YUKIさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

YUKI

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AIR/エア(2023年製作の映画)

4.0

「仕事」というものへのドーピング映画!
映画の魅せ方として色々な側面があると思います。ストーリー、カット、役者、etc..

ただ、この映画は熱量で魅せる映画。
人間の持つ希望や情熱という根源的な感動
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ザ・ホエール(2022年製作の映画)

3.9

ペンは剣よりも強し、とは言いますが、まさにそれを体現する映画。
素直な感情が発露した文章は、なににも比肩しない、他人の人生をその文章に依存させるほどのパワーを持つことを示してくれます。
登場人物のめい
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わたしの見ている世界が全て(2022年製作の映画)

4.1

企業における第一目標は、利益の最大化とよく言われますが、「利益」を単純な経済的資産の増加と捉えれば、主人公は成功しているし、多分他人からも認められると思いますが、
結果としては、主人公はいわば一人負け
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仁義なき戦い(1973年製作の映画)

4.0

菅原文太に痺れる。
狙っているやつが常に強いというのは至言。

シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.9

チープだと言われていますが、
「特撮映画」というもの自体がチープさと緻密さの淡いにある存在だとは思いますし、それを表現したいのかも。
ただ、好きなチープと微妙な部分はあります。
ハチオーグの任侠物、時
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スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

3.8

少々消化不良な感はあるけれども、
えも言われぬ感情になります…。

Winny(2023年製作の映画)

4.1

想像以上に良かった。

演技について色々と言われることもある東出昌大ですが、私は結構好き。
「寝ても覚めても」や「あなたのことはそれほど」みたいな作品には結構ハマってるんじゃないかなと思っています。
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映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

3.3

なんであんまハマんないんだ…?
ちょっとルサンチマンみたいなのがあるかも。

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.2

正直よく分かんない部分もあるんだけども、関心が分散してどんどんジェットコースター的に進んでいくのは面白い。

マルチバースという言葉でSF的な要素はあるけど、その実はかなり現代的。ポストトゥルース的な
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バビロン(2021年製作の映画)

-

映画は現実の突発的な出来事には勝てないのかも。

私の2つ隣にいた老夫婦と前にいた若いカップルの話。
老夫婦(特に夫)が上映開始からあまり鑑賞態度が良くなく、足を席の上に上げていたり、まあまあな声量で
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イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

4.0

「中年の危機」で、人間関係まで破壊するとろくなことないっすね。

別れる決心(2022年製作の映画)

3.8

私はこれをどうしてもサスペンスとは見ずに、ラブストーリーとして見たいです。

こういう花様年華的な恋愛、緊張が持続するタイプの恋愛の美学、というんでしょうか、を見ていると、
どうしたってお手上げって感
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復讐するは我にあり(1979年製作の映画)

4.0

むせかえるような昭和の湿った空気が画面上を支配していて、
登場人物の行き先は袋小路であるようなことがひと目でわかる。

少年時から持続する親や社会への不信感が自我なき殺人に転嫁するんですが、やはりなぜ
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コンパートメントNo.6(2021年製作の映画)

-

映像の殆どが繊細で、美しい!
特にop,edは大好きなんですが…

劇場がマジで暑すぎてかなりしんどかった。
寒い映画なのに暑いのはちょっとどうなんだ?今日の映画なら冷房つけてもいいくらい。
映像と身
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遊星よりの物体X(1951年製作の映画)

3.7

ホラー映画の鉄則として、「怖いものを見せない」ということがあると思うけど、これは徹底されすぎているほど。

結局ほとんど「the thing」の全貌は見えない。多分ちょっとデカい人くらいです。
良質な
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きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

4.2

なんだか羨ましい生活を描いているが、それと同時に地続きな感覚も与えてくれる。

石橋静河を取り巻く恋愛は、本当に「こんな恋愛をしてみたい」という欲求をそのまま映像化したようなもので、ともすれば非現実的
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ヨーヨー(1965年製作の映画)

4.2

最近オードリーの若林が「舞台に立ちたい」としきりに言っているけど、まさにそういう終わり方だった。
道化師としてスターになり、時代に適応しテレビスターになったヨーヨー。
かつて豪邸だった自分の生家を莫大
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ロボコン(2003年製作の映画)

4.0

役者が全員スター級!すごいな!
自分の仕事がロボット関係なので、同僚にロボコン経験者も多い。
彼らはこんな青春してたんだな…。

この年代の良作邦画をどんどん見ていくと、
・過度なBGMがないこと、
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容疑者Xの献身(2008年製作の映画)

3.8

90-00年代のテレビ的良作邦画の質感(スウィングガールズとか)、やっぱり自分の年齢もあってか、親密さを感じてしまいます。
つまらないギャグシーンや不必要な音楽もなくて、不快感なく見れる。
トリック云
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RRR(2022年製作の映画)

-

ハイカロリーで3時間飽きることなく見ることができる!すげえ!

リアリズムの宿(2003年製作の映画)

4.0

「ボケとツッコミ」じゃなくて、なにか変なことが起きているっていうことに対して、誰も過度な指摘をしないっていうのはこちらで面白を増幅させることができてよい。
シュールな笑いとかそういう枠組みに入れられる
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