片鱗ヘンリーさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

片鱗ヘンリー

片鱗ヘンリー

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鴛鴦歌合戦(1939年製作の映画)

3.5

劇中の「夜逃げをするなら今のうち〜娘よ早く準備しな〜」(うろ覚え)でめちゃくちゃワロタ
戦前の作品は初めて見たけど、歌上手いし美男美女が多いし、セットのクオリティが思ったより高いし、昔の映画は一大娯楽
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クラッシャージョウ(1983年製作の映画)

3.5

ストーリーよりも作画の細かさ(全部手で描いている!)や吾妻ひでおがクマと一緒にチラッと登場するなどのお遊びが面白かった。
特にディスコで大暴れするシーンは現代の私から見ると面白すぎる!

ゆれる人魚(2015年製作の映画)

4.3

面白かったけど、ミュージカル映画としては曲の繋ぎが途切れ途切れであまり良い印象は受けなかった、でもさりげない感じや、メリハリをつけたミュージカルシーンは良かった。セットも色綺麗だったし。

シルバーの
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天気の子(2019年製作の映画)

5.0

間違えなく新海監督の最高傑作、実際の企業の名前を出しつつ、でも一人よがり愛の世界を描いたのがすごい。
新宿ってあそこまで家出少年に酷いのかなぁ、私はそうは思わないからやりすぎに見えた。
あと、卵カイワ
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グエムル -漢江の怪物-(2006年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

まず、「タクシー運転手」より10年以上前に公開されたからわかるんですけど、
ソン ガンホ 若すぎ!
私の中のソン ガンホのイメージが
黒髪で小太りの笑顔の似合うダメ親父
というイメージですけど、
今作
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僕たちは希望という名の列車に乗った(2018年製作の映画)

5.0

面白かったです、ベルリンの壁崩壊後彼らは家族と再会できたのか?
テオの弟達が兄に関する真実を知った時がどう反応したのかが気になります
あと エドガーおじさんに関しては密告した事を正直に言えば助かるチャ
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LOGAN ローガン(2017年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

マーヴェルでここまでハードでボイルドな作品があるとは…
生涯独身を貫き何処か引きこもり性格の主人公ローガンが自分の精子から生まれた人造ミュータントの少女ローラと共にミュータントの楽園を目指す話ですが、
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グロリア(1980年製作の映画)

5.0

字幕で
少年フィルがどうも6歳にしては大人と対等に口を利きグロリアと対等に渡り合えるのがこの映画の醍醐味であるし、日本のおねショタものにはないもので面白いと感じました。(あっ、ペンギンハイウェイはどち
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アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル(2017年製作の映画)

5.0

「アメリカという国は悪人のヒーローを求めている」
ラストでボクサーとなったトーニャのセリフが印象に残りました。
虐待に近い養育を受けた子供はこうなるものである事が分かりました。
また イカれた母親が…
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ウィーアーリトルゾンビーズ(2019年製作の映画)

5.0

大林監督の傑作「house」のような映画を探し続けて早2年…後継者となる作品が観れた!
どこにも現実感のない作られた世界観、
隙間なく入れられる幻想描写、
そして何よりもスマホで撮影されたlittle
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ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

時限核爆弾持って特攻する
芹沢博士のシーンで星5あげちゃう!
ここに56年ゴジラへのオマージュが詰まっている…大好きなリスペクトの形…
モスラーゴジラーギドラ のテーマ曲がメドレーで流れるのも好き。
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海獣の子供(2018年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

「見つけてもらいたいから光っているんだ」
まずは一言、4℃の力は恐ろしい。
まるで天野喜考の絵のようなキャラ達が生き生きと、しかも画面のレイアウトも工夫されていたり、細かい心象描写が丁寧なのが…
一つ
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マガディーラ 勇者転生(2009年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

この映画の
MVPは主人公を助ける漁師のおっさん
「ソロモン」。元のキャラからして存在感があったが、クライマックス、ヘリに追い詰められる主人公の元にランドクルーザーで駆けつけ「ソロモンでーす!カレー食
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プロメア(2019年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

