ヴレアさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

長ぐつをはいたネコと9つの命(2022年製作の映画)

3.8

前作よりもシリアスな話になっていて、プスとその首を狙う恐ろしい賞金稼ぎの狼との対決がメインとなっている。
勿論またキティと一緒に冒険するという楽しみもあるし、新キャラのチワワがまた可愛くて良かったです
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長ぐつをはいたネコ(2011年製作の映画)

3.8

キャラクターが皆愛らしくて可愛いし、とにかく猫ちゃんがいっぱい出てくるので癒やされる。
独特のリズムの音楽に合わせて繰り広げられる猫達のダンスがクセになる感じ。
ストーリーもなかなか壮大な冒険の連続だ
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.2

(観た直後はそこそこ面白かったけど、冷静に考えるとそこまで面白くないので少し減点しました。)
とにかく説明し過ぎる。
何でもかんでも長い説明的な台詞で説明してくれるので予備知識は無くても大丈夫だ。
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仮面ライダー対ショッカー(1972年製作の映画)

2.3

劇場版仮面ライダーの第1弾らしい。
悪の陰謀が意味不明。
「地球の地軸を変えて日本列島を海の底に沈めてやる!」
とか言ってるけど、荒唐無稽過ぎて逆に怖くないし、そんな事したらショッカー達も困るのでは?
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ゴーゴー 仮面ライダー(1971年製作の映画)

2.1

藤岡弘、は怪我をしていた為に殆ど出番が無いそうな。
怪人の像が集められた館に行く所で、像なのに皆動きまくってて、それを見て見ぬふりして進めてる所がなんかツボだった。
当時の流行りなのかやたら人物の顔の
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仮面ライダーZO(1992年製作の映画)

3.4

「仮面ライダー」というものを殆ど見た事がないので、「シン仮面ライダー」に備えて評価が高いらしい本作を見てみた。(ミーハーです)

麻生勝を改造人間にした望月博士の息子を勝が守るという複雑な設定が面白く
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続・激突!/カージャック(1974年製作の映画)

2.5

邦題が酷いね。
「激突」とは全く関係ない。
「激突」に比べると全体的に緊迫感も薄く、そこまで面白くない。
まず、主人公の2人がとにかく頭悪く、ただのチンピラなものだから全然魅力も無く、必然的に感情移入
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西部戦線異状なし(2022年製作の映画)

3.9

とにかく戦争の恐ろしさ悲惨さ虚しさが画面を通してありありと伝わってくる。
最初は祖国の為に闘う事を夢見て、軽い気持ちで志願した若者達が、やがて壮絶な現実を突きつけられる。
それを俯瞰して観ている我々も
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ギレルモ・デル・トロのピノッキオ: 手彫りの映画、その舞台裏(2022年製作の映画)

3.8

本編よりこちらの方が平均点高いとは!(現時点で)
おそらく本編見て気に入った人だけが観ているからだろうか。

30分と言う短い時間にコンパクトにまとまっているので非常に見易いメイキングだった。
ギレル
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ギレルモ・デル・トロのピノッキオ(2022年製作の映画)

4.3

誰もが知るピノキオの物語をギレルモ・デル・トロならではの着眼点により独創性豊かな物語となっていた。
父と子の物語であり、死についての物語でもある、数々の壮大なテーマが詰め込まれており、ここまで話を広げ
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

とにかく変な映画!

でも、最初わけ分からないけどジワジワ面白かった。
かなり尖った作品で、ごちゃごちゃしていてとっつきにくいのは間違い無いんだけど、テーマは実はシンプルなのかなと感じられた。

マル
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

3.8

スピルバーグの自伝的な映画という事で、いかにして彼が映画監督になったのか?とかどうやってあの作品を撮ったのか?みたいなのをどうしても期待してしまったけど、そういう感じの映画ではなかった。
代わりに映画
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なのに、千輝くんが甘すぎる。(2023年製作の映画)

3.5

好きな人の好きなものを好きになる。
これ、片思い業界では常識なんだよ。

キラキラ青春ものには一家言ある私ですが、これはかなり王道な作品で普通に満足度は高いなと思いました。
原作は一巻だけ読みました。
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湯道(2023年製作の映画)

2.9

銭湯を舞台にしたほのぼの喜劇。
何も考えずに楽しめるが、細かい所を気にしだすと止まらない。
色々主張強めで、銭湯はこうあるべきだとか説教地味た話が多い。
色んな要素盛り込み過ぎ。それらがもっと上手く繋
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アラビアンナイト 三千年の願い(2022年製作の映画)

3.9

予告編等一切観ていない状態で鑑賞。
これはなかなか予想不能で面白い映画だった。

一言で物語を説明するなら、ランプを擦ると魔人が出て来て3つの願いを叶えてくれるというあのお馴染みの話がベースとなってい
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エンパイア・オブ・ライト(2022年製作の映画)

3.5

フィルムのコマの間には暗闇が存在するが、1秒間に24コマを連続で映し出すと人間の目は暗闇を捉える事が出来ない。

目に見えないが確かに存在するもの、というのが本作のテーマと言えるのかもしれない。

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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.3

ジャズは全然詳しく無いけど、ジャズの世界にすっかり魅了されたし、何より物凄い熱量に溢れた作品だった。
(帰って来てAmazonMusicでサントラを見つけて早速聴きながらレビューを書いています。)
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アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023年製作の映画)

2.9

アントマンって現実世界との関わりの中で小さくなったりするから楽しいんであって、全くの異世界(量子世界)に行ってしまった場合魅力が半減してしまうんじゃないかと思った。あくまで私見ですが。
勿論、量子世界
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別れる決心(2022年製作の映画)

