rosechocolatさんの映画レビュー・感想・評価 - 16ページ目

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ピンクとグレー(2016年製作の映画)

3.7

TIFFで観れなかったので結構楽しみにしてました。行定監督だしね。やたら話題になってた理由には全く興味なし。

どんでん返しとかって、宣伝文句に使っちゃだめですよね。それだけで評価下がります。

確か
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イット・フォローズ(2014年製作の映画)

4.0

いやあなにこれこわいこわいこわいよるといれいけなくなっちゃうまちでみるひとみんなこわくみえちゃって

結局突き詰めるものの正体は観客に委ねられるんですけど、人間には若さや奔放さを十二分に満喫して人生を
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クリード チャンプを継ぐ男(2015年製作の映画)

4.0

ロッキーは正直見てないし、"Eye of the Tiger" くらいしかわからないけど、それでもきちんとロッキーシリーズへのリスペクトが伝わってくる。

ボクシングと言えばロッキー、ロッキーというワ
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独裁者と小さな孫(2014年製作の映画)

3.8

架空の国の独裁政権。周りが見えず政権崩壊したことも知らず、ひたすら威厳を振りかざす大統領と、所作の1つ1つがちゃんと憎たらしく演出されているその孫の逃避行はどこまで続くのか。

状況がわからず我儘いっ
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A Film About Coffee ア・フィルム・アバウト・コーヒー(2014年製作の映画)

3.9

およそありとあらゆる種類の、タイプのコーヒーが飲める日本。自分が普段飲んでいるコーヒーが一体どのようなクオリティのものなのか、深く考えないことも多いかもしれないが、もし自分はコーヒーが好きという自覚が>>続きを読む

I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE(2015年製作の映画)

3.8

字幕版で鑑賞。

昔からキャラクターとか漫画で見ていたスヌーピーたち。具体的なイメージが湧くのが良いよね。シュローダーはやっぱりイケメンキャラだった(笑)これ、字幕版上映もっとすればいいのに。

赤毛
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海難1890(2015年製作の映画)

2.8

12/3 109シネマズ全国一斉試写会にて。

エルトゥールル号遭難事件も、イラン・イラク戦も史実なだけに、結果はわかってます。そこを踏まえた上での鑑賞ですよね。
史実だし出演者も懸命に演じていまし
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黄金のアデーレ 名画の帰還(2015年製作の映画)

3.5

ヘレン・ミレンの凛々しさに付きましたね。
あと、アデーレ役の女優さん美しい。
話自体は結末わかってるので…

媚空 ビクウ(2014年製作の映画)

4.0

牙狼は全くわからないのですが、秋元才加推しとして鑑賞してきました。

よくあるアクションものに終始しちゃうんだろうかと一抹の不安を抱いてまして、結構ツッコミどころもあるんですが、それでも本作、秋元さん
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パリ3区の遺産相続人(2014年製作の映画)

3.2

ヴィアジェってわかりづらい制度ですね。日本なら逆に買主が貸し出して、家賃頂く感覚だから。借家人に月々払うなんて面倒くさくて引き受けたくないね。

誇り高き住人の老婦人とその娘、アパートの買主の男との間
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Re:LIFE リライフ(2014年製作の映画)

3.7

なるほど。すごく親しみやすいと思ったら、監督は"Music And Lyrics "の人なんだ。あれ大好きな作品。
たぶん監督の中では、ヒュー・グラントってキャラクターにいろいろ演じさせてみたいんでし
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午後3時の女たち(2013年製作の映画)

3.8

レイチェルが感じた、日常への不満。それは性別問わず誰もが何がしかは抱えているもの。ただ、彼女はその解決策の脇が甘過ぎるし、その方法を取った後のことを全く考えていない。

日本のママ村とは違ってアメリカ
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アクトレス 女たちの舞台(2014年製作の映画)

4.4

若さの渦中にいる時は誰もその恐るべきパワーに気がつかない。その若さが、自身より老いたもの、すなわち自分より力が弱いものに対して放つ無意識の残酷さに。

経験や技巧を必死に味方につけてきた、あらゆる円熟
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白い沈黙(2014年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

そりゃ細かいところ見ればいくらでもツッコミどころはありますよ。例えばキャスが拉致されるシーンとか。「ずっとつけられていたみたい」な所ももう少し何か表現あってもいい。組織の実態が全くといっていいほど描写>>続きを読む

バクマン。(2015年製作の映画)

3.0

佐藤くんと桐谷くんで『BECK』、猿時さんとクドカンで『あまちゃん』、いろんな組を持ってきたなと思いながら観てました。

漫画家になるって大変、でもそこから持続することももっと大変。
2があってもいい
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ヴィジット(2015年製作の映画)

4.3

シャマランどうよ・・・って感じで観ましたが、なにこれ!
『エアベンダー』の1000倍面白いじゃん。シャマランやればできる子。

やたら色気あるおばあちゃん、どっかで観たことあると思ったら
『アウェイ・
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ミケランジェロ・プロジェクト(2013年製作の映画)

3.7

戦後70年に合わせて続々と作られるナチス絡みの作品。これも知られざる史実を教えてくれました。
美術品に対して何のリスペクトもしない国には渡したくない!今日に至るまで美術品を鑑賞できるのは彼らのおかげ。

ピッチ・パーフェクト2(2015年製作の映画)

