荒野の狼さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

荒野の狼

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仮面ライダーV3対デストロン怪人(1973年製作の映画)

4.0

『仮面ライダーV3対デストロン怪人』は、1973年公開された東映の32分の映画作品。仮面ライダー1号・2号が登場するが、藤岡弘と佐々木剛が声のみを担当し、素顔での出演はない。私は2023年に四国旅行を>>続きを読む

世界の中心で、愛をさけぶ(2004年製作の映画)

5.0

2004年公開の映画で、主演は大沢たかおと柴咲コウとなっているが、実際は、柴咲の出演場面は短く、大沢、長澤まさみ、森山未來の三人が主演といってよい。遠い過去に亡くした愛する人を忘れなれない大沢が切なく>>続きを読む

男はつらいよ 寅次郎の縁談(1993年製作の映画)

5.0

「男はつらいよ 寅次郎の縁談」は1993年シリーズ第46作で香川県が舞台。1995年の第48作でシリーズは終わるが、本作はシリーズの最終盤だが、マドンナの松坂慶子が、寅さんの人間的良さに魅かれ、いつも>>続きを読む

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

5.0

2021年公開の121分のアニメ映画。舞台は高知県の越知町の浅尾沈下橋を中心とする地域。周辺を2023年に5月に訪れたため映画を視聴した。越知町の横倉山自然の森博物館の三階展望ロビーには、「竜とそばか>>続きを読む

猛獣大脱走(1983年製作の映画)

2.0

本作では、まずドブネズミの集団がカップルを襲う事件が発生するが、この時に主人公の獣医は狂犬病を疑っている。狂犬病の感染動物にネズミはない(設定をコウモリ、イヌ、アライグマなどにすればOKだったが)、こ>>続きを読む

日本統一4(2014年製作の映画)

3.0

「日本統一3」で、主だった3人の出演者、本宮泰風、山口祥行、哀川翔がすべて殺人で刑務所入りしたので、現実の世界であれば、3人とも何十年と出所できないので、このドラマはここで終わりになるところ。ところが>>続きを読む

プラトーン(1986年製作の映画)

5.0

1986年のアメリカ映画で、ベトナム戦争の米兵の行動を批判的に描いた最初期の映画であり、この映画自体が歴史といえる作品。アメリカがベトナムから撤退したのが1973年であるから、アメリカで、こうした作品>>続きを読む

仮面ライダーリバイス(2021年製作の映画)

3.0

2021年のTVシリーズ「仮面ライダーリバイス」の放送開始2カ月前に、劇場版として公開された23分の作品。主要な設定と、ユニークなアクション・変身パターンが含まれており、シリーズのよい紹介になっている>>続きを読む

日本統一3(2013年製作の映画)

2.0

「日本統一3」は、冒頭から3/4ほどが山口祥行が敵対するヤクザのトップの暗殺をはかる話で、最終版に本宮泰風が抗争に終止符を打つという展開。二人とも芝居の部分では存在感を見せるがアクションは、拳銃を数発>>続きを読む

エージェント・マロリー(2011年製作の映画)

3.0

総合格闘家のジーナ・カラーノが主演した2012年公開のアメリカ映画。94分の内容だがスピード感はあり、ストーリーはやや凝り過ぎていてわかりにくいが、展開が読めてしまうような脚本ではなく、この点は評価し>>続きを読む

ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

5.0

『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』な2017年のアメリカ映画。ベトナム戦争の最高機密文書「ペンタゴン・ペーパーズ」の内容が、1971年に、ニューヨークタイムスとワシントン・ポストで公表されるに及>>続きを読む

仮面ライダーセイバー 深罪の三重奏(2022年製作の映画)

4.0

『仮面ライダーセイバー 深罪の三重奏』は、TVシリーズ『仮面ライダーセイバー』の2022年のオリジナルビデオ作品。シリーズ終了から1年以内に作られた作品なのでテレビのレギュラーメンバーが短い時間ながら>>続きを読む

