ミナカさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ミナカ

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プライドと偏見(2005年製作の映画)

4.5

18世紀のイギリスという、今まで縁も所縁もなかった舞台。女性視点の映画ということも相まって初見は作法や微妙な感情の機微が呑み込めませんでした。しかし2回目の鑑賞からは、、、いい!!すっごくいい!!!!>>続きを読む

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.9

この時代にスラムダンク!ってことで早速鑑賞していました。

、、、悪いところが見つからない!!!

主人公はまさかの宮城リョータ。身長もあってか5人の中では地味な存在の彼を基軸にお話しは展開していく。
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.6

こ、これは、、、リアルタイム世代にはたまらん作品だろうなぁ。

VFXをふんだんに使い、しかし当時のチープさをしっかり残しつつという、ある意味1番美味しいポジショニングだ。マス層がメインなので監督とし
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冷静と情熱のあいだ(2001年製作の映画)

3.5

小説/赤版だけを読んで鑑賞。

原作がヒットして映画化へと進んだ作品は決まって爆弾が多い。なぜならば原作が市民権を得ているからこそ、普段映画に触れない大衆層まで満足させなければならないから。結果内容が
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ターミネーター ニュー・フェイト(2019年製作の映画)

2.1

1→2→ジェニシス→4ときて鑑賞。

いつものパワータイプごり押しとは打って変わり、今回の味方ターミネーター(人間だけど)は女性!
しなやかな女性特有のスピード感溢れるアクションは新鮮だったし、ラスト
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JAWS/ジョーズ(1975年製作の映画)

4.3

いや〜面白かった!怖かった!!!そしてスピルバーグがどんだけ天才かってことも理解できましたっっ!!!!

人喰いザメと闘うだけという、一見シンプルなお話しがスピルバーグにかかればこんなにすごい作品にな
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ターミネーター:新起動/ジェニシス(2015年製作の映画)

3.1

1,2,4ときてジェニシス鑑賞。ここにきてシュワちゃん完全復活!4はおまけ程度でCGが出てきた程度だったが、リアルタイムで1から観てる人には感涙なんだろうなぁ。

今時ここまでパワータイプのキャラがメ
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ターミネーター4(2009年製作の映画)

3.9

1と2から3を飛ばして(酷評されてるので怖くて、、、)4を鑑賞。

僕の思う殺人機/ターミネーターとは「一見人間に見えるロボット」であり、この考えから見ると今作に出てくるターミネーターは終盤にファンサ
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ターミネーター2(1991年製作の映画)

5.0

予算がないためアイデアとセンスで特大ヒットを叩き出したターミネーター無印。そこに超莫大な予算を投入できるなら?そんなの面白いに決まってる!噂通り2も最高でした!!

B級テイストにこれでとかというほど
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ターミネーター(1984年製作の映画)

3.7

殺人機!!このネーミングを考えた翻訳者さんはまじで天才だ。未来からやってきた筋骨隆々なターミネーターが、無表情で冷徹にひたすら追いかけてくる。

訳も分からず追われるヒロイン。理由は冒頭30分ほども明
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キングメーカー 大統領を作った男(2021年製作の映画)

3.9

”正しい目的のために、正しくない手段を選べるのか”
そんな答えが出るような出ないようなテーマの本作。

韓国映画はほぼ初見。
政治映画ということもあり、個人的には難解に感じるところもありました。
・ 
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ロード・オブ・カオス(2018年製作の映画)

3.8

ブラックメタルは昔から好きで、アマプラに登場したので鑑賞してみました。

メンバー内に自殺者、殺人犯、殺された人、仕掛け人が、、、という考えてみれば映画にできるネタがわんさか入ったメイヘムというバンド
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もののけ姫(1997年製作の映画)

5.0

観れば観るほど味わい深い、宮崎駿の個人的ベストムービー!

話しが重いのでなかなか気分とのチャンネルが合うタイミングがないですが、今回数年ぶりに鑑賞。

もはやストーリーについては何も言うまい。
細か
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ルパン三世 カリオストロの城(1979年製作の映画)

5.0

いやぁ面白い!ルパンはほとんど知らないのですが、全体に漂う宮崎節がたまらなくかっこいい!!

崖を走るクラシックカー、お決まりの飛行機会、手に汗握る銃撃戦、成就させないロマンス、、、宮崎駿の魅力がここ
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T-34 レジェンド・オブ・ウォー 最強ディレクターズ・カット版(2018年製作の映画)

5.0

通常盤/完全盤と2枚ある作品で、完全盤に群杯が上がった作品は過去に一作もなかった。なのでこのT-34も軽い気持ちでの鑑賞でした。
通常盤、完全盤ときて最長尺である本作/最強ディレクターズカット盤を鑑賞
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ベティ・ブルー/インテグラル 完全版(1992年製作の映画)

4.6

通常盤から続けて鑑賞。

いやぁ、ほんっっっと面白い!何がいいのか分からないけど、言語化できない感情が胸にずうっと残る。物語やキャラクターもだけれど、この映画最大の特徴って「色」なんじゃないかな。レオ
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らくだの涙(2003年製作の映画)

4.7

モンゴルの魅力を残した「天空の草原のナンサー」監督の処女作/らくだの涙を追って鑑賞。

子供を産んだ母ラクダは、難産だったショックからか子育てを放棄する。どうしたものかと悩んだモンゴル人は、有名なモン
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劇場版 アーヤと魔女(2020年製作の映画)

1.0

これほんとにジブリが作ったの?!
アメリカのTVアニメの一部を切り取ったような信じられない作品。

CGという新しい手法へのチャレンジはいい。キャラの表情も豊か。
しかしジブリ特有のファンタジック感や
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ベティ・ブルー 愛と激情の日々(1986年製作の映画)

4.1

のっけから絡みかよっ!