3.4

刑事が被疑者の女に恋して行く偏愛的なラブストーリーでありサスペンスだった。
真面目な刑事が何故あんな得体の知れない女にはまって行くのか?あまり説得力を感じなかったので、終始そこまで入り込める話では無か
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タイタニック:ジェームズ・キャメロン25周年3Dリマスター(2023年製作の映画)

4.6

最近観たドラマで「沈むのが分かっているのに何で泣けるんだろう」という台詞がありましたがまさにその通り。沈むのが分かっていても泣ける。それがタイタニックなんだ。(同じ事を2回言いました)

今回は3Dと
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#マンホール(2023年製作の映画)

3.7

冒頭にネタバレ投稿禁止の警告が出ていたので、当たり障りのないレビューになります。

最近観た「FALLフォール」という映画に似てるなと思った。地上か地下かという違いはあるが、ハシゴが壊れて物理的に隔離
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バビロン(2021年製作の映画)

2.3

平均的高いのね。私は全然ハマらなかったです。
映画についての映画であり、サイレント映画の時代からトーキーに変わるまでの激動の時代を描いている。
その変革について描きたいという事はよく分かりましたけど、
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FALL/フォール(2022年製作の映画)

3.9

とにかく手に汗握る展開で緊張感が途切れないのが素晴らしかった。
映像も見応えありどこまでがCGなのか分からないレベルなので没入感が凄い。
高所恐怖症の方は耐えられないかも?
「フリーソロ」を観た時と同
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真・事故物件パート2 全滅(2022年製作の映画)

1.8

近くのイオンシネマにて。前作から引き続きしっかり公開されていた。嬉しいような嬉しく無いような。でも気になるので怖いもの見たさで行って来ました。1日1回の上映にも関わらず観客は私1人…。

まず前作につ
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四畳半タイムマシンブルース(2022年製作の映画)

4.3

遂に近くで公開されて嬉しい。
ディズニープラスで配信されている分割アニメ版は見たのだが、内容はほぼ同じだったような気がします。
でも、この作品はストーリーの流れ的に一気に観た方が楽しめると思うので、こ
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金の国 水の国(2023年製作の映画)

3.9

王女サーラの純粋で真っ直ぐな心に胸を打たれた。
ひょんなことから敵国の青年と偽りの夫婦を演じることになるのだが、そんな偶然ある?という位少々強引には感じられたが、しかしそれもサーラが国の平和を思っての
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イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

4.1

島という閉鎖的なコミュニティにおいては人と人との繋がりはより濃密だろうし特殊なものと言えるのかもしれない。例え嫌いな相手とでも毎日顔を合わせなければならないし、こちらが友人と思っていた相手でも、もしか>>続きを読む

殺人鬼から逃げる夜(2020年製作の映画)

3.1

ただ殺人鬼から逃げるという大雑把な話ではあるんだけど、主人公が聴覚障害者というのが特徴で、耳が聴こえないという設定を存分に活かした展開になっていた。耳が聴こえない状態で殺人鬼から逃げなければならないな>>続きを読む

ナイブズ・アウト:グラス・オニオン(2022年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

(超絶ネタバレ注意)

まずは、またもや期待通りの本格ミステリで大いに楽しむ事が出来た。
前作は古典的というか王道なミステリだったのに対し、本作は色々と遊び心が見られ、ミステリとは何かと言う事への挑戦
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マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

3.6

主人公のトモヨがマリコ(骨壷)と共に何処かへ向かって彷徨うロードムービー的な話。
物語の力でグイグイ引っ張って行くタイプの映画では無く、結構その目的や行動があやふやなままなので、そこまで先が気になると
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地下室のヘンな穴(2022年製作の映画)

3.0

地下室にある"ヘンな穴"をめぐる話。
そこに入ると12時間進み3日若返るという現象が起きるという。
中年夫婦のそれぞれの時間(若返り)に対する意識の違いが面白かった。夫はまるで興味を示さないが妻はその
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そばかす(2022年製作の映画)

3.8

主人公が"そばたかすみ"という名前だから"そばかす"と呼ばれているのかな?という事は想像出来るが、実際にそのように呼ばれているシーンがある訳ではない。もしかしたら全く関係無いのかな?とさえ思えて来た。>>続きを読む

そして僕は途方に暮れる(2022年製作の映画)

3.8

主人公に全く共感出来ない。とにかくヤバい奴。
同棲してる彼女が居るのに浮気して、バレて、問い詰められると荷物をまとめて逃げてしまう。
友達の家に泊めてもらったのにあまりにも態度がヤバく、注意されるとま
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非常宣言(2020年製作の映画)

3.3

これを観ていた多くの日本人が驚いたに違いない。詳しくは語りません。劇場でどうぞ。

とにかく飛行機×バイオテロという要素だけで最低限の面白さは約束されているので普通にエンタメとして面白い。後半の展開は
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ファミリア(2023年製作の映画)

3.2

父と子のドラマをベースに、ヤクザや半グレや国際的な紛争など様々な問題を盛り込んでいる。
しかし、色んな問題を提起しつつもあまり考えさせるような内容では無く、あくまでそこはエンタメの要素として展開されて
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かがみの孤城(2022年製作の映画)

3.3

【日記部分(読み飛ばし可)】
クリスマスの日曜日の昼間に一人で行くもんじゃなかった…。
チケット買うのにも長蛇の列だし(私はオンラインで購入)、おまけにDr.コトーとすずめと入場時間被ってて、入るのに
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