冒頭は『レイダース 失われた聖櫃』のダイジェスト映像かぁ。そうだよな、久しぶりだからちゃんと振り返りの映像も入れておかないとな、と思って観ていたらどうも様子がおかしい。たしか第1作からナチスを相手にし>>続きを読む
江利チエミ主演のミュージカル映画。
江利チエミと中野ブラザーズ(実名で登場)の3人のタップダンスなどショービズ的な見せ場はふんだんにある。
すでにキングレコードから実際にリリースされていた江利チエ>>続きを読む
今回のアキラはパイロット。日本の特産品であるニコンのカメラをたっぷり積んで、ハワイへ輸送するお仕事。上司のおいちゃん(下條正巳)も鼻高々。しかし序盤からアメリカ人の不良パイロットのミスの巻き添えを食ら>>続きを読む
パラマウントのノベルトゥーンという短篇シリーズを初めて知った。少女が不思議な人形に出会うというシンプルな話を映像詩と呼べるレベルに昇華させている。ディズニーの「シリーシンフォニー」よりも格調高い。全部>>続きを読む
役名なので仕方がないが、「大滝さん、大滝さん」としきりに呼ばれる小林旭を見て大瀧詠一はなにを思ったのだろう。あまり悪い気はしなかっただろうと思う。それはさておき、大ベテランのアキラに周りが配慮したせい>>続きを読む
ドキュメンタリーの撮影隊が砂漠で立ち往生。いきなり絶望的なこのシチュエーションだけで最後まで行っても全然大丈夫な緊張感。
ヤコペッティをモデルにしたというヤラセやりすぎドキュメンタリー監督はいつでも>>続きを読む
2年ほど前から業界のルートで先に観ている人たちがすげぇすげぇと言っていたのがイケ好かなくて観ないでいたら、あれよあれよとアカデミー賞に輝き、なおかつ知人友人の間で評価が真っ二つに分かれている状況が面白>>続きを読む
アニメの演出感覚で構築される、アクションがつながらないアクションシーンのカッコよさ、引きのカットとローアングルで見せる強い監督の作家性、新しい視覚効果と懐かしいお約束のノリを絶妙なバランスで混ぜ込んで>>続きを読む
若さ爆発!な明朗快活アクションだった、という印象。目黒祐樹はイケイケカメラマンで銀座のビルの屋上で広告写真をバシャバシャ撮っていて……という冒頭からして、細かいことは良いからとにかく勢いだけで話をドカ>>続きを読む
地球滅亡系の映画では珍しく、いわゆる国家中枢にいる人間の描写を徹底して省き、市井の人々が目の前の大問題にただただ翻弄させられる様子をなす術もなく見守ることしかできない、そんな究極の小市民映画。
高確>>続きを読む
権利関係がどうなってるのかしらないが、映画会社のマークが削られた形で配信されていた。
タイムスリップSFとしてはオーソドックスで、かつご都合主義的で行き当たりばったり。かなりお粗末な印象を受けたが、>>続きを読む
サスペンス映画のようなタイトルだが、サーカスを舞台にした愛憎劇。国際女優になる前の京マチ子が気立ての良い娘役で出ている、という資料的価値のほかには、主人公の滝沢修がちょっとその役にしては年を取りすぎて>>続きを読む
田舎住みのメタラーに対する迫害は自虐と誇張が激しく、現実のメタラーが見たらわかるわかる!と納得するのか、バカにするな!と怒り出すのか、そのあたりは判断がつかないが、音楽ですべてを解決してくれる音楽映画>>続きを読む
全部盛り欲張りセットみたいなポスタービジュアルに圧倒されるが、話自体はそんなにたくさん人が出てくるというわけではない(大規模な花会のシーンがあるだけ。それじゃ普通の任侠映画と一緒だ)。ただし、最後の殴>>続きを読む
もはや改めてこの映画についてなにか言うことはないだろう、という後年のサブカル視点での昭和文化再評価狙い撃ちの作品。浅丘ルリ子の美しさはただ美しいだけではなく、もはや"人間ではない何かである"ということ>>続きを読む
白黒映画なので古い映画なのかと思いきや1965年。
ルリ子とアキラのオーラも、もう若者同士のキラキラした感じはなく、大人同士のシビアな関係になっている。アキラの熱血社員ぶりはさすがのハマりぶり。それに>>続きを読む
浅丘ルリ子と二谷英明の恋愛コメディを勝手に期待したらちょっと違った。2人は兄妹で、ルリ子の結婚相手に小高雄二と山田吾一が名乗りをあげる。なんか知らないがそこに川地民夫までついてくる意味のわからない展開>>続きを読む
『キング・コング』などと並んで戦前からの南国ロマンの原点がここにありという感じの観光+アクション+文化蹂躙。
生捕り火あぶり上等の未開の部族を相手に現地のプリンセスに手を出すジョエル・マクリーが無茶>>続きを読む
アキラとルリ子は渡り鳥シリーズが始まる前に、すでにこれだけの文芸ロマン大作を演じ切るだけの実力を持っていたという。
渡り鳥シリーズも暴れん坊シリーズも流れ者シリーズも大好きだが、いくらなんでも映画の>>続きを読む
タイトルが出るまでのブチ上げ演出と、坂田晃一のラウンジ系BGMのカッコよさで大いに期待するが、割と早い段階で任侠映画の姿を借りただけで、結局黒幕は深江章喜と安部徹という日活アクションのフォーマットであ>>続きを読む
続編なのに、アキラの役名とヘリコプターに乗っているという設定以外はすべてリセット。池袋西武のヘリポートは出てこないし、ルリ子は出てくるのに別人という。しかもガラス細工の企業から多額の協賛が出ているのか>>続きを読む
池袋西武の屋上にヘリポートがあり、そこでアキラがヘリコプターに乗って人助けをしているというお仕事シリーズ。本部と通信員をしているのがルリ子。これだけで安心安全の激アツ設定になってしまう。日活マニアはス>>続きを読む
アキラ、ルリ子、マリ、信雄、章喜、安部徹、高品格、近藤宏、以上イツメン。
話はどうでも良くても、好きな人たちが出ているとそれだけで良い気分になってしまう。完全に映画と馴れ合ってしまってよくないよくな>>続きを読む
タイトルは「姐御 あねご」のみ。
斎藤武市監督で小林旭がいて、しかもアラカンまでいるので観た。どうせ彼らは助演で、おそらくアキラも顔見せ程度に一瞬出てるだけだろう…と思いきや、けっこう出る。何の説明>>続きを読む
『クリード』『クリードⅡ』を観た後だと感動が倍増。9割がた泣きっぱなしだった。勧善懲悪的に出てくるドラゴにもその後の物語があり、よく見ると単純なヒールでは全然ない。オリジナル版を見返してないので確認が>>続きを読む
大学の後輩が監督と脚本で、お世話になった教授(というか映画監督か)の指導で作られた作品。同級生が作った自主映画を観る時の、あの頃のドキドキした感じがありました。
普段は目に見えないもの、見えてはいけ>>続きを読む
観てた。当時取材に立ち会った。なつかしい…
いろいろとバランスの悪い映画だったけど、そこもご愛敬という感じでどうにも憎めなかった。