矢吹さんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

矢吹

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自分革命映画闘争(2023年製作の映画)

4.2

石井岳龍さん、戦闘可能おじさん
ヤバジジイの目だな。日本の。
岡本太郎とか、芥正彦とか、
まじで自分革命を人生かけてやってきた男の、
歴史を正しく重ねた、彫刻の目。
久々に見たぜ。まじで羨ましい。
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ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年製作の映画)

4.1

テンション高い。まじでずっとテンション高い。
すごい。
2ならではの、オープニングのかっこよさからずっーと楽しい。
本当につまんない時間なかったかも。

これは、あれだぞ、
アクション監督の時代が来る
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新橋探偵物語(2018年製作の映画)

3.8

新橋はそういう街なのだ。そうなのか。
マスメディアの中心。なるほど。
新橋から日本を悪に染める組織があるらしい。
それはやべえ。

グッドバイバッドマガジンズの流れなんですよ、これ見たの。たしかに、そ
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サン・ラーのスペース・イズ・ザ・プレイス(1974年製作の映画)

3.9

世界は終わったと気づかないか?

はじめてサンラーと触れ合った、入り口に立つつもりだったが、置いてかれちまった。
のせてくれや。
でも。彼の主張ははじめましてではない。あんな表現ははじめまして。まあ以
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

4.3

好きな子に2時間会うのだ、あの子の頑張り、悲しみ、喜び、すごく近くで見れるのだ。
千いくら円など、安い安いものなのだ。
4回見ました。
俺の声は届かない。けど見つめられるのだ。
これこそも、映画なのだ
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.9

犬投げてた。

A24に騙されたぜ。
アクションだか、SFだか、コメディのふりしやがって、こんなの、プロパガンダだか、宗教勧誘だかみたいなものと同じやり方じゃないの、これ。
ずるいだろうが。
ちゃんと
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フラッシュ・ゴードン(1980年製作の映画)

3.8

フラッシュ!あーあーあーあーあー!
あーあーあーーあーあーあーーー!
Tedでフラッシュゴードンいじったシーンありましたよね、あれから僕らは数年経ってるけどTedよりも印象に残ってたフラッシュゴードン
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MIND GAME マインド・ゲーム(2004年製作の映画)

4.2

マインドゲームはまだ続いている

ウェイキングライフとかスキャナーダークリーとかはたしか、デジタルペインティングでしたっけ、アニメーション。
これは、3DCG、実写で色々やってるみたいでまたなんか違う
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ウェイキング・ライフ(2001年製作の映画)

3.8

夢と人生の哲学的な話。

起き続ける夢、肉体の死と精神の作用、
現実の世からの解放、夢は象徴か、

アニメーションによって描かれる、夢写実主義。
かなり面白い映像。

体の構造の単純さ。
世の中の複雑
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モリコーネ 映画が恋した音楽家(2021年製作の映画)

4.0

まず、彼のストレッチと、指揮より始まる。
メトロノームが、鳴り響いて、徐々に彼だけに聞こえている音楽が僕らにも聞こえてくる。
そういう世界に生きてる男。ガチ天才。

散文と詩。はわかんないけど
映像と
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よだかの片想い(2022年製作の映画)

3.8

神からもらったお名前をなくすとは、存在がなくなること、死ぬよりも辛いこと。という。

中島歩さんが、やっぱり人を幸せにできなくて本当に安心した。これが見たかったのだ。
松井玲奈さんはどうか幸せになって
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お葬式(1984年製作の映画)

3.9

ツッコミ不在のコメディ、笑ってはいけないの源流、葬式。をふんだんに扱った最高作品こそがお葬式。

ロールスロイス住職。葬式ビジネス。
本当に悲しい人なんて、二親等までなのかも。
彼らより泣いてる人を見
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女はコワイです/恋する男(1962年製作の映画)

4.2

天文学にハマってる部分も
街中に結婚相手を探しに行く部分も
マダムと遊ぶ部分も
恋した瞬間も
恋する部分も
帰ってきた後も
面白すぎる。
ずっと面白い、というか、ずっとワクワクしてる。させてくれる。ピ
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たぶん悪魔が(1977年製作の映画)

4.3

この世のアレそれの
糸を引いてるやつはだれだ?
たぶん、悪魔が。
いや、俺らだろ。と思うけど
宗教の非論理性を説けば、悪魔の論理性を導けるだろうか。全ての悪は悪魔の仕業だというキリスト教チックな考え方
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神経衰弱ぎりぎりの女たち(1987年製作の映画)

3.8

舞台という一つのシチュエーションで
この広いはずの世界で、考えうる、全てのことが起きてしまう。
このステージにみんなで集まってお祭り騒ぎを起こして見れば、楽しいはずの踊りは、ぎゅうぎゅうの山手線、捨て
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.2

間宮さんと、岡山さん、すご。
原作の漫画が大好きなんですけど、
それゆえに辛すぎますシーンもありますけど、
最高に、ちゃんと2時間のブルージャイアントでした。
むしろ、こんなにまとめることができてしま
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君に幸あれよ(2022年製作の映画)

3.8

お前もう帰っていいよって、かっこいい。
タバコ。ガラケー。蒲田。wgp 感。
2020年、明確にヤクザ映画であるというかは、めちゃんこヒューマンであった。
まあ、個人的には、めちゃんこヒューマンだと思
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山河ノスタルジア(2015年製作の映画)

3.8

映画が、時を超えても、そこにいる人間が時を超えることはない、地続きにただ、時が過ぎゆく。
恋が、年を超えることはあるけれど。
「あなたは、私にとって、彼にとって、誰なのですか」
という証明が、どうやら
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ウイークエンド(1967年製作の映画)

