バナナさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

バナナ

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幻の光(1995年製作の映画)

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上映後に監督の生オンライントークが聴けて非常に貴重な経験をした。

メモ
・境界線
・光と影
・食事シーンと事後シーン
・葬列は現実か非現実か
・雪は偶然撮れた


周りの観客の質問(上記のメモ)が全
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風の谷のナウシカ(1984年製作の映画)

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自然破壊や環境汚染、ひいてはそれを引き起こした資本主義や消費社会への切実な批判が込められていると感じた。
しかも公開当時はまだソ連が現役で、東西冷戦の真っただ中であったという事に留意すると、今よりもは
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ベン・ハー(1959年製作の映画)

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いつか見なきゃと思ってたけど、宗教映画ってことで食指がなかなか動かなかった。
映画館で上映してくれなきゃ気力が湧かなかったと思うが、いざ見てみると映画館で見るべきド迫力の映像であった。
90年代の映画
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二十四の瞳(1954年製作の映画)

5.0

私的日本映画ランキングが更新された。ただしもう一度見る気力はしばらく起きない。
見た後、なんでこんなに何もかも失うだけなのに無理して生きていかなくちゃいけないのか?と考え込んでしまって、しばらく死にた
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晩春(1949年製作の映画)

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映像は綺麗でもさすがに音声は聞き取りづらかったので字幕つけて欲しかった。

ええお父さん。この時代の父親像って、波平みたいにガキは怒鳴りつけてなんぼだと思ってそうなので、意外だった。

アンダーグラウンド(1995年製作の映画)

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ヨーロッパ映画とかラテン映画によく見かける、漫然としてよくわからん作風を煮詰めたような作品。降参した。
つまらないわけではないけど、文化的にも歴史的にも遠すぎて自分のような日本人には難しすぎる。
歴史
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ガス燈(1944年製作の映画)

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記録漏れ。
イングリット・バーグマンの美貌と、内装や調度品等の優れた美術のお陰でどこを切っても絵になる画面とサスペンスの不穏な調和。
逆に言うと画面の魅力がなかった場合を考えると、サスペンス単体として
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タワーリング・インフェルノ(1974年製作の映画)

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アメリカではオフィスにヤリ部屋あるんすか...?!
アホバカマヌケの見本市で笑えた。
栄えある優勝者はドアの外が火の海なのにヒラヒラのネグリジェを着替えずに結果火だるまになったおばさんに決定。
音楽め
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愛と青春の旅だち(1982年製作の映画)

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ただの恋愛映画と思ってナメてました。
すんません。めちゃ良かったです。

嘘はついちゃいかんが、あの嘘がなければ親友くんは自分の気持ちに正直に向き合う事はなかっただろう。
親友くんがあの結末を迎える事
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トゥルー・ロマンス(1993年製作の映画)

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最後4ねよ。名作になれたのに。


追記
どうやらタランティーノの脚本ではニューシネマよろしく、しっかりと死ぬ結末になっていたらしい。
でもこの頃駆け出しのタランティーノは、自身の作品を制作する資金を
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彼らは生きていた/ゼイ・シャル・ノット・グロウ・オールド(2018年製作の映画)

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最新技術で蘇らせた映像が売りとのことだったが、一周回った作り物感があり、グランド・セフト・オート(PS4のゲーム)みたいでちょっと...

ノンストップで続くコメンタリーもしんどかったな。

恋する惑星(1994年製作の映画)

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金城武、今なにやってんのかなと思ってWikipedia見てみたら、「嫌いな食べ物はパイナップル」と書いてあって笑った。

エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

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この、うっすらと滑り続けている寒い感じ、ジャンルは違うけどジョニー・デップっぽいなと思ったので、該当者は気をつけて下さい。

前半ぐっすり寝たけど後半にわりと熱い展開が用意されてたので、観て損はなかっ
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音楽(2019年製作の映画)

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レッド・ツェッペリンI(II?)とフーズ・ネクストとタルカスとマインド・ゲームズとドクター・シーゲルのフライド・エッグ・マシーンと原子心母とクリムゾン・キングの宮殿

あとは知らん。教えてロックおじさ
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80日間世界一周(1956年製作の映画)

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長ぇと思ったけど、深夜の紀行番組みたいな感じでボーっと各国の風景が流れてて、わりとあっさり観れた。

映像がめちゃキレイ。今観てもキレイってことは当時は相当頑張ったのか。
いつか機会があれば映画館で観
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キル・ビル Vol.2(2004年製作の映画)

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ひっくり返したオモチャ箱を片づけるのが面倒くさくなって、そのまま放置したみたいな映画。

キル・ビル Vol.1(2003年製作の映画)

5.0

オモチャ箱ひっくり返したみたいな映画。

時代劇、ヤクザ、マカロニ、マフィア、カンフー、ゾンビ、スプラッターのミクスチャー。
そのすべてが監督にとってはオモチャなんでしょう。やりたい放題の子供部屋みた
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椿三十郎(1962年製作の映画)

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おもしろすぎる。
渋さに寄せた桑畑三十郎、コメディに寄せた椿三十郎、甲乙つけがたく、どっちも最高。というかミフネが最高。敵役の仲代達矢もカッコいい。

夕陽のギャングたち(1971年製作の映画)

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ワンス・アポン~2作より評価劣るが、私的にはこっちの方が好みかもしれん。
前作で大量の爆薬を投入して南北戦争を描いたかと思えば、今度は主人公の一人が爆弾テロリストときた。
爆破シーンが全て気持ちよい!
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続・夕陽のガンマン/地獄の決斗(1966年製作の映画)

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得た資金を大量の爆薬にブッ込んだんでしょうな。
ゆったりした作風で眠たくなってきたところに怒涛の爆発をかます、その緩急が気持ちよく、ラストはお約束の決闘で〆。
このあたりから西部劇+αの話を盛り込み始
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夕陽のガンマン(1965年製作の映画)

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荒野の用心棒がつまらなかったので見るのが億劫だったけど、面白かった。
冗長に感じたクセの強い撮り方や切り方、台詞の間とかも、今作ではレオーネ節として楽しめた。黒澤のパクりっていう殻を破ってのオリジナリ
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続・荒野の用心棒(1966年製作の映画)

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レオーネの「荒野の用心棒」より本作の方が面白かった。
単なる黒澤のパクりにとどまらないオリジナリティがある。
主人公も両サイドの敵もキャラが立っているし何より武器が強烈。
酒場の主人との関係もこちらの
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荒野の用心棒(1964年製作の映画)

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本家「用心棒」の次に続けて観たのがまずかった。
めちゃくちゃつまらん。
粗が目立ってしまって劣化翻案としか。
黒澤の方がずっとクールでスマートに思える。