Mrsフロイさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

彼女はパートタイムトラベラー(2012年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

タイムトラベルの相棒求むの新聞広告掲載主を探す、チョッと変わったSFストーリー。
「ジュラシック・ワールド」のコリン・トレボロウ監督の長編デビュー作で劇場未公開。

85分の殆どがグタグタの恋愛模様か
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スリープレス・ナイト(2017年製作の映画)

3.0

ジェイミー・フォックス→悪徳刑事→潜入捜査!?この情報で映画館に駆け込む。

オープニングから銃撃戦と激しいカーアクションにこちらもシートから飛び上がる勢い!
うん?悪徳刑事じゃない?何回もどんでん返
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太陽にかける橋/ペーパー・タイガー(1975年製作の映画)

2.9

BS放送三船敏郎没後20年追悼企画にて。
1975年イギリス制作、デービッド・ニーブンとの共演作。原題は張子の虎、三船は東南アジア某国の日本大使としてテロリストに誘拐された息子の救出に奔走する。

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ファースト・キル(2017年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

アナキン・スカイウォーカーがすっかり大人になって頼もしい父親に!
ブルース・ウイルスは禿げ具合がちょうど良い田舎の警察署長。最後に退職前の田舎の警察官の閉塞感を、良い人の仮面をかなぐり捨てる迫力でぶち
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ダークタワー(2017年製作の映画)

2.9

思った通りB級感溢れるスティーヴン・キング作品。
原作は未読だが大長編の7部作とのこと。どちらかと言うとロード・オブ・ザ・リングのようなストーリーを95分にぶった切ったのは何故?

監督は、あの「特捜
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素晴らしき哉、人生!(1946年製作の映画)

3.3

クリスマス映画として名高いフランク・キャプラ監督の作品。英国のディケンズの小説「クリスマ・スキャロル」からの着想と思われる天使が登場。
人生に絶望し自殺を試みる主人公ジェームス・スチュワートに、別の人
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ネイビーシールズ ナチスの金塊を奪還せよ!(2017年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

リュック・ベッソン→ネイビーシールズ→ナチスの金塊♪
で、スカッとを期待して映画館へ直行!!

1995年のボスニア紛争の平和維持部隊に従事するネイビーシールズの話だった…あの民俗浄化の大虐殺のあった
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魔法にかけられて(2007年製作の映画)

3.0

飽くなきディズニーの挑戦!自ら紡ぎだした鉄板のお伽噺に疑義を唱え、笑いに変えるファンタジーコメデイ。

ヨーロッパ各地の民話や童話から世界が認める「白雪姫」(1937年)が創られたのは戦前の事。それか
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ヒットマンズ・ボディガード(2017年製作の映画)

3.0

途中までライアン・ゴズリンだと思っていたライアン・レイノルズの困り顔(((^_^;)
何時になったら普通の顔になるのかと思っていたら、最後まで困り顔だった…
Netflixのオリジナルアクション映画、
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パーフェクト・スナイパー(2011年製作の映画)

2.0

観終わって、原題を確認「ELEPHANT WHITE」うん?白象?
あっれ?アメリカ映画じゃなかったっけ(^o^;)

邦題「パーフェクト・スナイパー」、ジャイモン・フンスーの凄腕スナイパーと潜入捜査
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マーズ・アタック!(1996年製作の映画)

3.4

20年以上前のテイム・バートン監督の火星人襲来のSFコメデイ。
今観てもちっとも古くない。

懐かしい灰皿型の円盤で大挙してやって来た悪意に満ちた火星人が、地球人をバッタバッタとなぎ倒す!愚かな米国大
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テルマエ・ロマエ(2012年製作の映画)

3.2

正に漫画チックな原作漫画の実写化。

中学の歴史の教科書で習った古代ローマ帝国の五賢帝の1人ハドリアヌス帝の時代から、タイムスリップした技師が日本の銭湯に出現!?
ローマ風呂と日本の風呂の文化交流とい
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ゼイリブ(1988年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