3.9

おとぎ話の終わり。映画の終わり。

車とカメラがあったら映画はとれるってのが、映画の始まりな、男だからこそか、
車という速度は人間を置いていくためのものである。連れて行くためのものではない。
本当に車
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71フラグメンツ(1994年製作の映画)

3.9

ちりばめられた、瞬間。
人生を点で分けて繋いでいく。

音楽には、未来からの時間が、いつだって含有する。
この言葉を思い出して、この意味について、この作品に触れながら、ふと、わかったりわからなかったり
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茶飲友達(2022年製作の映画)

4.0

ティフレ。
正しいことをした上での幸せ。
正しくないことによる幸せ。
ルールだから、そうしないのか、
悪だから、そうしないのか。
ファミリーと家族の違いは、そりゃ、血。
あとは、口約束でいいじゃないっ
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人生万歳!(2009年製作の映画)

3.8

人はふさわしい愛に出会う。
所詮この世は、何してたって、「運」
だからこそ何したっていい。
いつだって終わるし、いつだって始まるんだから
理論。たしかにとっても万歳な考え方で大いに結構。みんなで共有し
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勝手に逃げろ/人生(1980年製作の映画)

4.1

タイトル大好きでずっと見たくてさ

「天国に入れますか?
いい知らせと悪い知らせがある
いい知らせから
天国に入れる
悪い知らせは?
次の水曜日に入ってもらわないといけない」
俺のベスト「いい知らせ悪
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パトニー・スウォープ(1969年製作の映画)

4.0

広告がカラーであることに空いた口が塞がらなくなった。ここにある全ての広告は、まじで、面白すぎてそれ目当てに外出する人がいなくなったと言われたら、そうなるかもともちゃんと思える。
斬新という、喜劇的コマ
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グッドバイ、バッドマガジンズ(2022年製作の映画)

3.9

スーパーお仕事映画です。最高である。
ただ、制作側がいう実話9割5分というこの映画は、まじでそうなんだろうなという、いろんなジャンルの要素が溢れている、雑誌感。
見てて、進んでいく話が、多分、本当すぎ
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打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?(1993年製作の映画)

3.9

昔の映像。これが、昔だからこそ。
子供の時を思い出せて、俺は嬉しい。
最新の作品として見てない分の、この時代の今が、特等席だと、言わせてもらうぜ。
思い出みたいな映画だから、みんなが大切にしてる理由も
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恋のいばら(2023年製作の映画)

3.9

見終わって、カバンの中に家の鍵があるか、確認したところ、全然あって安心したけど、1人で見にきてたし、合鍵作られるような相手もいなかった。

びっくりさせて。の、ほのかちゃん星三つ。
ばかくそでっかい星
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オーケストラ・リハーサル(1978年製作の映画)

3.9

オチ。完璧。正解。神の復活。そののち。

かつて、音楽は世界であり、調和が全てであった。今もそうであるべきなのだが。
いまは、法と権利により、組合ができて、
指揮者と奏者の間に対立ができる。
組合は指
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キングダム2 遥かなる大地へ(2022年製作の映画)

3.8

久々に漫画のキングダムを見て、
映画も見るかと。見た。
漫画の最新刊もめっちゃ面白かったから。

1の時よりも、というか、原作知ってればなおさらなんだけど、1は、全くなんでもない、ほんとにプロローグだ
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Kids Return キッズ・リターン(1996年製作の映画)

3.9

この、男2人の物語において、子分というか弟タイプというか、下にいた奴が、才能爆発する感じめっちゃ好き。大好物。
ピンポンとか、
ああ荒野はちょい違うけど、近い。
ヒロアカ、ナルトも一種そうかもな、
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.7

鍵、椅子、脚、月、声、命、お金、モラル、虹、水、謎、rad wimps の曲とときます
その心はすべて、かけるものでしょう。

ファミレスやビュッフェである映画はそれはそれで素晴らしいし、この世に必要
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風の中の子供(1937年製作の映画)

3.9

風の中の。っていいな。
お外で遊んでる感じすごいもんな。
太陽の元の、とか、地球の上の、とかでもお外って感じするよね。
でも全部当たり前っちゃ当たり前なんだよな。
だからすごくいい。
初っ端からダッシ
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こちらあみ子(2022年製作の映画)

3.9

おれにも応答させてくれよ!あみこ!
あなたのピンネタ、
ボクシング、はだしのゲン、インド人
めっちゃみたかったよ。

意外と中学になるんだな。5年生の大暴れかと思ったけど、ちゃんと周りが大人になってい
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アザー・ミュージック(2019年製作の映画)

4.0

僕は音楽が大好きだけど、他の娯楽も大好きで、それだけってほど音楽と真摯に向き合っていない。けど、僕は娯楽と文化が大好きだから、あの場所がどれほどのものかはわかったつもりです。
No music No
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メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

4.1

BLの女、だと思ってたけど
全然違います、縁側の女か
いっそ、もっと大きく、乙女の女といいたいぐらいの、でっかい人生讃歌でした。
乙女の乙女か。乙の女か。乙女の乙女たちだな。
最初と最後の青春。そんな
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ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション(2015年製作の映画)

3.7

10年以上ぶりに見たのかな、ミッションインポッシブル。
中学ん時に、多分、ゴーストプロトコルまで見て、だから。
2のラストに興奮した思い出がある。
ちょうど風の噂で、ミッションインポッシブルは、トムク
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