5年間で26本の時代劇を撮り28歳で亡くなった山中貞雄の現存する作品3本の内1本。
有名タイトルだしTVで何度もリメイクもされているようですが、今さらの初見。
85年も前に20代の若い監督が撮った作品>>続きを読む
昨年ハマッて次々に観たイランのアスガー・ファルハディ監督の最新作(日本は昨年春公開)を鑑賞。これで現存する長編全てを観たことになります。
本作も同年のアカデミー国際長編映画賞(以前の外国語映画賞)のイ>>続きを読む
フランス・デンマーク合作のアニメーション作品。
19世紀のロシアを舞台に行方不明の北極探検隊を探して冒険に出る少女の物語で多数の賞を受賞しています。
同監督作は一昨年公開された2作目でアメリカの西部開>>続きを読む
こちらも配信が早い。しかもアマプラ見放題。
昨年秋の公開時に時間が合わずに劇場で観れなかったヤツです。
Sheepは羊全般で、Lambは仔羊なんだそうです。
人里離れた山奥で牧羊をしている夫婦のもとで>>続きを読む
新年の1本目は、昨年秋に公開され早くも配信された本作をU-NEXTのポイント鑑賞。
伊坂幸太郎の小説はムカシ何冊か読んでますが、常々余白が多いと言うか、濃厚ではなくサラリとした作品が多い分、映画化する>>続きを読む
あまり評判はよろしくありませんでしたが、一応パークの頃から全部観てますし、深く考えずに楽しめる映画が観たくて2022年の締めくくりの大晦日に鑑賞。
序盤こそ恐竜を差し置いて人間のスパイ・アクション風の>>続きを読む
遺伝的に女性を殺害したくなる発作が起きる男が主人公の悲劇です。
主人公はジャン・ギャバン。
といっても、満月の夜になるとギャバンの全身から毛が生えたりするわけではありません。
何らかのキッカケで、突如>>続きを読む
タイトルだけ聞くとスタンリー・キューブリックのドキュメンタリーのようですが、実は1990年代のイギリスに出没した、自らキューブリックを名乗る詐欺師の物語。
ニセ者のキューブリックを演じるのは胡散臭さ全>>続きを読む
イランのアスガー・ファルハディ監督の長編8作目。
今回はイランじゃなくてスペイン映画。
原題はスペイン語で“Todos lo saben” 英訳は“Everyone Knows It”
誰もが知ってい>>続きを読む
イランのアスガー・ファルハディ監督の『別離』と『セールスマン』の間に撮られた作品。
先月のCS特集で同監督作は6本観て、次はU-NEXTで今月で配信終了らしい本作を鑑賞。
その年のアカデミー外国語映画>>続きを読む
このジャケ写とタイトルから、見かけは冴えないオッサンたちでも、実は悪い奴らをスカッと成敗する正義のバイク軍団、その名も“ライダーズ・オブ・ジャスティス” !・・・
みたいな話を想像して観てみると、かな>>続きを読む
『真昼の決闘』『ジャッカルの日』のフレッド・ジンネマン監督作。
16世紀のイングランドが舞台。実在の法律家であり思想家トマス・モアの半生を描いた戯曲の映画化です。
U-NEXTで偶然みつけたら今月で配>>続きを読む
生まれつき耳が聞こえない元プロボクサー小笠原恵子さんの自伝が原案のオリジナル脚本。
映画の存在も観る直前まで知らなかったし、監督も出演者もほぼ知らない人。
時間限定で日本語字幕付の上映もあったので気に>>続きを読む
CS放送のクロード・シャブロル監督特集4本のラスト。
これまでの3本の出演者たちは、地味ながらフランスの実力派といった印象でしたが、ここにきていきなりアメリカのメジャー勢アンソニー・パーキンスとオーソ>>続きを読む
CS放送のクロード・シャブロル監督特集の後半です。
原題は仏語で“Juste avant la nuit”(英題:Just Before Nightfall)
なるほど、“暗くなる直前”“夕暮れ前”だ>>続きを読む
年の瀬というのに、私にとって今年の劇場新作ではワースト級の作品を観てしまいました。
これほど鑑賞中にどんどん興味が失せていき、途中からどうでもよくなった作品も久しぶりです。
劇場だったから最後まで観>>続きを読む
三大スター競演の大作ながら、監督はムラのあるアンドリュー・V・マクラグレンだし、古い大味な西部劇かもと半分は期待せずに観ましたが、どうしてなかなかの見応え。
シネスコ・ワイドの画面にカーク・ダグラス、>>続きを読む
『白いドレスの女』『シルバラード』などの監督、というより『スター・ウォーズ』や『レイダース』の脚本家として有名なローレンス・カスダン監督の約30年前のブラック(?)コメディ。
脚本は珍しくカスダンじゃ>>続きを読む