日本統一2(2013年製作の映画)

2.0

「日本統一」の第二作。第一作の豪華出演陣に比較して、本作ではこれらのゲストの出演場面は第一作の回想シーンなどを含めた数分と短い(千葉真一と梅宮辰夫は数秒の出演)。第一作の復習のシーンが長く、本作自体の>>続きを読む

宮本武蔵 一乗寺の決斗(1964年製作の映画)

4.0

『宮本武蔵 一乗寺の決斗』は、吉川英治の小説『宮本武蔵』を原作とした、「内田監督・中村錦之助主演の『宮本武蔵』シリーズ」全5部作の第4作。ちなみに吉川英治文庫で「宮本武蔵」は全8巻であるが、本映画の冒>>続きを読む

日本統一(2013年製作の映画)

3.0

「日本統一」シリーズの第一作で2013年制作の作品。出所する山口祥行を本宮泰風(もとみや やすかぜ)らが出迎えるシーンから始まり、ここから8年前に話は遡って、二人が横浜の不良から関西のヤクザになるまで>>続きを読む

シャークネード(2013年製作の映画)

3.0

2013年の85分のアメリカのテレビ用に作られた映画。「シャークネード」には、この後、5本の続編が作られ、2018年の第6作で完結している。本作と第2作『シャークネード カテゴリー2』は、アメリカでの>>続きを読む

男はつらいよ 寅次郎と殿様(1977年製作の映画)

3.0

『男はつらいよ 寅次郎と殿様』は、1977年公開の『男はつらいよ』シリーズの19作目。マドンナの真野響子は1952年生まれで当時20代で、亡き夫の思い出を大切にする未亡人という設定には若すぎる印象。寅>>続きを読む

劇場版 ルパンの娘(2021年製作の映画)

2.0

TVシリーズ「ルパンの娘」の劇場版で2021年の作品。私はTVシリーズは未見だが、独立して視聴できる内容。タイムマシンまで登場させ、ヨーロッパを舞台(ロケは和歌山県のポルトヨーロッパなど)とするなどし>>続きを読む

ジュラシック・ワールド 炎の王国(2018年製作の映画)

4.0

2018年公開の『ジュラシック・ワールド/炎の王国』は、『ジュラシック・ワールド』の続編で、映画「ジュラシック・パーク」シリーズの第5作目。第4作は』は独立した作品として楽しめる内容であったが、本作は>>続きを読む

ナイト・オブ・シャドー 魔法拳(2019年製作の映画)

4.0

『ナイト・オブ・シャドー 魔法拳』(-まほうけん、原題:神探蒲松齢、英語題The Knight of Shadows:Between Yin and Yang)は、2019年に公開されたジャッキー・チ>>続きを読む

彫る 棟方志功の世界(1975年製作の映画)

5.0

青森県青森市を訪れる機会があり、本作は、棟方志功が滞在した宿「椿館」にて鑑賞。椿館は、温泉宿であるが館内に志功の作品が多数展示されており、志功が滞在した部屋も現存する。
本作は志功が死亡した1975年
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ジュラシック・ワールド(2015年製作の映画)

3.0

2015年公開の「ジュラシックパーク」シリーズの第四作目で125分の作品。本作では、過去にあったことが軽く触れられる程度であるので、独立した作品として、シリーズの他の作品を見なくても楽しめる内容。ただ>>続きを読む

斜陽のおもかげ(1967年製作の映画)

4.0

太宰治の娘太田治子(映画の役名は木田町子)が1967年に刊行した『手記(十七歳のノート)』をもとに同年、制作された映画。治子は1947年生まれで、太宰は翌年に自殺している。公開当時は、治子は20歳で、>>続きを読む

片腕カンフー対空とぶギロチン(1975年製作の映画)

3.0

主演のジミー ウォングは所詮、やくざの親分ですから、クンフーアクションに切れはないです。敵役の怪僧の役者カム・カンはジャッキーチェンとかとも共演してますが、足技ではなく、手わざに長けているため、見た目>>続きを読む

