荒野の狼さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

荒野の狼

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キース・ヘリング/ドローイング・ザ・ライン(1990年製作の映画)

4.0

キース・へリング展が2023-2025年に日本の各地で開催されているが、私は名古屋の松坂屋で鑑賞。この際に、キースの出版物などで手に入る情報があまりないことから、本作「Drawing the Line>>続きを読む

釣りバカ日誌(1988年製作の映画)

3.0

全22作品が作られた「釣りバカ日誌」シリーズの第一作「釣りバカ日誌」で1988年の公開。制作時は、シリーズにするプランがなかったということだが、本作は完結しており、今後の展開を期待させるような終わり方>>続きを読む

新・男はつらいよ(1970年製作の映画)

2.0

「新・男はつらいよ」は1970年公開の「男はつらいよ」シリーズの第4作。山田洋次は脚本は担当しているが、監督は小林俊一。本作は、冒頭に寅さんが競馬で大穴を当てたので、その金でおいちゃん夫婦をハワイに連>>続きを読む

のぼうの城(2012年製作の映画)

4.0

1590年の忍城(おしじょう)の戦いをもとに書かれたフィクション小説を映画化した2012年の作品。野村萬斎の狂言が素晴らしいが、145分の長尺にする必要のない内容で、史実に則さない非現実的な部分をカッ>>続きを読む

翔んで埼玉(2018年製作の映画)

4.0

2019年公開の106分の映画。地方が舞台の映画の場合、その土地の名所などを楽しみに映画を鑑賞し、聖地巡礼を楽しんでいるが、本作はそうした目的には不適な作品。題名にこそ「埼玉」の名前があるが、物語の中>>続きを読む

複製された男(2013年製作の映画)

4.0

「複製された男」は、ポルトガルのノーベル賞作家ジョゼ・サラマーゴの同名の原作をもとに制作された映画で、英語の題は「Enemy(敵)」。ちなみに原作の英語の題は)The Double。私は本作を、サラマ>>続きを読む

劇場版 響け!ユーフォニアム~誓いのフィナーレ~(2019年製作の映画)

4.0

「劇場版 響け!ユーフォニアム」は、2016年の総集編映画『劇場版 響け!ユーフォニアム〜北宇治高校吹奏楽部へようこそ〜』、2017年の総集編映画『劇場版 響け!ユーフォニアム〜届けたいメロディ〜』が>>続きを読む

リズと青い鳥(2018年製作の映画)

4.0

「劇場版 響け!ユーフォニアム」は、2016年の総集編映画『劇場版 響け!ユーフォニアム〜北宇治高校吹奏楽部へようこそ〜』、2017年の総集編映画『劇場版 響け!ユーフォニアム〜届けたいメロディ〜』が>>続きを読む

劇場版 響け!ユーフォニアム 届けたいメロディ(2017年製作の映画)

4.0

『劇場版 響け!ユーフォニアム〜届けたいメロディ〜』は、アニメ「響け!ユーフォニアム」の2017年に公開された総集編映画の第二作。宇治観光の思い出に、第一作に続けて視聴。本作で目を引く、観光名所は宇治>>続きを読む

劇場版 響け!ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部へようこそ(2016年製作の映画)

4.0

京都の宇治を訪れた際に、平等院そばの宇治市観光センターで、「響け!ユーフォニアム」関連の展示物があり、多数のファンが訪れていたので、本作に興味を持って視聴した。『劇場版 響け!ユーフォニアム〜北宇治高>>続きを読む

子ぐま物語/ファン・アンド・ファンシーフリー(1947年製作の映画)

4.0

『ファン・アンド・ファンシー・フリー』(原題:Fun And Fancy Free)は、1947年のディズニー作品。「子ぐま物語」と「ミッキーのジャックと豆の木」の二つの独立した話からなるが、つなぎの>>続きを読む

レッド・ゾーン(2008年製作の映画)

