いわやんさんの映画レビュー・感想・評価 - 25ページ目

いわやん

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旅の重さ(1972年製作の映画)

4.6

16歳の少女が、家を出る。
四国の中を、麦わら帽子とリュックに杖を頼りに。

劇中で、家のママに手紙を書きながら自分の心情を語るところは、とくに少女から女性に変わる過程が良く出てます。

旅の一座と一
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インデペンデンス・デイ(1996年製作の映画)

3.8

関西テレビにて。
昨年の続編は、劇場で観ましたが
やはり、一作目の方が素晴らしい!

ウィルスミスの存在感も、F18もカッ
コイイ!

何回も観てますが、やはり面白かったです。

突然炎のごとく(1961年製作の映画)

3.0

ジャンヌモロー主演。
男二人と女一人の、凄まじい三角関係。
男二人は、常に仲良くて。
その二人を行ったり来たりする女。
典型的な「かまってちゃん」

午前10時の映画祭にて鑑賞。

今まで何本か午前1
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伊賀忍法帖(1982年製作の映画)

3.3

真田広之をJACが、全面的に売り出した頃の一連の作品。

そこに角川第3の女優、渡辺典子をヒロインに。

忍者もので、果心居士とか弾正とか好きな人には分かる役名が登場!

役者も、私の好きな成田三樹夫
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16ブロック(2006年製作の映画)

3.6

くたくたの刑事が、ある囚人を裁判所までの護送を押し付けられる。
その囚人を護送中に、何者かに狙われて。同僚の刑事に助けを乞うが・・。

ブルースウィリスが刑事役ですが、マクレーンのなれの果て見たいで、
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ラブホテル(1985年製作の映画)

4.1

相米慎二監督

私は、セーラー服と機関銃に匹敵する監督の代表作と思います。

主人公が会社を潰し、人生に苦悩して絶望に打ちひしがれた時に、コールガールに 暴行を働こうとするが、その彼女の痴態に思わず逃
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サーキットの狼(1977年製作の映画)

2.8

とうとう観てしまいました。
子供の頃のスーパーカーブームを牽引した原作の映画版。

今、考えるとすべての車を、一緒くたにして「スーパーカー」だったんですね。

今で言うと、カローラとレクサスが一緒にな
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サイアム・サンセット(1999年製作の映画)

3.5

一流企業の科学者の彼は、嫁と順風満帆な生活を送る。
ある日、庭で日光浴をしてたら、嫁の上に空から冷蔵庫が降ってきて・・。

嫁を亡くした彼には、それから数々の不幸が。

そのなかで、彼はビンゴゲームで
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イズ・エー(2003年製作の映画)

3.6

レストランに、たくさんのお客。その店が爆発されてドラマが始まる。

爆発させたのは、14歳の少年。
爆発で、家族を失った刑事。
爆発で、日常を失った少年の父。

四年後に、少年は更正施設を出るが、
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岸和田少年愚連隊(1996年製作の映画)

3.3

井筒監督の真骨頂。
吉本の天然素材のメンバー総動員。

ナインティナインを中心にした青春群像劇で、殺ばつとした舞台が、見事にコメディーチックに。

でも、脇を固めた役者は山城新伍、秋野暢子、石倉三郎な
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時代屋の女房(1983年製作の映画)

3.7

渡瀬恒彦の代表作であり、夏目雅子の代表作でもある。

原作は、村松友視(A猪木に影響与えた作家)

頑固な主人公は、親子間の過去のイザコザにより、人と情を交わすのが苦手。でも、ある日ふらっと女が主人公
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嗚呼!! 花の応援団(1976年製作の映画)

3.4

私が小学生の頃の作品。
日活が低迷してた時に、この作品がヒットして立ち直ったと言われてます。
実際、社会現象になった作品です。
当時、テレビCMのキャラにもなって、独特なセリフ回しも世間に浸透してまし
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とられてたまるか!?(1994年製作の映画)

3.1

上映時、ホームアローンのパクリと思ってスルーした作品でした。
あらためて観ると、意外に面白い。

新幹線で通勤するほど、遠いところに一戸建てのマイホームを購入。
しかし、ある時ドロボーに入られる。
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からっ風野郎(1960年製作の映画)

2.6

あの三島由紀夫が主演の珍作。

内容としては、小さいヤクザの組の二代目の主人公が、出所して、隣の組との抗争が再開されて。
主人公が、実は気が優しくて惚れた女の為にヤクザから足を洗う方向に・・。

ヤク
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テン(1979年製作の映画)

3.2

ハチャメチャな主人公。
恋人がいるのに、ウェディングドレス姿で結婚式に向かう女性に一目惚れ。

新婚旅行に、付いて行ってしまい
新婦を口説く(笑)

ただのお色気作品ではなく、コメディ満開なのは、監督
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幕末純情伝(1991年製作の映画)

3.1

この作品が公開された時、沖田総司が女だったら?の設定に、全く興味が湧かなかったのでした。
なぜなら、私は幕末時代が好きで、本を読んだり、映画観たりしてました。

で、「蒲田行進曲」を久しぶりに鑑賞して
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アンタッチャブル(1987年製作の映画)

4.7

イイ作品を観ると、風呂上がりの、ちょっとポーっとした感じになります。

この作品は、まさにソレ(笑)

「午前10時の映画祭」にて鑑賞。

ケビンにショーン、ロバートにアンディ。
皆さん1人でも、大作
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濡れた赫い糸(2005年製作の映画)

3.1

北村一輝主演
関西のヤンキーが、ある女に惚れる。
それは、遊廓の女。
そこから、流転の人生が・・

北村が「やんちゃ」な、それで変に優しいヤンキーの役で、このタイプの役の北村も面白いです。

で、北村
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将軍家光の乱心 激突(1989年製作の映画)

