あつぼうさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

リベンジ・スワップ(2022年製作の映画)

3.8

お互いの復讐相手を交換する事によって、リベンジを達成しようとするだけの映画やと思ってたら、予想をはるかに上回る展開で最後の最後まで楽しめました。
アメリカのハイスクールムービーって絶対的な女王と王様が
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亀は意外と速く泳ぐ(2005年製作の映画)

3.6

おもっきりゆる~い映画です。このゆるさって好き嫌いがあるやろうけど、個人的にはかなり好きです。
最初から最後までギャグのオンパレードやけど、笑えない人には辛いかも。笑いのツボって人それぞれ違うからこの
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オーシャンズ8(2017年製作の映画)

3.6

あのダニー・オーシャンに妹がいてた事に驚いたけど、その妹も強盗とは恐れ入りました。
オーシャンズシリーズまさかのスピンオフでしたが、強盗団を女性にした事で今までのシリーズとは一線を画した映画となってま
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宇宙戦争(2005年製作の映画)

3.3

侵略映画もスピルバーグの手にかかれば家族愛がテーマの映画に変身してしまいます。今まで色々な侵略映画があったけど、その多くは主人公が先頭に立って宇宙人と戦うって展開でした。でもこの映画の主人公は家族を守>>続きを読む

バタフライ・エフェクト(2004年製作の映画)

4.1

初期のごく小さな差違が、将来的に予測不能な大きな違いを生じるというカオス理論を効果的に取り入れた異色サスペンス。
愛するケイリーを救うために過去を変えようとするけど、その事によって未来も変わってしまい
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マーダー・ミステリー(2018年製作の映画)

3.5

暴走気味のアダム・サンドラーがいい味を出していた良質ミステリー。
本格的なミステリーが好きな人にはオススメ出来ないけど、コメディ色の強いミステリーが好きな人にはオススメです。
豪華客船の中で起こる連続
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スペース・スウィーパーズ(2020年製作の映画)

3.8

2092年。地球は環境破壊によって荒廃が進み、宇宙開発企業UTSが宇宙空間に築いた居住地で、僅かな富裕層だけが快適な暮らしを送っていた。宇宙空間に増え続けるゴミを回収する宇宙船「勝利号」の乗組員たちは>>続きを読む

ルイスと未来泥棒(2007年製作の映画)

3.3

ディズニーが制作したハートフルSFファンタジー・アニメーション。
過去を変える事によって未来が変化するって大人なら分かるけど、5歳の子供に説明するのも難しかったです。

何か理由があって自分を捨てた母
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コンスタンティン(2005年製作の映画)

3.5

キアヌ版エクソシストって内容やけどあまり怖くはないです。
ホラー映画としてジャンル分けされてるけど、この映画はホラーにサスペンスの要素がたくさん入ってるのでサスペンス映画としても観れます。
随所に目を
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ミーン・ガールズ(2004年製作の映画)

3.6

リンジー・ローハン目的でこの映画を観たのですが、ハリウッドでよくあるお決まりの青春映画とは一線を引いた映画で嬉しい誤算でした。アメリカのハイスクールの実情ってこの映画の通りなら女の子の世界は怖いって思>>続きを読む

マン・フロム・トロント(2022年製作の映画)

3.7

何をやってもうまくいかない販売コンサルタントのテディが休暇を過ごすために訪れたコテージで、間違えて違うコテージに到着してしまったために、伝説の殺し屋マン・フロム・トロントと間違えられ、FBIや殺し屋業>>続きを読む

ソウ2(2005年製作の映画)

3.2

個人的にはこの手の映画は大好きです。
前作のラストはあまりにも衝撃的やったので、この続編が前作を超える事が出来ないやろうって思ってました。結論からいうと超える事は出来なかったけど、よく練られた脚本やラ
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ヴィレッジ(2004年製作の映画)

3.4

M・ナイト・シャマラン監督の映画って【シックスセンス】のインパクトが強すぎてどうしてもラストの大ドンデン返しを期待してしまいます。【アンブレイカブル】以降の映画は微妙な作品も多いと思ってしまいます。で>>続きを読む

キル・ボクスン(2023年製作の映画)

3.6

殺し屋とシングルマザーの二刀流って対極に位置しているので難しいものですね。伝説の殺し屋とまで言われてるのに、家庭では子育てに悩むシングルマザーというギャップが面白い映画でした。ただどちらにも重きをおい>>続きを読む

白い嵐(1996年製作の映画)

4.5

実話をベースに制作されてるのですが、脚色が巧くて自分も船に乗っているような錯覚さえ覚え感動しまくりました。
脚本を作るにあたって実際の生存者であるチャック・ギーグに取材した事によってこの映画の緊迫感な
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ザ・マミー(2017年製作の映画)

2.7

ジャケットに騙されたと思われても仕方がない内容でした。
ホラー系を彷彿させるようなジャケットだけではなく、そこに書かれてるキャッチコピーが大袈裟すぎました。
「近年で最も斬新で、最も怖いホラー」
何が
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.7

伊坂幸太郎さんの小説の中でも「殺し屋シリーズ」が好きで、その2作目にあたる「マリアビートル」がハリウッドで映画化されると聞いた時には期待半分、不安半分でした。
映画化するにあたり、東北新幹線が超高速列
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地獄の花園(2021年製作の映画)

3.6

OLの世界にも派閥争いはあると思うけど、それを昭和のヤンキー漫画のように力で制し強い者がてっぺんを取るって発想が面白かった。会社のてっぺんに立っても他の会社から喧嘩を挑まれるってビーバップの世界観です>>続きを読む

キャッシュトラック(2021年製作の映画)

