シリアルキラーさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

オールド・ガード(2020年製作の映画)

3.6

結構斬新な設定の映画だったと思う。アクションシーンもかっこいい。

変わったシナリオだが話はわかりやすく、誰でも楽しめると思う。敢えていうのであれば、小綺麗にまとまりすぎてる感じがあって、もう少し映画
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サークル(2015年製作の映画)

3.2

想像していたより面白かった。

人がバタバタ消えていくから、もう少し登場人物の掘り下げが欲しかったりとか、最後もこちらに考えが委ねられる系の終わり方だったので、少し消化不良だ。

それでも全体的な雰囲
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最悪の選択 Calibre(2018年製作の映画)

3.7

想像していた以上に面白かった。

狩りに行った男たちが誤って子供を殺してしまうという、よくありそうなシナリオではあるんだけど、最初から最後まで緊張感が持続するし、話のテンポが良くて飽きずに楽しめた。
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この夏の先には(2021年製作の映画)

3.7

やっぱり中国の青春映画は良いなぁ〜と思われる、甘酸っぱいストーリー。

異常に教育熱心で、娘の男女交際にも口を挟み、学校にもズカズカ来てしまう教育ママ。中国では当然なのだろうか?日本ならモンスターペア
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THE MOLE(ザ・モール)(2020年製作の映画)

4.2

あの国にスパイとして入り込んでいた男の話。

ドキュメンタリー映画と言えば、過去の資料とか、オマケ程度の再現映像を見ながら語り手が永遠と語るイメージがあり、良くも悪くも、そのジャンルについて詳しくなけ
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マーダー・ミステリー(2018年製作の映画)

3.7

タイトル通りのミステリー映画でもありながら、コメディ色のかなり強い内容。

主人公夫婦の馬鹿加減はかなり笑えるし、テンポが良くて97分があっという間だった。ギャグがハマるかどうかにもよるが、個人的には
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空白(2021年製作の映画)

4.0

事故にあった女子中学生の父親は威圧的で、画面越しにでも嫌な人物として映るが、こういった人っているよなぁ〜というような、現実味のある人物だ。

それに対して追い詰められていくスーパーの店長は寡黙な人物で
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嵐の中で(2018年製作の映画)

3.8

シナリオのよく練られたサスペンス。一見、単純なタイムリープ物と見せかけて、かなり斬新な構成。

全編に渡って緊張感もあり、ただ怖がらせるだけではなく、起承転結、感動的なシーンもしっかりとしており、非常
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プラットフォーム(2019年製作の映画)

3.6

最後のシーンが問題提起になるだろうし、意味がわからない、尻切れトンボと感じる人もいるだろう。

私自身、自己解釈が要求されるような映画は苦手で、最後の事もいまいち自分なりの解釈ができているわけではない
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タイラー・レイク -命の奪還-(2020年製作の映画)

4.0

今更見たけどめちゃくちゃ面白かった。

インドの風景や、時折流れる民謡も目新しいし、アクション映画としての完成度も一級品。

特にカーアクションは、今まで見た映画の中でも1番か2番を争う大迫力。途中で
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真実の穴(2021年製作の映画)

3.4

タイの伝承話を映画化した「ナン・ナーク」で脚本を担当していたウィシット・サーサナティヤンが監督をするホラー映画。

内容はシンプルでわかりやすい。凡庸なシナリオではあるものの、しっかりと緊張感があった
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夜叉 容赦なき工作戦(2022年製作の映画)

3.6

緊張感があるスパイ物のアクション映画。ソル・ギョング演じる「夜叉」も良い味を出していた。

仲間の裏切りや、意外な人物が敵だったりのドンデン返しなど、王道でありながら楽しめるシナリオだった。

ただ韓
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瀑布(2021年製作の映画)

3.6

Netflixオリジナル映画として高評価を得た「ひとつの太陽」の監督の最新作。

コロナウィルスで隔離されて暮らす家族の話だが、あらすじに書いてあるほどコロナのことは関係なく、前作と同じく崩れた家族バ
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消えない罪(2021年製作の映画)

3.7

役者の演技が上手いのもあり、映画の内容に没入できた。

後半は意外な展開に。終始暗い映画だが、決して後味は悪くない。話もわかりやすくおすすめ。

Adam by Eve: A Live in Animation(2022年製作の映画)

3.3

改めてEVEの名曲の数々に触れられたし、「あのちゃん」が出ているのでファンの方には良いかもしれない。

私は元々EVEが好きで曲にも聞き覚えがあったので楽しめたが、良くも悪くもファン以外の層を取り込め
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コントロール(2007年製作の映画)

3.7

バンド、ジョイ・ディヴィジョンのフロントマン、イアン・カーティスの半生にスポットライトを当てた映画。

ドキュメンタリー映画だが、実際の物語のように話が進んでいくので、ドキュメンタリー映画のような「解
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ビハインド・ユー -その「何か」は、鏡の中にいる-(2020年製作の映画)

3.2

どこかで見たような要素の寄せ集めみたいな映画だけれど面白かった。

暗い中で急に何かに襲われる感覚は素直に怖いし、緊張感のあるシーンが多々あって、夜に電気を消して真剣に見たら怖いと思った。

ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

3.6

少し小難しいシナリオではあったが、私のような歴史的知識があまりない人間でも、エンターテインメント映画として楽しめた。

テンポが良くてダレるところがないのは、さすがスピルバーグ。反面、厳しいことを言え
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明け方の若者たち(2021年製作の映画)

