ミーミミさんの映画レビュー・感想・評価 - 17ページ目

ターミネーター(1984年製作の映画)

4.5

あり得ない位、好きな作品

サラ・コナーって響きだけでロマンを感じて胸が熱くなる

いかにも普通の女性が、未来の運命を握る戦う母へと変貌する様が、クールでシビれる

ストーリー展開も神ね!神!

これ
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お父さんと伊藤さん(2015年製作の映画)

3.8

最高にいい映画!

あの日に想いを馳せてみる

その空気に身を置いてると日暮れさえも気付かない

家庭に灯がともり『いただきま~す』

子ども達のスプーンの音

家族は一緒にご飯だね!


あ~最高に
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IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

3.6

観てしまった

あぁぁ〰️!観てしまったやん

んで、なんでレイト

帰り道怖いし〰️



バスルームの掃除は和んだ!名場面!

『IT』の口は、なかなか興味深かった!
Good!



でも弟に心
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君がくれたグッドライフ(2014年製作の映画)

3.9

逃げたのでは無い
立ち向かったんだ

自分の為では無い
妻の為、母の為、弟の為、友の為

違う形ももちろんあるだろう

批判を受ける選択かもしれない

でも『覚悟』をもって決めたこと


それならば…
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阪急電車 片道15分の奇跡(2011年製作の映画)

3.7

ギリギリのところでなんとか持ちこたえている

悩んでるんだ

悩んでいることすら気付きたくないのに、心がじわじわ侵食されていく

身近な人に相談出来る人もいるよ

でも、到底そんなこと出来っこないって
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容疑者Xの献身(2008年製作の映画)

5.0

こんな愛の形があったんですね

「花岡靖子様
この手紙は読み終えたら必ず処分してください」

人生に絶望していた数学者・石神(堤真一)の手紙

隣に住んでいる元夫殺しで疑われている女性(松雪泰子)に宛
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溺れるナイフ(2016年製作の映画)

3.3

モデルデビューした彼女の写真集を見て
『お前いっつもオレのこと、こういう眼で見よるよ』

小さく纏まろうとしてしまうナツメにコウが言う『つまらんのぉ!』

彼に少しでも近づきたいナツメを突き放し、コウ
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キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

4.5

『嘘の中で生きる方が楽だ』

16歳の詐欺師フランク(ディカプリオ)の言葉じゃない。
フランクを追う敏腕FBI捜査官カール(トム・ハンクス)が苦しい胸のうちを吐露した言葉

人生は無情だ。
一般的に幸
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人生はビギナーズ(2010年製作の映画)

5.0

『正しく理解をする』ってホント難しい
心のフィルターを通した時に歪められ、勝手に信じてしまったことって、少なからず有るかも知れない



そのままにしなくて良かったね!オリヴァー


あなたの写し鏡み
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アトミック・ブロンド(2017年製作の映画)

3.6

伸びやかな肢体、程よく筋肉のついた背中、肩から首のラインの美しさ、決して媚びることのない、その眼差し。

シャーリーズ・セロン姐さんの独壇場!!からだ張りすぎの圧巻のなが回し!カメラはそこに居ていいの
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ジャック(1996年製作の映画)

5.0

ロビン・ウィリアムズ全開の青春ムービー!

パパ・ママの愛情たっぷりに育ったジャック(ロビン)は、人の4倍の早さで成長する特性を持っていた。

ジャックを傷つけるのを過剰に心配した両親は、家庭教師をつ
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her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

5.0

映像の天才スパイク・ジョーンズが脚本・監督を手掛けた今作は、2013年第86回アカデミー賞、脚本賞を受賞した近未来SF作品。

主人公セオドラ(ホアキン・フェニックス)は、別居中の妻(ルーニー・マーラ
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I am Sam アイ・アム・サム(2001年製作の映画)

5.0

この映画が素晴らしいのは『みんな誰でも不完全だよ』って教えてくれているところ。

『完璧な人なんて実はどこにも居なくって、みんな足りないところを持っていて… だから人と人は守りあい、補いあうんだね』っ
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レ・ミゼラブル(2012年製作の映画)

4.0

小学校の頃、世界名作全集で、ヴィクトル・ユゴーの『あぁ無情』を読んだ記憶が…。そう言えば読書感想文も書いたよなぁ

ひと切れのパンを盗んだ罪で、19年間も牢獄から出られなかった男ジャン・バル・ジャン。
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鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)

5.0

『ニューシネマパラダイス』のジュゼッペ・トルナトーレ監督作
主演は『パイレーツ・オブ・カリビアン』のバルボッサ演じる怪優ジェフリー・ラッシュ!

絵画や家具への造形が深く、類い稀な審美眼を誇る美術鑑定
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イングロリアス・バスターズ(2009年製作の映画)

5.0

オープニングから泣く

ダメなんだわ。切なすぎて好きすぎて。
最初から涙腺にくる…
タランティーノ好きにはたまらない…


洗濯物のはためく向こうにあの車が見えた時から、嫌な予感はMaxで!


ユダ
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ザ・ビーチ(2000年製作の映画)

3.7

タイのピピ島の海と砂浜の美しさたるや!もう破格!
そのあまりに驚異的な楽園感のなか……ある意味うら腹、対極にあるところの集う人間の俗世たるや、あまりに甚だしくて笑っちゃいました


多分、全部狙ってる
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僕のワンダフル・ライフ(2017年製作の映画)

3.5

あなたは忘れられない出逢いがありますか?

