めかぽしやさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

めかぽしや

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娘は戦場で生まれた(2019年製作の映画)

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以前、『それでも僕は帰る』
という若者2人がシリア内戦を内側から
撮影したドキュメンタリーがありましたが
その映画から7年近く経ってても
一向に変わらない現状に
なす術はなく、無力感に打ちひしがれる
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レ・ミゼラブル(2019年製作の映画)

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ユゴーのレ・ミゼラブルの舞台となった街、モンフェルメイユで今なお繰り返される悲劇の連鎖が描かれています。

郊外のモンフェルメイユは
パリへのアクセスの悪さから
陸の孤島となり
貧しい人々が暮らしてい
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スウィング・キッズ(2018年製作の映画)

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イデオロギーなんてくそくらえ❗️

朝鮮戦争中の捕虜収容所。

捕虜でトラブルメーカーのギスは
踊りたい気持ちに溢れていて
その気持ちを自らのイデオロギーで
封じ込めています。
ある日、黒人米兵ジャク
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リダウト(2019年製作の映画)

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初のマシュー ・バーニーの洗礼を受けてきました。

雪深い山の中、
迷彩服を着た女性3人と
キャンピングカー暮らしの老夫婦。
この5人がメインなんですが
女性3人のうち2人は身体能力が素晴らしく
ロー
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37セカンズ(2019年製作の映画)

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昨年、BSでバリバラドラマで本作が放映されていたのを観ました。
全体のおよそ3分の2くらいで続きは
映画じゃないと観られないのかー、
と公開を楽しみにしていました。

NHKではカットされていたシーン
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細い目(2004年製作の映画)

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細い目ってアジア系の人を
指す言葉だったんですね。
そういえば欧米人がアジア系を
演じる時は目を細く吊り上げていた
時代もありました。

他民族国家のマレーシアで
民族間の摩擦を乗り越えて
マレーの女
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タレンタイム〜優しい歌(2009年製作の映画)

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2回目の観賞です。

前回は感想を書くのを
ためらうくらい感動して
そのままになってしまいました。
今回観て前回気になった部分を
ひきづらず集中して観られました。
何度観ても良いです。

他民族国家の
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ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋(2019年製作の映画)

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90年代のヒット曲やプリティウーマンなんかも良いスパイスになってました。

題名のロングショットは期待薄って意味なのも初めてしりました。

時期大統領候補の国務長官のシャーロットとうだつの上がらないジ
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ナショナル・シアター・ライヴ 2019 「イヴの総て」(2019年製作の映画)

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1950年の映画
イヴの総てを舞台化した作品です。
舞台+映像とモーフィングがとてもよく
組み合わせられていたと思います。
あと、舞台のソデまで舞台にしてしまうなんて面白い!

イヴの総ては全く知りま
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家族を想うとき(2019年製作の映画)

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原題のSorry we missed you
は単なる不在票ですが、
We 夫もしくは父親以外の家族が
Missed さみしい
You 夫もしくは父親
私たちはあなた(夫もしくは父親)に会えなくてさみ
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マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

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夫の弱さが前面に出ている映画だったと思う。
夫の気がつかない所をサポートして
そのサポートを別れてから初めて知る。
少しだけ妻の立場に立てたのなら
妻の不満も少なかったのだろうな。

でもこの2人は愛
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ライフ・イットセルフ 未来に続く物語(2018年製作の映画)

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自分には両親がいてそのまた両親がいて
脈々と流れるそれぞれの物語があります。
そして、人と人の出会いはタイミングで近付いたり離れたりぶつかったり。

ドラマThis is usが大好きなので
その企画
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ロケットマン(2019年製作の映画)

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だいぶ前から楽しみにしていました。
1週間前からMTVではエルトン・ジョンの特集をしていて満を持して映画館に向かったら機材のトラブルで観られないかも‼️の危機😱
でも、20分遅れで観られましたよ。
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COLD WAR あの歌、2つの心(2018年製作の映画)

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オヨヨってはて?
と思いましたがもはやオヨヨとしか
聴こえない…

とても楽しみにしていたパヴリコフスキ作品です。
イーダと同じくほぼ正方形に近いスクリーンでモノクロ。
イーダは静かな情熱でしたが
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評決のとき(1996年製作の映画)

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裁判モノで1番好きな作品です。
ジョン・グリシャムは当時
本屋で山積みになってましたね。
ジョン・グリシャム原作の映画でも1番好き。

23年ぶりに観ましたが
最初のシーンが辛いので躊躇いましたが
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フィーバー・ルーム(2016年製作の映画)

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ほんの少しの会話でほとんどが映像。
物凄い体験をした!

7月3日まで
12時30分〜、16時〜、19時30分〜
90分
当日券4500円
東京芸術劇場プレイハウスにて
前売り券は完売、当日券若干ある
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里見八犬伝(1983年製作の映画)

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昔、TV放映でビデオテープ録画したのを
何度も何度も観るくらい好きでした。
だいぶブランクがあって観ましたが
自分でも驚くぐらい細かい事覚えてました。
(今なんてすぐに忘れるくせに…)
角川の新・里見
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魔界転生(1981年製作の映画)

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何だかんだ言ってちゃんと最初から最後までしっかり観たのは初めて。

島原の乱で非業の死を遂げた
天草四郎が魔人となって蘇り
同じく無念の死を遂げていった者
細川ガラシャ、宝蔵院胤舜、宮本武蔵、
伊賀忍
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ビリーブ 未来への大逆転(2018年製作の映画)

