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登場する「かいじゅうたち」はかわいいけれど凶暴で残酷、無邪気なようでいて時々何を考えているかわからない不気味さを感じる・・・。つまりは8歳児の主人公マックスのメタファーであり「子供」そのものの暗喩でも>>続きを読む
どうしても触れざるを得ないのが音楽の素晴らしさ。
中でも「Let It Go」を歌いながらエルサが心を解放する場面は今後何十年も語り継がれていく名シーンだろう。
悪の女王が歌う歌にしては素晴らしすぎ>>続きを読む
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突然変異によって知能を持ったアリ達との戦いなのだが、単なるパニック映画ではなくてアリvs人間の頭脳戦になっている所が変わっており面白い。
溝に油を張って侵入を防ごうとすると木片に乗って上陸したり、破>>続きを読む
富豪の障碍者であるフィリップと貧乏人の前科持ちであるドリス。触れられたくない傷を持ちながらも同じ人間として対等に触れ合っていくことで二人は成長していく。
実話を基にした話ということもあって「ええ話や>>続きを読む
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地方都市で父親と住むニート女子の1年という限りなくミニマムな話。
たいした事件が起こるわけでもないが、前田敦子のダメっぷりに上映中はニヤニヤが止まらない。
タマ子がオーディション雑誌を見て芸能界デビ>>続きを読む
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前半は「プライベート・ライアン」ミーツ「スターシップ・トゥルーパーズ」みたいに仕上がっており、絶望感とブラックユーモアは原作を上回る出来だった。もちろん悪意と残虐の化身ともいうべきスピルバーグやヴァー>>続きを読む
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薬漬けの役所広司という「渇き。」の原点と言えばこの映画!
覚醒剤を日本中にばら撒いてみんなハッピーにしてやる!と嘯き、塩の代わりにシャブをスイカにふりかけ、しゃぶしゃぶシャブを喰らう・・タイトルの物>>続きを読む
渇き繋がりということでパク・チャヌク監督の「渇き」も観てみたのだが、こちらも血しぶきプシャーなバイオレンス&エロティック満載の映画でした。
直接的な濡れ場はもちろん、血を吸うシーンがまあエロいことエロ>>続きを読む
全く前情報も無いまま観に行ったらあまりの血みどろエログロ描写に椅子からずり落ちそうになる。
R15+指定で高校生割引とかやってるけど、間違いなく18禁だよ!少年少女へのえげつない仕打ちが全編に渡って繰>>続きを読む
阪神大震災をテーマにしたテレビドラマの劇場版だが、声高にメッセージを訴えるでもなければ泣かせにきているエモーショナルな作りでもない。
しかしたった82分という短いドラマを観たら震災当事者でなくても何か>>続きを読む
荒廃した近未来のディザスタームービーと思ったら、現代社会の縮図を列車に当て込んだ寓話のようなSF映画でした。
所々中だるみ感があって展開が重い部分もあるが、ビジュアルやアクション、ユーモアや登場人物>>続きを読む
ナチス占領下でのオランダでユダヤ人女性が生き抜く様を描いた映画だが、王道のストーリー展開に堂々とした演出で本当にヴァーホーヴェン作品なのかと面食らう。
だが主人公に最後まで悲劇を背負わせる底意地の悪>>続きを読む
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頭のおかしい人たちが唄い踊るミュージカル映画。
どーかしてるとしか思えない内容についていければ爆笑間違いなし。
役者生命が終わってもおかしくないようなふざけた演技をやりきっている出演者は最高です。>>続きを読む
ジブリ映画、と思って観ると完全に肩透かしを食らう。
主人公は寡黙だしナレーションや説明の類も一切無し。
昭和初期のリテラシーをある程度持ち合わせてないと何が起こっているのか全くわからないので、そりゃ子>>続きを読む
ストーリー的にはいかがなものかと言うか破綻してるというか・・・あらすじを説明すると非常にバカバカしく見える。
ところがカーチェイス・銃撃戦・惚れ惚れする銀行強盗シーン・おっぱい・サーフィンそしてスカ>>続きを読む
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いきずりの男と関係をもって妊娠したため修道院にぶち込まれて子供をとりあげられたあげく、アメリカの金持ちに養子として売っぱらわれてしまう主人公。
50年後、やっと行方がわかった時にはすでに息子はエイズ>>続きを読む
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87年度版のリブートだが、色んな方面に配慮した結果「薄くてマイルドなロボコップ」ができてしまった感が。
ケレン味溢れたアクションとかクソ野郎共をブチ殺す爽快感とかイヤ~な感じになる残虐描写とかがロボ>>続きを読む
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仮面ライダー部がまた集まってキャッキャやってるのを観るのはやっぱ楽しいね。