3.5

銃社会のアメリカで現金輸送車の運転手がいかに危険な仕事かわかる映画です。どれだけ訓練を受けていても命を落とす可能性があるって毎日がストレスやろうなぁ。
新人として現金輸送専門の警備会社で職を得たヒル。
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アデライン、100年目の恋(2015年製作の映画)

3.6

永遠の若さと美貌を持ち続けられるのは、幸せな事だとこの映画を観るまでは思っていました。自分が老いなくても愛する人やペットは確実において死を迎える事になり、看取らなければならないって辛すぎます。特に自分>>続きを読む

アウトロー(2012年製作の映画)

3.3

冒頭の駐車場からの狙撃シーンの緊迫感が凄くて心拍数が跳ね上がってしまいました。スコープで狙撃する市民を狙う描写が怖い。
トム・クルーズ主演のガチガチアクション映画と思って観たけど、意外とミステリー色も
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ライフ・イズ・ビューティフル(1997年製作の映画)

4.6

初めてこの映画を観た時は結婚する前でした。結婚して子供もいてるこの現状でこの映画を観るとベニーニ演じる父親の愛情と優しさが痛いほど分かります。ほんま涙なしには観れない映画です。
ドイツ兵の通訳をかって
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.0

生き残るために嘘を重ねて裕福な家庭に寄生していくだけの映画と思って、なかなか観ようという気にならなかった映画ですが、フォローさせてもらってる方のレビューを読んだら面白そうやったので、遅ばせながら鑑賞し>>続きを読む

今宵、フィッツジェラルド劇場で(2006年製作の映画)

3.5

実在の人気ラジオ番組「プレイリー・ホーム・コンパニオン」をモチーフに、番組の名物司会者ギャリソン・キーラー本人が手がけた脚本を豪華キャストでロバート・アルトマン監督が映画化。ロバート・アルトマン監督は>>続きを読む

空母いぶき(2019年製作の映画)

3.4

近い将来、某国によってこういう不測の事態が起こりうる可能性がないとも言えない状況で、今現在の自衛隊が出来る事を垣間見れた。自国の領土を侵略され人質までとられているのに、なかなか重い腰をあげない政府にイ>>続きを読む

ファースト・マン(2018年製作の映画)

3.7

二―ル・アームストロング船長と言えばアポロ11号で月面着陸をした英雄として知っていたのですが、実際の彼の人物像や私生活などは全く知りませんでした。
この映画ではアームストロングがアポロ11号で船長にな
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デス・ウィッシュ(2017年製作の映画)

3.3

1974年制作、チャールズ・ブロンソン主演の「狼よさらば」のリメイク。
細かい設定は変更されているけど、ブルース・ウィルスが主演という事もあって鑑賞。最近のブルース・ウィルス作品はイマイチなんで期待せ
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プラットフォーム(2019年製作の映画)

3.0

目覚めたら訳もわからないシチュエーションに置かれているのは「CUBE」などと同じですが、メッセージ性が強く理解しにくいところも多かった。
上の階層から順に食事が"プラットフォーム"と呼ばれる巨大な台座
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ザ・フォーリナー/復讐者(2017年製作の映画)

3.0

アメリカに渡ってからのジャッキーの映画ってあんまり好きではないのですが、基本的にジャッキーのファンなんで観てしまうんです。
愛する娘をテロによって奪われた復讐物語で、コミカルな面が一切ないシリアスなジ
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ミリオンダラー・ベイビー(2004年製作の映画)

3.6

アカデミー賞で作品賞をはじめ主演女優、助演男優、監督賞の計4部門を受賞した話題作。イーストウッドの監督作って結構好きなんです。
これをただのボクシング映画やと思って観たら度肝をぬかれますよ。深くて重い
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セントラル・インテリジェンス(2016年製作の映画)

3.4

高校時代の人気ものが社会に出てパッとしない会計士となり、高校時代は太っちょでいじめられっ子が筋骨隆々の元CIAって設定が面白かった。
高校時代とは全く立場が逆転してしまってる2人ですが、高校時代の壮絶
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ホテル・ルワンダ(2004年製作の映画)

4.5

この映画を観るまではルワンダでこれほどの大虐殺がおこなわれた事を詳しく知らなかったです。たった100日の間に80万人から100万人の罪のない人達が虐殺されたって衝撃的でした。ツチ族の子孫を残させないた>>続きを読む

インサイド・マン(2006年製作の映画)

3.0

豪華キャストにスパイク・リー監督って言うだけでヨダレが出そうなほど観たくなった映画です。
でも残念な事に銀行強盗と警察の心理戦が凄く単調で緊迫感が薄れてました。緊迫感を煽ろうとしてゆっくりと時間を流れ
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流転の地球/さまよえる地球(2019年製作の映画)

3.3

老化し肥大化した太陽の影響で地球に様々な災害が起こり、地表の温度はマイナス70度となり人類は地表では生活出来ず地下都市で生活する事を余技なくされます。
今までこういう展開やったら、宇宙船に乗って他の星
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新解釈・三國志(2020年製作の映画)

2.6

新解釈って事なんで、こういう三國志もアリなんでしょうけど終始寒いボケの連続で肝心のストーリーが全然頭に入ってこなかったです。
これが福田監督の世界観といえばそれまでですが、何か行動する度にボケがはいっ
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堕天使のパスポート(2002年製作の映画)

3.5

祖国を亡命し、イギリスで不法滞在者として生活している人たちの現状って厳しいです。結局こういう弱者を利用して自分達の利益にしようとする輩がいてるんですよね。特に不法滞在者って事で脅して性的に迫ってくる工>>続きを読む