著名なアメリカ人外科医が東欧のある国から招待を受ける。
医学への貢献に対する受賞と公開手術の依頼だった。
「政治と医学は別」と仲間の反対を押し切ってひとり" State Secret "秘密国家に向か>>続きを読む
長い間敵対関係だったイスラエルとPLO(パレスチナ解放機構)が1993年に「オスロ合意」にたどり着くまでの舞台裏。
スリラーと記載ありますが、それは全くありません。
ノルウェーはイスラエルとパレスチ>>続きを読む
マフィアの罠にあっさりとハマッて人生の坂道をごろごろと止めどなく落ちる男。
他人との関係が築けない、女の嘘も見抜けない、真実の愛を受け止める事もできないで、見ているこちらがハラハラさせられっぱなしの>>続きを読む
予告ではシングルマザーと赤ちゃん取り替えだけに焦点が当っているけど、スタートからスペイン内戦で犠牲となった先祖の遺体発掘の話が出て来て2つの話が同時進行する。
「ペイン・アンド・グローリー」で自身を>>続きを読む
ジャン・コクトーの戯曲をアルモドバル監督独自の解釈で英語劇にしたという30分。
カラフルに色付けされた工具🛠🪛でアルファベットが表示されるオープニングからもうアルモドバルの世界。
3日間帰らない男>>続きを読む
フランス発の社会派サスペンス。
全員死亡という痛ましい航空機事故の原因究明にあたる男の話。
コックピットのボイスレコーダーに残された音だけを頼りに事故の状況を推理する。
観ているこちらも推理する。>>続きを読む
ようやく観ることが出来たダグラス・サーク。
素晴らしかった!
原作の小説は1933年の" Imitation of Life "で、その時代設定は1910年代のアメリカだそうだけどテーマとしては全く>>続きを読む
強すぎる母の愛は息子を生きさせたのか?殺したのか?
フランスの作家ロマン・ギャリーの自伝小説「夜明けの約束」の映像化でギャリーの半生をピエール・ニネが演じる。
第一次大戦の始まった年にロシア人とし>>続きを読む
200年の歴史を持つプラド美術館。
歴代のスペイン王室が買い集めた名画と歴史を絡めてその画家についても紹介。
スペインと言えば異端審問でカトリック教徒が圧倒的に多いので紹介される作品も宗教画が多い。>>続きを読む
爽やかなケヴィン・ベーコンを見るために。
株で全財産を失くした男が自転車便で生計を立て直しながら今までと全く違う仕事仲間と触れ合っていく。
前年に「フットルース」がヒットしたケヴィン・ベーコンの青>>続きを読む
1968年ロンドン東部にあったフォード社の女性社員達が実際に起こしたストライキを題材に作られた作品。
日本未公開だったんですね。
女性というだけで給料が男性の半分だなんて、そりゃあ不満が出るわよね!>>続きを読む
ロマン・ポランスキーの比較的初期のサイコな作品。
主役のカトリーヌ・ドヌーヴは撮影当時21歳位だろうか、抑えた演技が良い。
ロンドンのアパートに暮らすキャロル(ドヌーヴ)は潔癖症で毎晩姉の部屋に泊>>続きを読む
資本論で有名なカール・マルクスの末娘エリノア・マルクスの半生。
マルクスは若い頃に亡命してイギリスで暮らしてたんですね。
資本論についても、マルクスについても名前しか知らないけどとても好みの作品だっ>>続きを読む
スペインの警察無能過ぎ!