4.0

「レッド・ゾーン-熱砂の激戦-」は、2008年のキューバ作品で98分。原題はKANGAMBA カンガンバ」で、アンゴラ内戦(1975-2002年)の中で1983年に激戦があったモシコ州の地域の名前。邦>>続きを読む

コマンダンテ(2003年製作の映画)

5.0

イグナシオ・ラモネがカストロにインタビューした著書に「フィデル・カストロ みずから語る革命人生」があるが、私は、本作を同書の読後に鑑賞した。感想は、同書のダイジェストのような印象であり、カストロの入門>>続きを読む

座頭市果し状(1968年製作の映画)

3.0

『座頭市果し状』は1968年の作品であるが、作品に「果たし状」は登場していない。一方、英語題名は「The Blind Swordsman and the Fugitives(盲目の剣豪と御尋ね者)」で>>続きを読む

アルキメデスの大戦(2019年製作の映画)

4.0

『アルキメデスの大戦』は2019年公開の作品。数学の天才の菅田将暉が、山本五十六(演、舘ひろし)に雇われて、巨大戦艦大和の建造を進める橋爪功と田中泯に対峙する話。戦争を回避したい主人公の意向が表明され>>続きを読む

エルマー・ガントリー/魅せられた男(1960年製作の映画)

5.0

『エルマー・ガントリー/魅せられた男』(原題は、Elmer Gantry)は、1960年のアメリカ合衆国の146分のカラー映画。原作はアメリカのノーベル賞作家シンクレア・ルイスの1927年の小説『El>>続きを読む

孔雀夫人(1936年製作の映画)

5.0

『孔雀夫人』は、原題がDodsworth ダズワースで、主人公の苗字であり、原作も同題でノーベル賞作家のシンクレア・ルイスの1929年の作品が、舞台化されたのちに、1936年に製作・公開された白黒のア>>続きを読む

金色夜叉(1937年製作の映画)

3.0

1937年(昭和12年)の映画。熱海に旅行した際に、寛一お宮の銅像をビーチで見たが、本作のシーンは、映画の前半にあり、海沿いではあるが、砂浜ではなく、道路上で、海岸線にはやや遠い場所。本作の登場人物は>>続きを読む

カストロ CASTRO(2003年製作の映画)

4.0

「CASTRO カストロ」は、2003年に独(仏)のTVチャンネルArte用に作られた72分のドキュメンタリー。記録映像・写真とインタビューで、カストロの生い立ちから2003年現在までを紹介。カストロ>>続きを読む

風の又三郎(1940年製作の映画)

4.0

『風の又三郎』は、宮澤賢治の短編小説が原作の日活映画。賢治が本作を執筆したのが1931-33年であり、本作が1940年の作品であるため、映画は賢治が作品で目にした風景・人物に近いと言える。画質は劣化し>>続きを読む

チェ★ゲバラ/世界一有名なポートレート(2005年製作の映画)

4.0

キューバの写真家アルベルト・コルダ(1928-2001)のドキュメンタリー映画で、原題はKORDAVISONコルダビジョン(コルダの眼)。DVDの邦題は「チェ・ゲバラ 世界一有名なポートレイト」である>>続きを読む

トラベリング・ウィズ・ゲバラ(2004年製作の映画)

4.0

「トラベリング・ウィズ・ゲバラ」は、映画「モーターサイクル・ダイアリーズ」のメイキングといったよい120分の作品。映画「モーターサイクル・ダイアリーズ」の主人公のひとりであるゲバラの親友アルベルト・グ>>続きを読む

ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

3.0

『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』は2022年の「ジュラシック・パーク」フランチャイズの第6作目の完結編で、「ジュラシック・ワールド」三部作では第3作目にあたる。前作でクローン人間の疑いが持ち>>続きを読む

あすなろ物語(1955年製作の映画)

4.0

「あすなろ物語」は1955年の108分の白黒映画で、作家井上靖の自伝的作品の映画化。その他の井上靖の自伝的映画「しろばんば」と「わが母の記」があるが、本作の第一部は、「しろばんば(1962年の白黒映画>>続きを読む