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先にRBGを観ていたので
親近感が湧きました。
ルースの学生時代の話しや
マーティンの闘病生活は
さらりと流れてましたが
メインはルースが女性やマイノリティの
立場にたって徹底的に戦う姿でした。
時代
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僕たちは希望という名の列車に乗った(2018年製作の映画)

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天安門事件から30年ですね。
あの出来事は学生達が共産党と戦った事件でした。
そして挫かれてしまった…

まだ大人になりきれてない
成年達が社会主義体制に反旗をふり
戦ったハンガリーの人々に
2分間の
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RBG 最強の85才(2018年製作の映画)

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1番良かったのは
マーティンとの夫婦愛もさることながら
同じ最高裁判事で保守のスカリア判事との友情かな。
政治的理念は正反対だけど
法定外では一緒にオペラを観に行ったり
象に乗ったりと仲良し。
お互い
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主戦場(2018年製作の映画)

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初めて番宣を観た時に
右翼のプロパガンダ映画かと思いました。
公開後に違う事が薄々感じられ
観てみたくなり、
観てからだいぶ時間は経ちました。
なかなか自分の意見が纏まりませんでした。
慰安婦も吉田証
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ナショナル・シアター・ライヴ 2019 ヴァージニア・ウルフなんかこわくない(2017年製作の映画)

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ナショナルシアターライブの
フォーリーズで観た
イメルダ・スタウントンと
夜中に犬に起こった奇妙な事件の
ルーク・トレッヴッタウェイ、
そしてイマージェン・プーンツと
馴染みのある役者がそろった
中年
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ナショナル・シアター・ライヴ 2019 マクベス(2018年製作の映画)

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シェイクスピア作品はセリフや言いまわしはほぼ同じなので
わたし的にチェックする所は
マクベスに関しては
魔女の演出です。
今回、おどろおどろしくてとても良かったです。
あとは衣装と舞台美術かな。
時代
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シネマ歌舞伎 野田版 桜の森の満開の下(2019年製作の映画)

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野田地図の桜の森の満開の下のチケットが取れなかったので
野田版のシネマ歌舞伎にチャレンジしました。
歌舞伎は昔に1回観たことがあるくらいで
初心者です。

坂口安吾原作ですが
桜の森の満開の下と夜長姫
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マックイーン:モードの反逆児(2018年製作の映画)

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アレクサンダー・マックイーンの死の知らせを聞いた時、
ガッーンとなりました。
2010年、まだ40歳だったマックイーン。
しかも自死を選んだことはとてもショックでしたが、
本作をみてマックイーンはコレ
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ホワイトナイツ/白夜(1985年製作の映画)

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ライオネル・リッチーの
Say You Say Me
のMVはこの映画が映されて
観た気になりますが初めて観ました。

MVだけ観ているとバレエとダンスの映画なのかな?
と思いましたか結構政治色のある
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上海から来た女(1947年製作の映画)

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公開当時は不評だったようですが、
わたしは楽しめました。

リタ・ヘイワースが美しい事!
セーラーの帽子を斜めに被って
登場するところなんてドキドキしてしまいました。

この頃は痩せているオーソン ・
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

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ミニマルな画面。
受け手は主人公の風貌、言葉遣いなどて
情報を得るしかない。

アスガーは何か事件を起こし、
現場から外されていて
救急ダイヤルを受ける仕事をしている。
指には絆創膏、
薬指には指輪、
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サンセット(2018年製作の映画)

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第一次世界大戦勃発前の
オーストリア=ハンガリー帝国の
ブタペストの高級帽子店に
先代の娘イリスかやってきて事から
進むストーリーです。

戦争前という時代背景だけあって
華やかだけど何処と無く退廃的
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ナディアの誓い - On Her Shoulders(2018年製作の映画)

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2018年、ノーベル平和賞を受賞した
ナディア・ムラド。
彼女は2014年8月に人生がガラガラと崩れていきます。
ISISが彼女の村にやってきて少数民族のヤジディ教徒を虐殺。
捕まった少女や女性は戦利
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ドゥ・ザ・ライト・シング(1989年製作の映画)

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当時、パグリック・エナミー流行ってましたね。
あの大きなラジカセと
原色のファッションも。
ハイレグも懐かしいです。

Do the light thing
正しいことをしろ!
スパイク・リーのアカ
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メットガラ ドレスをまとった美術館(2016年製作の映画)

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アナ・ウィンターをあまり好きではなく、
リアーナの仰々しいドレスを見て
食傷気味で公開時にはあまり気に留めてなかったドキュメンタリーでしたが、
食わず嫌いでした。。

デヴィッド・ボウイ似の
メトロポ
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ロープ/戦場の生命線(2015年製作の映画)

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ボスニアの内戦終結直後を
国境なき水と衛生管理団という
外国人NGOの5人が1本のロープを探しに
苦労する話しで
重々しいのを想像してましたが
ブラックコメディでした。

何者かによって井戸に死体が投
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私はあなたのニグロではない(2016年製作の映画)

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ビール ストリートの恋人たち
の原作者
ジェームズ・ボールドウィンの
遺稿で未完の小説を映画化した作品です。
50年代や60年代の過去の映像や
ボールドウィン本人の映像と
現代のブラック・ライブズ・マ
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BPM ビート・パー・ミニット(2017年製作の映画)

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90年代始め、
まだHIVが不治の病で
恐れられていた時代。
フランスのACT UPという団体の活動を
描いたお話しです。

ACT UPのメンバーは
HIVに罹患している人やその家族。
自分たちの命
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