眼鏡の錬金術師さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

街の上で(2019年製作の映画)

4.1

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下北沢における会話劇。日常系コント劇場といったところ。印象的な場面やおもろい台詞がたくさん。
基本的に会話の連続で構成されているが、会話の中から不足してる情報が得られるようになっているのが楽しい。
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しん次元!クレヨンしんちゃんTHE MOVIE 超能力大決戦 〜とべとべ手巻き寿司〜(2023年製作の映画)

1.5

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シリーズ31作目。大根仁監督を迎え、初の3DCGアニメーションで描かれたしんちゃん映画。

んー、あんまり良いとこ無かったかなぁ。かなりの外れ回。歴代でもかなり下の作品でしょう。

展開としてはかなり
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映画ドラえもん のび太の月面探査記(2019年製作の映画)

3.5

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シリーズ39作目。

月面探査機の映像に何かが映り込み、それをウサギだと言ったのび太はクラスメイトにバカにされてしまう。

そこでまたドラえもんを頼り、ドラえもんもイカれた道具を使う。バッジを付けてる
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.6

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新バットマン。

あるハロウィンの日、市長が殺され、その傍らにはバットマン宛の謎謎が残されていた。
それを皮切りに次々に起こる殺人事件とバットマンへの謎謎。被害者は皆ドロップという麻薬流通に関する汚職
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.0

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宮崎駿監督の。

思ったよりはゴリゴリのファンタジー作品。
時は戦時中。主人公は眞人少年。冒頭母を失くし、父が母の妹と再婚することになり、東京から田舎の母の実家へ移住することとなる。
そこでアオサギを
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雨を告げる漂流団地(2022年製作の映画)

2.2

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ペンギンハイウェイとかのスタジオコロリド石田監督作品。

小学6年生の航祐と夏芽。
今は「お化け団地」と呼ばれる取り壊しの決まった建物に、過去2人は住んでいたらしい。

お化け団地へおもしろ半分で潜入
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大怪獣のあとしまつ(2022年製作の映画)

1.7

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タイトルと設定はかなりキャッチーなB級コメディ作品。

大怪獣といったら、大怪獣が暴れているところや、それを倒すところに焦点を当てるのが普通だが、この作品は大怪獣が死んだその後の話に焦点を絞っている。
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

4.9

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松居大悟監督の。

舞台は東京。
タクシードライバーの葉、元ダンサーだったけど、ケガの影響で舞台照明の仕事をしている照生の2人が主人公。

題材は何てこと無い男女の別れのドラマなんだが、物語は照生の誕
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バブル(2022年製作の映画)

3.4

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荒木哲郎監督に、虚淵玄を脚本に迎えたネトフリ限定劇場版サイズのアニメーション。人魚姫伝説に着想を得たであろう作品。

舞台は荒廃した東京。壊れたビル、広がる水、宙に浮いた車や泡、それらを使ってパルクー
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おらおらでひとりいぐも(2020年製作の映画)

3.1

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沖田修一監督ファンなので見てみる。

認知症を発症しているであろう桃子ばあさんの頭のなかの声を擬人化させている日常系。

桃子は高齢の一人暮らし。図書館に通い、古代生物を調べるのが趣味。
若かりし頃、
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人数の町(2020年製作の映画)

3.4

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借金取りに追われ、浮世にて居場所の無い主人公は見知らぬ男の言うままにとある施設へ連れていかれる。
そこには主人公以外もたくさん集められている。一人一人部屋が割り当てられ、そこにはバイブル。脳に何か仕込
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からかい上手の高木さん(2022年製作の映画)

3.0

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からかい上手の高木さん劇場版。

アニメも3期までやってる言わずと知れたラブコメ。基本的にはワンパターンで、ちょっとエッチな高木さんに西片がいつもからかわれてしまうという作風。

ときは中学3年。中学
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ナイブズ・アウト:グラス・オニオン(2022年製作の映画)

2.0

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探偵ブランの物語、第二幕。

冒頭、マイルズという人物から友人たちへ大がかりなパズルが届き、それを解くと孤島への招待状が現れる。
これはどうやら毎年行われている余興らしいが、今回はなぜか特に面識のない
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映画 五等分の花嫁(2022年製作の映画)

3.1

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五等分の花嫁の劇場版。

2期のその後が描かれる。3年の秋、文化祭を控える時期。

勉強のできない五姉妹に家庭教師としてかかわることになった風太郎。風太郎を取り巻く五人の恋の駆け引きが楽しいラブコメデ
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アド・アストラ(2019年製作の映画)

2.5

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近未来宇宙SF。

主人公は軍に所属する男ロイ。なにやら作業中に謎の電気嵐の影響で九死に一生を得る。

軍上層部からは過去に知的生命体を探して旅立って帰ってこなかったロイの父が海王星付近で生きていて、
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映画ドラえもん のび太の宝島(2018年製作の映画)

3.3

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シリーズ38作目。

いつもの通り、のび太は現代でも宝島はあると皆の前で大見得を切ってしまう。
意気地無しなのび太はすぐにドラえもんを頼り、類いまれなる勘で宝島を発見。そこは日本近海に新たにできた島だ
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AI崩壊(2020年製作の映画)

3.4

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ときは医療AIのぞみが広く普及した2030年。もはや医療だけでなく、交通から金融からかなりのインフラに深く根差しているという世界観。

主人公は妻のためにのぞみを開発した桐生。桐生は日本を離れ一人娘と
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嘘を愛する女(2018年製作の映画)

2.1

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お付き合いしてる由加利と桔平。

自分の親に会わせる日に桔平はクモ膜下出血で倒れ、意識不明に。しかし、警察から告げられたのは桔平の免許証が偽造されている、とのことだった。職場に問い合わせてもそんな人物
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鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー(2022年製作の映画)

