gomimushiさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ブルーベルベット(1986年製作の映画)

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登場人物全員キチガイのよくわからん映画。多くのレビュアーが語るように結果的に何が伝えたいのか全く分からなかったけどゴッドファーザーっぽい雰囲気もあるのでマフィア系が好きな人にはおすすめ。

虫に人間の
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もっと超越した所へ。(2022年製作の映画)

3.7

「ただのよくあるコメディ映画かな?」とおもったけどめちゃくちゃセットにお金をかけているし、登場人物全員演技最高すぎるし面白すぎた。前田敦子さん、こんなに素晴らしい演技ができたんですね。

人それぞれの
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(2022年製作の映画)

3.7

なんかこの雰囲気の作品見たことある!とおもったら過去の瘡蓋をひたすら引き剥がしてくる「ちょっと思い出しただけ」の監督を務めた松居大悟さんの作品だった。納得。

いわゆるロマンスポルノ系作品ではあるけど
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ジュリアン(2017年製作の映画)

4.0

結論、かなりメンタルにきつい。いわゆる「毒親と親ガチャ」にフォーカスされた作品なのだがこの1時間半、常に胸が締め付けられて笑顔のシーンなんて1秒もない。

多くのレビュアーが語っているように父親役も子
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女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

3.5


どのシーンを切り取っても最高に素晴らしい景色ばかり。美しいインテリアにファッション、装飾、ヘアスタイル。まるで王族の一員になったかのように錯覚をするほど魅せるシーンの連発。まるで絵画のようといえば1
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白鳥(2023年製作の映画)

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結局何が伝えたいのか分からず、「ああ低予算のショートムービーか」くらいしか印象に残らず・・・。

構図が斬新な点は良かったけど特に見どころもなし。スコアの判定不可とさせてください。

聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

5.0

まさに最低最高の胸糞映画。大好き!

あまりにも大興奮がすぎるが故にこの感情をしっかりと伝えられる気がしないので箇条書きで。

・鬼気迫るBGMが素敵。まるでサイレントヒルがチープに感じるほど。
・バ
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アメリカン・アンダードッグ(2021年製作の映画)

3.2

結論からいえば同じアメフトでも「アイシールド21」の感動には勝てないという印象。自分の性格が捻じ曲がっているからというのもあるけれど、あまりにもとんとん拍子でいきすぎ。

実話であることは本当にすごく
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プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

4.5

こんなにシャネルが似合うやつおる?と思わず独り言が出てしまうほどアンディが死ぬほど格好良い映画。

どのシーンを切り取ってもフランスの街並みが美しく、映画を見終えたあとにはファッションが好きになってい
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彼方に(2023年製作の映画)

3.7

2024年アカデミー賞ノミネート作品も納得。短編映画ながら魅せるシーンの連発。短編映画でシンプルではあるが、なんだかもっと見たくなる映画だった。

もしこの映画のように自分の配偶者と子供が突然通り魔に
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ようこそ映画音響の世界へ(2019年製作の映画)

5.0

クリエイティブって良いなと思わされる作品。映画ってほとんど脚本と映像ばかりの視覚効果に目がいきがちだけど、本作を通じて改めて「聴覚」も交えて初めて完成することを知る。なんだかすごく感覚が研ぎ澄まされた>>続きを読む

猫は逃げた(2021年製作の映画)

3.5

いきなり離婚をすることからスタートする見たことがないタイプの作品。けどペットの猫の親権がきっかけで2時間ずっとズルズルいってイライラしかしないのがこの作品の狙い目か。

夫婦お互いが不倫もしていて、な
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紙の月(2014年製作の映画)

3.6

「金の切れ目が縁の切れ目」というのは誰しもが一度は聞いたことがあるだろう。まさにその一言を表した作品。

若い男にハマってしまう宮沢りえがずるずると不倫関係にのめりこんでいってしまうのも、会社のお金を
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ロブスター(2015年製作の映画)

4.0

「哀れなるものたち」があまりに面白すぎたため同じ監督のものを鑑賞。やっぱりこの監督の作品全部ぶっ飛んでるわ。着眼点が普通の人間じゃ決して思いつかないものばかり。

終始気持ち悪すぎる空気感、なんとも居
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

5.0

結論から言えば、現在1000本弱ほど映画を見てきた中で過去1を争うレベルで好きな作品だった。好みは別れるかもしれませんが、なぜこんなに惹かれ
るのだろうと不思議なほどこの世界観に引き込まれていて、2時
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

3.5

これもう邦画では・・・?と思えてしまうほど日本が舞台になっていたり、あらゆるシーンで日本語が飛び交っていて一瞬混乱してしまった。笑

映画の内容はいつも通り面白く、アクション系なら1番と言っていいほど
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愛なのに(2021年製作の映画)

5.0

うわー!好き!世界観最高!脚本誰だろう?と思って調べたら案の定「今泉力哉さんかーい!」ということで落ち着いた。この人の作る作品は全部狂ってるし、ことごとく視聴者の過去の思い出に土足で入ろうとしてくる。>>続きを読む

いつかの君にもわかること(2020年製作の映画)

5.0

エグいわ。タイトル見ただけで「絶対にお涙頂戴系やん!」と分かっていても絶対に泣いてしまうのは反則。最後に「実話」アピールするのも反則。

母親は既におらず、33歳ながら父親であるジョンの寿命がほとんど
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雪山の絆(2023年製作の映画)