元旦の一本目は、30年も前のジョン・カーペンター監督の異星人侵略のSF。

マスメデイアの電波で異星人からの洗脳のメッセージがばら撒かれる。外見は普通の人間なのに既に異星人に侵略されている人が、おびた
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オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

3.0

上野松坂屋にオープンしたシネコンに出掛けたところ上映時間が合うものがこの作品。早速自らのX'masプレゼントにチケットを買い求める。

アガサ・クリスティの名作。冒頭今世界の注目を集めるエルサレム「嘆
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ドメスティック・フィアー(2001年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

別れた前妻の再婚相手が胡乱な様子で、その男になつくことの無い息子が虚言を繰り返す。
舟大工のトラボルタが父として息子を支えて明るく振る舞う出だしは、不穏な空気がサスペンスを期待させる。
前半で犯人の正
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15ミニッツ(2001年製作の映画)

3.0

デ・ニーロ演じるベテランNY市警の刑事を追うマスメディア。その報道の裏側を皮肉を込めて描く。

東欧から来た自由の国アメリカに憧れる犯人二人。その手に日本製富士カラーのビデオカメラ、自らの殺人現場を撮
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愛が微笑む時(1993年製作の映画)

3.2

見直した!ロバート・ダウニーjr.!

4人のゴーストに取り憑かれたやり手の銀行員を、当時28歳の彼が1人5役で演じ分ける。歌手志望のゴーストとして国歌を歌い上げるその声は天晴れ!
主題歌のフォー・シ
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アフター・アワーズ(1985年製作の映画)

3.0

マーテイン・スコセッシ監督の1986年公開のブラックコメデイ。

実はマーテイン・スコセッシ監督の作品を全然観ていない。僅かに一本「ヒューゴの不思議な発明」のみ。
今回も世にも不思議な物語的な展開を期
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ハンガリー連続殺人鬼(2016年製作の映画)

3.0

真の犯人は社会主義独裁体制か?

東欧の社会主義政権下のハンガリーの田舎町マルトフで起きた連続猟奇殺人事件を、実話に沿って映画化したもの。

この作品はリドリー・スコット制作の「チャイルド44/森に消
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白雪姫と鏡の女王(2012年製作の映画)

3.2

ファンタジーコメディと言うより「お笑い白雪姫」と呼んで欲しい!

悪い継母のジュリア・ロバーツが偉大なコメディエンヌで、王子様も頼り無い若造。小人は竹馬に乗ってシルクドソレイユも顔負けの大立ち回り。大
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ハロー!?ゴースト(2010年製作の映画)

3.2

ちょっと気が塞ぐ週末、萎れた心と身体に効く映画は無いか…韓国版ゴーストの登場するファンタジーコメディ。

ぉおお!これは!?
現代ではもう昔の家族の姿に思わず落涙。
脚本が秀逸でCOOLJAPANが後
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フライト・デスティネーション(2007年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

2007年カナダ制作の98分のTVムービー。
航空機パニックものだけならば珍しくないが、これにタイムワープが加わった趣向が面白い。

出演の俳優が馴染みの無い顔ばかりなのが、B級映画の愉しさを盛り上げ
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バリー・シール/アメリカをはめた男(2016年製作の映画)

2.9

戦争大国アメリカの面目躍如!国ぐるみで麻薬と武器の循環システムを作り、戦争を生産して行く。

南米の麻薬カルテルに潜入捜査をした「潜入者」の税関職員ロバート・メイザーは無事退職し、回顧録を出版。方や民
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湿地(2006年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

北欧ミステリーを期待してのアイスランド映画。
スペイン映画「湿地帯」デンマーク映画「特捜部Q」の刑事コンビの絶妙なバランスが観られるかとの思いを裏切って、遺伝子研究の盛衰を背景にしたこの国ならではの極
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ジーサンズ はじめての強盗(2016年製作の映画)

