創さんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

創

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原爆の子(1952年製作の映画)

4.5

原爆の何が怖いって、

投下完了しました!
はい!お疲れ!!

で、終わらないんだよ。

7年経っても、70年経っても。

投下から7年後の広島にかつての教え子を探して瀬戸内から旅をするんだけど、
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潔く柔く(2013年製作の映画)

3.0

カンナと禄ちゃんだけ抜き出したら、そうか、こうなってしまうのか。

つまらない訳でもないし、なんだこれは!って怒りを覚える程でも無いんだけど、
やっぱり物足りなく感じてしまうのはそもそも原作漫画が好き
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PARTY7(2000年製作の映画)

3.0

オープニングのアニメが一番カッコよくて、そこがピークだとは思う。

でもでも!
ずーっと続く押し付けがましいぐらいの馬鹿騒ぎは単純に観てて面白い。

これで笑えなくなったら私そうとう疲れちゃってるんじ
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愛の渦(2013年製作の映画)

2.5

誰にも感情移入できない、かと言って俯瞰して観るのもなんか違う。
どういう感じで観たらいいのか分からないまま、時間が進み、
映画の中でも気まずい事態になり、終始居心地悪いまま終わってしまった。

いやー
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CASSHERN(2004年製作の映画)

4.0

嫌いじゃないです紀里谷和明。

やりたい事がたくさんあり過ぎて、全然映画の中に収まっていなくて、
そのせいで物語としては破綻しているからたくさんの?が浮かぶ。

が、どこをどの瞬間で切り取ってもアート
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凶悪(2013年製作の映画)

4.0

とにかくリリーさんと瀧が怖い。

声が小さいエロオヤジ、変な帽子で変なステップのフェスの定番。
っていう二人に対する割とポップなイメージが完全に崩れ、
観た後半年ぐらい、他の映画やテレビで見かけても、
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岳 -ガク-(2010年製作の映画)

2.0

うーん。あの漫画がこうなりますか。

確かに三歩も久美ちゃんも漫画でもイラっとすることある。
三歩は浮世離れし過ぎてて、久美ちゃんは普通の人としてのキャラクターが立ち過ぎていて。

でも、漫画は読み進
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真夜中の弥次さん喜多さん(2005年製作の映画)

4.0

スルメが入った闇鍋みたいな映画で、
もういろんなものがごった煮で何が出てくるか分からないのだけど、

あれ?小池栄子のこの怖さはやっぱりいいな。
長瀬くんの声が大きいバカ感安定してるな。
七之助の時々
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Seventh Code(2013年製作の映画)

1.5

前田あっちゃんがかわいいのはわかったよー。

不思議なオーラがある人ですよね。

ラブ&ポップ(1998年製作の映画)

3.0

昔、まだ私が女子高生だった頃にほんの何年か遅れで観た時は、面白かったのだけど、
今大人になって観ると、なんだかすごく居心地が悪くて落ち着かない。

カメラワークやカット割や棒読みな感じだけじゃなくて、
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歓待(2010年製作の映画)

3.0

こういう侵入者は意外と身近にたくさん居ると思う。

いつの間にか入ってきてグループの仲を引き裂く系女子。
とりあえず今までのやり方を全て否定するところから入る系新しい上長。
彼氏の相談を彼女持ちの男に
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バーニング・オーシャン(2016年製作の映画)

4.0

遅れを取り戻すため、コストを削減するため、必要な安全テストを省いた結果、
取り返しのつかないとんでもない事態になって、工期の遅れも省いたコストもちっぽけなものになってしまう。

どエライヒトが、主人公
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母と暮せば(2015年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

私が娘で母ではないからか、
父と暮らせばの舞台も映画もすごく印象深く覚えているからか、
あるいは全く別の問題なのか、

どうしてもうまく良いように捉えられなかった。

母を慕う息子が、母に喜んで欲しく
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父と暮せば(2004年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

子供の頃に舞台を見て、
関東生まれ関東育ちには厳し過ぎる広島弁と、汗だくの二人の熱量、
目の前で父を失う=どうしても助けられなかったという後悔

いろんなものに当てられて熱を出した。

浅野忠信の肉体
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Love Letter(1995年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

一人二役で、髪型も同じなのに、完全に見分けが付くのがすごい。

どこが?と聞かれると難しいのだけど、はっきりとふたりは別人なのだ。

亡くなった恋人に届くあてのない手紙を出して、
思わぬ返信が来たこと
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金髪の草原(1999年製作の映画)

4.0

ある朝起きたら、気持ちだけ二十歳の頃に戻ってしまった日暮里老人。

あれ?俺ハタチなのになんか身体が重いしすぐ疲れちゃうな。あれ?

