あびるさんの映画レビュー・感想・評価 - 16ページ目

お引越し(1993年製作の映画)

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相米監督真骨頂長回しが印象的

キリンをとりそこねた中井貴一、、家のなかを逃げ回る田畑智子、訳の分からない動きをする相米的子どもたちと内に狂気を孕む危なっかしさ

後半30分の祝祭的演出はセリフよりも
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楽園(2019年製作の映画)

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瀬々演出の過剰な演技に辟易とした覚えが、、

ジョーカー(2019年製作の映画)

5.0

本当に奇跡のような映画
ハングオーバーと同じ監督なんて演出の幅どえらいですね。

僕はタクシードライバーもキングオブコメディも大好きなので、この映画ももちろん大好き。

ずっと終わらないで欲しかった、
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惡の華(2019年製作の映画)

5.0

中学生特有の目も当てられないイタサを「中二病」とくくってしまうのは簡単だけど、そのイタさって物語をつくるうえで大切な要素で「中二病」と括るのはもったいないなと思いました。
僕は実際に自分だけは特別だと
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宮本から君へ(2019年製作の映画)

5.0

いいセリフといい俳優がいればそれで名作になるんだなと思いました。
漫画からの翻案で一番好きです。

この時代にあえてやりきった感がかっこいい。ピエール瀧はほんといい俳優だ


2回目、、
やはり出
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バスキアのすべて(2010年製作の映画)

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バスキア展の予習
マークトゥエイン
アンディ・ウォーホル
ウィリアムバロウズ
グレイ
シュガーレイロビンソン

見えない目撃者(2019年製作の映画)

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これはまじでオススメです。めちゃくちゃ面白いです。
緩急のつけかたが上手い。目が見えないという設定を使った、スリル満点の逃走劇は手に汗握ります。
こんなにスリルある邦画はなかなかみれません。
ラストの
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人間失格 太宰治と3人の女たち(2019年製作の映画)

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蜷川監督初観賞。人間失格という言葉が初めて発せられるところからの一連のシークエンスに大林宣彦っぽさを感じて、太鼓の音とか謎の祭とか、子どもが赤いライトに照らされて笑うところとか
あり得ない花とか月とか
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ロケットマン(2019年製作の映画)

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エルトンジョンと客が浮遊し、着地と同時に大盛り上がりするところぶち上がりました

現実とファンタジー的表現のバランスが絶妙で(文字通りロケットで上昇するところとか)そこらへんがボヘミアンとかストレイト
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ブギーナイツ(1997年製作の映画)

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2023
久方ぶりのブギーナイツを新文芸座で!
やっぱり最高。無修正だった。



ワンスアポンアタイムインポルノとも言うべき傑作でした

しかしながら昔々のポルノについて語ってはいるけど、その実、擬
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恋する惑星(1994年製作の映画)

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彼女との距離は0,1ミリ
57時間後僕は彼女に恋をした

いいセリフやなあ、しびれる。

どうしてこんなにも人気があるのか教えて欲しいというよりも、どうしてウォン・カーウァイの映画を自分が受け入れられ
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荒野にて(2017年製作の映画)

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大好き!!アンドリュー・ヘイ監督の他の作品も必ず観よう!
淡い映像とアメリカの風景と身も心も放浪する少年もお馬さんも全てが完璧にマッチング

僕自信心が迷子なので胸にささった
僕もお馬さんとなら旅でき
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砂の器(1974年製作の映画)

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社会派ミステリってこういうことか。

野村 芳太郎監督初観賞、冒頭のカット含めて美しいカットが多くあった。さいご過去の真相と現在のオーケストラのクロスカッティングは秀逸。観客みんな号泣。
ぼくは朝はや
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フリーソロ(2018年製作の映画)

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まずフリーソロという常識では考えられない登りかたが存在することがそもそろ驚き
無理にみえる難題に挑戦するとかではなく、人は色々な価値観をもっているということを学ばせてもらった

タロウのバカ(2019年製作の映画)

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ありあまる力をもて余す思春期の暴力性やら障害者をはじめとする社会的弱者の憤りやら生きることと死ぬこと、好きという曖昧な感情についてなどテーマがとっちらかってて物語にメリハリがなく冗長で全部中途半端な印>>続きを読む

ヤンヤン 夏の想い出(2000年製作の映画)

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小津的な構図、特に日本のシーンは本当に素晴らしい
日本で親父が青春を取り戻す一方で娘が友達の恋人とデートするクロスカッティングとても良い
いちいち絵画レベルの画面ばかりで、三時間近くあっても全然飽きな
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嘆きのピエタ(2012年製作の映画)