3.7

アマプラ見放題開始。

「花束を」の二番煎じ感もあるけど、映画自体はテンポが良くて楽しめた。

ちょうど真ん中あたりで話の展開が変わって折り返すのも飽きさせなくて良い。

BGMはマカロニえんぴつに、
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ミステリーロード2/悪徳の街(2016年製作の映画)

3.6

独特の雰囲気があった前作が忘れられず、2も見てしまった。

砂漠の中で起こる事件を淡々と処理していく刑事という設定は同じだが、今回は白人刑事と原住民の刑事が組んでバディもののような形式だ。

申し訳程
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8番目の男(2018年製作の映画)

3.8

映画としての誇張や肉付けはあるだろうが、どうにも韓国の実話物は痛快でドラマティックだ。

陪審員もそれぞれに個性的でキャラが立っており、全員の演技も自然だ。

話も引きつけられるものがあり、最後まで飽
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人類遺産(2016年製作の映画)

3.5

廃墟の姿を捉えたドキュメンタリー。

ドキュメンタリーと言っても解説が入るわけでもなく、ただ廃墟の映像を見るだけなのだが、雨や波の音、突如飛び立つ鳥の姿などが、想像以上に躍動感を持って感じられる。
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ガール・オン・ザ・サード・フロア(2019年製作の映画)

3.1

割と斬新というか、癖のあるホラー映画。

緊張感のあるシーンもあるが、悪趣味なセンスを楽しむコメディ映画のようにも思えた。

暇つぶし程度にはおすすめ。画質も良い。

ジャッキー・チェン 必殺鉄指拳(1973年製作の映画)

3.5

お蔵入り作品にジャッキーの代役等でシーンを補完して作品化。

ファンの間では評価の低い作品だけど先入観なしで見ると普通に面白い。

アクションシーンもテンポが良いし、いつもの馬鹿喜劇も十分に笑える。
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ドント・ブリーズ2(2021年製作の映画)

3.5

人気ホラー映画の2作目。前作を見ていると共通のネタでニヤリと出来たりするが、今作が初めてでも全く問題ない内容。

シナリオが悪いわけではないが、ホラー映画の緊張感の部分だけを抜き出してテンポ良く展開さ
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デッド・ウォーカー(2015年製作の映画)

2.3

いわゆるゾンビ物かと思ったのだけれど、ヒューマンドラマメインでゾンビはオマケみたいなもの。

その割にはヒューマンドラマは突拍子もない展開ばかりで、内容は散漫。雑なカット割で、知らない間に話が進んでて
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コロンバス(2017年製作の映画)

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映像美が凄すぎて話が全然頭に入ってこない。エクスペリメンタルな音楽と小難しい話のコンボで、興味深い映画なのに眠気が襲ってくる(笑)。

ちゃんと通して見たけど、まだ評点できるほど集中して見られなかった
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あの胸にもういちど(1968年製作の映画)

3.3

サイケデリックな色彩と、バイクによる謎の疾走感。

過去の恋人や、今の夫との出会いの回想と共にバイクは進む…なんだか不思議な気分になる独創的な映画。もう1回ぐらい見てちゃんと評価したい。

ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

3.8

めちゃ面白かった。黒人差別を題材にしたシリアスな映画なのだが、小難しいところはなく、「黒人を差別している人がいる」ぐらいの認識があればエンターテインメント映画として楽しませてくれる。

しかし映画の最
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HUNT/餌 ハント・エサ(2016年製作の映画)

3.0

突如現れたライオンに街の人達がどんどん食い殺されていく話。

ライオンは突如現れて驚かせられるし、迫力もあるのだが、三角関係にある主人公たちの恋愛沙汰のがクローズアップされている印象。

人はどんどん
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ゴースト・ブライド(2017年製作の映画)

3.3

話が二転三転してわかりづらい部分もあったけど、雰囲気があって面白かった。

スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

4.0

久しぶりにアニメの映像でぶっとんだわ。こんなすごい表現があるんだなと、ただただ映像がすごすぎて圧巻。

マーブルに関する知識はほとんどないけれど、シナリオもわかりやすくて楽しめた。

とにかくスゲーっ
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ブルーアワーにぶっ飛ばす(2019年製作の映画)

3.1

CMディレクターとして都会で頑張る女性が、ひょんな事から実家に帰る話。

実際は実家に帰ってからの話がメインなのだが、ロードムービーのような、良い意味で脱力気味の状況が続く。

目立った起伏がある映画
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ミステリーロード/欲望の街(2013年製作の映画)

3.5

刑事が少女の殺人事件を解決するノワール物。かなり個性的な映画で人を選びそうだが面白かった。

まずBGMがないので、一般的なアクション映画のような躍動感は味わえない。常に淡々としており、デヴィッド・リ
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空の青さを知る人よ(2019年製作の映画)

4.0

超よかった。久しぶりに映画で泣いてしまった。「あの花」の監督の長編映画。

一言で言うとエモい。語彙を失うね。感情移入しすぎて、アニメなのに実写の映画以上に感情移入してしまう。

スクリーンで見たかっ
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超擬態人間(2018年製作の映画)

2.9

なんとも評価しづらい映画。

まずやっている事は日本のホラー映画でもかなり斬新だと思う。雰囲気もしっかりとあるし、低予算の中でも安っぽくならないような工夫がある。事実、恐怖心を不安感を煽られるし雰囲気
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