わが母の記(2011年製作の映画)

5.0

「わが母の記」は井上靖の自伝的小説の映画化で2012年の118分の作品。本作では井上が幼い時に、両親とは離れて、血のつながらない祖母と伊豆で生活していたことが背景となっているが、本作では、それが1分ほ>>続きを読む

しろばんば(1962年製作の映画)

5.0

「しろばんば」は1962年の102分の白黒映画。井上靖の自伝的小説の映画化。私は井上の生まれ育った伊豆に旅行した際に、道の駅「天城越え」にある伊豆近代文学博物館に立ち寄ったが、映画でも主人公と祖母(演>>続きを読む

伊豆の踊子(1963年製作の映画)

5.0

2024年のゴールデンウィークに、伊豆に旅行する機会があり、伊豆の踊子ゆかりの地である「伊豆の踊子の宿 福田家」や、踊子の像のある浄蓮の滝、ラストの舞台となる下田港などをまわった。ゴールデンウィークで>>続きを読む

仮面ライダーアマゾンズ THE MOVIE 最後ノ審判(2018年製作の映画)

3.0

『仮面ライダーアマゾンズ THE MOVIE 最後ノ審判』は、2018年に公開の100分の作品。劇場版『仮面ライダーアマゾンズ』のSeason 1と2を視聴してから本作を見たが、内容の理解にはSeas>>続きを読む

エルネスト(2017年製作の映画)

5.0

「エルネスト もう一人のゲバラ」は、2017年公開の124分の作品。キューバ革命の中心人物であるチェ・ゲバラとフィデル・カストロについて、ある程度の予備知識をもってから鑑賞したい作品。私はゲバラとカス>>続きを読む

劇場版 仮面ライダーアマゾンズ Season2 輪廻(2018年製作の映画)

3.0

「仮面ライダーアマゾンズ」のシーズン2は2017年に全13話のAmazon Prime配信シリーズとして制作されたものだが、「劇場版仮面ライダーアマゾンズSeason 2輪廻」は、これを98分にまとめ>>続きを読む

劇場版 仮面ライダーアマゾンズ Season1 覚醒(2018年製作の映画)

3.0

「仮面ライダーアマゾンズ」のシーズン1は2016年に全13話のAmazon Prime配信シリーズとして制作されたものだが、「劇場版仮面ライダーアマゾンズSeason 1覚醒」は、これを99分にまとめ>>続きを読む

チェ・ゲバラ-人々のために-(1999年製作の映画)

4.0

「チェ・ゲバラ 人々のために」の原題は「Che, un hombre de este mundo」で89分のドキュメンタリー作品。チェの遺体がキューバに返還された1997年の翌年に作られた映画で、返還>>続きを読む

フィデル(原題)(2001年製作の映画)

5.0

「Fidel - The Untold Story」はフィデル・カストロの90分のドキュメンタリーで、カストロに好意的な内容。カストロの生い立ちからキューバ革命、アメリカとの対立が描かれる。カストロの>>続きを読む

チェ 39歳 別れの手紙(2008年製作の映画)

4.0

『チェ』(Che)は、革命家チェ・ゲバラの伝記映画で2008年の4時間30分の作品。「チェ 28歳の革命」(The Argentine)」と「チェ 39歳 別れの手紙』(Guerrila) 二部に分か>>続きを読む

チェ 28歳の革命(2008年製作の映画)

4.0

『チェ』(Che)は、革命家チェ・ゲバラの伝記映画で2008年の4時間30分の作品。「チェ 28歳の革命」(The Argentine)」と「チェ 39歳 別れの手紙』(Guerrila) 二部に分か>>続きを読む

チェ・ゲバラ&カストロ(2002年製作の映画)

1.0

オリジナルは2002年にアメリカのShowtimeが制作したTVミニシリーズで3時間20分のキューバの政治家フィデル・カストロの半生を描いたタイトルは「Fidelフィデル」。

私は「チェ・ゲバラ&カ
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