3.5

JACが、アクション担当してるだけあって、剣劇とか馬のシーンは凄いです!
作品の内容は、まるで里見八剣伝なんですが、緒形拳が主役で
私は里見よりもイイと思います。

逃げる側も、際立った役者を使わずか
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彼のオートバイ、彼女の島(1986年製作の映画)

3.2

快盗ルビィを観たら、なぜかこの作品が観たくなりました。

大林監督にしては、バイクがテーマの作品で、この時代に監督が好んで使ってた、カラーとモノトーンで 表現する技法が印象強い。

当時観た時は、原田
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弾痕(1969年製作の映画)

3.6

加山雄三のスナイパーもの。
元々日本人離れした顔と、英語が堪能で無国籍な感じがいいです。
国のある機関の工作員ですが、国籍を二重に持ち、日本人でありアメリカ人でもある。
結構ハードボイルドに仕上がって
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メッセージ(2016年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

イイ意味で騙された。
宇宙船が、地球に来襲するCMをさんざん見せられてたので、固定観念を持ってました。

いわゆる侵略モノの、ドンパチ的な展開を期待したのですが。

ちょっと「6センス」思い出しました
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日本暗殺秘録(1969年製作の映画)

3.9

桜田門外の変から、226事件までの日本史におけるクーデターをオムニバスで盛り込んだ作品。

キャストがやたら豪華で、画面の圧が凄い!

なかでも、千葉真一のエピソードは素晴らしく、狂気にみちていくドラ
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ぼくらの七日間戦争(1988年製作の映画)

3.5

宮沢りえの若い頃
まだ、顔が真ん丸で可愛い。
学校の先生の生活指導に反発して、生徒数人が決起する!
そこになぜか戦車が・・。
角川作品らしさが満開。薬師丸、原田、渡辺の後釜に、宮沢りえもアリかなって。
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ガキ帝国(1981年製作の映画)

3.9

井筒監督の出世作。
伸助、竜助、升毅、國村隼、北野誠、大杉漣、木下ほうか・・。
みんな若い(笑)
大阪の街も、今と違って私の青春時代のそのままの風景(笑)。
バッチギに繋がる作品として、一度観てほしい
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ダメおやじ(1973年製作の映画)

3.7

野村芳太郎監督
三波伸介が懐かしい。
原作よりかなりソフトで、鬼嫁が倍賞美津子で、ギャップが(笑)
以外とハートフルで良かったです。
サクッと観れる作品でした。

キネマの天地(1986年製作の映画)

4.6

山田洋次監督を筆頭に、松竹がドル箱の「男はつらいよ」シリーズを休んでまで製作した大作。

キャストも寅さんファミリー総出演に、若い中井貴一と有森也実の二人を主演にした意欲作。

ところが同じような題材
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雪之丞変化(1963年製作の映画)

3.9

「午前10時の映画祭」で鑑賞。
今回の前半のダークホース的作品で、
市川昆作品なのに、映画通がよってたかって誰も知らなかった作品でした。

観た感想は、さすがに選ばれた作品で、面白かったです。

元々
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野獣死すべし(1959年製作の映画)

4.2

大藪春彦原作のハードボイルド作品。
唐突に刑事が射殺されるところからドラマが始まる。

ドラマがしっかりしていて、破綻するところもなく、大学生の伊達の冷酷さと緻密な感じが、作品の全編通して伝わります。
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ダブル・ジョパディー(1999年製作の映画)

3.5

感想としては、「女性版・逃亡者」
しかも追いかけるのが、トミー・リー・ジョーンズ。

この作品のトミーは、結構いい人に仕上がってます。

そのかわり、主人公をハメた夫は、男前ながらも、きっちり悪く主人
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赤ちょうちん(1974年製作の映画)

3.8

高岡健治って、元々高校球児で、夏の甲子園の応援歌「君よ八月に熱くなれ」の初代歌い手。
若い頃は、二人の事件簿ってテレビドラマで篠田三郎とダブル主演してました。
私は、テーマソングが好きでした。

で、
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麻雀放浪記(1984年製作の映画)

4.0

最近、仲間内で話題に上った作品。
最初に観た時は、坊や哲の成長記のイメージでしたが、今、あらためて思うのは、ドサ健とまゆみのドラマも、しっかり描かれていて、女衒の達の役割が 重要だったり、出目徳もある
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追憶(2017年製作の映画)

4.4

友達数人で観に行きました。
その中で、上映時間が短いの意見がありましたが、私は丁度いいと思います。
あと、複線とサブストーリーの説明不足も言われましたが、主人公のストーリーに絞り、話を展開してるなか、
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裏窓(1954年製作の映画)

3.8

ヒッチコック作品
骨折して身動き出来ない主人公は、毎日窓から見える向かいのマンションの、各部屋を観察するようになった。
各部屋には、色々な人がいて飽きない。
だが、ある日ある部屋に注目してみたら・・。
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蒲田行進曲(1982年製作の映画)

4.8

深作作品の「仁義シリーズ」と双璧の傑作。

映画撮影所の看板役者と、大部屋役者の関係と、振り回される元女優。

伝説の「階段落ち」に挑む大部屋役者ヤス。

私の好きなシーンは、元女優の小夏役の松坂慶子
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小さな恋のメロディ(1971年製作の映画)

5.0

いつ見ても素晴らしい作品です。

わりかし裕福な家のダニエルと、ちょっと下町のメロディー。
貧乏だけど、たくましいトム。

ダニエルと、トムは親友だけど
ダニエルには、気になる女の子メロディーが。
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