はるさんの映画レビュー・感想・評価 - 18ページ目

はる

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星のない男(1955年製作の映画)

3.4

マイケル・ダグラスパパの作品。
目元が似ていてどちらも男前です。
テキサス坊やにカウボーイの流儀を教えていましたが、西部劇初心者の私にも勉強になりました。

※翌朝後悔したくなかったらウイスキーに近づ
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小さな恋のメロディ(1971年製作の映画)

3.6

経済格差、子供のことを見ていない大人たち、型にはまった教育、、、
大人の嫌な部分を見せつけられて恥ずかしくなるので、これは子ども目線で見た方が良いですね。
初めての鑑賞がこの子たちと同じ年頃だったとい
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見知らぬ乗客(1951年製作の映画)

3.7

ヒッチコックらしさが満喫出来る巻き込まれ系サスペンスでした。
『サイコ』を連想させるマザコンぶりもゾクゾクする。
メリーゴーランドではスリルも味わいました。
被害者の死を悼む人がいなくてお気の毒だった
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武器よさらば(1957年製作の映画)

2.8

二人の恋愛観に共感出来なかった。「恋は盲目」と言うけれど、こんなに周りが見えなくなるもの?
戦時下、死が身近に迫っていたらこうなるのかも、と大目に見ていたけど、タイトル『武器よさらば』とこの二人の関連
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ジェロニモ(1993年製作の映画)

3.8

最後のアパッチ族戦士ジェロニモが白人に投降するまでのストーリー。
1000年続いた文化を白人によって強制的に終わらされたアパッチの悲哀が描かれていました。
投降する時のジェロニモのセリフが胸に響きます
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リトル・ダンサー(2000年製作の映画)

5.0

気になりつつも先延ばししていました。もっと早く観れば良かった。
元々子どもが主役の作品には弱いんだけど、お父さんの感動場面もたくさんあってホント良かった。
音楽がT.Rexなのも嬉しかった。

ビリー
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ポリスアカデミー(1984年製作の映画)

3.5

たまには頭を空っぽにしてこんなおバカなコメディに浸るのも良いですね。
ストレス社会に笑いは不可欠。
でも今の若い人にこのギャグはついていけるのかしら?

続編もあるけど、どんな内容だったかな?忘れちゃ
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リオ・グランデの砦(1950年製作の映画)

3.5

命令は絶対という騎兵隊として、そして夫や父親としての両方の立場にあるジョン・ウェインが描かれていました。

息子役のクロード・ジャーマン・ジュニア君が『仔鹿物語』の少年だと後から知って嬉しくなりました
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ロビン・フッド(1991年製作の映画)

3.7

ロビンフッド(ケビン・コスナー)が悪代官をやっつけるわかりやすいストーリー。

モーガン・フリーマンがイスラム教徒の戦士として同行しているのが良いアクセントになっていました。

ロビンがピンチに陥って
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ペリカン文書(1993年製作の映画)

3.5

すごく面白かったんだけど、登場人物が多くて複雑。
次に見るときは人物相関図を作りながら見たい。
って、昔見たときも思った気がする。忘れてた。
ガルシアって名乗る人物が大統領補佐官のコールと似ていて最後
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エクソシスト(1973年製作の映画)

2.6

子供の頃はめちゃめちゃ怖かったのに、改めてみると全然怖くなかった。どっちかというと病院での検査シーンのほうが怖かったかも。
子どもにこんな役をさせて大丈夫かなって心配にもなった。

悪魔がなぜリーガン
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北北西に進路を取れ(1959年製作の映画)

3.8

間違えられ系で同情させられ、カプランの正体もなかなか明かされず、サスペンスを存分に楽しみました。
そのうちスパイっぽくなって最後はスリル満点で終わって、始めから終わりまでずっと面白かった。

クライマ
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Mank/マンク(2020年製作の映画)

3.5

すごく難しかった。話についていけなくて何度寝そうになったことか。
だけど、『市民ケーン』に絡むエピソードと、小太りのおじさん姿のゲイリー・オールドマンがとても興味深かったから、時々早戻ししながら頑張り
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市民ケーン(1941年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

あぁこういう所が後の映画に影響を与えたんだろうな、って意識しながら鑑賞しました。
前半はすごくテンポが早くて油断できなかった。選挙の後くらいから見やすくなった印象。
バラのつぼみが燃やされるシーンでは
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黄色いリボン(1949年製作の映画)

3.6

黄色が強く印象に残る作品。
軍服の裏地が黄色ってオシャレ過ぎません?
だけど茶色一辺倒の西部劇でこんなアクセントがあると記憶に残りやすい。
そういえば『大砂塵』では鮮やかな緑色が使われていたな。

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ひまわりと子犬の7日間(2013年製作の映画)

3.4

実話に基づくストーリー

規則に従って犬の殺処分を行う保健所の職員さんが映し出されていました。
犬たちが狭くて暗い空間に閉じ込められて、煙突からは黒い煙が。まるで小さいアウシュヴィッツのようで辛かった
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間違えられた男(1956年製作の映画)

3.3

冤罪は誰にでも起こりうる事だから裁判の様子などじっくり見入っちゃったけど、ヒッチコック感はなかったな。
留置所でのぐるぐるのカメラワークとか、それっぽい映像表現はあったけど、お得意のサスペンス要素は見
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素晴らしき哉、人生!(1946年製作の映画)

4.6

ジョージに身投げをさせないための助け方が斬新だった。
あれは天使にしか出来ない技だね。

功徳という教えは多くの宗教にあるようです。
ジョージ・ベイリイに起こった奇跡は神からの贈り物かもしれないけど、
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バベットの晩餐会(1987年製作の映画)

