kalindaさんの映画レビュー・感想・評価 - 12ページ目

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君を想い、バスに乗る(2021年製作の映画)

3.8

思っていた以上に
ジーンと胸に響く温かいストーリーやった。

旅の目的が、回想シーンによって
少しずつ明かされていく。

トムが奥様をどれだけ愛していたのか、
奥様を大切にされていたのか。
ストーリー
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

5.0

最高。
最高にドキドキした。
高揚感がほんまに最高やった。

続編の発表があった数年前から、
嬉しさと複雑な気持ちが半々やった。

「スタンド・バイ・ミー」
「トップ・ガン」
小5の時に仲良しの友達(
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シング・ア・ソング!~笑顔を咲かす歌声~(2019年製作の映画)

3.9

「私達、ヒナゲシじななくて、
向日葵になってやろう。」(リサ)

「良い音楽が生まれるのは誰かを思うとき。」


実話を基に…、

こう記されると、もうグッと入ってしまう。

派手な演出とかはあれへん
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流浪の月(2022年製作の映画)

4.2

「更紗は、更紗だけのものだよ。」(文)


俳優の方々の熱量が凄まじかった。

#怒り (李 相日監督)(2016)
それまでのイメージが変わった広瀬すずさん。
今作品も、この世代の女優さんであれだけ
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死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.8

阿部サダヲさんの怪演はさすが。
目がね、もうアカン人の目。


原作未読やからわからへんけど…
大和(阿部サダヲさん)の育った環境や
なんで一定の年齢ばかりを狙うのかとか、
背景をもう少し描いて欲しか
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ツユクサ(2022年製作の映画)

3.8

大人になっても、いくつになっても、
人を好きになる。
側にいたい、触れたい、相手を想う。

そんな優しい作品。

今まで一生懸命に生きてきた
大人ならではの様々な事情もあって…。
それを深く語らなくて
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カモン カモン(2021年製作の映画)

3.9

「めちゃくちゃになっても良いんだよ。」(ジョニー)

A24らしい作品。

子供の心の声をちゃんと汲み取る。
とても大切なこと。

ジョニー(ホアキン・フェニックス)はお仕事柄、
子供の声を読み取ろう
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パリ13区(2021年製作の映画)

4.6


好きな作品がまた増えた。

モノクロやしどうかなぁ…。
少し不安を抱きつつ鑑賞。
全く問題無し。
ストーリーが良い。
音楽も良い。
パリというロケーションも良い。

パリ13区に住んでいる
様々なル
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ふたつの部屋、ふたりの暮らし(2019年製作の映画)

3.8

監督は本作が長編デビュー。
2021年・第46回セザール賞 新人監督賞 受賞


70歳を超えても、
お互いをあんなに強く大切に想える関係は
とても素敵やなぁ…。
その相手が同性であっても、異性であっ
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今はちょっと、ついてないだけ(2022年製作の映画)

3.4

観終えると、きっとそう思うはず。

人生はやり直しができるよ。
そんな再生の物語。

ある程度人生を経験された
40〜50代の男性がターゲットらしい。

それぞれのエピ、もう少し説明があると
丁寧やっ
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ニトラム/NITRAM(2021年製作の映画)

4.2

孤独。

孤独をキッカケにマーティンは
症状が酷くなってしまったんやろね。

当時、日本でもニュースで流れていた事件。
事件なんて起きそうもない
穏やかな島のイメージやったから、
衝撃を受けた。
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英雄の証明(2021年製作の映画)

3.4

人間の弱い部分や、
体裁、プライド、お金、
そういうダークな欲の部分を、
うまく描いている。

主人公 ラヒム。
借金があり服役中。
様々な人々が彼を利用する。
振り回され信用を無くし、もがく。

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ベルファスト(2021年製作の映画)

3.7

いつもの日常、いつもの夕方、
一緒に遊ぶお友達、街の人々の笑顔。

当たり前の暮らし、
それがどれほど幸せなことなのか…。
観賞後にジワジワと感じた。


冒頭のカラフルなシーンからの
視覚的な変化が
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猫は逃げた(2021年製作の映画)

4.1

面白かった!

#愛なのに
今泉監督、城定監督の企画作品。
今回は城定監督 脚本
今泉監督 監督。
さらっとR15。
ほんまさらっと。
優しい雰囲気が今泉節やったなぁ。
終盤にある監督定番の長回
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偶然と想像(2021年製作の映画)

3.7

「自分だけが知っている自分の価値を
抱きしめなくてはなりません。」(瀬川)

「あなたの存在が私を力付けてくれてたの。」(夏子)


第1話〜3話 オムニバス。
全7話あるうちの第一弾。

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愛なのに(2021年製作の映画)

4.1

「愛を否定すんな。」(多田さん)

「下手ですね。群を抜いて。」(美樹)


面白かったなー。

今泉監督の脚本やから楽しみにしていた。
フツーの人々のお話し。

高校生ミサキ(河合優実)の真っ直ぐな
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ライフ・ウィズ・ミュージック(2021年製作の映画)

3.9

「どうやって人を愛するか学んでいるところよ」(ズー)

“自分を愛してあげて…“(Together)

Sia初監督作品。

良かった。

Siaの紡ぐ歌詞が好き。
書き下ろし12曲、贅沢な時間やった
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

4.3

「明日も元気でいてね…、ずっと生きていてね。」(葉ちゃん)


年末のフェス(レディクレ)で、クリープの
「ナイトオンザプラネット」を
ちゃんと聞いた。
歌詞が好きやなーって印象に残ってた。
歌詞を
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ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