ひたすらに今を生きるベティと、ボーイフレンド/ゾルグの純粋すぎる愛の物語。

Punkそのものなベティ。こんな人絶対関わりたくないけど、抗いたい魔力があるし共感や憧れもある。
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π(1997年製作の映画)

3.6

荒い粒子のモロクロ映像。スタイリッシュなドラムンベース。こう書くとビジュアル的に満足できる作品と思いがちですが、不快そのものでした。

強迫観念に近いほど、数字に魅せられたら偏執狂の主人公が壊れていく
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耳をすませば(1995年製作の映画)

4.1

夢を追う少年と、少年を追いかける少女の物語。

とってもプラトニックで単純にいい話し⭐️
主人公である雫ちゃんが自分の中にある原石を見つめ、磨いていく。色々あるけどこのまま大人になって欲しいし、この映
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レオン 完全版(1994年製作の映画)

4.5

この映画の真の主役は、エリック・セラの音楽と色彩だと思っています。

この2つが太い土台になり、あまりにも美しく切ない世界観を作り上げてる。その上に分かりやすいストーリーが乗っかり、超個性的なキャスト
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猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)(2017年製作の映画)

4.5

仕掛けた当人/コバは死んでおり、理由なき戦争と化している舞台で繰り広げられるドラマ。

様々なテーマやメッセージが幾重にも折り重なり、しかし決して難解にはならず大衆的なのがスゴい。

言葉や音楽が必要
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天使の涙(1995年製作の映画)

4.0

映画を観るというよりは、スタイリッシュな音楽を聴いてるような感覚に近い作品でした。

ネオン蠢く香港をキャンバスに、名だたる美男美女たちを配置してウォンカーウァイ率いる撮影陣が料理!結果めちゃくちゃ味
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風の谷のナウシカ(1984年製作の映画)

5.0

20年ぶりに鑑賞。

完璧に作り上げられた独創的すぎる世界観に、ただただ圧倒されっぱなし!

宮崎駿を宮崎駿たらしめる要素はすでにこの時点で完成されており、さらにその原石を分かりやすく触れることができ
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ディリリとパリの時間旅行(2018年製作の映画)

4.2

主役はディリリという異国の少女。そしてもう一つの主役はパリの街並み。

差別や迫害、貧困や奴隷制度という今もなお続く社会問題を切り取り、美しすぎるパリを舞台にディリリが解決していきます。

写真?絵?
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マトリックス レボリューションズ(2003年製作の映画)

3.9

とりあえず最終作。

トレインマンやフランス人のくだりは要らないかなぁ。相変わらずそれっぽい事言ってるだけの預言者や、分かるような分からんような哲学が1/3くらい占めてる。ストーリーはあってないような
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マトリックス リローデッド(2003年製作の映画)

4.2

大幅にスケールアップした難解な哲学とド派手なアクションが楽しい2作目!

話しの筋を超要約すると、、、

---------

・ 前作で倒したスミスが現実世界へ侵入してくる。

・ たくさんの敵がや
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マトリックス(1999年製作の映画)

4.6

何度目かの鑑賞。

マトリックスの脚本や世界観って、基本的には玄人向けのB路線だと思っている。それを世界最高峰のクルーが集結し、世界を変えるほどの大衆娯楽として結晶化させた偉大なる作品だ。

クンフー
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パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉(2011年製作の映画)

3.6

前3部作と比較するとダークな雰囲気で、コミカル要素にもシリアスさが増した印象。ジャックは狂言回し的なポジションから外れ、ストーリーの中心軸にいて王道冒険活劇的。破天荒な印象は薄れ、良くも悪くもスタンダ>>続きを読む

パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド(2007年製作の映画)

4.0

2回目鑑賞。
初見はストーリーの難解さから入り込めなかったのだが、意を決してリベンジ!

スターウォーズにも似た畳み掛けるようなジェットコースターの展開もあり、やはりストーリーはかなり難易度高い。とい
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猿の惑星:新世紀(ライジング)(2014年製作の映画)

4.3

前作では"猿"だった彼らだが、今作ではまるで"エイプ"という人間と同等以上の種族にまで成長したような印象だ。

この映画の悲しいところは、メインキャラ全員に悪い奴なんかおらず、そこにはそれぞれの背景や
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森の学校(2002年製作の映画)

4.4

DVD化されず劇場のみでの上映を貫く伝説の映画を鑑賞。

60年代に撮られたとしか思えない味のある映像。これが2002年の撮影と知ってびっくりした。もうこの時代にこれを撮ったということだけでメッセージ
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東京2020オリンピック SIDE:A(2022年製作の映画)

3.9

今の今まで過去全てのオリンピック未鑑賞&興味なし、おまけにコロナ渦でにオリンピック反対派だった筆者。ある意味この映画を観るに一番”ふさわしくない”もしくは”ふさわしい”立場かもしんない。

コロナ蔓延
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