Fishermanさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

テーラー 人生の仕立て屋(2020年製作の映画)

3.2

開始5分で主人公の性格が良く分かる描写は上手いものの、地味で無口な主人公同様、映画の内容も地味。
ドン底からのサクセスストーリーなのに派手さが全くなく、少しの知恵と勇気で男性用スーツがウェディングドレ
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少林寺 無敵の鉄線拳(2022年製作の映画)

2.6

B級カンフーは低予算も王道。ルイス・ファンがもったいない。
とにかく何もかもがチープ、もはやアニメ化したような登場人物には逆に驚き。
笛吹いたら人を操れる怪しげな武術?
なんそれ!
まあ、昔からの因縁
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コマンドーニンジャ(2018年製作の映画)

2.4

狙いに行ったのか、結果こうなったのか、とにかく低予算のB級以下の映画ですが、68分でサクッと見れると言うだけ。
これ劇場で見てたら怒る😤だろうなぁ。

入り口はプレデター、次にターミネーター、ジュラシ
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ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

3.2

う〜ん、なんか違う。ウタが食べたからウタウタの実なの?
どうも取ってつけたような印象。
FILM REDは赤髪海賊団だから?
意識だけの架空の世界って、今流行りのマルチバースってか。
こうなったのもゴ
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デッドラインU.S.A.(1952年製作の映画)

4.0

ボギーが編集長を務める新聞社が売却されそうになる、女性殺害の真相を追う、離婚した妻が再婚すると言う、3つの物語が並行して進むが、その中心人物が全てボギー。
新聞記者の誇りとプライド、ボギーの熱演と言う
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マッシブ・タレント(2022年製作の映画)

3.5

なんだかんだでニコラス・ケイジ作品20作目。確かに最近ヒット作から遠ざかっているなぁ。
2010年の「キック・アス」以降見たいと思う映画がなかったし、2020年の「EARTH FALL」なんかアスホー
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K.G.F:CHAPTER 2(2022年製作の映画)

4.3

chapter.1にも増して熱さ増し増し。劇場で見たら大音響ばっかりのハードロックのようで疲れること間違いない。
踊らないだけで重厚と言うか勇壮な重低音の音楽と歌詞でストーリーを補完するのと、ロッキー
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K.G.F:CHAPTER 1(2018年製作の映画)

4.5

これはまた熱い男の映画を作ったもんだ。「バーフバリ」「R.R.R」級の秀作になる予感。政府が隠し続けた本の作者がその内容を語るスタイルで進むので154分の長尺でも飽きない。

虐げられた奴隷が王を望む
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ワイルド・スピード/ファイヤーブースト(2023年製作の映画)

3.8

聞いてないよー、2部作?前情報なしで見たらこれだもんなぁ。ヴィン・ディーゼルも56才だから次のが集大成だわな。
これまでの出演者が勢揃い、ある意味凄い贅沢なキャスト。あの人の娘にあの人の妹、彼の弟やら
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ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

3.6

評価が高いんで期待してたんだがイマイチハマらなかった。
結局、マザコンの僕ちゃんが光より速いスピードを活かして過去に戻り母を助けようとして、いろんなマルチバースが崩壊するのを反省する話。全くヒーローの
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ヒット・パレード(1948年製作の映画)

3.3

「ニューオーリンズ」に続いてジャズ映画を。当時のジャズ界の巨匠が出演していることに価値がある一本。
ストーリーに深い意味はなく、ダニー・ケイ演じる堅物の音楽オタクがギャングトニーの愛人ハニーに恋してし
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ニューオリンズ(1947年製作の映画)

4.3

ルイ・アームストロング、ビリー・ホリデイ、ウディ・ハーマンの生出演、生演奏が聴けるだけでなく、ニューオーリンズの賭博場で細々と演奏していたジャズが白人ニック・デュケインよる努力でアメリカ発信で世界に広>>続きを読む

