RYUYAさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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ザ・カンファレンス(2023年製作の映画)

3.5

あんま仲良くない自治体メンツで行った慰安旅行先の宿泊施設にイカれた殺人鬼が出没。みんなでゆる〜くレクリエーションしている裏では1人、また1人と惨殺。コメディホラーって感じでしょうか。温度感よかった。ホ>>続きを読む

ハート・オブ・ストーン(2023年製作の映画)

3.0

あのMI6に潜入しちゃえる、隠された諜報機関のスパイが情に弱いという衝撃の設定。その締まりのなさへの違和感が拭えぬまま、なんかアクションして終わっていった感じ。容赦がすごいのよ。ただ、ガル様は美しかっ>>続きを読む

彷徨い(2023年製作の映画)

3.0

家族に寄生する家族の狂気。この監督、ジョーダンピールとポンジュノの映画しか見てこなかったんじゃないかというくらい、もろに「それ」だった。観れば分かる。確かなかほり。脅されながらバースデーソング歌わされ>>続きを読む

オールド・ダッド(2023年製作の映画)

3.0

遅くに子を持った、日常会話Fワードだらけの古き悪しき3人のアメリカおっさんたちが、コンプライアンスと折り合いをつけていく話。下ネタに差別用語にと、ジョークの中で乱用するおっさん連中もヤバいけど、コンプ>>続きを読む

バレリーナ(2023年製作の映画)

3.5

一昔前の血みどろ韓国バイオレンスをピンクとパープルで今っぽくブラッシュアップしてるっぽいオサレ殺し屋ムービー。韓国ではあまり出てこなかった作風かも。親友の復讐のためにバッキバキのイケメンチンピラを殺し>>続きを読む

レプタイル -蜥蜴-(2023年製作の映画)

4.5

今年のネトフリオリジナル映画でベスト。でもこれは個人的なツボ。最初の数カット〜タイトルバックまでのカット割がマジでヤバい。出てくる建築が完璧。壁青いのにドアだけ赤いのとか、素晴らしかった。ウェスアンダ>>続きを読む

刑事ジョン・ルーサー: フォール ン・サン(2023年製作の映画)

3.5

TVシリーズの続編だったということをフィルマークスの概要欄で今知ってびっくりしたけど、そんぐらい手ブラで楽しませてくれる作品でした。で、「マジか!じゃあTVシリーズも見なきゃ!」ともならないくらいの、>>続きを読む

Infiesto/インフィエスト(2023年製作の映画)

3.0

ロックダウン下に起きたどっかのサイコ野郎による少女の誘拐事件を追う2人の刑事の物語。「コロナ禍」をやたら強調するが、まさかの本筋に絡むことほぼ無しという衝撃。っていうか全然マスクしてなかったし、設定ゆ>>続きを読む

渇水(2023年製作の映画)

3.0

淡々と業務をこなす公務員が、人間の尊厳に揺らぎ揺らいで職務放棄。『ティエリートグルドーの憂鬱』を思い出したけど、展開がご都合でご苦労さん。『ファミリア』もそうだったけど、暴れてる風だけど結局は倫理の中>>続きを読む

レッド・ロケット(2021年製作の映画)

4.5

“無一文で地元に帰ってきた元スターの落ちぶれ野郎”を描く大体の映画は、「再起を」とか「人として成長」みたいな話になるが、信頼の漢・ショーンベイカーはそういったストーリーテーリングの職務は道端にポイ。こ>>続きを読む

明ける夜に(2023年製作の映画)

3.5

『きょうのできごと』『ベルリン・天使の詩』を連想。長回しは多いけど群像劇の展開の面白さとか、インパクトのあるシーン転換で絶妙に退屈させない優しい映画。インディーズ映画の音の苦悩も見えた。海での録音って>>続きを読む

ファミリア(2023年製作の映画)

2.5

半グレに追い込まれる在日ブラジル人と元ヤンチャ者の陶器職人の交流、という日本映画には珍しく野心的で最高な要素を、終盤の展開とオチで全部台無しにしてしまってる。心底がっかりした。要は『グラントリノ』を期>>続きを読む

そして僕は途方に暮れる(2022年製作の映画)

3.5

人に怒られるのが嫌すぎて、恋人、友達、先輩、後輩、家族と、全ての関係から逃げて逃げて転がり落ちてゆく男の悲喜劇。このプロット、すごい発明だし魅力的だなと思ったけど、1対1の室内劇をリレーしていくだけだ>>続きを読む

ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

3.5

住んでる世界、それ自体を疑う主婦の話。サクッと見れた、アイデア一発もの。フローレンスピューがセクシー。顔面強くて最高。ドラマ『ロキ』なんかもそうだけど、近未来のビジュアルが逆に超レトロでクラシック、み>>続きを読む

シャイロックの子供たち(2023年製作の映画)

3.5

『ヴェニスの商人』の舞台観劇シーンで作品の概要を提示するオープニングが優秀。銀行内での現金紛失事件を機に巨悪を暴く、みたいな話。最後まで、いまいち阿部サダヲのキャラクターが掴めなかった。もっとキレキレ>>続きを読む

憧れを超えた侍たち 世界一への記録(2023年製作の映画)

4.0

スポーツ全然知らないけどサッカーも野球も世界戦だけはなんか毎回見てしまう勢ですが、今回のWBCは素人目に見ても「役者が揃ってる感」が凄くて、展開も作家がいるみたいにドラマチックで大感動でした。オオタニ>>続きを読む

マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

3.5

我らがメイちゃんの脱皮をしっかり見届けたが、これがロードムービーだとしたら半径が狭すぎる。移動距離「有吉さんぽ」か。でもtheピーズのエンディング最高。佐々木インマイマインとかもそうだったけど、タイア>>続きを読む

あのこは貴族(2021年製作の映画)

4.5

傑作。余計なプロットや小ネタには一切興味を示さず、その洗練された演出で、現代を生きる中途半端な我々を嘘偽りなくぶっ刺してくる。キャストも“ある層”にはヨダレもんの手練れを取り揃え、その“ある層”がよく>>続きを読む

いとみち(2020年製作の映画)

4.5

宮城出身の俺でも別次元、もはや異国語に感じる津軽弁を字幕なしでガチに撃ち合う度胸よ。ポスターの通り「津軽三味線×メイド喫茶」の映画。マジでよかった。東北人の良さが充満してる。そして主演の駒井蓮さんがめ>>続きを読む

グラスホッパー(2015年製作の映画)

2.5

中2感。日本で「殺し屋」をやると途端に薄っぺらくなっちゃう哀しさ。でもダーティな山田涼介は最高に色っぽかった。

忍びの国(2017年製作の映画)

3.0

いい感じにふざけてる忍者活劇モノ。チビっ子忍者村みたいなやつに昔行ったことあったなと思い出した。楽しかった。以上です。

プラチナデータ(2013年製作の映画)

2.5

なんか最近も犯人と間違われて逃げてるよなニノ。近未来SFは難しいっすね...。

予告犯(2015年製作の映画)

3.5

落とし方がどうしてもご都合だったけど、2015年にこういう犯人像を描いていたのは結構な先見だったのかも。低所得労働者たちが不当に過重労働を強いられた末の死と、その現場責任者への報復。現代の蟹工船みたい>>続きを読む

ぐらんぶる(2019年製作の映画)

3.5

登場人物全員が真っ直ぐなバカで、全員絶対友達になれないな...というハイテンションっぷりのままバカやって終わってくイサギの良いコメディ。でもダイビングに関してはすげぇ真面目に扱ってるのが良かった。部活>>続きを読む

アキラとあきら(2022年製作の映画)

3.5

ここ数年の日本エンタメの「とりあえず池井戸潤やっときゃ間違いないっしょ感」にはもはや気持ち良さをおぼえてきたし、本作も普通に良作だったが、言わせていただきます。『アキラとあきら』にアキラ100%出しち>>続きを読む

母と暮せば(2015年製作の映画)

3.5

原爆で死んだ息子が夜な夜な母の前に現れては対話していくという、また違った角度からの戦争への問いかけがストレートに胸に刺さる。未見だが、設定違いの『父と暮らせば』の井上ひさしさんの舞台が原案。代々で受け>>続きを読む

サイレント・トーキョー(2020年製作の映画)

2.5

テロを描くと大体スベるのは何でなんだろうと、ちゃんと落ち込ませてくれた、そういう意味では意義のある作品。テロあるある。街頭ビジョンで総理の会見流されても、アレ意外とみんな見ないぞ。

あと、クリスマス
>>続きを読む

N号棟(2021年製作の映画)

2.5

友達の彼氏とヤッてる嫌な女が主人公だったので「お、いいぞ」と、なんかホラーというテイをとりながら色々と斬り込んでくれるパターンかと思いきや、ホラーですらなく、カルト映画だった。しかもカルト映画じゃなく>>続きを読む

麒麟の翼 〜劇場版・新参者〜(2011年製作の映画)

3.5

松坂桃李、菅田将暉、山崎賢人。今思うととんでもないキャストっすね...。さすがドラマのTBSというだけあって、映画化作品も良質。本作は人間ドラマの名手・土井監督だが、のちの「祈りの幕〜」はスペクタクル>>続きを読む

鳩の撃退法(2021年製作の映画)

3.0

ダイアンが好きなので主人公の名前が素敵でした。スー。

ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)

4.0

この映画を観た後に「元気なニノ」を補給したくなって動画検索してたら「煮るなり焼くなり二宮和也」ってギャグかましてる動画に絶妙なタイミングでぶち当たってなんかまた落ち込んでしまった。現実世界に尾を引くっ>>続きを読む

母性(2022年製作の映画)

2.5

要はママがマザコンすぎてほっとかれた娘の話。なんか狂ってる感満載の、そこに愛はあるんか?感満載の意味深なポスターからは想像できないほどの狂ってなさだった。最後までちゃんと品があった。これが一昔前の韓国>>続きを読む

Dr.コトー診療所(2022年製作の映画)

3.0

ドラマ大ファンです。「なんで今?」と思ったし、我らがコトー先生は真っ白毛なってっし。やってくれたなフジテレビ。完全に2時間スペシャルだったわ。映画のカメラで撮っただけ。あの島、のべ何回土砂崩れ起きんだ>>続きを読む

ファーストラヴ(2021年製作の映画)

2.5

殺人、そして恋の醜さを描いた作品だったが、
北川景子が美しく、
中村倫也が美しく、
芳根京子が美しく、
窪塚洋介が美しかった。
やめちまえ。

ノイズ(2022年製作の映画)

2.5

ノイズ2時間聴いてる方がマシ。やめちまえ。

ヴィレッジ(2023年製作の映画)

3.0

ポスターおしゃれで中身無い系の映画、一番厄介。「こんな村出て行こうぜ」って言ったやつがその直後に「お前この村にいらねぇんだよ」って言うの絶対おかしい。「実はこんなことがありました」が全然びっくりしない>>続きを読む