開始15分。そこそこ面白い。
潰れかけのコインランドリーで散らかった部屋、めんどくさい客、うまくいってない家族に対処しながらなんとか確定申告的なもののために家を出なければならない、
その動線、小道具、>>続きを読む
劇中映画がぜんぶめちゃくちゃ面白い
それでいて、映画をどうしても作らなければならない人の話でも、成功者の一代記てもないのがよかった
宇宙からやってきた謎の種子からできた植物に侵略され、アメリカの街がひとつ見た目がそっくりの人間でない者たちによって複製され乗っ取られてしまうまでをそこから唯一生存して生き延びた男の視点で語るというリメ>>続きを読む
活劇かと思えば、メロドラマだった。刑務所と聞くから、アクション・暴力・猟奇・脱獄など期待して見るがそのどれも見当たらない。気になるのは、暴動の首謀者らしきダンといういかにも恰幅のいい、悪ガキがそのまま>>続きを読む
鯨の右眼の主観ショットという発明に爆笑した。
そりゃ、船沈める演出はあたりまえのように手練れでした
耳の聞こえないプロボクサー小河恵子を育てた荒川ジムの会長に取材する中盤のシークエンスに、おそらくこの映画唯一のジャンプカットがあって、はっとする。実際の撮影現場がどうかは知らないが、ばっちりキマったシ>>続きを読む
久しぶりの封切り初日鑑賞
構図のバッチリ決まった2ショット目の家畜小屋からリサンドロ・アロンソ『約束の地』、ブレッソン『湖のランスロ』、パゾリーニ『デカメロン』的な冷たい美学の寓話で仕上げるのかと思>>続きを読む
「死への逃避行」と続けて鑑賞。
財産狙いの連続殺人犯の女を自分の娘と混同して追いかけるこちらと、
雪山の林間学校でやたらと感受性の強い子どもが教師や過保護な父親に対して過剰な妄想を掻き立て、幻想を見>>続きを読む
アクションはちょっとお粗末だが、窃視・尾行が丁寧で素晴らしい。
なによりお話がぶっとんでる。
イザベルアジャーニの写真での初登場シークエンスだけで100点
お話としては割と好きなのだが、脚本映画になってしまっているな、と。
マルホランドドライブやエターナルサンシャインよりも、ジュゼッペ・カポトンディ『時の重なる女』を彷彿とさせた。
ピアノによって並行世>>続きを読む
やり手の解体業者でほしいものはなんでも金で買ってやろう的なマッチョ男のセザール(イヴ・モンタン)と暮らしているロザリー(ロミーシュナイダー)のもとに元夫のブラッドが帰ってきて三角関係になる。
ブラッ>>続きを読む