ザ・インタープリター(2005年製作の映画)

3.6

世界一の美人女優だと思っているニコール・キッドマンの美しさ😍が堪能できる一本。
申し訳ないがショーン・ペンではカッコつけても釣り合わない。ニコールこの時38才、あんな目で見つめられたら惚れてまうやろ〜
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豹/ジャガー(1968年製作の映画)

3.8

フランコ・ネロの日に焼けた肌に青い目、ジャック・パランスの落ち着きのある悪党ぶりに挟まれた学のない革命家気取りのトニー・ムサンテ、3人の役者の好演が印象的だし、人間臭さと関係性が見どころ。
コワルスキ
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宝島(1950年製作の映画)

3.3

ディズニー初の実写映画。
海賊フリントの宝のある島への単純な冒険物語ではなく、人物キャラを際立たせることで分かりやすいストーリー展開になってる。
口が軽くて声がでかいだけの役人(今でもいる)、冷静で貴
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PATHAAN/パターン(2023年製作の映画)

4.2

シャー・ルク・カーンとディーピカー・パーデュコーンの鉄板コンビに3大カーンのもう1人、サルマール・カーンの出演もある贅沢な1本。
中盤はまるでミッション・インポッシブル、カーアクションありスカイアクシ
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パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

3.9

細かいことを気にしなければ全体的にはタイムループ物での新しい作り方で面白かった。
「同じ毎日から抜け出すこと」は誰もが思うこと。でも、実際は違う明日を迎えていることを気付かせてくれる。
ナイルズの「無
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ブラフマーストラ(2022年製作の映画)

4.1

えっ?PART.1なの?完結物だと思ってたわ。PART.2どうせ見るけど。
まぁ、やっぱり長い、ボリウッド全開の極彩色の踊りと歌、愛にアクション、お腹一杯。
冒頭のダンスシーンは規模も大人数で派手派手
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フランス外人部隊 アルジェリアの戦狼たち(2002年製作の映画)

2.7

ナルシスト的なカッコいい台詞だけが一人歩きして映像やストーリーがついて行ってない。
マレーの甘ちゃんぶりしか記憶に残らない。「地獄で生き残る仲間」とナレーションでは言っても、地獄と言うほどの場面もない
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X-MEN:アポカリプス(2016年製作の映画)

3.8

X-MEN新シリーズ3作目。このシリーズの質が落ちないのが凄い、ネタ切れになったり手抜きもない。(話がデカくなるのは業界あるあるか?)
とうとうミュータントの元祖、すべての能力を持つ神との対戦までデカ
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パイプライン(2021年製作の映画)

2.9

ベンチャーズの音楽のノリだけ。
まぁ、極悪を成敗しても、そもそも悪事を働いているんだから、、、
もっとコミカルで颯爽としたストーリーかと勝手に想像してたけど、評価通り特に目を惹くものもないし、ピンドリ
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地獄のヒーロー(1984年製作の映画)

3.3

ランボーとほぼ同時期の似たような内容、違う時期に出してれば変わったかも。
ベトナム政府とアメリカ政府の違いはあるものの、ベトナム戦争でのアメリカ人捕虜救出がテーマであり、スタローンかノリスの違いだけで
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山の郵便配達(1999年製作の映画)

5.0

今まで見てきた中国映画の中で個人的にはNO.1になった。
長年中国の山岳地方に手紙を届ける仕事をしてきた寡黙で謙虚な父と父の跡を継ぐことを決めた息子のロードムービー。
止まったカメラアングルの中で父と
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少林寺 十八の羅漢(2019年製作の映画)

2.7

明の民を虐殺する海賊に少林寺の選ばれし18人の僧兵が戦う、と言えば男心をくすぐるが、それが倭寇で悪虐非道とくれば話は違う。
いかにも史実のように中国が善で日本は悪のような描かれ方になっているが、歴史を
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バトルガンM-16(1989年製作の映画)

