フェミ研ゼミさんの映画レビュー・感想・評価 - 25ページ目

放浪記(1962年製作の映画)

4.0

放浪記

成瀬の映画の中にアタシは居そうでこわいよ。
放浪して捨てられて貧乏してそれでもなんにも諦められなくて、痛めつけられても自ら捨てることが出来なくてつらいのう。野良猫に引っかかれながらも可哀想で
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さんかく(2010年製作の映画)

3.0

ダメな男とメンヘラ女と小悪魔娘の織りなすかわいそうで可愛くないお話。けどなんか可愛いそう。可愛いそう。

タイピスト!(2012年製作の映画)

3.0

かわいくてまとまっていていい話だったねぇ。
最終的に可愛かった服などを褒めることに徹する。
君可愛いねぇ〜って何故か清志郎の曲を思い出した。

ぼくを探しに(2013年製作の映画)

3.0

かなりものたりないのだが、故に二回みた。
全てのは記憶の中にある。そこは薬局や化学室と同じく、手にする物は毒薬なのか鎮痛薬なのかはわからない。
BADにキマるときもあるわけだよ。記憶とは。
音楽は物語
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仕立て屋の恋(1989年製作の映画)

3.4

仕立て屋の恋

信じてたのに裏切られた。
という言葉が嫌いだ。
言葉というか思想が大嫌いだ。
信じるのは手前の勝手で、
勝手に幻想を抱いていただけのお話では?
真実はいつもどこでも真実なのに。
真実を
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ショートバス(2006年製作の映画)

4.0

太平洋で遭難して水はあるのに喉が渇いて仕方ない。そんな状況に似ている。
大好きで、愛されて愛に包まれているのに、体に浸透されず、渇いて渇いて悲しくなる。それは相手がいけないのか自分がいけないのか。正直
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TOKYO TRIBE(2014年製作の映画)

3.5

園子温は惜しげも無くパンツを見せる!
もうありがたくないくらいありがたいほどのパンチラ!
チ○ポの大きさをめぐって戦争が起こる。
そうか、男がケンカするのはそういうことか。
男の魅力は外側にでるし、女
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プロミスト・ランド(2012年製作の映画)

3.5

人間は機械になりたがってるの?
心は人間のままで。
ガソリンやガスで人間も動いてらいいのに。
でもなれない。
大都会をつくっても、安全な土は水は?肉も魚もつくれない。
それは別の命。
フレッシュで安全
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美しき冒険旅行(1971年製作の映画)

3.5

美しいって?
人間の魅力ってなに?
という大きなハテナマークが消えない。
アボリジニーの少年は白人の少女と言葉は通じないのに次第に惹かれる。
"君の肌は柔らかい"そのセリフ。
美しいってなんだろう。
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愛人 ラマン/恋人・ラマン(1992年製作の映画)

4.5

愛人(母親の本棚から発見したVHS)

若さではなく幼いというもどすことのできない時の価値。
泣ながら、食事をしたり、セックスしたり、眠ったり。
生理的欲求にならんで、泣ながらピアノを弾いたり。
ピア
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J・エドガー(2011年製作の映画)

4.0

あの唇の感覚を今でもおもいだす。
宗教や、政治よりなにより人生が大切なんだ。偏見や差別という歪んだ感情より、どんな武器より愛に勝るものなしと自身でいっていても、クローゼットの彼の人生は開かれなかったよ
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鬼灯さん家のアネキ(2014年製作の映画)

-

今泉監督らしくない。と思ったら原作ちがうやん!って。

この映画どこにもリアリティがない。
ちょいちょい主人公おもしろいし、
人生を悟るセリフというか、いい言葉とかあるんだけど、
だって絶対あんな姉い
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最低(2009年製作の映画)

3.5

現実のしょーもないこと。を画面越しにみるとなぜにこれほど面白いんだろう??
きっと現実で自分自身の身で体験していたら全然笑えないし、すごく必死だし、最低にならないように嘘ついたり必死なわけですよ。そん
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こっぴどい猫(2012年製作の映画)

4.0

かなりキレてます。キレキレです。なんつーの?なんでこれおもしろいのだろう。っておもしろいところを説明できないのどけれど、イライラしたり、笑えたり。
今泉力哉監督キレてます!

