ゴン吉さんの映画レビュー・感想・評価 - 94ページ目

ゴン吉

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ダンガル きっと、つよくなる(2016年製作の映画)

4.8

吉田沙保里選手や伊調馨選手とも対戦したこともある実在のレスラー姉妹を基にした作品で、サクセスストーリーで楽しめた。

実話ベースの作品は退屈なものになりがちですが、本作は2時間以上の上映にもかかわらず
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ラジオ・コバニ(2016年製作の映画)

4.0

シリア紛争にまきこまれたクルドの人々の状況をドキュメンタリータッチで描いた作品です。

日本人と同様に文化的に暮らしていた人々が、紛争に巻き込まれ、難民にならざるを得なくなる。
IS兵士も自分の意志と
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ミッドナイト・サン ~タイヨウのうた~(2018年製作の映画)

4.2

邦画のタイヨウのうたのハリウッド版のリメイクですが、邦画は未鑑賞で本作を観ました。

主演のベラ・ソーンは、整いすぎるほどの美女だし、シュワちゃんJrのパトリック・シュワルツェネッガーは爽やかなイケメ
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ベルリン・シンドローム(2017年製作の映画)

4.0

監督はオーストラリア人のケイト・ショートランドさんで、前作の「さよなら、アドルフ」がそうであったように、本作も女性の視点からヒロインの微妙な心理状況を描いている。
必ずしも恐怖をアクションで示すのでは
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.0

アカデミー賞では作品賞・主演男優賞・脚色賞・歌曲賞にノミネートされ、脚色賞を受賞しただけあって、ティモシー・シャラメはもとより、アーミー・ハマーの演技も素晴らしく、音楽も良かったです。
それらにひけを
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

5.0

久しぶりに凄い作品を観させてもらった。
オープニングから全編を通して力強くてテンポのよい音楽とダンスが素晴らしい。
まさにグレイティストなショーでした。
ジャンルは違いますが、アニメのシングを思い出し
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ヴァレリアン 千の惑星の救世主(2017年製作の映画)

4.2

青年が様々な経験を通して、本当に人を愛するとはどういことかを学んでいくお話。
映像もきれいだし、リュック・ベッソン監督ならではのスピード感も良かったです。
実年齢より、若く見える主演のデイン・デハーン
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

本作品は、娘を殺された母親と警察署長、若い巡査の3枚看板が入れ替わりながらストーリーが進む。

ひっくり返ってもがいているだけのクワガタ虫が、起き上がることにより鍬を突き出して進みだすように、娘を殺さ
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ダウンサイズ(2017年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

大きな幸せを追い求めて、理想を叶えるために新しい世界に挑戦してみるのもよいですが、小さいかもしれませんが、本当の幸せは身近にあるものです。
終盤に再度大きなチャンスが訪れますが、彼が選択した道は...
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ナミヤ雑貨店の奇蹟(2017年製作の映画)

4.3

こういう風に、悩み事にアドバイスしてくれるのって良いですね。
自分は相談したことはありませんが、占い師に長蛇の列ができる理由が、少し分ったような気がしました。

宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第四章 天命編(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

この作品は何でしたっけ?
彗星帝国はマクロスのゼントラーディ軍のようにクローン人間だし、空間騎兵隊はガンダムのようにロボットで戦っている。

でもデスラーの復活で盛り上がってきました。
デスラー砲が大
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ヒューマン・ハンター(2017年製作の映画)

3.8

世界観はマッドマックスのアメリカ版を想定しているのかもしれませんが、アクションは少し控えめでした。
設定が近未来ということになっていますが、どちらかというと40年くらい昔といった感じ。
ラストも残念。
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.2

美女(?)と野獣といったストーリー。
いえ、ヒロインが年頃の美少女でないところが良いですね。
こういう設定で、言葉が通じなくても心は通じることを表現したのもステキです。
こんなふうにファンタジー・ロマ
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ザ・ボルト(2017年製作の映画)

3.9

強盗に入った銀行が呪われていたという設定が面白い。
ただし強盗達が呪われる理由が、感じられない。
強盗達がもっと凶悪犯だったほうが、ストーリー展開に説得力が出たのでは思う。
強盗たちの動機を考えると、
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(r)adius ラディウス(2017年製作の映画)

3.8

設定に強引なところがあるものの、オリジナリティーがあり、面白かった。
アメリカの連続ドラマのような内容で、サイコスリラーとして楽しめた。
謎が結構あっさり明らかにされるので、もう少しサスペンス性を加味
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マイティ・ソー バトルロイヤル(2017年製作の映画)

3.7

前から思っていたんだけど、ソーの長髪は、あまり好きではなかった。
髪を切ってカッコよくなったのは良いんだけれど、ストーリー上、髪を切る意味が感じられないのが、少し残念。
トレードマークのような髪型を変
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悟空伝(2017年製作の映画)

3.8

「西遊記~はじまりのはじまり~」でも脚本の一部を担当したデレク・クオックが本作のメガホンを取っているだけに、本作品も孫悟空が主人公であるのにもかかわらず、西遊記はそっちのけでストーリーが展開する。>>続きを読む

ゴッホ~最期の手紙~(2017年製作の映画)

4.6

先日、「ゴーギャン」を観たので、そののりで「ゴッホ」もという軽い気持ちで、前情報なしで鑑賞。

本作品の画は、新鮮で圧巻で、大満足です。

芸術家の半生を描いた作品は、真実からあまり逸脱はできないので
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RAW〜少女のめざめ〜(2016年製作の映画)

