ロック界には「27クラブ」。。。
そして映画界には「39クラブ」があるかもね。こっちは死じゃなく誕生だよ、1939(昭和14)年生まれの傑作映画はごろごろざくざく。特に日米両国のその年の充実度がヤバ>>続きを読む
日本と外国との初の合作映画だよ。原節子の初主演映画。
1933年春に颯爽と国際連盟を脱退した大日本帝国(当時世界第11位ぐらいにいた映画先進国 ☜おりこん調べ ☜適当に書いてます)が、同年秋に従弟みた>>続きを読む
観た人の多くが、自分への「何らかのご褒美!」な映画って思えたんじゃないかな。昔の東宝はこんなに心の美しいような佳作をたくさん創ってたんだね。
脇役たちがかなりよく喋った冒頭は必ずしもキャッチーじゃな>>続きを読む
良質なインディペンデント邦画は日本国民への清々しい救い。拙い要素があって序盤は入り込みにくかったけど、終わりまでには本作がロメール平均を凌駕してくれたのをみた。(足りてない点を探せば、キャメラのアート>>続きを読む
アートみの暴力性。。 画の高所安定っぷりと比べ、台詞の無芸さ(深みのなさ・不自然さ・さらには翻訳の生硬さ)がハンパない。女性同士は実際あんなコミュニケーションとらないよ。唯一、オルフェについての探求的>>続きを読む
前半のうちに飽きちゃった。キラリ✨とする台詞が何ヶ所かあったけど。いつしかプロム自体に興味尽きたな。ケリーワシントンとデブめの少年だけがわずかにbaeてた。そのデブ少をお持ち帰って Xmas 頃まであ>>続きを読む
ネズミしゃんズがカワイコしゃんズっっ🥰😍🐁🐭🐀🥰😍🐁🐭🐀🥰😍🐁🐭🐀🥰😍🐁🐭🐀🥰😍🐁🐭🐀🥰😍🐁🐭🐀🥰 こ…れ…は、わたし用の映画。2020年 (アッ、ネズミ年だ) のアメリカの最高作でちゅ〜♪ チュッ、>>続きを読む
◆フェアめなマリの句集◆
「開始五分 アリスの演技で崩れだす」
(季語/リス→クリスマス→マス釣り→夏)
「役者らが全員二流で飽きさせる」
(季語/らが→キリンラガー→夏)
「かろうじて倫也くん>>続きを読む
山田佳奈さま
お新作、拝見しました。演技全員ヘタですね。演出ダメ。脚本もバツです。これを私にインサート、拒絶します。
かしこ
山田佳奈フィルモグラフィーちゃんより
あたしの日常(+あたしの日常的空想)を描いてくれてるだけの、ごく常識的な紳士淑女映画。びっくりする箇所などない。いい色しか入ってない色鉛筆セット、みたいな良い子用映画。🐇🐇🐇🐇🐇🐇🐇🐇🐇🐇🐇🐇 もっと>>続きを読む
やたら褒めたら監督がつけ上がりそうだから、批判めに書こうかしら、どうしよう。フェアなマリらしくニュートラルに行こっか。ヤバい映画だ。オムニバス崩れ(オムニが変に統合されゆき、長編としては統合失調)の不>>続きを読む
ふつう。やや弱い。
◆製作の背景◆
ナチスへの反感を抱きつつも全体主義体制下で六年間にわたって従軍させられ、戦後は “廃墟文学” と呼ばれる敗戦直視の文学活動を果敢に開始したハインリヒ・ベル。19>>続きを読む
乱暴な脚色に唖然!! 西ドイツ文学史上最高作家ハインリヒ・ベル(のちにノーベル文学賞受賞)のかなり凄い長編群像小説『九時半のビリヤード』をもちろん私は文学部時代に読んでるからストーリー全部知ってるし、>>続きを読む
開始早々、ワインを上映前に飲んどかなかったのを悔やんだ。楽士たち役の顔つきと長髪がバロック香と同時にロックンローラー香をくんくんさせたのは、1967年の西欧で作られたから。彼らの何人かはふくらはぎが美>>続きを読む
森vs町。護るためらしい、殺し合い。面白くて可愛い映画だった。
「自然」と「人間」は対立概念じゃない。何をしようともホモサピエンスは全員すっぽりと自然の一部だ。当然のことながら。
「自然との共生」と>>続きを読む
『しゃぶしゃぶスピリット』の監督が作った。邦画の善いカタチ。自主も商業もさしあたってこのレベルをめざしてね。
鳥みたいな顔のイケメンが「立つ鳥跡を濁さず」と繰り返し言うとこが何となく摑み。地球儀のオ>>続きを読む
国際線のCAが乱気流で機内天井に叩きつけられて下半身付随となったが、カヌーで心が復活してパラリンを目指します。同じ頃、飛行機整備士を人員整理でクビになったが身障者向け装具づくり技師として人生再出発して>>続きを読む
中条あやみの映画デビュー作。
それでは、自称・あやみ倶楽部(女子専科)部長マリしゃんに、あやみをどれぐらい好きなのか訊いてみましょう♪──
「えーと、例えば、あたしが今高校二年だとして、修学旅行の班>>続きを読む