地球で最後のふたり(2003年製作の映画)

4.0


とんでもよかった。
タイトルが甘ったるいなとおもって手に取ってみて、ジャケ借りした。
ストーリーも私好みの寂しさを含んだままのハッピーエンドでもうテレビを抱きしめたいくらいだった。
どのシーンどの
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ワイルド・アット・ハート(1990年製作の映画)

3.6

何年かまえの誕生日にこれみた。よかった。平凡に生きたいと夢見ていたけどそんなことしても仕方ないよ。人生は一回しかないんだもん。したいことして生きるわよ。狂気に満ち満ちた人生をおくる。
男の人が大好きな
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パープル・バタフライ(2003年製作の映画)

3.0

ラスト20分唖然とした。
騙されてるのに、嬉しい。一枚上手の仲村トオルに完全に落ちる。

百円の恋(2014年製作の映画)

3.5

一度くらい勝ちたかった。って泣く一子をみてアタシは怖くなりました。
こんなに悔しい思いを味わえるほどにたたかったことないと気づいたのでした。
なんとなく戦わないで、なんとなく負けてきた。
だからアタシ
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オアシス(2002年製作の映画)

5.0

世の中変態とか狂人と呼ばれている人たちはもしかしたら神様なんじゃないかっておもった。すごくすごく純粋な人の形をした神様のつかいなんじゃないかとおもった。
彼らはなにも話さないだけで、彼らが全ての毒素を
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アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

4.5

アバウトタイム

もしあの"時"をやり直すことができたなら。って考えたらどうでもいいことしか浮かばなかった。
もっとお金持ちの家に生まれてもっとかわいいかおに生まれて。っておもったけど、それはもうアタ
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偶然(1982年製作の映画)

3.5

もしあのとき、別の選択をしていたら。
感想を書こうと思い返してみたらなんだか虚しくて泣けた。

太陽と月に背いて(1995年製作の映画)

4.0

見つかった。何が?
海と空が混じり合う永遠が。
なんなんだ。永遠なんて見つけないで。

いつも時の流れが暴力的過ぎてアタシは人生を恨むんだ。
レオ様の美しさに永遠を感じた。
宝石みたいだった。
レオ様
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エンター・ザ・ボイド(2009年製作の映画)

3.5

死ぬときが一番ハイになれる。魂がカラダを飛び出して浮遊して何処へだって行けるしなんだってきこえる。ただ出来ないのは触ることだけ。
だから生きてる間に触りたいものに触る。死ぬ気で触る。
アタシは最後誰に
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ジャージー・ボーイズ(2014年製作の映画)

4.2

まだ音楽が特別な魔法として大事に扱われていたころ。この時代いいなあ。みんな野暮ったくて。かっこいいよ。
イーストウッドのおじさんがお金をかけて青春時代の回顧録をつくったようなね。
音楽がなけりゃただの
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ジゴロ・イン・ニューヨーク(2013年製作の映画)

3.4

素直に楽しい。
花の金曜日なんぞに一人でほろ酔いで見て、意中の人に面白いの観たよとか勢いで電話をかけそうな。
そんな面白さ。尺も短くてよろしくて。

ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

3.5

スコセッシとレオナルドディカプリオが大好き。
三時間と長尺だけど、自分がキメているのではないかと錯覚してしまうほどあっという間に興奮状態で過ぎました。
貧乏は美しくない。ってセリフそうだな。っておもっ
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笑いながら泣きやがれ(2009年製作の映画)

4.0

辛い話は面白く話せ。
話したくないことこそ嘘みたいにありのままに話せ。
本当に言いたくないことはその存在すら悟らせるな。
秘密の存在すら秘密にしろ。
ああ、なんだかよかった。
許せないことこそ、許せ。
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華麗なるギャツビー(2013年製作の映画)

3.3

また辛い物語を食べてしまった。
美しいモノこそ、誰よりも何よりも誠実さを大切にしなければならない。
美しさを武器にしたときに、自分に負けるのである。
何かに勝ったとしても、それは罪悪感として一生胸に敗
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彼女と彼(1963年製作の映画)

4.6

なんてこった。とんでものないものを見てしまった。心に氷柱が落ちてきて溶けるまでに幾日か必要とする。溶けたときには心臓に穴があいて生きて行かれないかもしれない。