4.2

ベジタリアンが一度肉の味を知ったら、どうなるかというお話。
かなり怖い作品です。

本作はカニバリズムを通じて、これまで親の監督下で制限を受けながら生活していた少女が、世間を知り自立していく姿を被せて
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ダブル/フェイス(2017年製作の映画)

4.0

卵子提供や代理出産にありがちなテーマのスリラーでしたが、最後まで結末が読めず、楽しめた。
特に終盤の盛り上がりは最高でハラハラドキドキでした。
日本ではなじみの薄いテーマだからなのか、単館上演なのが残
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ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ(2016年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

事実をベースにした映画は、作品に勢いがないことが多いが、本作はフィクションのように面白かった。
逆に、これが実話ベースであるがゆえに、複雑。

創業者のアイデア、仕事仲間の妻など良いと思ったものは横か
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ロスト・シティZ 失われた黄金都市(2016年製作の映画)

3.7

史実をもとにして、イギリスの探検家パーシー・フォーセットの半生を描いた作品。
パーシー・フォーセットはインディ・ジョーンズのモデルだそうですが、本作品はインディのような華やかなエンターテイメント性はあ
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デヴィッド・リンチ:アートライフ(2016年製作の映画)

3.5

デヴィット・リンチ監督が自ら己の人生を語り、それを象徴した絵や写真で表現したドキュメンタリー風の作品。

マニアックな作品で娯楽性は低いですが、監督や映像・アートに興味がある方はお勧めの作品です。
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羊の木(2018年製作の映画)

4.0

「羊の皮を被った狼」という言葉に代表されるように、人の本当の姿は見た目では判断できないということでしょうか。
羊の木には5匹の羊しか描かれていないのに、移住者を6人に設定した理由がわからなかった。
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ザ・リング/リバース(2016年製作の映画)

3.8

冒頭はインパクトがあり、期待が高まった。
それ以降は、何度もリメイクされていることもあり、新鮮味に欠け、怖さが感じられなかったのが、残念。
基本は踏襲しつつも、本作ならではの一捻りが欲しかったと思う。
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君の膵臓をたべたい(2017年製作の映画)

4.5

浜辺美波さんの演技が素晴らしかったです。
残り少ない余命を前抜きに生きようとする姿、周りの人への気遣い、逆に、死への恐怖を上手く演じていました。
お涙頂戴の作品とはわかっていても、彼女の言動で、何度も
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GODZILLA 怪獣惑星(2017年製作の映画)

3.7

冒頭で、東宝怪獣ファンへのサービスとして、マニアックなドゴラが登場。
期待が膨らむが、ファンサービスは冒頭だけで終わってしまったのが残念。

終盤はゴジラとのバトルシーンがメインで、スピード感もあり、
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ガーディアンズ(2017年製作の映画)

3.9

ロシア映画ならではのCGはよかったですが、ガーディアンズの能力はどこかで見たことがあるようなもので目新しさがないのが残念。
一方、アナログ感が混ざっているのがロシアらしい。

メンバーが、お上のお誘い
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ゴーギャン タヒチ、楽園への旅(2017年製作の映画)

3.9

後期印象派を代表する画家であるゴーギャンのタヒチでの生活を描いた作品。

ヴァンサン・カッセルがゴーギャンの苦悩を好演している。
ゴーギャンのタヒチでの生活には光と陰があり、現地で娶ったテフラもまた然
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マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

3.7

第89回アカデミー賞で主演男優賞と脚本賞を受賞した作品なので、遅ればせながら鑑賞しました。
評判や口コミは未読で観ましたが、アカデミー賞受賞作なので、勝手にインパクトのある作品と期待しすぎたせいか、逆
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ダークタワー(2017年製作の映画)

3.7

独特の世界観と、ガンスリンガーを演じるイドリス・エルバ、悪役のマシュー・マコノヒーなどキャスティングはよかった。
特にイドリスのガンアクションは楽しめた。

壮大な内容の原作を無理やり90分に詰め込ん
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グレッグのダメ日記4(2017年製作の映画)

3.8

コメディー映画として面白かった。
家族それぞれに個性があり、末っ子が、さりげなく活躍するのもgoodでした。
丁度、スペイン航路の機内での鑑賞だったので、映画をスペイン語で観たら、私も末っ子のようにス
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ホーム・アゲイン(2017年製作の映画)

3.8

いろいろな家庭の在り方があるのだと思いました。
別居中の旦那とは、それなりの関係を保ちつつ、3人の若者と同居して共同生活を営み、子供たちと一緒に暮らす。
こんな家庭も楽しいかも。

国際線の機内にて鑑
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ジーサンズ はじめての強盗(2016年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

国際線の機内で鑑賞。
原題は「Going in style」で、帰国後にネットで調べたら、邦題は「ジーサンズ」。
邦題は原題と全く違うが、カタカナ表記がよいかどうかは別として、日本人の私としては、邦題
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ヴィクトリア女王 最期の秘密(2017年製作の映画)

3.7

イギリスがインドを統治していた時代の実話を基にした作品です。
女王ならでは孤独と苦悩がよくわかる作品。
女王を取り巻く様々な人間模様が興味深かった。
当時の状況がよくわかり、勉強になりました。

国際
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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

4.3

今回のメイン舞台はアメリカ。
前作のように、イギリスがメイン舞台で、スーツを着こなした紳士スパイの活躍という設定の方が、個人的には好です。
もちろん本作でもスーツは着ているのですが、イギリス感が少し弱
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