ベッドの下に潜り込んだ男の事件なら日本でも何件かあったよね…と思い出す。
舞台はバルセロナ。
アパートの住み込み管理人が笑顔の素敵な女性に目を付け、合鍵使ってあんな事から>>続きを読む
好きな人は好き!苦手な人はダメ!🤣なアルモドバル監督の初期作品。
「トーク・トゥ・ハー」より20年前の作品なので、当たり前だけどセシリア・ロスが若くて美しい。
そしてアントニオ・バンデラスのデビュー>>続きを読む
主役のケリー・オサリヴァンの実体験を彼女自身が脚本を書き、ひと夏のナニー(子守り)体験を通して女性の生理、同性婚、中絶についてサラリと描いている。
30代半ばで何者でもない自分に焦る独身女性のあるあ>>続きを読む
アメリカのネバダ州で実際に行われている刑務所の社会復帰プログラムで、増えすぎてしまった野生の馬を囚人達が調教するという話。
物言わぬ動物でも動きを見ればどんな状態か分かる。
特に馬や牛の目って哀愁に>>続きを読む
原作はアウシュヴィッツで39歳で亡くなった作家の未完の作品だとエンドロールで知った。
ドイツ占領下、フランスの田舎町にやって来たドイツ軍と村人たちとの出来事。
"戦争は人間の本性を暴き出す"と言う>>続きを読む
ベルサイユ宮殿のあの広大な庭園建設に1人の女性庭師が参加していたら…というフィクション。
監督はアラン・リックマン。
ハリポタのスネイプ先生のお仕事の合間に撮影されてたんですね。
彼が言うには「17>>続きを読む
登場人物ほぼほぼ殺し屋。
血もビュンビュン飛んじゃってるけど、伊坂幸太郎原作だとちゃんと収まるところに収まるだろうと思うので、すっかりリラックスして観られた。
目当てはわざと英国訛りで喋るアーロン・>>続きを読む
ウォール街で働くエリート・ビジネスマンが親の病いをきっかけに自分と親の関係を、自分と息子の関係を振り返る。
年老いた親に息子としてどう対応したら良いのか、大人になりつつある息子に父親として何と言葉を>>続きを読む
怪盗グルーは何と!子供の頃から悪に憧れていた…というお話。笑
時代は1970年代、映画館で「ジョーズ」が上映されていたり、ディスコミュージックも流れたり。
後半は悪の親玉に連れ去られたグルーを追っ>>続きを読む
ギリシャのアテネでオーダーメイドの紳士服店を営む二代目の男の話。
ギリシャと言えば少し前に国が破綻するんじゃないか…と騒がれたくらい財政難が続いていたんですよね。
一時は失業率もかなり高くなってまし>>続きを読む
新選組に関して知っている事は池田屋事件と、近藤勇、土方歳三の顔写真くらいで、その他の歴史的な流れは詳しくは無かったけどとても面白く観ました。
百姓の息子として生まれバラガキ(触ると怪我をするイバラの>>続きを読む
ちょっと苦手なギャングの内輪揉め的なストーリーながら、最後までずっと目が離せなかった!
6歳にして一家皆殺しの生き残りとなった少年と、子ども嫌いなギャングの元情婦グロリア。
何の関係も無いこの2人が>>続きを読む
とても趣のある作品でした。
視力が衰えて日常生活が不便になったエルネスト爺ちゃん。
父親を心配して同居を申し出る息子。
週一で掃除にやって来る中年の家政婦。
たまたま出会った23歳の謎の女性ビア。>>続きを読む
ハワード・ホークス自身がリメイクした「ヒットパレード」の原作がこれ。
ずっと探してたのをアマプラで発見❣️
「ヒットパレード」は音楽用語版で、こちらは言語学者たちの辞書作りという話。
脚本も同じくビ>>続きを読む
体感型であり体験型の映画で、音楽、音響と映像が素晴らしかった。
一作目をとても大切にしているのが随所に感じられて胸が熱くなる場面がたくさんありました。
ヴァル・キルマーの登場とエンドロールでトニー・>>続きを読む
寝る前にサクッと…と思ったら大失敗。
特に女性は寝る前に観ると悪夢にうなされちゃうかも。
ある主婦が美術館で見かけた男と束の間の時を過ごした直後に金髪の女に…。
40代後半のマイケル・ケインと若い>>続きを読む
アレサ・フランクリンは余り聴いてなくても1人の女性として、また類稀なるミュージシャンとして見応えはあった。
10代前半での出産、父親からの抑圧、夫からのDVと、力によってずっと押さえつけられてきた若>>続きを読む
体内に0.05%のアルコールが入っていると仕事の効率が上がるという学説を実証する男たちの話。
0.05%はワインをグラス一杯くらいと言っているので、どんな感じかは何となく分かる。体が軽くなって多少の>>続きを読む
ロシアの地質学者ウラジーミル・アルセーニエフ原作による実話。
彼はシベリアのウズリ地方の調査に行き、原住民であるゴリド人のデルス・ウザーラに出会う。
狩猟を生業として森で生きているデルスは次の日から>>続きを読む
長いこと勝手にコメディーだと思い込んでいたこのパッケージ。
こんな内容だったとは…。
超能力者たちが念力を使って相手を操ったり、頭部爆発させたり、発火させて燃やしちゃったりと、色々やっちゃう話。>>続きを読む
不妊治療の名医が患者の女性に内緒で自分の精子を使用して、それによって生まれた子どもの数が驚くべき人数だったというドキュメンタリー。
半径40キロ圏内にお互いを知らない異母兄弟姉妹が山ほど居たという不>>続きを読む
2000年にロシアで実際にあった、原水力潜水艦クルスクの艦内で魚雷が爆発した事故の話。
西側が作っている作品なので全編英語だし、どこまで事実に迫っているのかは分からないけどソ連崩壊から未だ間もないロ>>続きを読む
舞台はトルコ。
第二次世界大戦時、中立を守っていたトルコで英国大使館の情報をドイツに売っていた男の話。
実話がベースとなっていると但し書きが出るけど、色々脚色されていると思う。
オープニングは19>>続きを読む