3.1

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日本史上随一のパーフェクトマンガであるハガレンの実写化企画2作目。

1作目かなり出来の悪かった印象だったのに、本作が普通に楽しめたから、その高低差でめっちゃ進化したように見えた。

展開は忙しいけど
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バイオハザード IV アフターライフ(2010年製作の映画)

3.7

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4作目。今回はアメリカではなく日本が舞台。

冒頭、前作で手に入れたアリスクローンたちが無双し、アンブレラ社へ攻め入る。いよいよマトリックス的な超能力バトルになってきた。
何故か社長がめっちゃ強く、ア
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バイオハザード III(2007年製作の映画)

3.2

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ウイルスは結局止まらず、ラクーンシティから広がり、世界を荒廃させたという、世紀末感増し増しの世界観となっている。法や秩序も失われ、敵はゾンビだけでなく、生きている者も野盗などに身を落としていた。資源や>>続きを読む

シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.0

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シン・ゴジラには遠く及ばず、シン・ウルトラマンよりはずっと良いかなという第一印象だった。

ウルトラマンがかなりぶつ切り脚本だったのに対して、本作は割りと一本筋の通った話だったとは思うし、仮面ライダー
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ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

4.3

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なんともやりきれん話だ。
これは人間の悲哀が詰まっている。でもこういう作品は映画でしかできないから映画のパワーを感じた。

トランスジェンダーでショーパブで働く主人公ナギサを草彅剛が演じ、そこへ母親か
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ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

3.8

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是枝監督の。是枝監督って社会問題的な作品を撮るけど、なんでこんな次々題材思い付くの?

おかしいやつばっかの共同体。

教会で開設している赤ちゃんポストの前に置かれた一人の赤ん坊。
その赤ん坊を秘密裏
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名探偵コナン 緋色の弾丸(2021年製作の映画)

2.5

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シリーズ24作目。

普段のTVシリーズを見てないから赤井秀一のファミリーとは初対面だった。こんなにキャラ増えとんのか。いまいち世良とメアリー母さんのポジションが分かりにくかったな。なぜお互いに正体を
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.2

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伊坂幸太郎大先生のマリアビートルを原作にした洋画。なぜ洋画なのかってとこは気になるが、私は元々伊坂幸太郎のファンで、しかも氏の小説のなかでも3本の指に入るであろう傑作マリアビートルの映像化ということで>>続きを読む

ドラゴンボール超 スーパーヒーロー(2022年製作の映画)

4.1

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ドラゴンボール超は見たことないけど、ドラゴンボールの劇場版はいつも欠かさないので見てみた。

導入の説明が丁寧なので、久しぶりにドラゴンボールに触れた人も違和感なく見ることができる。
レッドリボン軍が
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映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険(2017年製作の映画)

3.7

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シリーズ37作目。

タイトル通り南極が舞台。時は夏休み。
かき氷を食べたいのび太とドラえもんは巨大氷山へ。秘密道具で氷の遊園地を作っていつメンで遊ぶという導入。ここらへんはワクワクして楽しいね。
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ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

1.5

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唐突に始まるウタのライブ。このライブは全世界に配信されてるっぽい。
ウタとルフィは元々の知り合いという設定が追加され、さらにウタはシャンクスの娘だと言う。

そもそもなー、原作にもこんな歌姫の話なんて
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ザ・ロストシティ(2022年製作の映画)

2.0

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作家として煮詰まっているロレッタと、腐れ縁のアランによるコメディアドベンチャー。

作品の題材として失われた都であるDに詳しいロレッタは拉致され、大西洋にある島に送り込まれ、強制的に王の墓と財宝のあり
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ウィッチャー 狼の悪夢(2021年製作の映画)

4.4

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現状の人類史上最高のRPGだと思われるダークファンタジー、ウィッチャー3。

本作は劇場版サイズのネトフリ限定アニメ。主人公はヴェセミル。ウィッチャー3ではかなりの老ウィッチャーだったから本作はゲラル
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新解釈・三國志(2020年製作の映画)

1.2

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三國志を題材にしたコント。
黄布の乱から赤壁の戦いまで。

んー、これどう見ればいいんだろう。時代劇にしては台詞や関係性、配役が全体的にポップすぎるし、メタ的な発言も多すぎるし、展開もダイジェスト的だ
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タクシードライバー(1976年製作の映画)

3.8

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タクシードライバーのトラヴィス。彼は学歴はなく、日頃から社会への鬱憤を溜め込んでいる若者だ。
アメリカ社会におけるバグみたいなものを一身に受け、孤独に毒され、童貞を拗らせ、少しずつイカれてく様が描かれ
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るろうに剣心 最終章 The Beginning(2021年製作の映画)

3.8

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るろ剣実写版シリーズ最終作にしてはじまりの物語。剣心の頬にある十字傷の秘密。

時代はまだ幕末。剣心って長州の奇兵隊に志願してきてたのかー。そこを桂が拾い、小飼の暗殺者として使われることになる。剣心は
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マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

1.7

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SFアクションの金字塔であるマトリックス3部作の、その先を描くまさかの続編。

冒頭から全然意味が分からねぇ。
分からなすぎてつまらねぇ。すごい退屈だった。ただし、2回寝落ちしたので見逃してるとこもあ
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燃えよ剣(2021年製作の映画)

3.2

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新撰組の土方歳三の物語。

時代は幕末。安政の大獄からの桜田門外の変など、世の中は幕府の権力が失墜し、時の天皇孝明天皇は攘夷派であり、かつ長州藩がゴリゴリと周旋して回り、幕府はどうしようもなくなってい
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