女淫地獄絵巻(1994年製作の映画)

1.0

英語題名は「A Chinese Torture Chamber Story」で、1994年の香港映画。私がアメリカのユタ州に住んでいた時に、このクンフーのエログロ拷問映画が何を間違ったのか、一般向けに>>続きを読む

男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花(1980年製作の映画)

3.0

『男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花』は、1980年に公開された『男はつらいよ』シリーズの第25作目。マドンナは、第11作(『寅次郎忘れな草』)・第15作(『寅次郎相合い傘』)に続き3度目の出演とな>>続きを読む

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

5.0

2022年公開の2時間2分の作品で、時間的には平均的な長さなのであるが、主人公が土地を移動していくロードムービーであるせいか、時間的な長さを感じさせる映画(冗漫に感じたり、飽きが来たりということは全く>>続きを読む

男はつらいよ 寅次郎相合い傘(1975年製作の映画)

4.0

『男はつらいよ 寅次郎相合い傘』は、1975年に公開された『男はつらいよ』シリーズの第15作で、マドンナに再び浅丘ルリ子(当時35歳)演じるリリーをむかえた作品。本作の冒頭では寅さんは青森県青森市にお>>続きを読む

男はつらいよ 寅次郎忘れな草(1973年製作の映画)

4.0

『男はつらいよ 寅次郎忘れな草』は、1973年に公開された『男はつらいよ』シリーズの第11作で、タイトルはマドンナのリリーこと浅丘ルリ子(当時33歳)が寅さんの実家においてあった忘れな草の植木鉢を見る>>続きを読む

新選組(1969年製作の映画)

3.0

1969年公開の122分のカラー映画。三船敏郎が主人公の新選組の局長・近藤勇を演じ、新選組のはじまりから終わりまで主な事件が織り込まれている。近藤は、人物として、よく描かれ過ぎではあるが、第三者的に映>>続きを読む

男はつらいよ 奮闘篇(1971年製作の映画)

3.0

1971年公開の「男はつらいよ」シリーズ第7作の奮闘篇。マドンナは榊原るみで、榊場は同じ年にテレビシリーズの「帰ってきたウルトラマン」のヒロイン坂田アキを演じているが、本作では知的障碍者という設定のた>>続きを読む

壬生義士伝(2002年製作の映画)

5.0

私は岩手県盛岡市の出身であるが、本作の主人公の新選組の吉村貫一郎(演、中井貴一)は南部藩(岩手県)出身。本作では、美しい岩手山の風景が映し出されるのは魅力であるが、風景が単独として登場し、岩手山や盛岡>>続きを読む

赤目四十八瀧心中未遂(2003年製作の映画)

4.0

私は、2022年に三重県名張市の赤目四十八滝を訪れたが、同地がロケ先と知り、本作を視聴した。同地では、本作が舞台であるにも関わらず、現地では原作も映画も、2022年の訪問時には紹介されていなかった。映>>続きを読む

トロイ(2004年製作の映画)

5.0

2004年のアメリカ映画でブラッド・ピットがアキレスを演じた古代ギリシャの戦争映画。ホメロスの「イリアス」などを参考にした内容で、歴史的に正しくない部分もあるが、トロイの木馬などが登場し、神話の入門に>>続きを読む

網走番外地 望郷篇(1965年製作の映画)

3.0

1965年公開の「網走番外地」のシリーズ第3作は「望郷篇」。本シリーズは、出演陣は同じ俳優が多いが、作品間につながりがないので独立して楽しめる88分の作品。本作では、高倉健が演じる主人公が、故郷の長崎>>続きを読む

劇場版タイムスクープハンター 安土城 最後の1日(2012年製作の映画)

3.0

2013年公開の102分の作品でTVシリーズの劇場版。私はTVシリーズは未見であるが、シリーズの知識なしに楽しめる内容。安土城が再現されているかと期待してみたが、城の描写は内部・外部とも限定的。歴史ミ>>続きを読む