3.0

3人の名優ジーサンズもさる事ながら、あの「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のドク、クリストファー・ロイドもそのまんまボケ老人!只々愉しい。

そして観終わって、あれっ!アン・マーグレット出てたァァァ〜
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潜入者(2015年製作の映画)

3.3

米国関税局の囮捜査を行う特別捜査官ロバート・メイザーの回顧録による実録サスペンス。
フロリダの一税関職員の彼が、1980年代当時最大の麻薬組織パブロ・エスコバル率いるメデシンカルテルに5年の長きに渡り
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蘇える金狼(1979年製作の映画)

3.2

金・セックス・ドラッグ・外車・ブラック企業と打ち揃った1979年のハードボイルド小説の映画化。
今や伝説となった松田優作の主演(桃太郎のお父さん)で、高度経済成長の極まった日本のやり場のないエネルギー
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盗聴者(2016年製作の映画)

3.3

お目当ての新作DVDが出払ってしまって、代わりに手に取った一本。
真面目だけが取り柄の冴えない職にあぶれた中年オジサンが、これまた旧式のタイプライターとカセットテープというアナログチックな道具で、盗聴
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十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

3.9

ひょんなことから現役の法学部の学生に交じって英米法の講義を受講する事に。老教授がアメリカの陪審員制度の件で、60年以上前のこの作品の題名を上げて講義。
若き学生さん達はぽかんとしていたが、彼等の祖父母
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相棒 劇場版Ⅳ 首都クライシス 人質は50万人!特命係 最後の決断(2017年製作の映画)

2.9

劇場版Ⅰと似た設定。どうも出だしから何だか調子が違う。思わずDVD止めて脚本家の名前を確認、太田愛…このシリーズ初の起用。
相棒の基本となる組織の中の葛藤が、描かれていない。国際テロ犯罪なら公安との兼
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ドリーム(2016年製作の映画)

3.3

アメリカが、いや世界が初の有人宇宙飛行に夢を馳せた1960年代。その計画を陰で支えたNASAの3人の黒人リケジョの活躍を実話に即して描く。
ソ連に負けるなの旗印の元、国が一つの夢を追い求める。今だから
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ミッション:アルティメット(2008年製作の映画)

3.0

ロシア版「トランスポーター✖️007」(^O^)
劇場未公開。

主人公が個性的、雰囲気としてはジェイソン・ボーンかな…

冒頭からアクションに継ぐアクション!
ロシアの諜報員である主人公は政府の密命
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ライク・ア・キラー 妻を殺したかった男(2016年製作の映画)

3.2

予めの情報無しで観始めたが、おっ!これは面白いと引き込まれた。それもその筈「太陽がいっぱい」の原作者パトリシア・ハイスミスの映画化ミステリー。

冒頭、エリザベス・テイラー主演の1960年「バターフィ
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

3.3

邦題が秀逸!何てたってシンカンセンだもの。
原題は「釜山行き列車」と地味で、これで韓国では高速鉄道と分かるのか?

国のトップや軍の司令部等が一切出て来ないのが潔い。ひたすら現場での修羅場を描き切る、
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ヴィジット(2015年製作の映画)

3.0

超高齢社会の日本で観ると、「う~ん・・そうなのよね、じじばばが大変なのよね」「家の田舎の老親もそうなのよね」等々となって何だか身につまされる。
ホラー映画でこの世の憂さを吹き飛ばそうの目論見にはどうも
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破門 ふたりのヤクビョーガミ(2017年製作の映画)

2.9

直木賞受賞の原作の映画化、ドラマ版もあるとの事。
ポップなコメデイを期待するも、どうも原作の狙いとは異なるのでは?
ヤクザの佐々木蔵之介は頑張っていたが、相棒のジャニーズがお子様感がいっぱいで何とも座
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