4.5

ため息が出そうなくらい素敵な作品でした。
【似ている作品】に『ショコラ』が上がってる訳が分かりました。
敬虔で慎ましやかな日々を送る小さな集落にやってきた家政婦のお話し。
心に響くセリフも多々あり。
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激流(1994年製作の映画)

3.5

メリル・ストリープとケビン・ベーコンっていうキャスティングを知ったら見ずにはいられない。

メリル・ストリープがたくましいお母ちゃん役で、体を張る演技が珍しかった。
ケビン・ベーコンはやっぱり悪役だっ
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リベンジ・マッチ(2013年製作の映画)

3.6

引退した老年ボクサーのトレーニングと番宣がとにかく面白かった!
スタローンが生卵飲んでるし😁

ロバート・デ・ニーロのおじいちゃんぶりは見慣れているけど、スタローンは久しぶりなのでロッキーとのギャップ
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アパッチ砦(1948年製作の映画)

3.6

『影武者』などに大きな影響を残した作品ということで、現場を知らない上官のせいで多くの犠牲者を出してしまうところが興味深かった。
一方でコーチーズと地道に交渉を進めるヨーク大尉(ジョン・ウェイン)がより
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嵐ケ丘/嵐が丘(1939年製作の映画)

3.0

直前に『若草物語』を観たのがそもそもの間違いかもしれない。
復讐や欲望といった感情が強すぎて、ついていけませんでした。
名作と言われてるけど、私の感覚では到底共感出来ない。
これはやはり小説を読まない
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若草物語(1994年製作の映画)

3.7

オープニングの曲から、もう壮大なドラマを予感させています。
原作は1868年に出版されたそうです。『あしながおじさん』や『赤毛のアン』よりずっと前に女性の自立を描いていて、奴隷制度や児童労働にも触れて
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オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

3.4

1974年のオリジナル版とセットで鑑賞。こっちは初めてです。
当たり前だけど映像がキレイ。イスタンブールの町並みも、その後の雪景色も素敵だった。アクションシーンがあるのも大きな違いですね。

ベテラン
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オリエント急行殺人事件(1974年製作の映画)

3.5

結末を知ってるから随分長いこと見ていなかったけど、知ってるからこそ気づく事もあって久しぶりに楽しめました。
意外な結末だけじゃない面白さがあるんだよね。
実際にあった誘拐殺人事件から着想を得たそうで、
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アルプスの若大将(1966年製作の映画)

3.1

『若大将シリーズ』の7作目ですが、1作も見たことがなかったので、Wikipediaで 「シリーズ共通の設定」をチェックしてから鑑賞しました。

加山雄三のプロモーションビデオ的な扱いで見ればいいのか
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インフォーマント!(2009年製作の映画)

3.4

展開が早くて理解しきれなかったから、途中でストップして初めから見直しました。
そうやって真面目に見ていたら、マット・デイモンに騙された気分になりました。
もうどこまでがホントなのか、、、

これが実話
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BECKY ベッキー(2020年製作の映画)

3.3

まるで『ドント・ブリーズ』の孫娘バージョン。
別荘に侵入してきた脱獄囚に立ち向かう13歳の女の子ベッキーが最強でした。
かなりグロいから途中で止めたくなったけど、画面を両手で隠しながら見ていたらそのう
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折れた矢(1950年製作の映画)

3.7

白人がインディアンと和平条約を結ぼうと奔走するストーリー。『ダンス・ウィズ・ウルブズ』のファンとしては好意的に鑑賞できる珍しい西部劇でした。

聖書にある「人は皆神の子」には肌の色は明記されていないと
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我等の生涯の最良の年(1946年製作の映画)

4.5

なんだろう、これは?
特別な事件が起こるわけでもないし、昼ドラのような激しい恋愛劇でもないのに、最初からずーっと目が離せなかった。
長尺だから2日間に分けて見るつもりだったのに停止ボタンを押せなかった
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潜水艦クルスクの生存者たち(2018年製作の映画)

4.1

時節柄、やはり気になってしまうロシア海軍の潜水艦事故。キャストにコリン・ファースを見つけて、久しぶりに映画館に足を運びました。

大爆発を起こして沈んだ艦内に生存者が残されているというニュースはぼんや
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レナードの朝(1990年製作の映画)

4.5

これはもう何回見たかわかんない。
ロバート・デ・ニーロの演技幅の広さに改めて驚かされるし、ロビン・ウィリアムズにも魅せられる。

独身の頃に見たときは、年老いてまで息子の身の回りの世話をしているお母さ
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アンチ・ライフ(2020年製作の映画)

3.0

気になりながらも、あまりに評価が低いからTSUTAYAの旧作落ちをずっと待っていました。
ストーリーは雑だけど、私は楽しめました。雑さを楽しんだ、という方が合ってるかな。ブルース・ウィリスを始めとした
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ホット・ロック(1971年製作の映画)

3.7

ロバート・レッドフォード=すご腕のどろぼうという先入観で見ていたら意外な展開で面白かった。
初めは「さえないどろぼう映画」だったけど、少しずつコメディ要素が出てきて、最後のオチは思い出すと今でもニヤけ
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ワーロック(1959年製作の映画)

3.2

誰に肩入れして観ればよいかわかんないところが面白かった。
西部劇ってとにかく撃ちまくる印象が強い中で、ここでは法に則って町を守っていくという流れが受け入れやすかった。
どこで黄金の銃を使うんだろうと思
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