shibamikeさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

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拳銃を売る男(1953年製作の映画)

3.5

住むところ、働くところ、何もかもを失った訳ありの貧乏男が、極度の空腹のために無銭飲食をしてしまう。咎めてきた女性店長を男は誤って殺してしまう。
殺人に気付いた警察が男を追跡して…。

警察は殺人犯の男
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ホノルル・東京・香港(1963年製作の映画)

2.5

飯田蝶子が演じるおばあちゃんは最高です。

ドタバタロマンスコメディとでも言いましょうか、ご家族で安心してご覧頂ける映画でした。

上映後、劇場にいらしていた宝田明氏がトーク。84歳とのことであったが
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放浪記(1962年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

高峰秀子、演技が凄まじいのな。
女優、というか役者って面白い仕事ね。
あんな自由自在に人を演じられたら、さぞ愉快でしょう。

芙美子の極貧幼少期から作家先生になるまでの人生物語。
林芙美子という実在す
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33号車応答なし(1955年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

面白かったぜ、畜生。

1955年の時点で日本人は「クリスマスだ!クリスマスだ!」と言って派手に陽気に騒いでいたのである。昨日や今日のことではないという事実は結構勉強になった。クゥリスマスがもうすぐや
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ディア・ハンター(1978年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

上映時間三時間超えということで、肛門を普段の三割増しに引き締めて劇場に臨んだ。ら、今月ニューオープンのUPLINK吉祥寺が異常なまでにシャレオツで田舎者の自分は途端に緊張し、肛門以外が硬直(チンコは除>>続きを読む

ザ・スリッツ:ヒア・トゥ・ビー・ハード(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

柴三毛「近頃、Queenのガーエーが非常に人気らしいずら。俺っちも観に行くずら。」

…劇場受付。

柴三毛「Queenのガーエー、大人1枚ずら。」
受付「はい切符。」
柴三毛「メルシボークーずら。」
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あばずれ(1965年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

リツコ「…アキラ、甘かったわね。」


小さな印刷工場を営む社長さん。女房は数年前に病死。可愛い1人娘(リツコ)と暮らしていた社長であるが、社長さんは最近、バーの若いホステスと再婚。
この新しいお母さ
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誰が為に鐘は鳴る(1943年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ロベルト「君が行く所へ、僕も行くことになるんだ」


数年前にTBSドラマの「3年B組 金八先生」にハマり、TSUTAYAでDVDを借りて1人しこしこと観ていたときがあった(断じて抜いてはいない)。
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お早よう(1959年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

デューンデューンデュン♪
テロレロテロレロ♪

Finished with my woman
Because she couldn't help me with my mind
People thin
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青春を返せ(1963年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

「青春を返せ!」

イカすタイトルである。自分も言いたい。
柴三毛「青春をか…カハッ!(絶命)」


「返せ!」ということは自分の所有するモノを他者に奪われた、ということである。自分の人生には、"青春
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三匹の牝蜂(1970年製作の映画)

2.5

コカ・コーラは茶色だよ~♪
(最近は透明のもありますぅ!)


和田アキ子が歌うテーマ曲?の"女王蜂のフーガ"がどえらくカッコいい。
劇場のロビーで最近狂ったようにこの歌が流れ続けているが、まったくも
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特急にっぽん(1961年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

東京~♪京都、大~阪~♪ううううー♪ポポ♪

最後の無音シーンが抜群にカッコ良かった。あんなのアリなんだ、と驚いた。
が、全体的にはそこまでハマらなかった。

東京発大阪行きの特急列車が舞台となるガー
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喜劇 各駅停車(1965年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

本作「喜劇 各駅停車」を観た。
で、filmarksにレビューをポチポチ入力しようと思い、filmarksの作品検索窓で「各駅停車」と入力したら、2件ヒット。1件は本作。
もう1件が「痴漢各駅停車 お
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山鳩(1957年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

岡田茉莉子のこの可愛さを無形文化遺産に申請したいんですけど、市役所に行けば良いのでしょうか?

「ただいま零匹」で岡田茉莉子を見かけた時は「結構、あごがしゃくれてる…?」と失礼なこと思ったけど、本作で
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日本ゲリラ時代(1968年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

「もしあなたに徴兵令状が届いたら、どうしますか?」

冒頭に緑魔子が通行人に執拗にインタビューしまくる。

"んなもん、行く以外どうしようもないだろ!"
と社会の狗である自分は思ってしまう。

ラブア
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鶏はふたたび鳴く(1954年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

柴三毛「変な映画だったなぁ…。」

と変な自分が思っているのだから世話ない。
変なのだけれども、不思議な魅力に溢れた映画で、すっかり感心してしまったし、ニコニコしながら劇場を去った。ら、尻ポケットに入
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大学の山賊たち(1960年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

"バッキャロー!!"
と、ことある毎にみんなが叫ぶガーエー。うるさいんだよ!!