と思っていたところに、なりすが現れる。

ヘルパーさんとして日暮里
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砂と霧の家(2003年製作の映画)

5.0

私が後味悪い映画を好きなってしまったのは、間違いなくこの映画に惹かれたせいだからだと思う。

家を巡る譲れない事情を抱えた人たちの人生模様は、
歳を重ねるごとに、自分の社会的立ち位置が変わるごとに、
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つぐない(2007年製作の映画)

4.5

映画館で観たのが10年前なことにまず驚愕。

悲しくて儚くて、どう表したらいいか分からないぐらいずっと心に残り続けていて、
今でもたまに見返すと、色んな想いで胸が詰まる。

何度も流れるタイプの音が、
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ホットロード(2014年製作の映画)

3.5

え。春山がすごい大人なんだけどどうしよう。。と思っていたのだけど、
そうかこれは和希から見た春山なのね。と思ったら、段々と違和感がなくなった。

この頃ってひとつふたつ年が違うだけですごく大人に見えた
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LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

小さな男の子がインドで懸命に帰り道を探すとき、
大人の小さな変化も見逃さず、危険を察知する事が出来たのに、

大人になって戻ってみたら、良い人なのか悪い人なのか、何してくれようとしてるのか
全然分から
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ゴースト・イン・ザ・シェル(2017年製作の映画)

3.0

これは攻殻機動隊ですか?
いいえ。違います。
違いますが、攻殻機動隊です。

って感じ。

私は基本的におバカさんなので、攻殻機動隊の雰囲気が好きなのです。

わぁ!なんかよく分からないけど、すげぇサ
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マッドマックス 怒りのデス・ロード ブラック&クロームエディション(2015年製作の映画)

4.5

カラーと同じ話とは思えないぐらい、マックスがかっこいい。

カラーにはあまり感じなかった前3作を感じた。

4DXで観るならカラーの方が面白くて、
白黒で観るならもっと落ち着いて観たかったかも。

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愚行録(2017年製作の映画)

3.5

両親の積み重ねられた愚行の犠牲になる娘ってなんなんだろう。

巧みに悪気が無いように見せて他人を陥れる人も、
本気で悪気なく他人を傷つける人も確かに存在する。

他人事だから、映画の中の出来事だから、
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沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)

3.5

困った時だけ神だか仏だかを呼び出して

神様!仏様!!お願い!!!
◯◯して!◯◯できますように!!

と祈る私は段々キチジローが自分に見えて辛かった。

様々な困難に見舞われ、命すら危うい切支丹の間
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この世界の片隅に(2016年製作の映画)

5.0

どうしたってすずさんが他人に思えない。

母の若い頃の話を聞いているような、
祖母の娘時分の話を聞いているような、
おばの昔話を聞いているような。
娘の成長を見守るような、
孫の日々を心配するような。
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パッセンジャー(2016年製作の映画)

2.0

もう少しハイテク感か、宇宙感があれば良かったのだけど…。

やがて我々の日常に当たり前に存在するかもしれないAIやアンドロイド。

でも、彼らはやはり人間では無くて、
孤独を癒す事も、言葉の裏を捉える
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ヘイトフル・エイト(2015年製作の映画)

4.5

2016.03.06

特に感想を書き連ねる映画ではないのかなと思うのだけどひとつだけ。

アメリカ人がすごい量のコーヒー飲むのは昔からなんだな。

女が眠る時(2016年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

2016.02.28

作家は近視なのか、遠視なのか、老眼なのか。
眼鏡をかけるタイミングが安定せずよく分からない。

作家が眼鏡をかける時、あるいは現実と妄想の境目なのかもしれない。
と、思ったけど
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