前作のエイリアンがより勢力を増して、地球を再び襲う。CGのクオリティが高くなり、前作を凌ぐ大破壊を見ることができるのだが、全く気分が上がらないのはなぜだろう。まず、ストーリーが、前作のエイリアンの技>>続きを読む
泊進ノ介の前に、未来からやって来た息子だという青年が現れ、「未来を守るためにはベルトさんを破壊しなければならない。」と言う。息子役は真剣佑でレギュラーの登場人物を食いまくっている。ロイミュードの3人>>続きを読む
最近はどちらもお笑いと化していた二つのシリーズを、VSものにして、さらに笑いを取ろうとするのかと思っていたが、それぞれのパートがそれぞれに怖く作られていて感心した。さすが、フェイクドキュメンタリーの>>続きを読む
偶々、ゴーレムに乗り組んでしまった主人公ライガットであったが、嘗ての親友ゼスは敵軍の隊長になっており、同じく親友のホズルの命を守るため、闘いに身を投じる決心をする。決死のゴーレム戦の迫力には見るべき>>続きを読む
背景やメカの作画は素晴らしい出来だが、キャラクターが今一つ。ファイブスター物語の永野護みたいなヘタウマキャラなのである。話は、地球とは全く違う文明が発達した異世界で、覇権を求めて幾つかの国が争ってい>>続きを読む
東日本大震災よりかなり前に書かれた原作で、爆弾を積んだヘリを原発に落とすと脅迫し、日本中の原発を停止させようとする話である。その頃は原発を止めると電気の供給が出来なくなって大変なことになるということ>>続きを読む
北海道警察の驚くべき不祥事の映画化。チャカ(拳銃)を挙げるため、税関でシャブを見逃してやって横流しするなど、むちゃくちゃな話だが、ほぼ実話だからすごい。主演の綾野剛はややオーバーアクト気味だが、映画>>続きを読む
女優さんの裸なんかは一瞬も出てこないが、何だかエロい雰囲気が漂う。赤線が廃止された直後の日本の風俗が描かれていて興味深い。宇津井健の筋骨隆々のズボンをへその遥か上まで上げているスタイルが印象的。天知>>続きを読む
犯罪心理学の専門家である主人公は、連続殺人犯を取り調べ中に失態を犯し、警察を辞め、大学の講師として新生活を始めようとするが、引越した先には恐るべきサイコパス殺人鬼が潜んでいたという話。非常に良く出来>>続きを読む
ソロモンの偽証の後編を見た時と同じ失望。結局、絵面的にはNHKのドラマ版を超えることは出来ず、原作を離れたオリジナルの部分は壮絶に失敗している。オリジナルで作った蛇足な部分で、太陽にほえろ的な安手な>>続きを読む
ガンダム・ジ・オリジンの三作目。前作はかなり駆け足で、キャスバルとアルティシアの別れなど、唐突な感じがしたが、今作は良く出来ていて面白い。ザビ家に近づくため、本物のシャアや協力を申し出た友人も、何の>>続きを読む
15禁のマーベルユニバース作品。ウルヴァリンゼロで刺身のツマ扱いだったデッドプールが、主人公として華麗に登場。どんな経緯でミュータントになったのか、事細かに描かれる。ライアン・レイノルズも緑より赤い>>続きを読む
女が踏切に入っていき、子供を抱き抱え、子供もろとも列車にはねられる、そんな夢を繰り返し見る主人公、理佳。最初は夢の意味を分かりかねていたが、父と話をするうちに、自分には腹違いの兄がおり、母の死も関係>>続きを読む
アルプスのスキーリゾートに出かけた家族。スキーを楽しんでいたが、2日目に人工雪崩が起き、家族4人のいるレストランを襲う。大したことはなかったのだが、そのときの夫の行動がきっかけで、家庭崩壊の危機が起>>続きを読む
横山秀夫の傑作警察小説の映画化。前編、後編に分けられ、前編では県警広報部の主人公と記者クラブの匿名記事をめぐる攻防が描かれている。良くできたドラマ版と筋書きは当然ながら同じだが、硬質な感じのするドラ>>続きを読む
人生の目的も見出せず、無為なパートの日々を送る主人公が、喫茶店で店員のユカに出会い、ユカと先輩の仲を取り持つうちに、恋愛関係になってしまう。喫茶店にはユカを狙っているストーカーがおり、その男は高校時>>続きを読む
ヒーロー大集合映画の中では出色の出来。アクションシーンの見せ方が上手いので、うじゃうじゃとウルトロンが飛び回っていた前作と比べると10倍面白い。アッと驚く結末で、これではアイアンマンが怒っても仕方が>>続きを読む
間違いなく、手書きアニメの最高峰である一編。架空の戦後日本が舞台。公安と特殊部隊のせめぎ合いの中で、その一員である主人公と元テロリストの女の運命が交錯するといったお話。ほんのひと時、二人は情を通わす>>続きを読む