CSのクロード・シャブロル特集で観た『野獣死すべし』が思ったより楽しめたので、本作も連続鑑賞。
『野獣~』もそうですが『肉屋』も同じタイトルの映画がたくさんあって紛らわしいですね。
原題もそのままで>>続きを読む
クロード・シャブロル監督のサスペンス・ミステリー。
松田優作のとは違います。念のため。
ヌーヴェルヴァーグの作品は嫌いなわけではないものの、正直なところゴダールもトリュフォーもあまり面白いと思ったこ>>続きを読む
劇場予告を観るまで存在すら知らなかった映画です。
ペルシャと言えば猫か絨毯くらいしか知らない私ですが、気になったので観て来ました。
どこの映画かと思ったらロシア、ドイツ、ベラルーシの合作で、監督はウク>>続きを読む
日本に一つしかないユニバーサル・シアターのドキュメンタリー映画という程度の知識で観ましたが、とてもそれだけで言い表せるレベルのシロモノではありませんでした。
映画によるコミュニケーションの限界への挑戦>>続きを読む
この昔の2時間ドラマみたいに長いタイトルを読んでも、どんなシチュエーションかわからず、評判がよいので観に行ったらようやく理解できました。なるほど面白い。
そして今回、一番の問題はタイム・ループそのも>>続きを読む
昨年末からピノキオの映画が3本も公開されてて、昨年のイタリア映画『ほんとうのピノッキオ』に続いて後の2本も観るつもりだったんですが・・・
R・ゼメキス版『ピノキオ』は実写にディズニーキャラそのままのピ>>続きを読む
タイトルだけじゃ、どんな映画か全くわかりませんね。
私も最初SFかな、なんて思ってしまいました。
グリーン・ゾーンとはイラクの首都バグダッドの旧米軍管轄の安全地帯の通称。
SFどころか恐ろしい現実の話>>続きを読む
まるで『ベン・ハー』みたいに大袈裟なジャケ写のタイトル。
原題は“THE HALLELUJAH TRAIL”(ハレルヤ・トレイル)なのに。
同名の作品にラオール・ウォルシュ監督でジョン・ウェイン初主演>>続きを読む
チェコのヤン・シュヴァンクマイエルの作品。
観るのは『アリス』『ファウスト』に次いで3本目。
今回はチェコの民話「オテサーネク(食人木)」を基にした作品です。
この人、短編はかなり多いようですが、長>>続きを読む
あまり観ていないヒッチコックのイギリス時代の作品を観賞。
冒頭に〈サボタージュ〉の意味として、“大衆や企業に不安や警告を与えるため、意思を持ち 建物や機械を破壊する行為”と出ます。
“サボる”の語源>>続きを読む
庵野秀明もエヴァもあまり詳しくは知りませんが、ほぼ同世代なのでウルトラマンは大好きです。
以前映像の一部を見たことはあり、島本和彦原作のTVドラマ『アオイホノオ』も観てるので、本作の存在は知っていまし>>続きを読む
オンディーヌはウンディーネとも言われる神話上の水の精霊。『人魚姫』のストーリーの原型となった戯曲のタイトルでもあり、その姿はよく人魚と同一視されます。
本作は監督ニール・ジョーダンで主演コリン・ファレ>>続きを読む
てっきりドラマ映画だと思って見始めたらドキュメンタリー作品でした。
我ながら何やってんだか。
しかし、最初は戸惑ったものの、だんだんとこの不思議な展開に見入ってしまいました。
ノルウェーのオスロで実際>>続きを読む
学生時代からの友人同士がカップルや家族で集まるホームパーティ。
よくある設定ですが、本作の場合その日が人類最後のクリスマス・イヴというのがミソ。
なにも知らずに観始めると徐々に不穏な空気に気付くのでし>>続きを読む
B級マカロニ・ハードボイルド。
雰囲気は『キイハンター』か宍戸錠の日活ギャング映画かという感じですが侮るなかれ。
一匹狼のプロの殺し屋の悲哀を描いた本作は、以後の多くの作品の原点ともテンプレートとも言>>続きを読む
スティーブ・マックイーンの代表作の1本を久々に鑑賞。
本作はサントラLP⇒LD⇒DVD⇒ブルーレイの順に入手。
今や先の2つは再生できず、DVDは貸したら戻ってこなかったので、買ったまま観てなかったブ>>続きを読む
映画化されているとは知りませんでした。
私はその昔、コワくてグロい映画はダメなくせに、ホラー小説は大好きで読み漁っており(クーンツ、マキャモン、P・ウィルソン他)、そのとき読んだ小説のひとつが本作の原>>続きを読む
これは私としては正直ガッカリ。
『ステップフォード・ワイフ』『トゥルーマン・ショー』『マトリックス』『ウエストワールド』『ゲットアウト』など今思いつくだけでもいろんな映画や昨今のゲームやらの使い古され>>続きを読む