ゴキブリが十匹ぐらい出てくるシーンが七秒間ぐらいあった。そこだけ珍しかった。
ほか全っ部つまんなかった。
台本の通りにただ言い動いてるだけの常に無余裕の出演者たちにも、しらけた。
演出と脚色の才能乏し>>続きを読む
ずっと面白かった☺️😄🙂😆😊。途中何度か飽きそう😐😶にはなった。漫才👬っぽいね。おちゃらけたタンゴの執拗音型🎶を放り込んでくるせいもあって、映画作品というより “番組” の感じ。もっと(映画らしく)静>>続きを読む
軽く見流しちゃうべきユル娯楽作が、クライマックス頃までにはエモく炊きあがり、ラストの二連エピ(の特に空港篇)は最幸タイム。随所随所のあやみの1ランク上な “なじませない” 佇まいと、後半の(顧問への抗>>続きを読む
〈お客様の声〉
33才 吉祥寺で再鑑賞様
「プロローグの桜自転車はクサイんだけど、前半はまあまあ。若男女たちがノビノビと楽しそうに演じてるのが、武蔵野学生らしいっていうのかな、吸引力は乏しいけどけっ>>続きを読む
体格よしの女子二人が、ジャケ写ほどには美女らずに、小柄めな爺さん相手に可笑しみ優先な役柄に徹してくれて、不快感ゼロ。不思議プロットもスーッと胸に入ってきた。
しかし、井の頭公園を離れなさすぎる小さな作>>続きを読む
茶番劇だらけの全世界よ、こういうピエロうじゃうじゃ古典佳作映画を喰らえ! 気楽に観れるけど茶番じゃないぞ。原作はピエロ先進国・ロシアの小説。原作がまず偉いに決まってる。
映画としては──
ピエロうじゃ>>続きを読む
俳優たちの喋り方が、小6~中学頃に私やクラスメートらが学芸会で励んでたのとまったく同じだ。。。
内容的にも、せっかく『残菊』で聖女執着が昇華したのに、いつもの溝口に逆戻り。京マチ子を撮りたかっただけみ>>続きを読む
◆名作にゆるフィットしちゃうデコラな句集◆
「溝口のシスコン映画の到達点」
(季語/口→目鼻口病→夏)
「“1セット1カット” でも、もたつかない」
(季語/もたつかない→モチつかない→冬以外)>>続きを読む
あたし泉鏡花は一冊も読んでなくて、溝口健二への警戒心をずっと持ってる。
女に執着してて、女を見下してて、そのうえで「女には敵わない」と結論してる男性芸術家というものは、好みの女を毎回最優先で描きたがり>>続きを読む
美しい映画ぢやありませんか。
主演男女も、水藝も、手紙の文字も、ヒロインの心も、撮り方も、美しい。
いい意味か、わるい意味でか、劇的。
判事の現れた終盤には、嗚咽しさうに。その頃にはすごくいい意味で>>続きを読む
国宝サイレント。1925年作っていわれてもピンと来なかったりするけど、大正デモクラシー期の日本だよ! スゴクナイ??? 反体制的とかエロイとかで検閲にたくさんの箇所をチョキチョキされたらしいけど、めげ>>続きを読む
私が感じとる物語の濃さ×私が認めるリアリティー=私にとっての映画や小説の価値
おそらく2020年公開の全世界の全映画の頂点に立つ傑作。文句のつけようがありません。すばらしいです。本当に、文句のつけど>>続きを読む
宮崎大祐、初の傑作。ヤリマシタネ!
悪魔のいけにえとフレディマーキュリーとランコムジェニフィックを足して2.3ぐらいで割ったに決まってるジャケ写からして気になるでしょ、ふつう。
男目線で創られたのは冒>>続きを読む
美キスに感電!───
『街の灯』のファーイーストでモダンな孫作品。『タレンタイム』や『細い目』たちのヤンチャな従弟妹作でもある。泣かせにかかってるから湿る、って感じじゃなく、愛を垣間見たことで自然に私>>続きを読む
「面白い! 面白い! 面白ぉ〜い! 最高じゃん! お・も・し・ろ・〜・〜・い!!」という自分の心の声が頭蓋骨内に反響しすぎてうるさくてうるさくてストーリーが時々飛んじゃった🤣🤣🤣🤣🤣。 ほんと、面白さ>>続きを読む
観客全員女。(アウェー感ゼロに笑う。)
流星が全シーン全瞬間美しかった! フルうざバングに乾杯。今夜は流星の夢を見よー。大スクリーンで流星だく(汗マッスルあり)ってだけで1800円近い価値あったよ。>>続きを読む
イランの名匠メールジュイによる、イラン初の本格的フェミニズム映画の金字塔! 主演の超美人女優の落涙シーン(ナント三大陸映画祭最優秀女優賞、サンセバスチャン国際映画祭最優秀女優賞)に恐怖したイラン当局(>>続きを読む
濃ゆいです。しっかり見据えながら泣きそうにすごした。韓国の今年の新作映画のイチバンだな。
原作は、まるで “執筆前の長篇小説の梗概&人物設定だけを詳しめに書き連ねてみた” みたく全文が説明&会話(描>>続きを読む