
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青森さんちの祝日(2020年製作の映画)

3.0

こんな兄弟なら、天国のご両親も安心だね。
クセの強いハチ子だけど、わかってくれる人がちゃんといました。
字幕があればよかったな。声が聞き取りにくくて全部は理解しきれていない。

15歳の総理大臣(2019年製作の映画)

2.6

よく子どもにラップ調で言い返されていて、イラッとくる私ですが、この娘のラップは聞きやすいし、受け止めやすかった。
15歳でも総理の心は動かせる。

ギーコさん(2017年製作の映画)

3.0

グループ面接をめちゃくちゃにする人、ギーコさん。
本音は引き出してたみたいだけど。
就活生も面接官も頑張れ!って応援したくなります。

驚き!海の生きもの超伝説 劇場版ダーウィンが来た!(2021年製作の映画)

3.6

200匹のジンベイザメや100万匹のボラは圧巻の光景でした。
ウミガメの産卵から子ガメが海を目指すまでの映像は、今まで何度も見てきたけど、何度見ても感動します。
広大な海で受け継がれる命のリレーが素晴
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Crane Truck(2015年製作の映画)

3.1

建設会社事務員の女の子に恋したクレーントラック君のはかない恋。
かわいいんだけど、実写だとちょっと怖い。

恋におちたシェイクスピア(1998年製作の映画)

3.6

お芝居の稽古の進捗と二人の愛のゆくえがシンクロしていて面白い。
でも二人の恋愛模様にはあまり入り込めず、それよりも脇を固めるキャラ達の魅力の方が見応えを感じたかも。
観るの2回目だからかな。
初めて観
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ピエロがお前を嘲笑う(2014年製作の映画)

3.6

あらすじも読まずに観て正解。すっかり騙されました。
見えるはずのないネット上のやり取りを可視化してるのも面白かった。
主義主張があるわけではない軽いタッチのハッキングが、かえってリアルに感じました。
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ネイバーフッドインベイション(2020年製作の映画)

2.0

セリフが聞き取りづらくて、、、
長い19分でした。
よく分からなかった。
観た記録だけ残しておきます。すみません😅

浦島太郎(2016年製作の映画)

2.8

モノリスを連想させる亀には何か深い意味が含まれている気もするが。

スナック来夢来人(2021年製作の映画)

3.0

来夢来人(ライム・ライト)うちの近所には同じ名前の理髪店があります😄

「人生は痛みに耐えるものなのよ」
変なお店、って思ったけど、最後は少しほっこりした気分。痛みを癒せる場所を持ってる人は幸せだ。

スラムドッグ$ミリオネア(2008年製作の映画)

4.2

まともな教育を受けていないジャマールがなぜクイズに答えることが出来たのか?
1問1問、回答できた理由を追いながら、スラムで育った生い立ちとインドの現実をみせられました。
知らない方が幸せだった答え。
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利用規約の男(2020年製作の映画)

3.8

面白かった!
利用規約ってよく目にするけどまともに読んだことない。
わかりやすい言葉で、2〜3行でおさめてくれたら読むのに。
だけど、読まれちゃ困るんだね😅
これをショートフィルムで表現するなんて面白
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ラヂオ幽霊(2018年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

小梅にとっては、お仕事をやってきた意味が見つけられて良かった。幽霊さんの生前は幸せだったのかな?天国に行けてなにより。

黄昏(1951年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

なんと、不倫のお話でした。
昔はこんなの多かったよね。

「給料は全て奥さんに。女に貢ぐお金がなくなったら捨てられるのが落ちだ。」
ジョージには厳しい仕打ちだけど、このやり方は間違ってはいない。愛を誓
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ムーンライズ・キングダム(2012年製作の映画)

4.8

これ、めちゃめちゃ好き。
『小さな恋のメロディ』『ジョジョラビット』なんかが好きな人にはおすすめです。
9月〜10月にかけてのハリケーンが関係するお話なので、ちょうど今の時期に観るのが良いかもです。
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デス・ウィッシュ(2017年製作の映画)

3.6

銃大国アメリカならではのストーリー。犯罪が起こった後に駆けつける警察の役割って何だろうかと考えさせられます。ここに登場する刑事の対応もそれを物語っていました。

妻は死に、娘は昏睡状態になって、敵討ち
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ラッシュアワー(1998年製作の映画)

3.5

久しぶりのジャッキー・チェン。昔はよくテレビ放送されていたのにね。

ドンパチはあまり好きじゃないけど、重力を感じさせない華麗なアクションはお見事でした。

地獄の7人(1983年製作の映画)

3.2

ベトナム戦争から戻らない息子を探すため、という気持ちは分かるけど。
戦争はとうに終わっているのに、現地の兵士に銃を向け、爆弾で辺りを破壊しまくるというのはいかがなものか。
そんな気持ちで観ていたから、
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ザ・ロストシティ(2022年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

サンドラ・ブロックのキラキラジャンプスーツや広報担当ベスのダイナマイト(?)ボディに目を奪われました。
ロン毛のチャニング・テイタムはけっこう好きかも。
ダニエル・ラドクリフ、「子供だと思ったらヒゲが
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13人の命(2022年製作の映画)

4.3

洞窟に取り残された13人の命を救うため、世界各国から多くの手が差し伸べられました。
罪のない一般市民が理不尽に殺されているこの世の中で、これはとても意味深い作品です。

命がけのダイバーたちはもちろん
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