5.0

ノンフィクションでこれは驚愕。TOP3に入るレベルで面白いノンフィクション映画。そのへんにあるホラー映画の100倍以上怖い。

2時間半程度の映画なのに完全に時間を忘れてみられるほど集中をしてしまい、
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ゆるキャン△(2022年製作の映画)

5.0

結論、最高すぎるアニメ映画。いつだってキャンプは青春、そして地元の友達は宝。

どんな困難であれ誰かと何かを成し遂げたときの達成感はお金に代えられない何かがある。
今の日本はデジタル社会が進みすぎたが
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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

3.2


笑えるシーンもあれば、脱獄シーンはプリズンブレイク並にドキドキするシーンもあったりかなりテンポの速い映画。
逆にテンポが速すぎるが故に一瞬でも眼を離すと何度も振り落とされそうになる。おかげさまで何度
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アウトフィット(2022年製作の映画)

4.0

最近自分の中で分かったことがあって、いつだって「主人公最強系」映画は最高に面白いということ。

ゴッドファーザーのようなマフィア系映画に飽きた人、ゴッドファーザーのようなファッションが好きな人はめちゃ
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マスカレード・ナイト(2021年製作の映画)

3.5


個人的に前作『マスカレードホテル』の方が好きだった。とはいえ映画を通してここまで言葉遣い、所作、お客様ファーストを学べるのはこのシリーズしかないと思えるほど学びになる2時間。

どのシーンを切り取っ
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BAD LANDS バッド・ランズ(2023年製作の映画)

2.0

結構絶賛の声があったけどかなり微妙。暗号資産だったり自分の住んでいる大阪の街並み(なんと西成から淀屋橋まで!)が映し出されるのは少し感動したけど作品自体はいまいち。

そう思った理由を以下に箇条書きで
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M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

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2024年1発目の映画。結論かなり微妙。全く怖くないしもっとビビらせてほしかった。
AI時代になるであろう、2024年もそうだが使い方によってはAIも敵になる。そんなメッセージ性をもたらせた少しチープ
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TAR/ター(2022年製作の映画)

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今年映画100本目。結論、多くのレビュアーが高評価をつけているが個人的にちょっと内容がわかりづらい。てっきり「セッション」とか「響け!ユーフォニアム」とかあっち系の映画かなと思いきや少し掴みづらくてか>>続きを読む

哭悲/The Sadness(2021年製作の映画)

3.5

今年映画99本目。結論からいえば初めて見るタイプのゾンビ映画だった。いやそもそも「ゾンビ映画」という類にカテゴライズすべきかどうかも微妙。
なぜならゾンビが会話できるし感情もあるし走り回るタイプ(さら
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そばかす(2022年製作の映画)

5.0

無性愛とはまさにこれのこと。自分の生き方が間違っていなかったと背中を押してくれる作品。滅多にこういったヒューマン系の邦画に課金をして見ることって滅多にないけど見てよかった。

他人からしたら当たり前で
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百花(2022年製作の映画)

3.5

◼️結論
もし自分の母親がこの物語と同じく、百合子のように認知症を患ったらどう接していけば良いのか考えてしまった。誰かが死ぬわけでもないが、想像以上に重い話。

認知症が原因で、スーパーから会計をせず
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クリプトボーイ(2023年製作の映画)

3.2

んー微妙。なんだかNFTでハメられまくった昨年〜今年の春を思い出した。
暗号資産関連は基本的に怪しいしメジャー所のBTC/ETH/XRP/SOLなど以外現物として手を出すのはおすすめしない。基本的に株
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永遠が通り過ぎていく(2022年製作の映画)

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んーサブい!サブすぎる!この脚本家+監督の読ませる文章が3年ほど前からすごく好きで映画を見てみたけど「ただただエモくしたいだけなのでは?」というのが垣間見れてしまい開始3分で断念。DMMで550円も払>>続きを読む

ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

3.5

ラストは結構えぐめな仕掛けのあるヒューマンドラマ。ネタバレ厳禁。

自然の美しさが圧巻でどのシーンを切り取っても緑緑緑の連続。普段都会に住んでいる我々にとって緑の大事さを忘れかけていたのを補給してくれ
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ほつれる(2023年製作の映画)

5.0

結論、めちゃくちゃ面白い。ただのよくある「W不倫」ではなく、不倫相手が映画開始10分で死ぬぶっ飛び具合が見たことのないエンターテイメントを見させてくれた。見たことのないコンテンツを見させてくれるのは人>>続きを読む

ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

5.0

結論からいえばめちゃくちゃ面白かった。モザイクなしでこんな身の毛もよだつダークコメディは珍しい。

人体をどれだけ粉砕機でハムにされようが、グロさがなぜかなくつい笑えてしまう。
「包丁をもって人を後ろ
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ファーゴ(1996年製作の映画)

5.0

ブレイキングバッドを見ているかのような登場人物全員が狂った作品。「こんな内容が実話なのかよ・・・」と思いきやエンドロールは納得。好き。

様々な裏切りのストーリーを体験させた後で、最後には観客をも裏切
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ピアニスト(2001年製作の映画)

5.0

すごい綺麗な作品。人を選びそうだけど自分はかなり好きな映画だった。2001年カンヌ国際映画祭で主要3部門を総ナメも納得。

ただの純愛ストーリーでもないし、むしろ相当歪んだストーリーで「まあ初デートで
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