4.0

1よりも今回の2の方が私的にはよかった。クライマックスですね。コピーやカバーだけじゃ人生先に進まない。誰にも真似できないのがオリジナルと、歴史・伝統なのです。

ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

4.1

ここ何年かキアヌご出演の映画にはモヤモヤしっ放しだっただけに、本作の得体のしれない爽快感がやけに沁みちゃって。勧善懲悪、ここにあり!道理が通らないことはみんなも許せんのです。

グラスホッパー(2015年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

いつも伊坂さんのは原作読んでから観るから今回は逆。でもこれ観たら本が読みたくなりましたね。

アングラのネタバレや伏線が見えちゃってるのがどうなのよ…という。それじゃわかっちゃうよー。ここをギリギリま
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エール!(2014年製作の映画)

3.2

「家族の中に障碍者がいたら、健常者はサポートせざるを得ない」現実と、自己実現との板挟みに悩むことは実際多いはず。それでも親は子に幸せになってもらいたいと思うもので、そうじゃなければ何のための親なのかっ>>続きを読む

WE ARE Perfume WORLD TOUR 3rd DOCUMENT(2015年製作の映画)

3.9

Perfumeのことは実はよくわかりません。それでも彼女たちの軌跡の集大成としての本作、ここまでの途方もない道程の過程を垣間見ることができた。

メンバーがたった3人しかいない、(某集団とは異なり)代
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ギャラクシー街道(2015年製作の映画)

1.5

1つだけ言えることは、「三谷さんの映画だから」として観に行く感覚が薄らぐことでしょう。彼の作品は安泰ではない、ということです。彼が作るTV番組、映画、舞台、どれも固定ファンがいますが、本作は彼が長年に>>続きを読む

ステーキ・レボリューション(2014年製作の映画)

3.0

悪くはないと思うんですが、内容がメインのフランス人精肉店主さんの主観に寄りすぎなんですね。

フランスの肉牛の今後のあり方とか、柔らかい肉にしたいけど穀物飼料はNGとか。その国の文化に合わせた評価で全
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ヒトラー暗殺、13分の誤算(2015年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

試写にて。

一介の家具職人、しかもドイツ人なのにヒトラーを暗殺しようとした男の話。

何故単独犯なのか、理由は何かを解き明かす展開。その通りの史実かもしれないが、構成としては冒頭からラストが薄く予測
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ウォーリアー(2011年製作の映画)

4.0

なんでこういう良作がブルーレイスルーなのよ…とはこのこと。

試合のシーンはものすごい迫力ですよね。兄弟の役作りもお見事。トムハ氏はマッチョから回復する暇はないね。

まあ、スチール写真とか見てしまう
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わたしに会うまでの1600キロ(2014年製作の映画)

4.3

さすがにこの邦題はどうかと思う。何でもかんでもマイル数出せばいいってもんじゃないけど、数字出すとイメージ湧きやすいからなのかもしれない。それにしても、やっぱりここは"Wild"では?

『奇跡の200
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バレエボーイズ(2014年製作の映画)

4.0

ノルウェーでバレエダンサーを志す3人の男子中学生達。出発点は同じだが行き着く先は恐らくは大きく異なるはず。

夢を追い続ける者、夢を諦めたくなる者、夢から遠ざかりたくなる者。まだ人生の何たるかもわから
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at Home アットホーム(2015年製作の映画)

1.5

このレビューはネタバレを含みます

久しぶりに、あらら…って感じなんですけどね。

そもそも表社会から姿を消して生きようとする人間なんだから、例えば学校に行くにしたって(公立小の場合は)住民票があるとかないとかそんな話がある訳ですよね。
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映画 ひつじのショーン~バック・トゥ・ザ・ホーム~(2015年製作の映画)

3.9

「きちっとした言語で作ってない」所がたぶん本作のポイント。言葉がなくても世界各国の老若男女十分理解できてしまうという意味では、究極のユニバーサルフィルム。

単純な物語の中にもさりげなく単調な毎日への
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この国の空(2015年製作の映画)

4.4

終戦間近の東京で生きねばならないということ。空襲に怯え、空腹に耐え、非常事態下の人間の身勝手さに憤り、全ての不条理を我慢する銃後もまた戦いであった。

その中で覚えたささやかな恋心。戦争が終わったら、
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奇跡の2000マイル(2013年製作の映画)

3.8

約40年前の実話に基づく作品。
ミアちゃんはロビンになり切ってました。背格好や雰囲気も元々似ているし、そこに役になり切ろうとする努力が加わった渾身の演技。

どうしてもやり遂げたい旅、とても無謀な試み
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きみはいい子(2014年製作の映画)

3.8

エピソードの取り上げ方がやけに具体的で、故に胸が痛い。
孤独な育児、幼少期のトラウマ、虐待の連鎖、学級崩壊、ネグレクト… 実に多くのことを盛り込んでいるけど、それでも包み込むような優しさだけが人を救え
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セバスチャン・サルガド 地球へのラブレター(2014年製作の映画)

4.5

サルガドの写真に魅せられた所から始まった、ヴェンダースの映画製作。
それは単なる一写真家の足跡とか、作品紹介とは全く異なり、一人の人間が生きてきた中で突き動かされてきたものを、ひたすら追求した結果が、
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ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション(2015年製作の映画)

4.0

面白かったねーー!
トムちん、あんたはえらい。いくつになっても頼むわ

インサイド・ヘッド(2015年製作の映画)

4.6

これは絶対字幕で観た方がお得感増します。短篇の『LAVA』がまずまるで違うと思う。あの原語の響きは本当にお見事。心揺さぶられました。

そして本篇。
誕生してから成長に伴って変化する人間の感情のしくみ
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