昔のヒーロー枠は「ポワトリン」「イナズマン」「アクマイザー3」と通というかマニアックというか・・・。ネーミングとかに色々仕>>続きを読む
ボンクラ4人組が醸し出す空気感が絶妙にいい。
「こいつらこれからどうなっちゃうのかな~」とついつい考えてしまう。
でもこの年になると「口ではなんだかんだ言ってるけど息子ラブ」な親父の方に親近感沸いて>>続きを読む
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はた迷惑なバカ達とキチガイの田舎者が織りなす血まみれグチョグチョ映画。
ホラー映画のお約束もおさえつつ意外な展開があったりしてそこそこ楽しめた。
だけど主人公含め登場人物全員の行動が意味不明過ぎて話>>続きを読む
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ルシウスが日本の風呂技術をローマに持ち帰る前半のくだりは(意外に)面白かった。
顔の濃い俳優がローマ人を演じるという悪ふざけみたいなキャスティングだが、割り切って観れば(意外と)違和感無く受け入れら>>続きを読む
ストーリーは荒唐無稽だが、アクションシーンはもっと荒唐無稽という頭を抱えてしまうようなバカ映画(褒め言葉)。
しかしジョン・ウーばりの「僕の考えたカッコイイ銃撃戦」はブラックユーモアに溢れていて腹を>>続きを読む
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劒岳を含む立山連峰の雄大さに息を呑む。
しかし雄大すぎてストーリーやディティールが大味になってしまっている感が。
「測量」という地味なテーマで映画を作る大変さはわからなくもないが、山岳会との競争、親>>続きを読む
テンポが良いので飽きずに観られる。
が、それだけ。
ストーリーもコメディも絶望的につまらない。
結果が決まっている歴史上の出来事を如何に面白く魅せるかがこういう映画の肝だと思うのだが、出来事を時系列>>続きを読む
ポン・ジュノ監督の長編デビュー作。
「グエムル」よりも生活に根差した韓国社会の恥部(唾を吐く、犬食、賄賂文化等々)をブラックユーモアで包みつつ見せつけられるので、外国人は眉をひそめながらも笑えると思>>続きを読む
泣ける泣けるとは聞いていたが本当に泣けた。
「そして父になる」と同様父親補正が入ってると倍泣けると思う。
同時に大人でも笑えるギャグ(むしろ子供にはわからない)も満載で何回も爆笑した。
特にラスト>>続きを読む
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グエムル被害者家族のアイゴーアイゴーや政府の責任を追及→デモみたいな流れはいかにも韓国人!って感じの演出で思わず笑ってしまう。
警察・軍隊・病院・政府など全てが主人公達の敵であり頼れるのは家族だけ!>>続きを読む
MI6内部の二重スパイ「もぐら」を巡るスパイ映画。
登場人物が多い上に呼ばれ方も人それぞれで、その上偽名まで使っているから人間関係を把握するのが大変。
状況説明や感情の機微も最低限の情報しか与えてく>>続きを読む
阿部寛が嫁と子供を連れて実家に帰るホラー映画。
何を言っているか分からないかもしれないが、実家あるあるみたいな感じの前半(後から考えれば色々不穏な空気は流れていたのだが)から一転、後半になって狂気と>>続きを読む
金髪ロリータがセーラー服を着て日本刀と銃を手にゾンビやロボットと戦いまくるという一歩間違えれば通報されかねない妄想を80億もかけて実現してしまったザック・スナイダーは偉大な変態としかいいようがない(褒>>続きを読む
予想以上のくだらなさに爆笑したりドン引きしたり。
かと思えば物凄い哲学的なテーマをぶつけてきたり、最初はエロ微笑ましい「中学生の妄想」が最後はメチャメチャ重くてシリアスなストーリーに繋がってきたりと単>>続きを読む
子供達の不憫さに感情移入してしまいのっけから涙腺が崩壊。
微妙な表情や台詞回しで悲しさ・寂しさをぽつりぽつりと表すのがつら過ぎて休み休み観ないと耐えられなかった。
家族とは、父になるということは、と>>続きを読む
色々な意味で心をぐわんぐわん揺さぶられる問題作。
インドネシアで100万人もの人々が虐殺された事や被害者が共産主義者(だと疑われただけの人も含む)なので西側諸国が虐殺を黙殺したことを全くと言っていい>>続きを読む
麻薬カルテルが絡む犯罪モノなのだが、サイコスリラーとかクライムサスペンスを期待して観ると完全に裏切られる。
その点は「ジャッキー・コーガン」と似てるかも。
マイケル・ファスベンダーが「軽い気持ち」で>>続きを読む
麻生久美子と安田章大の痛々しい日常を残酷なまでに描いているのでともすれば重い雰囲気になりかねないが、それを(居心地は悪いが)笑いとして成立させているので沈んだ気持ちにならずに鑑賞できる(キツいシーンは>>続きを読む
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一言で言えば”蛇足”それに尽きる。
魔法少女達がキャッキャウフフしてるのは観ていて微笑ましいし、前半のミステリー仕立てもワクワクできた。
だけどあれだけ綺麗に完結したTVシリーズを根本から覆しちゃ>>続きを読む