2.9

ちょっと何でも上手く行きすぎでは?情報があると言ったって2大ファミリーのボス達も子分達もガードが緩すぎだろ!
どこにでも潜入でき、盗聴器や爆弾も思いのまま。
ストーリー的には捻りもあるものの、浅い。
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故郷(ふるさと)への長い道/スター・トレック4(1986年製作の映画)

3.7

レナード・ニモイ監督2作目にして肩の力が抜けた感じのSF色の薄めなシリーズ4作目。
初回作並みに面白かった。

23世紀から20世紀後半にタイムワープして絶滅したザトウクジラを持ち帰るミッション。時代
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REVENGE リベンジ(2017年製作の映画)

2.9

オープニングはカッコ良かったのになぁ〜。
崖から突き落とされて木が体を貫通してるのに死んでない、ところから興味が失せた。仮に腹側は皮膚を焼いて穴塞いでも内臓と背中側はどうなん?
あんだけ血流して走れる
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悪人と美女(1952年製作の映画)

3.5

アカデミー4冠(同年の他作品の受賞は「静かなる男」「真昼の決闘」)を獲得したカーク・ダグラス主演のハリウッドの裏側を描いた作品。
監督、女優、脚本家3人が1人のプロデューサーのジョナサンを回顧する構成
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ザ・バウンサー(2018年製作の映画)

3.9

ヴァンダムも年取って渋くなったなぁ。
多くを喋らない、笑わない、娘想いの父親役が渋カッコいい。
若い頃の溌剌とした回し蹴りヴァンダムも新鮮で良かったが、本作は個人的にはヴァンダム映画NO.1になった。
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アイアン・スカイ/第三帝国の逆襲(2017年製作の映画)

2.2

初回作はバカバカしさに加えて、風刺の効いたブラックギャグに振り切った内容だったのに、本作は普通のB級SFパロディ映画になってしまった。
予算の関係もあるのかキャストもショボい。
サッチャー、チンギス・
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七人の秘書 THE MOVIE(2022年製作の映画)

2.3

つ、つまんね〜、想像以上につまらん。
だいぶ早送ったなぁ。
よほどTVシリーズの方が面白かったんでは?一人ひとりの個性を消して総花に見せるから凡作になったんだろう。一応、木村文乃と広瀬アリスがメインだ
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少林寺 燃えよ洪拳(2021年製作の映画)

3.4

わりと見たい少林寺映画になった印象。でも中国の人って拳法見ればそれなりに何拳か分かるんだろうか?
また知らない鳳眼拳登場。主人公の少林拳と奥義を合わせて洪拳を編み出して最強に。
まぁ、怪しげな妖術使い
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ペット(2016年製作の映画)

3.2

トイストーリーならぬアニマルストーリー。おもちゃが動物になっただけで新しさは特にない。
金ローだったので吹き替えだったがマックスとデュークはバナナマンの2人、全然違和感なく見れた。
ワニやヘビもペット
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スター・トレック3/ミスター・スポックを探せ!(1984年製作の映画)

3.5

あるあるの2作目ダウンからの復活、室内セット感は残るものの、ストーリーは随分洗練されて面白みが増した。
提督よりも司令官の方が偉いと言う点は違和感があるが、司令官の命令を無視してエンタープライズ号発艦
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黄金の棺(1966年製作の映画)

3.3

モリコーネの音楽と結末だけかな。
評価も高めなので期待していたが、ちょっと拍子抜け。悪は滅びると言うことで。
南軍復活、新政府樹立をいつまでも妄想する狂ったオヤジに黙ってついて行く息子たちと言う構図が
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スター・トレック2/カーンの逆襲(1982年製作の映画)

3.3

初回作から既にキャストが壮年だったので、2作目にして「老い」てしまったカーク。それにまだ4作くらいあるはずなのに必須メンバーであるスポックが、、、
リニューアルした宇宙服はダサいわ、船内はモロにセット
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