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北野武とPTAをおさえて金獅子とるだけあって面白かったです

エンタメとのバランスが良かった。障害者になれと迫るシーンのズームインにドキッとしました。

名作はやはり何かさいごに一捻りありますね。
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ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

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初めて観たときは??って感じだったけど、改めて映画館で観ると奇跡のように完璧な映画でした。

はじまりの音からエグい

マーウェン(2018年製作の映画)

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現実でPTSDを克服する動機付けが疑問

人形パートのアクションは面白いし、デロリアンにもあがりました

ラストはまあそんなもんだよなあ、って感じ。悲しくなっちゃうね

アス(2019年製作の映画)

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ホラーとコメディは紙一重

ファックザポリスをBGMに虐殺するところは最高だった。急な動きもめっちゃ怖い。

いなくなれ、群青(2019年製作の映画)

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フレッシュな役者と綺麗な島が良かったです。

演出は無難で少し退屈したけど、テーマは面白いです。

大人になる過程で誰もが感じる自己嫌悪とどうやって向き合っていくか、、自分の嫌なとこ含めて好きになって
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存在のない子供たち(2018年製作の映画)

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あかん、こんなん泣いてまう

ラストカットがえぐすぎる

アンダー・ユア・ベッド(2019年製作の映画)

5.0

どのように翻案されてるのかとても気になった。ハイテンション・ムービー・プロジェクト第2段の作品らしくて第1段はいつの間にか終わっていた。

はじめにミソとなる映像を流すところからはじめてフラッシュバッ
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

5.0

うれしすぎて語彙力を失う
あと何回観れるでしょう。

今いえることはブラピが『ファイトクラブ』並のかっこよさ!!!


2回目観賞
1回目観たときブラピのカッコよさにクラクラしたので細かいところ観れて
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火口のふたり(2019年製作の映画)

5.0

築いてきものが明日にでも崩壊する状況になったとき、計画的で打算的なものは意味を成さなくなって、欲望(体の言い分)に忠実に従ってセックスして食事して生きることが幸福なんじゃない?と問われてる気がした。>>続きを読む

吸血鬼(1967年製作の映画)

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ロマン・ポランスキーが若すぎるのとシャロン・テートが美しすぎてビックリ

笑おうと思えば笑える。

ラストはブラックで良いね!

ウエスタン(1968年製作の映画)

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ディレクターズカット版の160分で途中時系列のわからないカットがあったりしたけどそんなことは気にならないくらいのかっこよさ

フレームに入ってくるタイミングだとか立ち姿とか配置とか全部ツボで、僕西部劇
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アストラル・アブノーマル鈴木さん(2018年製作の映画)

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音がなんか悪かった。
松本穂香が好きならばみるべきだと思います。

欲望(1966年製作の映画)

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特にこれといったオチもない、主人公が流されるだけ(途中いろいろほっぽりだす)の映画って素晴らしい
スウィンギング・ロンドンという文化をはじめて知りました。ヤードバーズも

ミケランジェロ・アントニオー
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ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還〈スペシャル・エクステンデッド・エディション〉(2003年製作の映画)

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やっとこさ完結して感慨深いものがあるが、サムが主人公でした。
フロドは本当に指輪捨てへんし、ゴラムに騙されるしなんなんやこいつと思わせるが、それもこれも指輪のせいなんでしょう。重圧がエグいんやろな。
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ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔〈スペシャル・エクステンデッド・エディション〉(2002年製作の映画)

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長いけど一瞬でした。オークのビジュアル素晴らしいです。
ゴンドールとモルドールを混同してしまいがち

ブラック・レイン(1989年製作の映画)

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なんか「日本」的オリエンタルなものを撮りたい思惑も見え隠れするが、松田優作怪演だし、ブレードランナー風の雰囲気が日本で撮られてることに感動したし、ラストの泥でのシーンも『野良犬』みたいでカッコよかった>>続きを読む

ナイトクローラー(2014年製作の映画)

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ジェイク・ギレンホールのサイコ感溢れる演技に笑った。話が微妙に食い違っていたり、そのくせ説得力がある感じとか
1人部屋のテレビで笑ってたり
あと目がヤバい。暗闇で光る白目が素晴らしい

けどなんか、イ
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アイズ ワイド シャット(1999年製作の映画)

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めちゃくちゃ面白かった。トム・クルーズの絶妙な胡散臭さが良い

ラストのセリフにすべてが集約されてるんですよ。すべきことは「ファック」