トリガー作品は久し振りに見たけど相変わらず馬鹿馬鹿しい(誉め言葉)
特に「開墾ビーム」には笑ってしまった!
一体何を見たらあんなビームを思い付くのだろうか…
トリガー作品にしては政治的なテーマで攻めて
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アンダルシアの犬(1928年製作の映画)

4.0

横浜美術館でちょこっと見たのをキッカケに全編見てみました、最初の女性の目を切り裂くシーンで引きましたが、それ以降は大丈夫でした。
路上で手首を杖で突いている美少年みたいな美女(女装している男だそうです
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エイリアン(1979年製作の映画)

4.5

流石リドリースコット監督、見せ方がとてもカッコいい。CGもない時代にこれだけリアルに見せる上、演出もカッコいいなんて!
ストーリーもエイリアンと人の一騎打ちだけではなく、コンピュータによる支配も書かれ
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名探偵コナン ゼロの執行人(2018年製作の映画)

5.0

面白かった、コナン映画のいつものお約束を入れつつも、警視庁内部のシステムや公安部の立場を入れたストーリーは良く出来ていました。
真実の為に違法行為を行う事への疑問を投げかけながらも、迫力あるカーアクシ
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バットマン(1989年製作の映画)

4.5

ジョーカーのキャラが良い、なんぼギャグ仕込んでんねーん。

タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

5.0

韓流ブームの今でもなお多くの日本人は
光州事件について知らないだろう。
私も今作を鑑賞するまで知らなかった者の一人です。
この事件は少しでいいから天安門事件と
同様に、中学高校の近代史で触れるべきだと
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クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん(2014年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

文句なしのsf映画傑作。
コミカルな部分が少なければ真面目に見れたかなぁ?
敵のアジトの屏風が「金色夜叉」だったり、「大人の階段〜」でぼーちゃんが「H2o」と返している大人向けの小ネタにクスリ。
登場
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.5

前作のKaiju とロボが戦う作品を作ったとは思えないほどロマンスよりになっていて驚きました。
だが、半魚人という所に監督のこだわりが伺えます。
夢小説の様な設定だなぁと前半は思いましたが、小道具とい
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ダンボ(1941年製作の映画)

3.5

実写版ダンボを見たので原作も見ました。
が、やはり実写版は上方修正で、
ダンボがどの様にして母親と再会出来たかを丁寧に描いているなと感じました。
本作は約一時間で、特にラストのダンボが
サーカスで空を
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スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

アカデミー取れたのは映像が革新的だからだろうと私は予想する。
面白かった、特に色んな世界のスパイダーマンが登場して(特にノワールさん ペニーちゃん ブタのスパイダーマンの)作風が入り乱れるのが最高!
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ホフマニアダ ホフマンの物語(2018年製作の映画)

4.0

セットも作りこまれていましたが、現実と空想の世界を行き来してるので今、ストーリーがどのような展開になっているのか解りずらい所がありました。ホフマン作品を知っている上で見たらまた見方が変わるんじゃないか>>続きを読む

ダンボ(2019年製作の映画)

3.5

バートン監督、前作より毒は抜けたなと思って見たけれど、ドリームランドのピエロの衣装や、看板の文字を落として意味を変える演出などブラックな所が所々あったのでやっぱり監督の作品だなぁ…
サーカスを舞台にし
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リズと青い鳥(2018年製作の映画)

4.5

少女達の心理描写が繊細(すぎる程)に描かれている作品でした。
のぞみと絵本を読む時のみぞれの仕草の描写がこの映画で一番好き…あの驚いた表情と切ない表情が良い。
才能の違いなどが残酷に表されているなと感
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アンドロメダ…(1971年製作の映画)

4.5

一番面白かったのは消毒のシーンで、まるで注文の多い料理店のように16時間もかけてやっている所に時間の無駄を感じた。
そこまで消毒しても、最後のシーンで感染無視して突っ切って自爆装置を止めに行くので尚更
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喜劇 駅前漫画(1966年製作の映画)

3.5

オバQが大活躍するアニメが面白かった、
特に実写だが、月に行くシーンでしわくちゃのオバQが出て来るのがシュールで怖かった…ファーストマンがこれだったら嫌だなぁ