アニメのパトレイバーでやってたことをストレートに実写化すると、こんなに陳腐になってしまうということがよくわかる作品。お金をかけて実写でやるのなら、それなりの新味を持たせるのが普通だが、このスタッフは>>続きを読む
巷で言われているような超駄作ではない。瀬々監督もきちんと演出しているし、若手演技派勢揃いといったキャストもしっかりした演技を見せている。ただ、超能力者同士の闘いがあまりにもミニマムにまとまり過ぎて、>>続きを読む
コードギアスのスタッフがボトムズの設定を借りて、擬似ベトナム後遺症ものを作ってみましたという作品。さらっとした見栄えのいいキャラが設定されているが、本家と比べるとクセがなく、あまり印象に残らない。音>>続きを読む
女子ーズよりかなりマシな出来の福田雄一監督作品。ムロツヨシ、佐藤二朗、安田顕など福田組とも言えるお馴染み役者が安定した怪演。今やメジャーになった鈴木亮平には黒歴史になりそうな作品なのに、今度、続編が>>続きを読む
1996年に起こったエベレストでの遭難を描いた実録映画。実際にエベレストでロケしているので、臨場感は抜群である。普通の人はこんな場所には足を踏み入れてはいけないということがよーくわかる。実録なので、>>続きを読む
三池崇史は最近も「テラフォーマーズ」を撮るなど残酷描写が得意な監督だが、この作品などを見返してみると、切れ味が段違いである。PG12の作品とR18の作品を単純に比較するわけにはいかないが、最近の作品>>続きを読む
アニメの世界で成立していることを実写でやろうとすると、かなり大変なことになるということがよくわかる作品。ロボットが特大の拳銃を使うのは絵になるが、手間を考えると最初から腕に装備されているのが正しい。>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
北川景子さんの結婚記念ではないが、たまたま放送されていたので見てしまった。恋人とのオートバイのツーリング中、不慮の事故にあってしまった主人公。彼氏は亡くなり、自分は生き延びたが、事故の記憶を全て無く>>続きを読む
一枚絵の絵画としても美しい中国の風景がたっぷりと収められている一方、武侠映画としては明快なストーリー展開に欠けており、かなりの集中力がなければ、夢の世界に引き込まれてしまう。登場人物の内面を一切描か>>続きを読む
冒頭のまんまブレードランナーのシーンで、この作品と真面目に向き合う気持ちが失せた。500年後の日本で生き残っている企業は「ぢ」のヒサヤ大黒堂だけらしい。原作で生かされているのは設定だけで、好き勝手な>>続きを読む
大泉洋が出ているからファミリームービーだろうと、間違って見た観客は青ざめてしまうほどの本格ゾンビ映画。てっこちゃんの発症からタクシー大回転の件はお見事としか言いようのないスピード感。ショッピングモー>>続きを読む
鼻持ちならないアメリカの大学生が、自然保護と称してペルーの秘境に出掛けていき、保護しようとした原住民に美味しく食べられてしまいましたとさ。めでたし、めでたし、というお話。ネタはボンクラだが、映画の作>>続きを読む
薄っぺらな中華セレブがパチンコ玉みたいな虫の大群に喰われまくっていい気味だというお話。特殊メイクもせず、ブロップも作らず、全体の8割方がCGで出来ているお手軽な作品。
アイ・アム・ア・ヒーローの予習のようなつもりで鑑賞。面白くないことはなかったが、生き延びてほしい人が殆どやられてしまうので、カタルシスを感じることは出来ない。吉本興業の芸人さんたちは凶悪な顔立ちの人>>続きを読む
一夜の過ちで、2時間足らずの間に仕事も家も家族も失う男。トム・ハーディの圧巻の一人芝居。それにしても、振り幅の大きな役者だと思う。ブロックバスターに殆ど素顔を隠して出演するかと思うと、こんな地味な作>>続きを読む
角川映画が元AKBとパチンコ屋と組んで作ったホラー映画の第2弾。ダムの底に沈んだともらい村では、その昔、お遍路さんを惨殺し、金を奪い取るという事件が起こっていて、その霊がのぞきめという妖怪となって、>>続きを読む
見事な藤岡弘、劇場であった。監督は金田治、ライダー映画の監督で最も古株で最もデタラメな人である。だから、悪玉が何を企んでいるのか分からなくなったり、荼毘に付された本郷猛が甦った理由が分からなかったり>>続きを読む
クリストファー・ノーラン監督のバットマン三部作の流れで、スーパーマンも重厚に描こうという試みだが、こんなに重くする必要があるのだろうか。スーパーマン対バットマンのガチンコ勝負はワンダーウーマンまで巻>>続きを読む