人と人との出逢い
動物と人との出逢い
動物と動物との出逢い

すべての出逢いが貴いもので優劣なんて付けられない

ただ
ベイリーはイーサンに逢いたくて逢いた
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おとなのけんか(2011年製作の映画)

4.2

「戦場のピアニスト」監督作品
監督も素晴らしければ、脚本も最高!

歴史大作でも撮れる布陣がヒリヒリする日常を描く素晴らしさ!

なんと面白いことに、ケイト・ウィンスレットとクリストフ・ヴァルツが夫婦
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雨に唄えば(1952年製作の映画)

4.7

もぅ、泣き笑い!
あ~免疫力高まったわ

ドンとキャシーとコズモの笑顔と歌とダンスが心をときほぐしてくれる

生きる喜びに溢れた至高の一品

すべての醍醐味がつまってる



「ブロードウェイに しか
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ボーイズ・ライフ(1993年製作の映画)

3.6

こりゃ怖い!角刈り恐怖症になりそう

ロバート・デニーロ演じる継父がサイコ過ぎて震えるわ

こんな臨場感を出せるのはデニーロだから
なんだろうけど、
夢に出てきそうなくらい怖過ぎて
デニーロを褒め称え
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ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日(2012年製作の映画)

5.0

神の世界は実に神秘的な寓話に彩られている

では、なぜ古代の人々は美しい物語を語らざるを得なかったのか?


人間の教示がつまった作品。




獰猛な虎と長い期間をともに漂流するお話ですが、

パイ
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メイジーの瞳(2012年製作の映画)

4.0

大人の世界は複雑で、何が何やらわからない

でも世界はもっと単純で、大事な事はしごく少ない

メイジーはなにも喋らない

言葉ではなにも求めない


でも、メイジーの欲しいものはただひとつ



大人
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花とアリス(2004年製作の映画)

4.0

世の少女の初恋の相手は紛れもなくお父さんです、笑

岩井俊二さんは恐るべき監督さんですね

そんな女の子の微妙な感覚と成長を、リアルさの中にさりげなく織り込むなんて

それも、ありとあらゆる小道具を配
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ツイスター(1996年製作の映画)

5.0

A NIGHT OF HORRORS

THE SHINING

PSYCHO

こんなアメリカのドライブインシアターの二本立てあったら、どうします?

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怒り(2016年製作の映画)

5.0

息が出来なくなる

3つのパート、どれもが素晴らしく

すべての物語に涙が止まらない



凄い熱量を持つ映画



森山未來、綾野剛、松山ケンイチ

3人の首筋から背中にかけて、その容姿から纏う雰囲
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幸せのレシピ(2007年製作の映画)

4.0

15年ほど前、岸和田のだんじり祭で「ウズラすくい」なる夜店が出ていた

「ヒヨコすくい」はあっても、「ウズラすくい」は珍しい

ヒヨコに負けず劣らず、ウズラもすこぶる可愛くて

そこで縁あったウズラの
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おくりびと(2008年製作の映画)

3.7

男が男に惚れる、そんな映画

最初はふがいないモックンが、仕事場の社長・山崎努の圧倒的な人間力に触れ、仕事への愛を感じとり、お一人お一人をおくるなかで、分厚い男に成長していく

そんな映画


最後の
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シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

5.0

ーきっかけはイカシた女子
彼女に話しかける口実が欲しかった

「僕らのバンドのPVに出ない?」ー

やりよるな!少年!
そうさ!
人生にはハッタリも必要さ!

後から自分を合わしていけばいいのさ!
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宇宙戦争(2005年製作の映画)

4.6

H・G・ウェルズのSF小説「宇宙戦争」を原作にスピルバーグが容赦ない破壊を描いた当時(2008年)の話題作

色合いと世界観がやたら好きな映画。

なぜかこれを観ると落ち着く自分が居る、笑



普通
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世界から猫が消えたなら(2015年製作の映画)

4.2

原田美枝子を昔、ポートレートしていたな

最高に格好いい女優だったから

洋服の着こなしが素敵だったから



今では、母親役でよく…本当によく観るね

どの映画でも、いい演技をする


それで、この
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たかが世界の終わり(2016年製作の映画)

5.0

「人は様々な動機に突き動かされて
自らの意志でそこから去る決断をする
振り返ることもなく…

(そしてまた)同じように
戻ろうと決意する理由も数多くある

こうして長い不在のあと、僕は決めた
自分が来
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ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

4.5

あの『セブン』や『ファイト・クラブ』はたまた『ソーシャル・ネットワーク』や『ドラゴン・タトゥーの女』等々で有名な
巨匠デヴィッド・フィンチャー監督が、

ありったけの毒(それも猛毒…笑)を内にはらみな
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ビッグホワイト(2005年製作の映画)

4.2

時々、無性にロビン・ウィリアムズに会いたくなります

あの心底きれいな優しい瞳に……

彼の作品は沢山ありますが、今作は、妻を好きで好きで仕方がない旦那さんを演じるロビンです


真っ白な一面のアラス
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マイケル・ジャクソン THIS IS IT(2009年製作の映画)

3.8

「踊りたかった
あなたが僕を動かした」

「人生はつらいだろ
前向きになれる何かを探してたんだ
人生に意味を見つけたかった
信じられる何かを…それがこれだ」

「THIS IS IT」

マイケル
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SCOOP!(2016年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます


「あいつが俺を呼んだんだ!

あいつが俺を必要としてる時には…

いかなきゃいけないんだ」


はぁ~ダメですよ

こんな、男同士の友情を見せつけられたら

完敗以外の何者でもない!