学業をほったらかしで、飲み会・不純異性交遊・OB訪問・便所飯、ばかりしてふらふらへらへらしている大学生達に山賊達が「
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羽織の大将(1960年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

とても感動した。


古典落語に魅せられた青年 十文字忠夫(フランキー堺)が桂五楽師匠に弟子入りして、浮いたり沈んだりするガーエー。

弟子入りの後、十文字には小文という芸名が与えられる。兄弟子には小
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ただいま零匹(1957年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

大分市の市長が、利権や私腹を肥やすためではなく、
誠心誠意市民のために仕事を頑張る、というガーエー。

ガーエーの中での大分市の差し迫った問題は”財政赤字”。
市がジリ貧でピーピーしているので、
市民
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北京原人 Who are you?(1997年製作の映画)

3.0

北京で骨折した。
ペキン。


どんなクソ映画なのかと思ったら、そこまで酷くない気が。
前評判でクソっぷりを期待しすぎた嫌いはある。
序盤~中盤の面白さは「んなアホな(笑)」という本作を小馬鹿にした面
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学生心中(1954年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

学生心中。
「おっ」と思わせるタイトルに惹かれ、鑑賞。
確かに、主人公とヒロインの大学生アベックは最後に二人して死ぬ。
死ぬけど、二人とも死ぬつもりはなかった、という切ない顛末だった。ので、意外の感に
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猫と鰹節(1961年製作の映画)

3.5

森繁カッコいいぃい!

森繁、伴淳、乙羽信子、三木のり平、西村晃らが豪華出演で「もうホンマありがとうございます。」状態。

乙羽信子と森繁のやり取りとかただ単に最&高。
乙羽「今からあんたが浮気したか
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幕末太陽傳(1957年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

めっちゃ面白かった。

結局、佐平次(フランキー堺)が何者なのか一切意味がわからなかったけど、そんな疑問を置き去りにして、夢中にさせる力強い爆発力が映画にあった。

フランキー堺、普通にカッコ良かった
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廓育ち(1964年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

三田佳子というと、もう「次男が薬中の人」という印象しか最近の人間にはないのではなかろうか。自分はそうである。
初めて三田佳子を映画で観たが、綺麗で驚いた。一時期、芸能人長者番付の常連だったというのは伊
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陸軍残虐物語(1963年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

佐藤純彌監督の映画には「個人 対 組織」を描いたものが少なくないらしい。
自身の幼少期の体験で、疎開先でのいじめなどが影響しているらしい。
「個人 対 組織」。全人間にまんべんなく関係あることだと思う
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美人劇場(1941年製作の映画)

3.0

90年代のスーパーモデルブーム(ナオミよ)、最近ではヴィクトリアズシークレットモデル、日本でも東京ガールズコレクションとかモー娘。、AKB。

とにかく、女性の「美」に対する想いというのは我々男には一
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グッド・オールド・サマータイム(1949年製作の映画)

3.0

かつてジョン・レノンは
「もし、ロックンロールに別の名をつけるとしたら、それは"チャック・ベリー"だ。」
と言ったそうな。

自分はミュージカル映画を何作か見たところ、偶然ジョン・レノンが自分に憑依し
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シンコペーション(1942年製作の映画)

3.5

アメリカにてジャズが世間を席巻していく模様を楽しめるガーエー。石鹸でしっかり手を洗い、世間体を気にしながら映画を接見。

序盤はもう興奮しまくった。夜、教会でゴスペルを歌って爆発する黒人達。

シカゴ
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ロバータ(1935年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

エルビス・プレスリーとかビートルズやその他色々な伝説のスター達が何でスターとして扱われているのか、後の時代に産まれた人間には理解するチャンスが少ないと思う。

そういう伝説のスターの1人にフレッド・ア
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M(1951年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

自分はこの映画、最後の疑似裁判シーンが好きであるが、ジョゼフ・ロージーの方は結構込み入っていてわかりにくかった。弁護士のおっちゃんが突然ストーリーにぐいぐい食い込んでくるのも自分は邪魔だと思った。フリ>>続きを読む

悪魔の接吻(1959年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

これは、もがり笛光子。

光子さん悪い女もやるのね。
他の人のレビューが軒並み姪っこにイライラの話で、自分だけじゃなかったんだ、と謎の安心感。もうこの姪っこは爆弾で死んでも構わん!許す!と多くの観客が
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子連れ狼 地獄へ行くぞ!大五郎(1974年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

人間の慣れとは恐ろしいもので、この子連れ狼シリーズを連続して観ている内に、人間として大事な感覚が色々麻痺してくる。

拝一刀は大体どの作品でも、終盤に1対200みたいなべらぼうな戦いを繰り広げ必ず勝つ
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集団奉行所破り(1964年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

面白かった。

普段は世間に身を潜めている8人が実は腕利きの盗賊で、それぞれキャラクターが立派に立っており観ていてワクワクしっぱなしであった。

口の達者な男、スリ師、剣豪、女たらし、策士、エロ姉さん
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狙われた男(1959年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

上流階級のおばさまが若い貧乏画家を魔性の魅力で虜にして、殺人の罪を着せようとするガーエー。

最初は「あんたに絵というものがわかるのか?」と突っ張っていた画家の兄ちゃんであったが、おばさまのエロ攻撃で
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トイレット部長(1961年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

観賞後、心が出したての大便程度の温度(=人肌)にホッコリとするハートフルがーえー。全編に渡ってユーモアもほど良く、憎き美男子 池部もなかなかひょうきんが上手い。しかしキャツの涼しげな流し目が憎いよアチ>>続きを読む

ザ・ガードマン 東京忍者部隊(1966年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

はいはい、どうせまた護衛対象をガードできないんでしょ!とぶち切れながら、鑑賞。

ほら、やっぱり!金塊の輸送護衛なのに金塊強奪されてんじゃん!バカ!

とプリプリしながら観ていたが、普通に面白くて、あ
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