4.0



あぁ…せやな…こんな気持ちやったな…。

ハッピーエンドの時とは違ったこの気持ち。
切なく、悲しい。

オリジナルを観たのは、
高校生?大学生の頃かな?
大好きな時代。1950〜1960年代
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前科者(2022年製作の映画)

4.0

「辛い時は、辛いって言ってくださいね。」
「頑張り過ぎないように…。」(佳代)

「私らみたいな前科モンにはさ、
佳代ちゃんみたいな人が良いんだよ。」(みどり)


寄り添う。
更生する。生き直す。
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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

3.6

うん。
うん。凄くステキ。アート。
そう、アート。

・グランドブダペストホテル
を観た時に感じたこと。
手回しオルガンのような世界。
紙芝居のような、ちょっと独特の、
大人がワクワクする
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グレート・インディアン・キッチン(2021年製作の映画)

3.9


“キッチンという名の牢獄“

難しいなぁ……。
これはホントに難しい問題。
インドでは劇場公開されてないらしい。

牢獄…。
この感覚、ちょっとわかるなぁ。
嫁ぎ先のしきたりには
ある程度は染まった
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さがす(2022年製作の映画)

4.1

完璧ちゃうかな。
伏線の回収、長回し、クラッシック。
全体的に、
ぬるっとダークな雰囲気。←ここポイント


智さん(佐藤二朗)と奥さん(成嶋 瞳子)の
お家の中でのあるシーン。
そのままやと苦しくキ
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ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

3.6

レディ・ガガの歌詞や考え方が好き。
主演⁈そら観に行かな。
そんな軽い気持ちで鑑賞。

パトリツィア(ガガ)のグイグイ行くところ、
力強い感じ、アイラインがっつりのメイク、
ガガにピッタリ。カッコイイ
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ある夜、彼女は明け方を想う(2022年製作の映画)

3.8

良かった。
こっちの方が良いくらい。笑
「明け方の若者たち」は、これを観て完結。


“彼女(黒島結菜)“ 視点からのストーリー。
やっぱりこのストーリーも
本編に加えといて欲しかったなー。
そしたら
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こんにちは、私のお母さん(2021年製作の映画)

4.3



「健康で幸せに…。」(リ・ホワンイン)

面白かったー!
泣いたー!!

中国映画、コメディ、
それくらいの予備知識で鑑賞。
主人公 ジア・シャオリン。
何をしてもうまくいかないけれど、
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ユンヒへ(2019年製作の映画)

4.2

「私もあなたの夢を見る。」(ユンヒ)

「雪はいつ止むのかしら…。」

何回涙が溢れたかな…。
お互い好きやのに、
一緒に生きていけない。
好きになってはいけない人を
好きになってしまった初恋のストー
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明け方の若者たち(2021年製作の映画)

3.6

「好きだよ。」(僕)
「…ありがと。」(彼女)


全体的にさらーっとした印象かな。
・花束みたいな恋をした
・ボクたちはみんな大人になれなかった
最近よくある感じの、
あの頃懐かしいよねー
あぁ、こ
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お嬢さん(2016年製作の映画)

4.3

面白い‼︎

事前情報をあまり知らずに鑑賞。

およよよ⁈
ビックリした。

R18 スリラー
怖いやろなとビクビクしながら観たけど、
そっちじゃない方やった。笑

145分、三部作やからかな、
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私はいったい、何と闘っているのか(2021年製作の映画)

3.6

“努力をしても報われない奴はいる。ただ成功した奴は必ず努力をしている。“
(長州力)

ほのぼのコメディ。
ちょっと暗いけどめちゃくちゃ良い人。
45歳 伊澤春男(安田顕さん)
こういう人、好き好き。
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悪なき殺人(2019年製作の映画)

4.3

“偶然には勝てない“

面白い!
観賞後にまずそう感じた。

予告では想像できない展開。
サスペンス、R15
怖いんちゃうん…。

精神的に怖いところはあった。
生理的に物凄く苦手な人物もいた。
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スパゲティコード・ラブ(2021年製作の映画)

4.5


“今を生きる、独りぼっちのあなたに“

「一瞬だけね…。でもその瞬間は本当に淋しい。」(心・夏美)

「死なないで毎日ちゃんと生きて。それ凄いことだから。」(梅子)


凄く良かった。共感。ほんまに
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tick, tick...BOOM!:チック、チック…ブーン!(2021年製作の映画)

3.7


「(君は)愛し合う相手がいる。それがどんなに幸運なことかわからんだろう。」(マイケル)


30歳。

どんな人にとっても、
印象深い年齢ちゃうかな。

区切りをつける。
周りがちょっと気になる。
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ディア・エヴァン・ハンセン(2021年製作の映画)

3.9

「ちょっとの自己改革、ちょっとの意識改革」

「君の笑顔が幸せにしてくれる。」

涙がジワリ…。

歌詞も歌唱力も
設定も演技も素晴らしい。
作品のメッセージも本当に素晴らしい。

どうしても母親目線
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皮膚を売った男(2020年製作の映画)

3.8


移民問題、貧困、恋愛、アートなど、
うまくミックスされており、
私は見やすく良かった。
シリア情勢にお詳しい方なら、
深みが足りないと思いはるかもやけど、
あまり詳しくない身としては、
気持ちの負担
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ジョゼと虎と魚たち(2020年製作の映画)

4.0

「あなたの温もりを感じれて幸せ。」(ジョゼ)

「もう大丈夫…(あなたが)いると思って生きる。」(ジョゼ)

2003年公開の邦画を韓国リメイク。

別物。
これはまた別の作品。
日本オリジナル
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